電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

緑のインクはなかなか減らない

2024年01月16日 06時00分53秒 | 手帳文具書斎
中学に入学したばかりの頃、学研や旺文社などの学習雑誌が流行していました。『コース』と『時代』という二大勢力が競い合い、付録の種類や数のほかに、印刷の色数も人気の度合いを左右する要因となっていました。黒を主体とするほか、赤と青で重要点を色別するやり方が主流だったときに、どちらが先立ったのか忘れましたが、緑色のインクを使った解説が登場、これが新鮮だった印象があります。

また、時期は忘れましたが、ボールペンといえば黒の証券用が主体だった当時に、Bic のボールペンが登場、無色透明な軸の中に黒、赤、青に加えて緑のインクのものがありました。理科や社会のノートでは黒板の図解で色を何色も使いますので、緑のインクの登場は画期的だったと思います。私も1本購入して使ったのですが、この緑のインクが減らないのです。

Bic ボールペンの赤や青はけっこう減っていくのですが、緑はなかなか減らない。当時の事情は今も変わりません。例えば Jetstream の 4+1 では、黒と青、赤はどんどん減っていき替え芯に交換していますが、緑は購入した当時のままです。これは、黒字を主体として赤や青で強調するため、この三色はけっこう使うのですが、緑は補足事項など補助的に使うだけですので、なかなか減らないからだろうと思います。



緑色は自分の考えを書くのに使う、というような流儀もあるのでしょうが、私の場合は引用はブロックで明示、あるいはカッコで囲うなどのやり方ですので、自分の考えもみな同じ黒やブルーブラックのインクで書いています。特に強調したいときや訂正する場合に、赤や青を使うやり方です。そんなわけで、緑のインクはなかなか減りません。

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録画したDVDを見ながら思い出す2010年の出来事

2024年01月15日 06時00分31秒 | ブログ運営
昔の録画DVDを保存したファイルを眺めていたら、たまたま録画データの記載のないものを見つけました。DVDレコーダーで再生して見ると、西村朗さんと岩槻里子アナウンサーのコンビで、セミョーン・ビシュコフ指揮するチャイコフスキーの交響曲第4番などが収録されており、思わず聴き入ってしまいました。また、岩倉使節団が米国ボストンで聴いた「太平楽会」を取り上げた回も収録されていました。この内容については記憶もあり、たしか当ブログでも記事にしていたはずと調べてみたら、2010年の5月に記事(*1)にしていました。

2010年か。今から14年前、私はまだ還暦前で、転勤でようやく単身赴任が解消され、自宅から通勤できるようになっていたはず。車は Nissan TIIDA Latio に乗っていて、民主党政権下で高速道路無料化の社会実験が行われたのを機に、高速通勤をしていました。また、自宅の樹齢200年の松の巨木がマツクイムシにやられて枯れ、伐採した年です。今と同じく山響や山Qの定期演奏会等に通い、アフィニス音楽祭や「紅藍物語」などを楽しんだ年。今もまだ使っているブラザーのレーザープリンタを購入したのもこの年だった(*2)のか。ほんとに、14年なんてあっという間です。

(*1): N響アワーで「太平楽会」の音楽を聴く〜「電網郊外散歩道」2010年5月
(*2): 2010年の主な出来事と、読書・音楽の概況〜「2011年1月

せっかくなので、美酒古布、じゃない、ビシュコフが指揮したチャイコフスキーの4番を YouTube から。WDR symphony orchestra の演奏です。

Tchaikovsky - Symphony No. 4 | Semyon Bychkov | WDR Symphony Orchestra


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サクランボ等の果樹園が宅地になっていく様子は

2024年01月14日 06時00分24秒 | 散歩外出ドライブ
雪のない冬は、ドライブや散歩など外出にはありがたい面があります。最近、戸建住宅やアパートなどがどんどん増えている新興住宅地を歩いてみました。写真では住宅の正面入口が並ぶメインの通りは外していますが、戸建住宅に住んでいるのは若い人らしく、敷地いっぱいに住宅とカーポートが建っています。車社会の山形らしく、カーポートに入っている車は2台分で、おそらく若い夫婦のものでしょう。





