完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

選挙終わるUp   ~東京選挙区と新潟選挙区~

2007年07月29日 | 時事ネタ
私は中年である。

・・・やっぱり、私の予想が当たった。

アジアカップ3位決定戦で、日本は韓国にPK戦で5-6で競り負けた。

あれほどギリギリのところでゴールを割れない試合は、どうやっても勝てない。
一つ一つのプレーを分析すれば、悪かったところが見つかるのは当然だが、
こうした時は、本当に「何をやっても」点が入らないものだ。

ましてや、相手は「韓国」。アジアの中で、韓国が一番負けてはいけない国。
それが「日本」なのだから。

相手が1人少ないとか、監督・コーチが退席処分になったとかは、私の
提唱する「勝負の流れ」の中では、何の意味もなさない。

今大会は「負の流れ」を初めから背負った大会だったようだ。

安倍ゾウリの「美しい国」と同じ位「抽象的」で意味の分からないことを
言っているとは百も承知だが結局、私の予想が当たったことが私自身の
「流れ論」に自信を深めざるを得ない。

まあ、オシムを替えるって事だけはやめた方がいいと思うけど。


さて、本題に入ろう。選挙が終わった。ほぼ思った通りの「自民大敗」だった。

結果については、様々な人たちが様々な分析をしているので、わたしが
Upすべきことなど無いのだろうけれど、気になった部分を極絞って
Upすることにする。

その私の選んだのは2箇所。「東京」と「新潟」である。

「東京選挙区店員5」じゃなくて「定員5」だが、ここは今の「日本全体」を
象徴している。まあ、日本の人口の1割が住んでいるっていうからねぇ。
当然といえば当然なんだけど。

まず「民主党」が早々に2議席当選を確実にして、安倍ゾウリの自民党に
「No!」を突きつけた。

そして、その自民党を支えている「公明党」が「政治と関係なく支持する人たち」
の後押しで1議席を取る。なんか変な話・・・。

「無所属候補のエース」川田龍平氏が4番目に当選。ある意味これも
「政治」とは関係ない理由で当選しているように見える。

最後に「例の」丸川珠代氏が当選。同じ自民党の現職重鎮「保坂三蔵氏」を
「蹴落として」の1議席確保・・・。

今回の選挙の「すべて」を凝縮したような結果だ。

特に「3年間選挙に投票していなく、納税しているかも疑わしいタレント候補」を
重鎮議員を落として当選させる都民性・・・。ちょっと私のような地方住民者には
理解できない。そんな詐欺師みたいな人に投票する人が7万人もいるんだ?
・・・だからこそ「東京」って気もするけど。

そして「新潟定員2」

結局自民1民主1で議席を分け合ったが、全国の2人区はすべてこの構図で
収まった。

開戦前に唯一「民主2」と独占していたのが新潟だったのだが、実はこれには
からくりがある。

民主県連他が絶大な応援をした「越後の暴れん坊、黒岩宇洋」は、自民党議員が
任期途中で死去したための「補欠選挙」で当選していたから、この改選時に
2議席独占のように見えたのだ。

つまり、同じ民主党議員の森ゆうこ議員と黒岩議員は直接選挙で闘ったことが
無い。

新潟県はここ数年政治の流れが劇的変わってきているが、例の「田中○栄」を
持ち出すまでも無く「保守地盤」が盤石なところだ。

定員2のうちの1を抑えることは、それほどむずかしくないはずなのだ。

結果として、民主党新潟県連からの応援は皆無。「孤立無援」の状態であった
森ゆうこ氏が僅差ながら「組織票」を持っていた黒岩氏を破って当選。

テレビでも中継された森氏の当選現場には、新潟選挙区で民主党衆議院議員
菊田真紀子氏や西村智奈美氏が、県連幹部に言われたらしく祝福に来ていたが
壇上に上げさせることを、森氏もスタッフも許さなかった。(まあ、気持ちは
よくわかるわなぁ。今ごろ遅いんだよ!)

