電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

除雪の有無と雪どけの違い

2024年01月27日 06時00分12秒 | 季節と行事
今年が暖冬だと感じるのは、雪が少ないだけではありません。日中の気温が零下になる真冬日がごく少ないようです。先日の雪の日はさすがに真冬日となりましたが、それ以降の最高気温はいずれもプラスで、除雪しておいた箇所はどんどん雪解けが進みます。例えば作業小屋の脇を通り裏の果樹園に通じる道は、暖冬少雪のうえに除雪機で除雪しておいたおかげで、一日でもう地面が見えています。



では、例年ならばどうか。例えば2022年1月の同時期の積雪は、こんなふうでした。





これだから、除雪機は農作業の開始時期に大きく影響します。そろそろお天気を見計らってサクランボやモモ等の剪定を始める頃合いです。例年のような積雪なら、除雪しないで自然にまかせていたらいつまでも通り道の雪が消えませんので、剪定作業のために大小複数の脚立を運ぶのが大変です。

一方で、もう一つの園地、自宅から少し離れた場所にある果樹園に至る道は、例年よりもずっと少ない積雪量ですが、農道なのでまだ除雪機は入っていません。写真の最奥部の左手にあるので、ここが除雪されないと軽トラックで脚立を運ぶことができないのです。



例年よりもだいぶ少ないとは言え、真っ白だと太陽光も反射してしまい、雪解けも遅くなりがちです。こちらの畑はプロに剪定を委託していますので、まだ半月も先でしょうか。3月になってから剪定枝を片付けて焼却することになります。とりあえず、後回し。自宅裏のほうが先です。

とはいうものの、寒いなあ。風は冷たいし、もう少し太陽がのぞいてからやりたいなあ。なんだかまだ気合が入りません。温風ヒーターで暖かい部屋でぬくぬくしている生活に慣れてしまうと、何やかやとデスクワークに逃げる気分が顔を出します。亡き父母は元気だったなあ、覚悟が違ったなあと感心してしまいます。

コメント