電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

老母のために電動ベッドを導入する

2022年05月15日 06時00分35秒 | 健康
もう10日ばかりになりますが、老母が転倒して腰を打ち、痛みを訴えます。整形外科を受診し、レントゲンを撮りましたが、骨折やヒビは見られないとのことで、鎮痛薬と塗り薬をもらって帰りました。ところが1週間を経過しても痛みが取れず、それまで歩行器に頼りながらも自力でトイレに行き、一緒に食事をとっていたのが、寝たきりに近い状態になってしまいました。食事も横になったままでは誤嚥による肺炎の心配もあり、本人の希望を聞きながら金曜の夕方近くに地区の包括支援センターに相談したところ、電動ベッドとポータブルトイレ、介護区分と等級の変更を提案してもらいました。






とりあえず、電動ベッドとポータブルトイレについてはすぐに業者さんに手配してもらい、土曜の午後には到着するというスムーズさで、さっそく組み立ててもらって使い始めました。電動ベッドは、座面の高さを調節するとともに、上半身を起こす角度を調節することができます。今のところ、あまり垂直に近い状態では腰が痛いそうなので、上半身を少しだけ起こす程度にしていますが、それでも食事の際にはだいぶ食べやすそうです。痛みがひどかった数日前までは食欲もなく私たちも危機感を持ったほどですが、こんどは食欲も出てきて、昨晩は残さず全部を食べてくれたようです。ポータブルトイレについては本人もまだ抵抗があるようで、歩行器でなんとかトイレに行くようにしたいと言っていますので、とりあえずはベッドサイドに置くだけにしていますが、長い目で見た場合にはやがて必要になる時期が来るものと予想しています。電動ベッドのレンタルは月額1,500円、ポータブルトイレは購入で25,200円、ただしこちらは9割が戻るそうで、実質は2,520円だそうです。



妻もだいぶくたびれたようでしたので、夕食は私の簡単料理となりました。カレーの残りを分けたら一人分には足りない分量でしたので、新タマネギとアスパラと五月菜の茎立ちとひき肉を塩コショウで炒めて添えてみました。老母のぶんは、茎立ちをもう少し短く切って供しましたが、残さず完食してくれたようです。良かった良かった(^o^)/

私自身も、今回のぎっくり腰でだいぶ生活上の不便を感じましたので、こうした介護に関する相談の重要性は身にしみてよくわかります。明日は介護区分と等級の変更をするために、担当者が来宅の予定。田舎の福祉関連業務のスピードは、若い人が多い都会よりもずっと早くスムーズと感じます。

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