いろんな事情があるだろうが、同じ民主党で片方に全く何の支援もしない
というのはまずいよねぇ。(なんかフカ~イ訳がありそう・・・)

「選挙で勝つ!」ということは、本当に難しいことなのだろうとつくづく思う。

民主党の戦略、執行体制が必ずしもうまくいっていないことを、日本全国に
知らしめることになった選挙区だったろう。

これだけの「自民惨敗」の結果がでても「首相続投」と言っている安倍ゾウリだが、
まあ、自分の任命した大臣達のあれだけの「失言・失態」に「責任が無い」とか言う
人だから、当然首相である私にも「責任がない」って開き直ることは予想できた
けどね。

まあ、このまま安倍ゾウリにしておくと、次の衆議院選挙の時にヒドイ影響が
でると思うけどなぁ。自民党も「箍(タガ)」が緩んだものだ。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが「政治通」になって、政治に必要なものは「議員・政党
たちの緊張感なのだってことに気が付きますように。
                          
                           may

また予想しますね。今後一年、いや10ヶ月のうちに「衆議院議員選挙」が
行われます。ほぼまちがいないな。










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最新スポーツ話題、二題    ~アジアカップと織田信成~

2007年07月28日 | スポーツ
私は中年である。

・・・先回のブログでアジアカップでの日本の敗退を予想したが、
「当たって」しまった。

なぜそうした予想になったか。

それはやはり歳を取って「流れ」が読めるようになってきたからだろう。
困ったことに「ネガティブ」な流れは特によく分かる。そして、それが
かなりの確率で当たっちゃうんだこれが。

今回のアジアカップのことは、既に様々言われているので自分では何か言う気は
無いのだが、日本代表の先のことについて少し触れておこう。

日本代表監督オシムの言いたいことは良く分かるし、目指している物も
今回の大会でよく分かった。

そうした中で日本代表に必要なもの。それは「潜在的な攻撃精神を持った
天才FW」だろう。(そんなのが欲しいのは何も日本代表だけでは
ないのだが・・・)

とにかく、オシムがそう教えているのだから仕方が無いのだが、サウジが中盤でも
しっかりとミドルシュートを打つのに、わざわざ窮屈なところに自分から
行ってシュートのタイミングを失っているように見える。

途中から入った羽生が打ったのと、憲剛と俊輔の両中村が外したシュートの
3本くらいしか相手の予想を裏切ったミドルは無かったろう。

Jリーグでは「匂いを嗅ぐ」タイプの佐藤寿人も国際大会では目立たないし・・・。

そんな時に、一人で事態を打開できる「天災FW」じゃなかった「天才FW」が
いれば・・・。

まあ、日本にそうしたFWは過去に僅か二人しかいなかった。

「釜本邦茂」と「全盛期のカズ」だけだろう。本当の最強の日本代表が生まれると
すれば、彼ら並の「天才」が出現した時だろう。私が生きているうちにそうした
サッカー選手がでてきてほしいなぁ。

今日3位決定戦があるけれど、私がオシムなら「ホンキ」じゃ戦わないなぁ。

確かに「因縁のライバル」だけど、オシムにとっては「消火試合」以外の
何物でもないもの。

次回の「アジアカップ予選免除」なんて、自分が監督でなくなっていることが
間違いないし、関係ない。

また、余計な予想してしまうけれどたしか「1-2」で負けるか、PK戦で
負けるんじゃないかな。

こうした試合の時は、どっちが「こだわってるか」が運とかの天秤に影響する。
とすると「日韓戦」に対するこだわりはいつでも間違いなく「韓国の方が上」
だから、僅差で負けるって予想です・・・。

まあ、がんばってください。


さて、字数もかなり多くなったので最初のタイトルと違うことをUpして
締めくくろう。

昨日のアクセス数が驚異的なもの(ってたいしたことないんだけど、いままで
最高だったもので)でビックリした。

なぜだろうと思ったら、一年以上前に「織田信成」のことをUpしたのに
アクセスが集中したらしい。

今回の「酒気帯び運転」のことは、単純に見れば、彼自身が「有名税」の
重さを知らなかったってことでしょう。

二十歳のおとこが酒気帯び運転した、なんて事件は一日に数百件はおきている
のではないだろうか?(つかまるかどうかは別ですよ)

そうした中で、固有名詞「織田信成」という人物が起こしたとなると、これだけ
の「騒動」になる。

でも、彼はそんな「大物」か?ほかに大きな記事がなかったからじゃないのかなぁ。

まあ、フィギュアスケートに関しては、一過言ある私としては「いい薬になった」と
思う。彼は少々「図に乗っていた」感が否めない。(この間のエキジビション大会
でもちょっとその感じが出てた)

昨年の「未成年の時」とか「相手のある事故」でなかったから、競技生活に
重大な影響も無いだろうし、ここで自分の存在がどれだけの大きさであるかを
再認識するいい機会になったろう。

また、他のフィギュア選手たちもこれで気が引き締まっただろうし。

何事も「災い転じて福」となさなきゃ。「人間万事塞翁が馬」ですから。
(どういう意味なんだろう?)

