完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

やっぱり、思った通り「批判」したね!(笑)   ~サッカー日本代表vsミャンマー戦~

2019年09月11日 | スポーツ



私は初老男である。







昨日のワールドカップ2次予選の結果について






         「あまりに思った通りの反応」





                      に笑ってしまい、Upする気になった。






結果はもう皆さんご存知の通り。






               2-0 日本の勝利





                             である。





前半の10分に中島翔哉の左45度からのシュートが決まり先制。これは彼の「得意のシュート」だ。







私の過去の映像ライブラリーの中で、彼のユース時代この位置からのシュートが何度も決まっていた。







更に16分南野拓実のヘディングで追加点。これは、その前の堂安のラストパス(またそれ以前のパス交換)の見事さが秀逸。









世間やマスコミは、この「2点しか取れなかった」ことにについて「ワーワー」言っている。







あまりに思った通りの反応だ。








現実にこの後の日本代表の攻撃は2~3点取れておかしくなかった。まあ「取るべきだった」とも言えなくもない・・・。(そこが批判の集中する理由なんだろうけど)








後半に久保や鈴木武蔵を投入したのであれば、当然まわりは追加点を期待しただろう。







それは、私も同じであるが・・・・。








前回のUpでも記しておいたのだが、サッカー日本代表はすでにワールドカップBEST8を完全に射程に入れている実力がある。







しかし、それは格下相手に「大勝」することと「=(イコール)」ではない。







「あの状態のアウェー」で、前半で2点を取り、ほとんどピンチらしいピンチを迎えずこれからkeyになるであろうプレーヤーを使うことが出来て「ケガ人を出さなかった」(これが実は一番よかった)のだ。







さらに私が一番感心したのが・・・・。







先制点を挙げた中島翔哉がほかの選手と笑顔で輪を作っている映像のすぐ後に「ほとんど表情を変えずにメモを取る森保監督」が映し出されたことだ。






いままでの日本代表監督で、これほど冷静であった人を見た覚えがない。






日本代表のアジア予選の初戦というのは「苦戦する」のが定番であり、それこそがワールドカップBEST8に残れない一つの理由だった気がする。





しかし、今回森保監督の頭の中にはたぶん敗戦どころか苦戦するイメージさえなかったのだろう。






事実「ほぼ思い通り」のゲームができたのだから・・・。







今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、単純な「爽快感」を求めてサッカーを観ませんように。








               May








・・・・大体である。2-0で勝つというのは、戦術・戦略的に「最高の勝ち方」なのである。


どんなスポーツでも「大勝」してしまうと必ず「緩み」が出来てしまう。


「3点目を取れなかった」ことが、次の試合に対する技術的・戦略的成長を促す「一番いい勝ち方」なのだ。


だから、様々な批判の声に私は「笑ってしまった」んだな。

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これはデジャヴュか?    ~バスケット日本代表のW杯~

2019年09月09日 | スポーツ


私は初老男である。



「時代は繰り返す」などと言う言葉を実感するのは
やはり私のように初老になってからだろう。



数日前バスケットボールの世界選手権のvsアメリカ戦を見ながらそう思った。




チャンネルを回しながらテレビを見るのは、初老男の悪い癖であろう。




しかし、昨日はサッカーのワールドカップ二次予選前、最後の強化試合vsパラグアイ戦も中継されていたのでどうにもやめられない。





サッカーの現日本代表のメンバーを見ながらつくずく時代が変わったと思った。





昨年のワールドカップの中心メンバーで召集されたベテランは吉田・長友・酒井くらいだろうか?





サッカー選手のピークは22~28歳くらいだろう。
よほどのプレーヤーでないと代表にそれ以外の歳の選手は呼ばれないはずだ。



(そうしたい意味でも久保建英は異例だ)




相手の移動距離やアウェイであることを差し引いても、日本の勝利は見事だった。





日本のサッカーはすっかりワールドカップ出場の定番国となったと思う。






前回の大会を見てもわかるように、いよいよワールドカップのベスト8に食い込める準備が整った気がする。






何しろスペイン・リアルマドリードに在籍しマスコミにスペイン語ペラペラで応対する選手が代表にいるようになったのだから。






唐突にチャンネルを変える。





画面に映し出されたのは「ボロボロのアカツキファイブ」の姿だった。





まず、私のバスケットボールの見方を書いておく。





以前BリーグアルビbbのUpでもセツメイしたのだが。






バスケットは10分×4pで行われ、1度のオフェンスで25秒以内にシュートを放たないといけない。




ということは、互いにこの時間をギリギリ使ったとすると。




1pに600秒÷25=24回で両チーム12回ずつのオフェンスがあることになる。




12回のオフェンスですべてが2点のフィールドゴールだったとすると、24点の得点になる計算だ。





全く型どおりのゲームなら互いに24点×4p=96点の同点でゲームUpになるはずだ。




まあ、確率として2割ほどシュートが落ちるし逆に3pシュートも1p2~5回決まる。なので1p・20点で80点くらいが標準の得点と考えて良い。





つまり80点を境にオフェンス・ディフェンスともに評価するのがいいだろう。




先ほどの計算からいって相手に100点ゲームというのを許したとなると「ディフェンス崩壊」を意味し、自分たちが80点以下しか得点できなければ「オフェンス崩壊」を意味する。