以前はサクランボやリンゴ等の果樹園だったところが、すっかり住宅地に様変わりです。少し行くと、まだ畑や果樹園が残っていますが、これらもおそらくは時間の問題でしょう。人口減少の時代に、他市町村から流入し、微増とはいえ人口が増加する地域です。住宅の供給と共に、様々な事業所が近隣に移転新築され、働き口があるというのが大きい要因なのでしょう。



歴史をたどれば、この地域は昔から果樹園だったわけではありません。原始植生はブナ林と推定され、遺跡からみて縄文時代の集落が点在した地域ですので、おそらくは水の手が近い林縁地帯だったと思われます。そこに鉄器と稲作文化を持った人々が移り住み、小さな河岸段丘の下方の土地には水田を、上の方に集落を作り、県内の古墳分布を見ると北限に近いことから、北方の対抗勢力と拮抗しながら耕作地を広げていったのでしょう。荘園の時代には誰かの荘園として開かれていった時期もあるようで、土地と収穫を奪われないために自ら武力を養い、武士が台頭していった時代に支配領主は次々と代わりますが、中世の頃の道路が現在も集落を結ぶ主な生活道路となっています。湧き水では不足するため豪族と豪農が中心となって河川の上流から農業用水路を開削し、水田を広げていきますが、水田に不向きな台地上の畑は、ある時は紅花を植え、またある時はクワを植えて蚕を飼うなど、様々な利用のされ方をしてきたようです。サクランボ果樹園に変わったのは、高度経済成長が一段落しトラック輸送とコンピュータ化が進んだ昭和40年代以降のことでした。



水田のほうは土地改良事業により大きく四角い形に変わりましたが、本質的な変化は少ないようです。これに対して、サクランボ等の果樹園が宅地に変わっていく様子は、短期的に見ると残念なことのようにも思えますが、長い歴史を振り返れば土地の利用形態が変わっていく一断面に過ぎないのかもしれないとも思えます。台地の縁に湧く水源の上に立つクヌギの大木は、「水神」と彫られた小さな石碑を足元に置き、人間の営みをずっと眺めてきたのでしょう。

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お正月を過ぎても全く雪のない冬は

2024年01月13日 06時00分35秒 | 季節と行事
雪国山形で、今年はお正月を過ぎても全く雪のない景色で過ごしております。一度、1月9日に少しだけ降りましたが、あっという間に融けてしまい、根雪のないままに今日はもう13日。これまでも、例えばこのブログを開始した2004年の冬も雪が少なく、12月19日に「今年はなかなか雪が降らない」という記事でスタートしたほどでした。でも、なぜか学校が始まる頃になると雪が降ってきて、大寒の前後は雪かきに追われるのが通常です。今年のように、今の時期になっても根雪がない冬は、私の70年余の記憶にはありません。

県内ニュースでは、豪雪地帯の飯豊町でも、インバウンドの観光客に雪遊びの機会を提供するために、わざわざ山の中に行かないと雪がないのだとか。電力会社では山間部の積雪量が例年の20%しかないとのことで、このまま推移したら雪不足=水不足となり水力発電ができなくなることを心配しているそうな。火力発電に頼るのも温暖化防止に逆行することになり、雪を資源としてみた場合、やっぱり降るときにはちゃんと降ってもらわないと困ってしまう、というのが実状なのでしょう。



写真は、まるで春先のような農業用水路の風景。来週の前半、特に火曜日の前後は寒波が来て雪の予報もあるようです。日常生活には、特に通勤通学には大いに不便な雪ですが、できればドカ雪(どかっと降る雪)ではなく、ほどよく降ってもらいたいものです。

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「豚バラともやしの辛味だれ蒸し」を作る

2024年01月12日 06時00分23秒 | 料理住居衣服
『きょうの料理ビギナーズ』のバックナンバーをぱらぱらと眺めていたら、良さそうな簡単料理を見つけました。今日はこれを作ってみようと「料理メモ」ノートに書き抜き、さっそく作ってみました。バックナンバーは、2022年の11月号です。