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが「スポーツ通」になって潤いのあるプライベート生活を
過ごせますように。
                          
                           may


しかし、浅田真央の来シーズン(あ、もう08シーズンて始まったんだっけ?)の
ショート・フリーのプログラムがどんな曲だか、喧々諤々になってるね。







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知らなかった「大人物」の死   ~政党創成期のこと~

2007年07月23日 | 時事ネタ
私は中年である。

サッカーのアジアカップで、日本代表がベスト8入りを決めた。

スポーツの時空の流れというのは、一般的な我々の時空の流れとべつになって
いるように感じる。

前回のアジアカップが、どこであったか覚えているだろうか。私は即座に
「中国・重慶」と答えることが出来る。

決勝がどことの対戦だったか覚えているだろうか。それも答えられる。
「中国」と。

で、決勝戦のスコアは「2-0」とも答えることが出来る。

この大会の時、決勝トーナメントである意味「ドーハの悲劇」に匹敵する
記憶に残る「歓喜のPK合戦」があったと言えば思い出す人も多いのでは
無いだろうか。

中村俊輔・サントスと続けて2人がPKを外し、キャプテンの宮本が
ゴールサイドを変えることを審判に提案して、本当にサイドが変わったあの
試合だ。

あの時、GK川口は2人目以降の3人のPKをすべて止めて見せた。
(まあ、正確には相手が「外し」てくれたんだけど、それもGKの技の一つ
 だからね)

さらに、昨年のワールドカップの因縁の相手オーストラリアとの対戦を
見ていると、その4年前のアジアカップがいやに近く感じるのに、ワールド
カップは「遠い昔」のように感じるのはなぜだろう。

思うに、同じ「国際大会」といっても、その雰囲気・重み・選手の気合いみたいな
物はアジアカップとワールドカップでは、全く違うものなのだろうなぁ。

ただ、自分のなんとなくの予感なのだが、日本はアジアカップに優勝できない
ような気がする・・・。何の根拠も無い、私個人の予想だけど。


さて、この間の日曜日のワイドショーで知ったのだが「宮本顕治」が亡くなった。

「誰?」とか言われてツッコまれそうだが、今の政党の創成期からの活動家で
「日本共産党の生みの親」ともいえる。

この人から見れば、今の志井さんも市田さんも「子ども扱い」だったろう。
もっとも98歳で、どれくらいの自意識があったかはかなり怪しいけれど。

「共産党」なる政党は、私が生まれた時から存在していたが、物心ついた時から
その存在に対する世間の目は「冷ややか」だったように思える。

マルクス・レーニン主義などというお題目は、今や完全にコケが生えつつあるが
「帝政ロシア」から「ソビエト連邦」になる過程で、そして「東西冷戦」が
始まるにおいてのキーポイントになる思想だったろう。

少年期から青年期において、思想的な部分が白紙の状態の時にふと見る国会中継
での「不破哲三」書記長の言論闊達な質問を聞いてオーラを見た気がした。

今やさらにコケが生えそうな「組合活動」なるものに、身を少し滑り込ませた
中で「社会主義・共産主義」を知らされた。

現実の日本の生活の中では、政治的逼塞感がまだあまりないその当時でも「社会の
矛盾」は若い自分には腹立たしい限りだった。

その当時のは、間違いなく一つの希望が社会主義・共産主義にあったと思う。

その当時でさえ「宮本顕治」の名は私の耳には届いていなかった。

このブログのどこかに「小説 吉田学校」の話がUpしてあるはずだが(大宰相と
いう漫画のことになってるかもしんないけど・・・)その本で、日本における
政党の成り立ちを読んで「日本共産党」のことを少し知り、立花隆氏の「研究
日本共産党」を読んで「本当のこと」を知った。

