完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

最近思うこと    ~政治・サッカー「秋春制」~

2008年12月19日 | Weblog
私は中年である。

今日はブログをUpするつもりは無かったのだが、少々頭にきたのでUpすることにした。

麻生総理が日銀が「金利引下げ」の大騒ぎをしている最中に、ハローワークを視察していた。

麻生総理は「就職相談」をしに来ている若い男性にこう言った。

「自分がやりたいことは無いのか?」と。


政治家が「現状」が分かっていないのは折込済みだが、ことこの期に及んで、「やりたいことが無いのか」とは、どういうことだ?

それを持っていない人間なんていないわけが無いじゃないか!

今、この日本が迎えたことの無い「就職恐慌」において、自分の「やりたいこと」を封印して目の前の「生きる」ことのためにハローワークにきているのだ。

「夢」に目を瞑り、「目の前の飯」のために。

今の「この状況」において「やりたいこと」を聞いていくる麻生などと政治家はとっとと引退してもらうしか無い!

そうと思っているのは私だけだろうか・・・。

この人は結局、今の一般庶民のことなど理解する気はサラサラ無いのだろう。

もしその気があっても、今その「感性」は持っていないってことだ。

思わず麻生の映っているテレビを蹴り倒しそうになった。


民主党が提案した法案を参院委員会で通した時も、なんやかんやいいながら「強行採決するのは良くない」と言っている。
自分らがホンの1年前まで安倍内閣の時にやってきたくせに。

総理の支持率・自民党の支持率が下がってきても、森元総理が「マスコミが騒ぎする」と言って「気にすることは無い」とのたまっている。

皆さん、よく見ておいた方が良い。

ここ数年が「自由民主党の崩壊期」だ。

いかに戦後、栄華を誇ったこの政党が倒れていくかをその記憶にとどめる為に。


さて、コロッと話は変わってサッカーの「秋春シーズン制」について考えてみた。

私が「アルビレックス新潟」のサポーター(ほどのものではないが)であることは、このブログでも明かしてきたことだ。

そのことを前提に読んで欲しいのだが、犬飼基昭会長という人が秋春制に反対するチームに向かってこういった。

「移行に反対する社長の主張は、寒いからお客さんが来ない、というものがほとんどで、選手の目線がない」

・・・なにか食い違っている気がして仕方が無い。世界の事実上の標準語は「英語」だから日本人もこれから日本語をやめて「英語を標準語にする」と日本政府が無理やり決めたらどうなるだろう?

なんだかこの頃「麻生総理」のようなものの分かっていない人が、組織のトップに
たつことが多いな。

最低でも物理的な「雪」というものをどうするのかという方法を提示してから、
「秋春制移行」を提案してもらわないと、ただ「ダダをこねている」ようにしか
私には見えない。

日本の「制度・気候」を無視して「世界基準」だから合わせる!と言われても必ず
無理がくる。

誤解して欲しくないのだが「秋春制」を否定しているのではない。それにあわせることで日本のサッカーがもっと強くなるのであれば、最終的にはやるべきだと思っている。

しかし、やり方としても「自分に合わせない方が悪い」的な発言や行為は「感情的
」な対立を生むだけだ。

ちょうど、庶民の気持ちが分からずに政治を進める「麻生総理」のようだ・・・。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが自分勝手に物を進めても摩擦を生むだけだってことに気づきますように。
                          
                          may

2008年もあと「一週間」で終わりか~~。
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今年のJリーグ   ~残留争い編~

2008年12月12日 | スポーツ
私は中年である。

年の瀬となり何やかやと忙しく、なかなかブログもUp出来ずにいる。

さっきのニュースでやっていたが、民主党が参議院で雇用に関する法案を「強行採決」したそうな。

採決に先立つ質疑では、山本博司氏(公明)は「法案は(政府・与党の対応の)後追いで、年末年始の対応ができていない偽物だ」と厳しく批判したそうな。

・・・しかし、ホンの1年前の安倍内閣の時に、散々自分達がやってきてことを平気で
批判するのね。

まあ「立場」変われば、言うことも変わるって事か。ハイ、ソウデスカって何の抵抗もせずに
ことを進めるわけにもいかないしねぇ。


さて、今夜ガンバ大阪がマンチェスター・ユナイテッドとトヨタカップ準決勝で当たって、
3-5で負けた。

これをどう評価するかは、その人がサッカーをどういうものと捕らえているかによって
ずいぶん変わってくる。

私は、あの「マンチェスター・ユナイテッド」から「3点」を取ったという事実の重みを
少なからず受け止めるべきだと思う。

じっさい、その差は「小さく」無い。3.5:6.5で支配されている感じだった。
しかし、ホームであると言うアドバンテージを差し引いても、マンチェスターが
「気を抜いて対戦できる相手」ではなかったと思う。

昨年の浦和レッズが「守り」でACミランに0-1。今年のガンバが「攻撃」で3-5。
トヨタカップの方式が変わったことで、日本のクラブチームの実力がどの程度なのかは、
認識できるようになったというべきだろう。これはナショナルチームにおいても
良い判断材料になる。

私の予想では、ガンバは3位決定戦に勝って2年連続でアジアチャンピオンが3位になれる気がする。


と言うことで今年のJリーグの「残留争い」の話が遅くなってしまった。

結論から言うと、今年の残留争いは近年まれな「シビア」な物だった。
それは上位も下位も「星の潰しあい」が多く、札幌を除いては「要所」のゲームを
どう戦ったかが「決め手」になったと言える。