【材料と準備】(2人分)
豚バラ肉 150g 3〜4cm長さに切り、辛味たれをもみこむ
もやし 1袋 200g 豆もやしを使ってみた
ピーマン 1個 太めの千切り
辛味たれ:よくまぜて豚バラ肉にもみこむ
  醤油 小さじ2、 砂糖 小さじ2、 ごま油 小さじ2、 豆板醤 小さじ1
油  小さじ1.5
塩  小さじ1/4

作り方は以下のとおり。

  1. フライパンに油小さじ1.5を引き、もやしを広げて塩小さじ1/4を振る。中火にかけて触らずに2〜3分焼く。
  2. フライパンが熱くなり、もやしにつやがでたら、辛味たれをもみこんだ豚バラ肉をもやしの上に広げるように載せ、フタをして2分間ほど蒸し焼きにする。
  3. フタを取ってピーマンを加え、全体を混ぜ合わせて味をからめる。豚肉に火が通り、ピーマンの色が鮮やかになったら、器に盛って供する。

で、できあがりはこんなふうになりました。



芋煮が美味しい。もやしと豚バラも美味しい。一味唐辛子でピリ辛にして食べました。リンゴと秘伝豆も美味しい。カップは代用していますが、こういう組み合わせのときにはコーヒーでなく緑茶でしょう。簡単、お手軽で good でした。こんなふうにして「料理メモ」ノートが増えていきます。作ってみたレパートリーが増えるのは楽しみでもあります。

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愛車の「給油記録」ノートに今年の記録らんを作る

2024年01月11日 06時00分55秒 | 散歩外出ドライブ
昨年の暮れにはまだ給油時期ではなかったのですが、そろそろ愛車マツダ・デミオXDディーゼルの給油時期になりました。歴代の車を1車1冊で記録しているコクヨの測量野帳を用いた「給油記録」ノートに、昨年のデータを整理し、新しい年、2024(令和6)年の記入欄を作る必要があります。まずは昨年の記録を整理し、コンピュータ上の表計算シートにも入力整理しました。



これによれば、昨年春に非常勤の勤務からも引退した2023(令和5)年には、走行距離はがくっと少なくなって 5,124km、255L の軽油を給油し、支出は 38,472円でした。燃料消費率は 20.1km/L で、燃料の平均単価は 151円、i-stop 機能を停止した状態での DPF 再生間隔は平均で 140km でした。

走行距離が減ったのはもちろん通勤がなくなったためで、近場の移動は農作業がらみが多いために軽トラックの出番となります。用事で遠方の市町村へ出かけたり、演奏会で山形市に出かけたりするときに畳用車の出番があるくらいで、長距離通勤だった昔とは異なり、ディーゼルの恩恵はあまり感じなくなっています。




それでも4回目の車検となる今年は、走行距離がたぶん10万キロを超える予定。記入用の項目を用意し、次の給油のために備えましょう。

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案内メールが届かない理由が判明、製品登録完了

2024年01月10日 06時00分58秒 | コンピュータ
先日の空気清浄機の製品登録の際に、登録案内のメールが届かない件について、回答がありました。その結果、

  • システムの動作確認を行ったところ、お客様のメールアドレス 〜@nifty.com について、仮登録のメールを発行した履歴があった。迷惑メールフィルタ等の確認をしてほしい
  • Gmail の場合、迷惑メール設定を行っていなくても迷惑メールフォルダに入っている場合がある。確認願いたい

というような趣旨の内容でした。

平成元年から使い続けている主メールアドレス、 @nifty の方の迷惑メール設定は、だいぶ複雑怪奇になっているので見直しは後回しにして、わかりやすい Gmail の方から確認してみたら、ありました。迷惑メールボックスに入っていました。しかも、登録に有効な時間(24時間)以内で、まだ間に合う! さっそく記載のあった URL からログインし、新規登録、製品登録を行うことができました。

やれやれ、これで当座の目的は達したわけですが、問題は長年使い続けて複雑怪奇になっている @nifty の迷惑メールフィルタの条件の方です。これを確認してみたら、

発信者名に「info」の語を含む場合に受信を拒否する

設定を含んでいました。たぶん、@infoseek からの迷惑メールがひどかった時期や、メール爆弾とも呼ばれたジャストショップ、様々な案内を偽装したメーワクメールが info〜@ とか 〜info@ あるいは 〜@info.〜 などの差出人名で届くことから、このような設定にするのが効果的だったからだろうと思いますが、すでに記憶の彼方の出来事です。そして、今回の登録案内メールの発信者名は、まさにこの「info@〜」だったのです!