日本の民主主義なるものが出来る中において、戦前から忌み嫌われた共産主義を
唱えついに「老衰」で死んだ宮本氏。

ホンの少ししかそうした事をしらない私でも、日本の政治的変革に感慨深い思いを
抱かずにはいられない。

これからの日本はどうなっていくのだろう・・・。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんながむずかしい政治のことを理解しなくても、政治に興味を
持って「選挙に棄権」なんかしませんように。
                          
                           may

でも、共産党が理想の政党だなんて思ってるわけでは絶対無いけど。

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そんなことも確認しなかったの?  ~丸川なんとか候補にかこつけて~|

2007年07月19日 | 時事ネタ
私は中年である。

「中越沖地震」のことについてUpしたいことは山ほどあるのだが、
今はUpしないことにします。

何の根拠も無いが「一生で大きな地震に遭うのは一度だけ」という、かなり
確信的なものが打ち砕かれたせいもあるが、地震に遭った感覚は結局SEXの
経験と同じくらいに「口で説明」しても意味が無い。

・・・あれは、経験してみなければ絶対分からないよ・・・。ホント。

それに付随して様々な問題が噴出しているけど、人が注目しないような
それでいて皆に知らせておいた方が良い事が出てきたらUpしようと思う。

さて、参議院選挙も近くなってきたが、この「中越沖地震」も少なからず
その選挙結果に影響するだろう。

新潟選挙区の店員は、違った定員は「2」

なんと「民主党独占」なのだ。

それには理由があって、任期途中で自民党議員が物故してしまい「補欠選挙」が
行われそこで民主党候補が当選したからだ。

これはこうした通常選挙で民主独占を出来るということとは意味が違う。

日本人のバランス感覚では、2名の定員を二つとも一つの政党に独占させることを
好まない。


しかも今回の地震で、様々な理由で自民党に有利に事が運びそうに見える。

理由としては

    投票所の確保等の選挙そのものの混乱。(こうしたことはなぜか与党に
    有利になる)
   
    選挙入場券をなくした人が多いだろうが、それを理由に投票しない人が
    多くいそうだ。

    安倍総理の早期の災害地訪問。(当たり前の行動なのだが、それによって
    高齢者は、こうしたことに感激するからなぁ)

それもこれもなりより「選挙どころじゃねぇ!」っていって投票に行かない人が
大勢居そう。(投票率が下がるとだいたい与党が強い)

どちらにしても、接戦が予想される時に民主が減って自民が増える予想は
あまりおもしろくない。


ということで、自民党の丸川某という元アナウンサーの参議院議員候補の話。

Upするのが遅くなって、もう書くことも無いのだがアメリカに留学だか
仕事に行っていて、3年前に帰国して住民票を移していなかったという。

つまり彼女は、その間日本の「選挙」に行っていなかったことになる。

・・・私も中年と名乗るようなって世の中が「きっちり」と行われているのでは
なく、随分いい加減に進んでいることも充分理解している。

しかし、やはり「政(まつりごと)」というのは、どこかに一線があってそれを
越えてはいけないものだとおもう。

随分前にどこかに書いたが、交差点の黄色信号で止まらず突っ込む人間が
いまとても増えている。

それが、今の政治の場でも同じように「黄色信号」で突っ込む人間が増えている。

丸川某も同じだ。

自分でこの3年間選挙にも行かず、自民党にそそのかされて分かったような
気になり自分では「投票」もしていない「選挙」に立候補した。

誰よりも、自分が選挙に行っていないことは知っていたはずだ。

自分が投票に行っていないのに、市民に自分に投票して欲しいと言う。

・・・大臣達の不用意な発言も、丸川某の立候補も安倍ゾウリの求心力、いや
自民党の政党としての力が衰退して末期的に思える。

今、政治に変革を求めるのなら、とにかく投票に行って政治家たちに「緊張感」を
かんじさせようじゃありませんか!

