完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

やっぱり裁判員制は・・・   ~「お上」から貰うもの~

2009年06月02日 | Weblog
私は中年である。

しかし、結局二階俊博経済産業大臣の「西松パーティ券購入事件」は「不起訴」なのね。

党首討論で、いみじくも麻生総理が鳩山代表にに向かって「説明責任を果たしていない」と言い続けたが、百歩譲っても二階大臣も正に「説明責任を果たしていない」のではないだろうか。

前々からいっているように「水戸黄門」「必殺仕事人」「遠山の金さん」等々の時代から、日本人はこうした「袖の下」「ワイロ」と言うものが脈々と受け継がれてきたのだ。

未来永劫こうしたものはなくならない。

よく考えて欲しい。

これを読んでいるあなた個人が「絶対にそうしたものを送ったり、貰ったりしない」と言い切れますか?

もっと細かいことを言えば、あなたは車を運転して一度も「スピード違反」をしないですか?

「捕まったことがあるか」と聞いているのではないですよ。

故意か偶然かは問題ではない。現実に規制されたスピードを超過して運転したことがない人はいないだろう。

日本人のお金に関する感覚・倫理観なんて、その程度でちょっとあざとい人が「我々庶民は良いけど『政治家』はダメ!」なんて言う。

逆に今の世の中、政治家の方が庶民よりよっぽどそうしたものに対して「鈍い」物だ。

結果的に政治家が「私腹を肥やす」ためでなく「政治活動」のためにある程度の金を集めるのは、私は「仕方のないこと」だと思っている。

現に「お金を集めること」の出来ない政治家は、結局大物どころか小物にさえならない。そんな人のところに人間が集まるわけがないのだ。

そして、間違いないのは、こうした政治家を作り出したのは私達「国民」自身なのだ。


政治家を責めるのなら、まず、自分自身が「天使のような清廉潔白さ」を身につけなけていなければ、その権利はないのではないだろうか。

            >>>続く<<<
コメント
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