ということで、ようやく一見落着。ダイキン工業のカスタマーサポートの担当者の方へおわびするとともに、迷惑メールフィルタの見直しをする機会をいただいたことに感謝する次第です。御社の空気清浄機、順調に作動し、ハウスダスト由来のアレルギー性副鼻腔炎に伴う鼻づまり防止に役立っていますことを申し添えます。

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購入した空気清浄機の製品登録をしようとしたが

2024年01月09日 06時00分03秒 | コンピュータ
鼻づまり対策で、閉め切った室内の空気中のハウスダストの濃度を低減させる観点から空気清浄機の常時運転という作戦を考えました。先日、寝室用と書斎用と2台を購入し、効果のほどを試しているところです。ところで、説明書に添付されていた「ご購入製品の登録のご案内」というチラシをもとに、書斎のメインPCから2台の製品登録を試みましたが、うまくいきません。具体的には、

  1. ブラウザから「CLUB DAIKIN」を検索、「新規会員登録」の中に製品登録があるのだろうと推測してこれをクリック
  2. 連絡用のメールアドレスとして、@nifty の主アドレスを記載して送信
  3. 「仮会員登録完了」と出ましたので、正式登録用URLを記載しているであろう連絡メールが届くのを待ちましたが、待てども待てども届きません。

  4. メール受信側の問題かと思い、受信拒否条件を確認しましたが、例えば @club.ac.daikin.co.jp を一括拒否するような設定はありません。
  5. @nifty のサーバで確認してみましたが、そもそも届いていませんでした。迷惑メールボックスにも形跡なし。
  6. 念のため、gmail の副アドレスでも同様に試してみましたが、メールはやはり届きませんでした。
  7. さらに念のため、Firefox でも試してみましたが、メールは届かず。

という状況です。

うーむ、考えられるのは、

  • 会員登録や製品登録はお正月休みのためやっていない(^o^)/
  • Linux 上のブラウザでは「仮会員登録完了」のページが表示されるが、その裏でサーバ側の手続きが完了していないため、メールが送信されていない
  • 過去にスパムメールと判定されてブラックリストに登録されている

あたりかなあ。

考えていても仕方がありませんので、「メールが届かない場合」の記載を検討し、なお解決しない場合の問い合わせフォームに状況を簡潔に記入しておきました。一昨日、昨日は休日でしたので人的対応は難しいでしょうが、さてどんな回答が来るものか、興味深いところです。スマートフォン以外は Windows と Mac しか受け付けないとか、案外そんなところだったりして(^o^)/

【追記】
この件、さっそく回答がありました。問題は、私の方の迷惑メールフィルタの条件設定にありました。詳しくは明日の記事にて。

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鼻づまり防止対策を万全に〜空気清浄機を購入

2024年01月08日 06時01分55秒 | 料理住居衣服
昨年同時期には、頑固な鼻詰まりにさんざん悩まされました。鼻呼吸ができないことから夜もほとんど眠れず、睡眠障害を引き起こしかけるほどで、今冬はあの二の舞はゴメンだと万全の態勢を取っているところです。特に利用(滞在)時間の長い寝室と書斎は、冬を過ぎてガラリと窓を開ける季節になると鼻詰まりはウソのように解消されることから、室内に滞留するホコリの量と濃度が問題なのだろうと見当をつけました。であれば、鼻洗浄や服薬等のほか、まめに掃除機をかけるなどの対策が有効だろうと思いますが、また一方で、この冬の季節に読書用の寝床わき照明スタンドの光に浮かび上がる閉め切った室内空気の質は、どこから来るのだろうとがっかりするほどのホコリが浮遊するのも事実です。窓を開ければ解決するのですが、この冬空の下で窓を開けて寝るのは別の面で問題です。では、物理的に室内の空気をフィルタリングして循環させたらどうなのだろう? 試しに、空気清浄機を導入してみることにしました。