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが何においても「一線」を守って生きますように。
                          
                           may

だいたい、タレント議員に「りこう」な奴はいないなぁ。それらに目をつける
自民党、それらに投票する国民。情けなくなるよ、ホント。



    



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お、おどろいた!!!   ~新潟県中越沖地震~

2007年07月16日 | 時事ネタ
7月16日10:13 新潟県中越沖地震が起きた。

海の日ということで、私は田んぼの畦の「草刈り」をしていた。

中越地震から2年半が経って、もう自分が生きている内にあんな大きな
「地震」にあう事はないだろうと思っていた。

大きな農業用水路の周りを草刈鎌で刈っていると、大きなダンプカーが近くを
通った気がした。(これが実は「地鳴り」なのだ)

その後、しゃがみこんだ私は用水路に投げ出されそうになった。

        「地震だーー!!!」

中越地震の時の「イヤ~な感じ」が胸に押し寄せてくる。

あわてて、道路に駆け上がり軽トラのラジオのスイッチを入れる。

ラジオのアナウンサーが、慌てながら「震度6強」の地震であることを告げる。
私は、我が家に残した2人の娘が心配になり車に乗り込んだ。

       (こんな時に限って・・・)

休日であるから、娘は二人とも家に居る。

女房は休日出勤。親父は朝早く出かけてしまった。娘二人だけなのだ。

玄関を開けて怒鳴る。「大丈夫か~~~!!!」

    「・・・怖かったよーーー」

とにかく無事のようだ。

前回の中越地震で経験済みだから分かってはいたのだけれど「携帯」は
ほとんど「役立たず」になる。

普通電話も、パニックに陥り回線がパンクするので通じなくなる。

親戚関係は前回のこともあるのでそれほど心配はしていないだろうが、
全くの音信不通というわけにはいかない。

仕事場も気にかかる。


不思議なもので、こうしたことが起きても惨事になったところ以外は
「平穏な生活」がそれほど変わらない。

私のようにアタフタした人はほとんどいない。

一つ先の田んぼにいた親父さんは、何事も無かったかのように農作業を
続けているし、隣の婆ちゃんは洗濯物を干していた。

家の娘達もテレビを点けっ放しにしてマンガを読んでいた。

・・・しかし、その誰しもが心の中まで「平穏」でいるわけではない。

人間、あまりに突然に想像を超える体験をすると思考が止まってしまう。

皆その状況なのだ。

ありがたいことに、先回のようにライフラインが止まることも無く、
私の地域は、ほとんど被害無しだった。

しかし、中越地震では40km足らずの、今回では60km程度しか
離れていない場所での大惨事。

本当に「運が良い」としか言いようが無い・・・。私のようにすぐに「最悪」の
ことを考えてしまう「中年」には、本当に「肌粟立つ」体験だ。

私の町では16日はお祭りの最終日で花火大会。

中止にもならず7:45から派手に花火が上がり始めた。

今更ながらの言葉になるが、数少ないこのブログの読者の皆さんに送る。

     「不幸はどこに転がっているか分からない」

しかし、そうした不幸に遭遇しても不思議なことに「生きていること」が
終わる瞬間まで人間は、呼吸をして、物を食べて、寝て、笑って、Hなことを
考えて(これは余計か・・・、でも不幸の最中でも大声で笑うし、スケベなことも
考えるんだよね)生きている。

      「喜びも悲しみも立ち止まりはしない」

この地震で亡くなった方々に心からお悔やみを。合掌。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが「天災」に遭っても、人間の生きる力を信じられますように。
                          
                           may

新潟は負けません。何度でも立ち上がります。



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「ヒゲのウヰスキー誕生す」読み終わりました。2  ~ついでに週末の酒~