そんな計算をしなくてもアメリカには「惨敗」って誰でもわかるけどね。





ただ今回のアメリカ戦に私は、ある「デジャヴィ」を感じるのだ。





本場の国から帰化したヴェテラン選手がいて、本場のプロリーグで活躍した(するであろう)選手がいる。(わかんない?じゃあ最後にね!)





国内リーグができて、次々と元気のいい若手選手が活躍して今まで勝てなかったアジアでのライバルチームに勝てるようになり世界大会へ出場。





一気に世界の上位と対等にやれる期待を抱かせてくれるチーム。史上最強の日本代表の称号にふさわしいチーム。





だが、現実には惨敗が待っている・・・。




キリンチャレンジカップでリフティングドリブルをしてパラグアイの選手に詰め寄られた中島翔哉選手は





 「『ドーハの悲劇』は知ってますけど見てません。僕はその翌年に生まれましたから・・・。」





                            そんな時代となったのだ。





サッカーは「ドーハの悲劇」「マイアミの奇跡」「ジョホールバルの歓喜」「フランスワールドカップ3連敗」「ジーコJapan・ブラジルの惨敗」「ロシアワールドカップのこぼれ落ちたbest8」を経験して、間違いなくワールドカップbest8への道を歩んでいる。





バスケットボール日本代表アカツキファイブは、まだその歩みの「第一歩」を踏み出したばかりだ。





今回も最後までおつきあいいただききありがとう。これを読んでいるみなさんも「歴史は繰り返す」ことの深さに打ち振るえますように。





               May





結局、日本は最終戦のモンテネグロにも敗れて1勝もできなかった。そして5回目のW杯(旧世界選手権を含む)出場だったが、一度も勝利を挙げられなかったのは今回が初めてとなったとのこと。しかしである。前回の出場は13年前。


日本が足踏みをしてる内に、世界はどんどん成長したのだ。しかもモンテネグロ戦日本の3pが「すべて落ちた」という。そりゃー勝てねぇさ!



八村も篠山も富樫もいない。そして、その替えがいない。この日本代表の層の薄さ。すっごく似てる!アメリカW杯出場を逃した時のオフトJapanに。(って若い人には分かんないだろうね、これこそが「デジャヴゥ」なのさ!)




本場の国から帰化したヴェテラン選手は、ニック・ファジーカス。(ラモス瑠偉)本場のプロリーグで活躍した(するであろう)選手は八村(三浦知良)さ。
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こういうことだったのね。      ~年寄りが「子供に帰る」の意味~

2019年09月01日 | 家族・肉親



私は初老男である。





猛暑の夏が突然終わった。





話はお盆の時の話。







毎年兄が帰省して、父親と私で飲む。







父親は86歳。





充分な高齢者である。






特に昨年末から今年初めにかけて衰えが目立つ。






元々おしゃべりな人である。






残念ながら昔から「意味のあること」をあまりしゃべらず、ただ言葉を「垂れ流す」人であった。








いまもその「垂れ流し」を続けるのだが、息子の私でも2割程度は何を言っているのか分からない。








3人で飲んでいる中で、近年特に3人共通の話題というモノが極めて少なくなっているが・・・。






その中で「東池袋の事故」の話になった。






丁度事故の当事者である運転手と父親はほぼ同年齢である。







以前のUpで記したと思うのだが、私の母親は父の運転する車の運転ミスでコンクリートウォールに激突する事故で亡くなった。








そうした彼に聞いて見た。







          「あんた、車の運転できる?」








すると






               「今でも、充分できる」






                            と答えたのだ。






軽度の認知症というのもあるが・・・。











つまり「高齢者が子供に戻る」というのは「阿呆」になる言うことなのだ。(まあ、それが認知症か)








だが、本人の人間性を親子であるからよく知っている。







認知症の部分を除いても、彼はそう答えたはずだ。








それこそ、若い時から人間性が良く子供である私たちに尊敬されるような人物であれば、その「阿呆」を許容することもできるのであろう。







しかし、彼はそういう人ではない。







ただただ呆れ、腹立たしく、自分がいずれなるその歳になる時の教訓にしようと固く思った。








今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「阿呆」になる覚悟をしますように。







                May





私も車では辛酸をなめてきた。免許なんて今すぐ返納したいのだ・・・。


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