手近なところで量販店に行き、空気清浄機について相談、おすすめのメーカーや機種などを質問しましたところ、若い相談員の青年が勧めてくれたのは、ダイキンのストリーマ空気清浄機 MCK70ZKS-W と MCK55ZKS-W という2種類でした。最低でも7時間は滞在することになる寝室と、晴天時は4時間ほど、荒天の場合は8時間は利用する書斎と、2箇所です。空気清浄機というのは、要するにモーターでファンを回し、空気の流れを作る作ることでハウスダストや花粉などはフィルターで除去、においは活性炭で吸着してしまおうというものでしょう。であれば最新型と言えどさほど抜本的な改善は少ないだろうから、型落ち品でもよいと判断、購入することにしました。お正月のセール期間でもあり、MCK70Z のほうが 48,000円、MCK55Z のほうが 38,000円というお値段でした。




写真は同社の製品紹介から。まだ一晩使ってみたばかりですので、効果は不明です。鼻づまり防止にどの程度役立つのか、少し長めの期間を使ってみて、実際の結果を見てみたいと思います。

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鼻づまり治療の360日〜耳鼻咽喉科に通院して1年

2024年01月07日 06時00分31秒 | 健康
昨年の今ごろは、初冬の時期に亡母から感染した新型コロナウィルスの影響だったのか、ひどい鼻づまりに悩まされ、鼻呼吸が全くできずに口呼吸、それも口の中がカラカラに乾き喉が痛くなるほどで、夜も眠れずにいました。暮れから不眠でフラフラになり、正月休みが明けて耳鼻咽喉科医院を受診、副鼻腔炎の診断で鼻洗浄と服薬治療を開始しました(*1)。



あれからちょうど一年。どのような薬を処方するかは専門家の領域でしょうから、私の方はこの間、服薬をうっかり忘れたりすることのないように表形式で記録ノートに記入するようにして(*2)治療を続けて来ました。後には歯みがきや1日の歩数を記録し始めるなど、記録ノートの形式は徐々に変化してきていますが、今のところは次のような項目になっています。なお、吸入というのは咳喘息のためフルタイド200を吸入しているものです。

通算 月/日   服薬   鼻 点鼻薬 吸 便 歯磨き  歩数   備考
日数 (曜)  朝 昼 夕 寝前 洗浄 朝 昼 夕 入 通 朝 昼 夕
358 1/4(木) ◯ ◯ ◯ ◯ ◎ ◯ ◯ ◯ ◎ ◯ ◯ ◯ ◯ 4,098 軽く散歩
359 1/5(金) ◯ ◯ ◯ ◯ ◎ ◯ ◯ ◯ ◎ ◯ ◯ ◯ ◯ 3,685 郵便局まで

この記録を見ると、何か行事などがあって忙しいときに昼の点鼻薬を忘れることがあることくらいで、ほぼ1年間、99%以上の「良い患者の見本」のような状況です。症状の経過を見ると、治療を開始して1ヶ月ほど経過した頃に左右の鼻づまりが開通するようになり、春になって暖かくなると共に良好になっていきました。風邪を引くととたんに逆戻りしますので、風邪を引かないように注意し、夏場は快調に経過しました。晩秋の頃から窓を閉め切るようになるとやや調子が悪くなりますので、とにかく窓を開けて掃除機をかけて換気をして、アレルゲンのハウスダストを減らすことにつとめ、朝晩2回の鼻洗浄でアレルゲンを洗い流し、正しい鼻のかみ方(*3)をするようにつとめ、なんとか鼻閉なしにこの冬を乗り切りたいところです。後の課題としては、寝具の更新や寝室への空気清浄機の導入を試してみることなどがあります。

また、この記録を見ると、お天気の良い日は散歩をしたりして歩数も5,000〜7,000歩と多くなりますが、雨風のひどい荒天のときは終日家の中にじっとしていることが多く、1,500歩とか2,000歩とか極端に歩数が少なくなってしまいます。冬場の体力低下=筋力の低下が実感されるこの頃、意識して歩数を維持する工夫が必要だなあと感じているところで、鼻詰まりだけでなく自分の健康の客観的な把握に役立つようです。