2007年07月14日 | 
私は中年である。

台風4号が近づいている・・・。

私は台風が大嫌いだ。

子どもの頃は、風の吹くのがうれしくて仕方なかったし、風が吹いたくらいで
眠れないことはなかったのに・・・。

最近はちょっと風が強いだけで夜は眠れなくなる。

中年のおじさんは、いつもいつも「最悪」のことばかりを考えるからねぇ・・・。

☆☆☆「史上最強の台風」だって・・・コワイよう~~。14日8:53☆☆☆

ということで既に三連休の最終日の朝になってしまった。

久しぶりに本の話をしようと思う。

川又一英著

    「ヒゲのウヰスキー誕生す」

               読み終わりました。

「古本屋」を覗くのはとてもおもしろい。

読みたい本を探すだけなら、普通の本屋と変わらない。

古本屋に入るなら「珍品」を探すのが主になる。すでに廃版になった本を
中心に見るのが楽しい。

自分の趣味にあったものがあれば尚うれしい。

今回の著書などはその際たるものだ。

このブログのカテゴリー(酒)を見てもらうと分かるのだが、洋酒にもそれなりの
興味がある私にとって「日本の洋酒事情」は、是非知りたい事柄の一つだった。

「竹鶴政孝」なる人が「日本のウヰスキー」の父である事はおぼろげながら知っては
いた。

この本は、その竹鶴政孝氏の半生を綴っている。

☆☆☆台風4号は、こちらにはほとんど影響無しでした。16日8:52☆☆☆


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今年のウィンブルドンUp ~テニスブームの世代~

2007年07月10日 | スポーツ
私は中年である。

前歯を治療していることは、前回のブログのマクラに書いた。

知っている人も多いと思うが「前歯の差し歯」は、保険の利くものであれば
2~3000円でつけられるが、ただのプラスチックなのですぐに染まってしまい
あまりきれいにならないという。

そして、セラミックにするときれいで丈夫だという。
その金額・・・・84000円。

私の数か月分のこづかいになる。

そうしたことになるのがイヤで、若い時から一生懸命歯磨きをしていたのにぃ。
中年のおじさんだから、安い保険の利くのでイイや!って思えればいいんだ
けどねぇ。

さて、私等40代半ばの人間は「テニス・ブーム」にブチあたった世代だ。

そこら辺は、昨年のウィンブルドンのUpを読んでもらうと分かる。
(7月10日ヒネクレ者のスポーツ観戦参照)

今でも、たまにテニスがやりたくてウズウズするときがある。
思うにテニスというスポーツは、やはり「余裕」を楽しむスポーツなのだと思う。

プロのテニスも、いかに短い試合でも1時間半ほどはかかる。見る方も
当然だと受け入れて観戦するわけだ。

今回の男子シングルス決勝は4時間近くかかったはずだ。

全てのスポーツが「短縮化」を図り始めている中でも、かなり時間の長いスポーツだ。
芝のコートでは特にストロークが続かないので、打ち合っている時間より
「間合い」の方がひどく長い。しかも奇数ゲームの間には「90秒」の休憩がある。
そんなスポーツはテニスだけだろう。

男子決勝の結果は、ご存知の通り「ロジャー・フェデラーの5連覇」で終わった。

この試合を見て、中年のテニスファンは「ビヨン・ボルグの5連覇」を思い出した
人も多いだろう。

当時の日本のテニスブームのきっかけになったと言って過言ではない
マッケンローとのファイナルセットを戦う激戦を。

自分がテニスをやらなくなっても、ずっとウィンブルドン・USオープン・
ジャパンオープンとテニスのテレビ中継のあるときはほとんど見てきた。

しかし、自分がプレーしなくなってしばらくしてからプロテニス界はあまり
おもしろい方向に行かなくなった。

「オールラウンドプレーヤー」が「ランキング1位」にいるようになったからだ。

詳しくは、上に示した昨年のブログを読んでもらいたいのだが「なんでも
ソツなくこなす」なんていうプレーヤーが勝ち進むのは、見ていると面白みが
全然ない。

そのおもしろくないテニス界が、昨年あたりから変わってきた。

「ラファエル・ナダル」というプレーヤーの出現が状況を変えている。

某国営放送のアナウンサーがフェデラーを「芝の王者」と呼び、ナダルを
「赤土の王者」と呼んでいたが、ウィンブルドンの前のグランドスラム大会
フレンチオープンで同じフェデラーと決勝を闘い、勝ったのがナダルなのだ。

老婆心で説明するが、テニスにおけるグランドスラムは、全豪・全仏・全英・全米
(オーストラリアンオープン・室内,フレンチオープン・土,ウィンブルドン・
芝,USオープン,ハードコート)という4つで、コートサーフェス(質)の
違う大会の世界一を決める大会になっている。

実際にプレーしてみると分かるのだが、コートサーフェスが違うと全く違う
スポーツをしている感がある。

ナダルはフェデラーと全く逆の強烈なスピンをかけるストロークを武器に
遅めのサーフェスでは圧倒的な力を発揮する。

こうした対比的な対決がなければ、どんな世界もおもしろくはならない。

今回のフェデラーの5連覇はボルグの5連覇の酷似している。年齢も
油の乗り切る20代半ば、出身国がヨーロッパの小国(フェデラーがスイスで
ボルグがスウェーデン)決勝の相手が若手のホープ等々。
タダ一つ違うのは、相手がサーブ&ボレー中心でなくストロークプレーヤーだと
言うこと。

