電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

サクランボ近況〜今年はなんとか平年作か

2022年05月28日 06時02分04秒 | 週末農業・定年農業
五月も最後の週末に突入です。我が家のサクランボは早生種の「紅さやか」がそろそろ色づき、主力の佐藤錦が成長期に入っています。写真は一週間ほど前の佐藤錦の様子ですが、大きな実が受粉した実で、未受粉果はやがてぽろりと落ちてしまいます。今年の着果率はまずは平年作のようで、昨年のような霜の害はなんとか回避できた模様。桃の摘果がまだ進んでいませんので、ぎりぎりまで桃の摘果に従事し、6月に入れば早生種の「紅さやか」の収穫に入ります。佐藤錦は6月第3週あたりから作業開始でしょうか。収穫適期は6月14〜20日頃と見込んでおり、これにあわせて例年通り雇人の人たちに助っ人を依頼します。

「紅さやか」は、色づきは抜群に良いのですが、早生種の常であまり食べて感激するほど美味しい品種ではありません。どちらかというと旬の珍しさで手を出すものの、ジャムやフルーツソース、あるいはケーキに用いるなど真っ赤な色づきを利用した加工品として重宝することが多いです。まあ、佐藤錦や紅秀峰などと比べてしまうと、もともとが他の品種の花粉がないと実がつかない佐藤錦のために、花粉樹として植えているだけにちょいと分が悪い(^o^)/

我が家のサクランボでは、生食で食べて美味しいのは「佐藤錦」を筆頭に「紅秀峰」「南陽」などの品種です。他に「正光錦」あるいは昔ながらの「ナポレオン」などもありますが、やや影が薄いかも。サクランボの大産地である山形県内でもナンバーワンの産地の一つです。この時期、心身ともにベストコンディションで乗り切ることができるようにしたいものです。

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