(*1): 鼻づまりで眠れず耳鼻咽喉科を再受診した結果〜「電網郊外散歩道」2023年1月
(*2): 「ノートのように使えるバインダー」を鼻づまり治療記録に使って〜「電網郊外散歩道」2023年7月
(*3): 鼻水の成分と役割は〜正しい鼻のかみ方を初めて知る〜「電網郊外散歩道」2023年1月

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おせちも食べ飽きたので簡単クッパを作ってみる

2024年01月06日 06時00分48秒 | 料理住居衣服
お正月なので、妻の慰労のために台所に立ったときに作った簡単料理の記録です。まずは、あり合わせの材料を使った我流のクッパを。

【材料と準備】(2人分)
豚バラ肉 200g 5cm位の長さに切り、塩コショウしておく
ねぎ 1本 斜め切り
大根 100g 短冊切り
人参 50g 短冊切り
白菜 1/4カット ざく切り
生椎茸 2枚 軸を除き、薄切り
ニンニク 2個 薄切り
白菜キムチ 適量
ご飯 あたたかいもの 茶碗2杯分
酒 カップ2/3
みりん、醤油 各大さじ1
塩、コショウ、ごま油 適量

作り方は次の通りです。

  1. 鍋にごま油大さじ1を中火で熱し、豚肉、ニンニクを入れて炒める。
  2. 肉の色が変わったら酒カップ2/3を加え、1分ほど煮る。
  3. 塩小さじ1/2、水カップ4を加え、大根と人参を入れて煮立たせる。
  4. アクを取り、弱めの中火で煮汁を2/3量くらいまで10~15分煮る。
  5. 白菜、ねぎ、椎茸を入れ、みりん、醤油を加えて2~3分煮る。

  6. 器にとり、各自でご飯、塩コショウで味を調えて食べる。途中で白菜キムチで味を変えて食べる。



あり合わせの材料で、作り方が簡単で、汁物の代わりにもなるので、便利です。野菜の味がよく出たスープをのみ、スプーンであたたかいご飯を入れて食べると、よく合います。

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シューベルト「八重奏曲」をセル指揮クリーヴランド管の演奏で聴く

2024年01月05日 06時00分57秒 | -オーケストラ
元旦の寺の行事が終わると翌2日には他寺の住職が来宅、以後も来客があるかもしれないと留守にもできず、自宅にじっとしています。妻はときどき買い物に出かけますが、私はひたすら客待ちしながら主人兼主夫業に勤しむのみ。昔は「正月には掃除や水仕事、煮炊きなどはしないものだ」と言われたものでしたが、それは下男下女などを抱えていた地主の時代の慣習で、主婦を慰労するだけでなく奉公人を家に戻して休ませる意味もあったことでしょう。でも今どきは男性も包丁を持ち洗い物等をしなければ「協力的でない」という理由で離婚届を出されてしまうような時代です。また、これだけ食生活が多様で豊かになった時代に、冷たいおせち料理だけで朝昼晩を過ごすのは飽きてしまいます。いきおい、私が積極的に新しいメニューを開拓して、昼食だけでなく夕食も作るような意気込みで取り組むことが期待されて…いるのかな?

さて、私の好きな音楽、シューベルトの「八重奏曲」は、もともと少し規模が大きいけれども室内楽曲の範疇に入る曲(*1)です。ところが、作曲をよくし編曲が大好きで、スメタナの弦楽四重奏曲「我が生涯より」を管弦楽曲に編曲して演奏(*2)している指揮者ジョージ・セルが手兵のクリーヴランド管弦楽団を振った演奏が録音されているという情報をだいぶ前に入手しておりました。LPやCD等を探してはいましたが見つからず、ヒマにまかせてネットで探してみようと思い立ちました。

Schubert Octet Szell Cleveland

うん、これだね! ドンピシャで見つかりました。1965年のライブ録音のようです。

Schubert, Octet, D. 803; arr. Szell: Szell/Cleveland/live in 1965


もちろん、フルオーケストラではなく、4-4-4-3-2 の弦楽5部に Cl, Fg, Hrn が加わった、縮小編成になっています。ライブですので微小なキズはありますが、自然なテンポ、しなやかな弦楽、魅力的な管楽器の響きに、もしかしたらシューベルト自身がオーケストラ版を編曲していたらこうんなふうだったかもしれないと思ってしまいます。