ボルグが6連覇の目指した1981年の決勝がどうだった覚えている人が
いるだろうか。

やはり、同じマッケンローが相手でフルセットを戦ってボルグが敗れている。

そのことまでフェデラーは「なぞる」のではないかと思う。ナダルと3年連続で
決勝を闘い、フルセットで敗れる・・・。

その時こそ「時代が変わる」瞬間になる。

ボルグはそれ以降急速に力を失って、マッケンローが中心にテニス界が回りだした。

やっぱり、いかに強くてもオールラウンドプレーヤーのテニスはおもしろくない。
来年が楽しみだ。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんながスポーツにも、長い歴史がありそのことが今を盛り上げている
ことに気が付きますように。
                          
                           may

女子決勝はUpするのに値しないくらいおもしろくなかったな。



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ホンキで楽しむには。   ~スポーツ観戦の極意~

2007年07月06日 | Weblog
私は中年である。

昨年の今頃も、同じような内容をUpしていたような気がするのだが、
歯医者にお世話になっている。

男の「老い」は「ハ・メ・○○」でやってくるといわれる。

「歯」「目」「○○」である。

昨年は「歯槽膿漏」で歯がグラグラして、ついにブリッジになった。
今年は一番前の歯の治療跡が欠けてしまった。

なんとも正に「中年の老い」を自覚させる出来事だ。

いざとその時が来ると悲しいなぁ・・・。「中年」である。

ということでマクラを終わろうと思ったけれど、また出てきた「農相の疑惑」に
対する安倍ゾウリの会見が気になった。

あの安倍ゾウリ、「イッちゃって」ません?不貞腐れているというか、目の焦点が
定まっていないというか・・・。

まあ、ここまで来ると「かわいそう」になってきたけどな。

散々マスコミやTVで言っているけど、私が重要だと思っていることを
ダブルマクラにする。

彼らは本質的なことに対して「ケジメ」をつけていない。
久間がやめたのも「発言」に対してではなく「参院選に影響があるから」といって
辞任したのだ。「発言」そのものが悪かったとか、自分の認識が間違っているとは
思っていないのだろう。

安倍ゾウリもチャンと「説明をした」とは言わず、「したと聞いている」としか
言わない。任命責任において説明させるとか、本人が出来ないのなら任命責任者と
して替わりに国民を納得させる事をしていない。

どこか「他人事」に聞こえるのだ。今回は怒り・呆れ・なげやりな総理会見
だったって気がする。

「金に汚くて仕事の出来る人」と「清廉潔白だが仕事の出来ない人」
ある意味究極の選択なのだろうなぁ。


本題に入るのが遅くなったが、今回は私なりのスポーツ観戦方法をUpしようと
思う。

さる6月30日にJリーグの前半最後のゲームを観戦してきた。
随分前にUpしたのを覚えている人がいてくれるだろうか?私は「アルビレックス」
のサポーターなのだ。

年に2~3度しか観戦に行かないユルユルのサポーターではあるが・・・。

親子や夫婦・カップルの多いグループの中で、一人気合いを入れてレプリカを
着て、タオルマフラーを首に巻き、名物の「勝ちの種」(岩塚製菓から発売
されている「柿の種」のアルビ応援版)をバリバリと食べながらのサポートだった。

日本代表に召集されているアルビの「矢野貴章」と同じくサンフレッチェの
「佐藤寿人」プレイスタイルの対照的な凸凹FW対決が見ものだった。

・・・ということで、私がサポーターだから言うのではないが問題があった。

隣のカップルがほとんどサッカーを知らないのだ。

すでにJリーグが始まって14年。しかも新潟アルビサポーターといえば
浦和レッズサポーターと日本一を争う観客達だ。

カップルと言っても40代前半のカップルであったから仕方のない部分も
多いのだが、最低ホームのアルビレックスの選手の名前くらいは覚えて
来て欲しい。

ゴール裏の熱狂サポーター達のコールを聞いてもチンプンカンプン。
カップルがボー然と適当に拍手をしているだけ・・・。

無理矢理つれてこられたのでなく、自分で申し込んで観戦に来たのであれば
「予備知識」を全く持たずにくるのは「楽しみ」や「見どころ」を随分味わわずに
時間を過ごすことになる。・・・せっかくの生観戦なのに・・・。