結果的に劇的な「ジェフの残留」がすべてを物語っている。

対照的に「ヴェルディの2度目の降格」も、Jリーグチームに何が「必要」か。が
問われる形となった。

ジェビロvsベガルタの入れ替え戦も最後までワクワクするゲームだった。

私にとっては「優勝争い」より、この試合の方が100倍面白かった。

来季はJ2が18チームになる関係で入れ替え戦がなくなるんだってね。Jリーグ幹部も
何を考えてるのかねぇ。こんな面白い試合をなくしちゃうなんて・・・。

最後に我がアルビレックスの話をさせてもらいたい。

最終戦「アジアチャンピオン」ガンバに3-2で勝利して、結果的に13位で残留を
決めた。

しかし、得点はリーグ最下位の「32」失点も下から6番目の「46」得失点差も「-14点」
良くぞこれで残留できたって感じ。

なによりも春先の「移籍戦」に出遅れ、ちょっとJリーグに詳しい人なら覚えていると思うが
チームの柱「坂本」の違約移籍が、チームの戦術を大きく狂わせた。

レッズに行った「エジミウソン」も、移籍金なし。(任期満了に伴い)そして、開幕4連敗。

本当にこれでよく残留できたよ。

しかし、前にも述べたようにこうした中でも「要所」での試合をうまく進めれば「残留」は
可能なのだ。今年はそうした意味でも「鈴木淳監督と松下」のおかげで残留したって
感じなのだ。

こうして、シーズンを終わってみてつくずく思うのである。

「Jリーグチームには『理念』が必要だ」と。

それの薄いチームほど不安定で下位に沈む。

アルビレックスも今年はそれをいやと言うほど思い知らされた。

J1に5年いて一時はレッズに迫る勢いだったサポーターの数も、はっきり分かるほど、
減少している。

来季が様々な意味で「正念場」になる。「プロスポーツ不毛の地」新潟のアイデンティティに
なりつつあるアルビレックスがどうなるかを、冷静に見つめていこうと思う今日この頃だ。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが来年のJリーグは「もう始まっている」ことに気づきますように。
                          
                          may

アルビレックスは横浜FマリノスからFW大島秀夫を獲得したぜ!矢野貴章じゃあんまり
たよりないからなぁ・・・。
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今季のJリーグ1   ~優勝争い編~

2008年12月07日 | スポーツ
私は中年である。

・・・毎年受ける「人間ドック」を今年も受けた。

最近Upしていなかったが、ダイエットの成果はそれなりにあって、このドックを
半分は楽しみにしていた。

現実に検査結果は、昨年より良かった。しかし、本当のところはあまりよくなかった
て気もする。

細かい結果はもう少し先にならないと分からない。怖いような、楽しみのような・・・。


さて、正確には今週末の「入れ替え戦」を終わらないと「シーズン終了」では、ないのだろうけれど、
ほとんどのことが決まっているので、Jリーグの今シーズンを私なりに総括して見ようと思う。

とにかくアントラーズが「連覇」を成し遂げたことは、はっきり言って予想外だった。

柳沢が抜け、小笠原もシーズン途中で「リタイア」しかし、それを埋める若手の台頭。

連覇の最大のポイントはこの「層の厚さ」だと私は思う。若手が入っても戦術や、
受け入れる選手達が「ぶれる」ことなく、ゲームを進めていった。

最終節直前の試合が象徴的だった。

それはジェビロ戦。後半ロスタイムでの勝ち越し。正に「勝ち方」を知っている。

この試合でほとんど優勝が決まった。「古豪ジェビロ」と「現チャンピオンアントラーズ」の差は
この「試合運び」の違いにある。

完全なるエースがいないことが、逆にこのチームの「強み」で誰が抜けてもあまり戦力が落ちない。

ただ、スタートダッシュに失敗すると後半でガンガンと勝ち続けるチームではない
・・・と思いたい。(実は昨シーズンは終盤ガンガン勝って逆転優勝だった)

そう思いでもしなければ、またアントラーズの「黄金期」が来てしまう。それはそれで
面白くナイジャン!


後はやっぱり「穴」の無いチームが、安定して上位に来たね。
ピクシーのグランパス・中村憲剛のフロンターレ。意外だったのがトリニータ。
我がアルビから移籍の「鈴木慎吾」の活躍がプラスに働いたのは間違いない。
(チーム最多出場時間だった)

予想外だったのが「ガンバとレッズ」

まあ、今年のレッズあたりに優勝されたらサッカーの面白さが半減してしまっただろう。
個々の能力が高いだけでは「優勝」出来ないってことを再確認できてよかった。
逆に言えば能力の高い選手達は自我が強いから、纏め上げるのがむずかしいってことだろう。

ガンバはホンの少し「何か」が足りなかった感じ。ACLに出場したことが「裏目」に
出たんじゃないかなぁ・・・。まあ、潜在能力は高いよねぇ。遠藤っていい選手だし。

繰り返しになるけれど「絶対的なエース」が、居ない鹿島が優勝したってことは、
これからの「Jリーグ・日本サッカー界」にとって良いことだと思う。

日本が「世界」を相手に戦っていくには、世界に対してこの「鹿島のような戦い方」を
すれば良いということだ。(って短絡的だけど)

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが今年のJリーグの激闘の余韻に酔いますように。
                          
                          may

今回は「優勝争い編」次回は「残留争い編」をお送りします。












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