中年親父になると「時間を無駄に使う」事が一番の「罪悪」に感じるようになる。
それは他人であっても同様なのだ。

私はJ2時代のアルビ戦を「まあ、一生一度くらいサッカー観戦をしてみよう」
と思ってスタジアムに行き、あの「熱気と興奮」に参ってしまいサポになった。

隣のカップルは、そうはならないのだろうな。

「時は金なり」の意味を深く深く知る今日この頃なのだ。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんながどんなスポーツ観戦にいく時は、それなりの予備知識を
身につけてからいきますように。
                          
                           may

ちなみにサンフレッチェ戦は観客40000人を越え、2-1でアルビが
勝ちました。
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パーか久間大臣?    ~失言とかじゃなくて~

2007年07月02日 | 時事ネタ
私は中年である。

前にこのブログで参議院選挙までに「何かが起こる」と予想していて、事実
松岡大臣が自から命を絶った。

何かとは思ったが、そんな「生きる死ぬ」ほどのことではなくて、今回の
「しょうがない発言」くらいのことだと思っていたのが本音だ。

逆に言えば、あれほどのことが起きればこうした「失言騒ぎ」は、もう出て
こないだろうと思っていたのだが、見事にやらかしてくれました。

週末のモーニングショーでは格好の材料になって、当然、参議院選挙に影響が
出るだろう。

安倍ゾウリになってからとにかく「閣僚の失言」が続くが、ゾウリの対応が
「かばい続ける」のであると閣僚は「どんな失言も許されるんだ」ってことだ。

この「時期」に、この「内容」の発言で「撤回」も「陳謝」のしない。(陳謝したのは
「誤解」を与えたことにであって「発言内容」については陳謝も撤回も
してないですね)

昨日の党首討論でも、安倍ゾウリはホントに「坊ちゃん」なのね。

政治家に「感情を持つな」などという気は無いが、ああしたメディアで露骨に
顔付きや喋りに「感情」が表れたのでは、何の駆け引きもできない政治家と
思われても仕方があるまい。

こうした失言に、しっかりと「ケリ」をつけずにいると「松岡大臣」の時のように
本人自身プレッシャーに負けてしまうことがあるんだってことに、ゾウリは
気が付くべきだと思うけど。

とにかく柳沢大臣も、久間大臣も単純な「言葉の選び方の間違い」であるなら、
かばい続けることも意味を見出すけれど、二人の大臣の感受性の中に
あの発言の内容のことが「存在する」事自体が「罷免」する理由になる。

たとえば、考えているだけならもしかすると許せるかもしれないが、
二人の発言は「大臣」という人が持っていてはいけない考えなのだ。

そして、この二人を切れない・切らない総理大臣もその意味が分からないなら
総理でいてはいけない人間なのだ。

この時期・この状況でうっかりであろうと、恣意的であろうとあの発言が
出てしまう政治家は、本当に「スゴイ鈍い感性」だと思う。

ということで、ついに久間氏「辞任」しました。

「遅きに失した」と一般市民が言ってましたが「その通り!」

安倍ゾウリも今回の「失言騒ぎ」が前の幾つかの失言と同じだと思っていたのだ
ろうか?いや、分かっていたけど、前回・前々回にちゃんとした対応を
取っておかなかったことが「足かせ」になって罷免できなかったのだろう。

とにかく「罷免・更迭」でなく「辞任」なのは、傷口を大きくしたね。

末期的な選挙戦になりそうですなぁ。これで自民党が勝つようであれば
正に今まで起きた政府・行政の「失策」を許す人が多いということになる。

まさかそんなことは無いと思うけれど、とにかく夏休みの最中だろうが
なんだろうがチャンと選挙に行って、自分の気持ちを政治に反映させようぜ!

「小さなこと」からしか「大きなこと」は動かせないことを忘れないように!

久間の後が小池・・・。こんなベタな人事よくできるなぁ・・・。
まぁ、参院選挙後には「内閣改造」どころか「総理更迭」になるかもしれない
可能性が高いわけで、数ヶ月間誰がなっても関係ないか。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが政治的不安定な世の中を変えるのが自分自身の「投票」って
行為だってことに気がつきますように。
                          
                           may

宮沢喜一(元総理)が、亡くなったことをUpしようと思ってたのに・・・。


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