能登半島沖地震の続報は、たいへんな状況のようです。東日本大震災の際は、津波被害を受けた太平洋沿岸部を目ざして、日本海側からもあばら骨のように通じた東西の道路を通って救援が入りましたし、空路も例えば山形空港から24時間体制で救援ヘリが飛んだように、隣県からの支援ができました。今回は半島部ということと地形的な要素に加えて津波被害もあり、陸路も空路も海路も困難が大きいようです。義侠心から救援に入ろうとした自家用車の列がかえって渋滞を引き起こし、救援車両の走行を妨げている面もあるとのこと。今はまだその時期じゃない。羽田空港の事故も、おそらくは1分1秒を争う緊急重要任務と認識した海上保安庁機と、通常の安全運行を最優先とする管制側との認識のズレが背景にあったための悲劇なのではないかと想像しています。揚陸艇で陸揚げした重機が動き出せば、また少しは状況が変わってくるかと思いますが、今はただ祈るばかりです。

(*1): シューベルトの八重奏曲〜「電網郊外散歩道」2010年4月
(*2): スメタナ「我が生涯」(ジョージ・セル編曲による管弦楽阪)〜「クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label〜」より、あるいは YouTube でも Smetana:String Quartet No.1 by Szell, Cleveland orch.

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鮭とキノコと枝豆の炊き込みご飯を作る

2024年01月04日 06時00分50秒 | 料理住居衣服
お正月は日頃ご飯を作ってくれる妻の慰労の時でもありますので、久々にエプロンを着けて台所に立ちました。若い人は「キッチン」と言うのだろうけれど、古希を過ぎたじいさんにはやっぱり「台所」という言い方がしっくりします(^o^)/

作ったのは簡単お手軽なメニューで、「鮭とキノコと枝豆の炊き込みご飯」です。

【材料と準備】(2人分)
 米 2合 洗って30分吸水(浸水)させておく
 鮭 切り身 2尾 …今回は甘塩のものを使いました。
 キノコ(シメジ、マッシュルーム等) 100g  …今回はシメジを使いました。
 枝豆 大さじ4 冷凍を解いておく …今回は秘伝豆を使いました。
 塩 小さじ2/3
 コショウ 適量

作り方は次の通りです。

  1. 米を洗って炊飯器の内釜に入れ、2合の目盛まで水を注いで30分間置き、吸水させておきます。
  2. 米に塩を小さじ2/3とコショウ少々を加えて混ぜます。
  3. 米の上に鮭、キノコを並べ、枝豆を散らしてふたをし、普通にご飯を炊きます。
  4. 炊きあがったら鮭の骨を除き、しゃもじでほぐしてから全体を切るようにまぜ、器に盛り付けて供します。

できあがりはこんな感じ。



鮭の色と秘伝豆の緑色がアクセントになり、見た目もけっこう賑やかでおいしそうです。コショウと塩気の下味に鮭とキノコと枝豆のおいしさが加わり、お茶と漬け物があれば、これだけでもご飯が進みそうです。ちなみにサラダは、サニーレタスと柿と山芋とモッツァレラチーズをオリーブオイルとレモン汁と塩コショウで。山芋がしゃきしゃきしておいしかった。



さらに工夫するとすれば、ひとつかみの餅米を加えたらどうなるか。鮭の脂がかもし出すピラフ風のぱらぱら感がもう少し和風の方向に向かうかな? こんど、やってみる価値がありそうです。

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新年の音楽聴き初めはヘンデルの作品を

2024年01月03日 06時01分08秒 | -室内楽
元日の夕方の地震には驚きました。被災された方々にお見舞いを申し上げると共に、被災地で救援に当たる方々に敬意を表します。それと同時に、東日本大震災の時も思いましたが、同じ東北の隣県として被災地に心を寄せながら、できる限り平常通りの生活で消費をして経済を回すのが大事だと感じたことを思い出します。当面できる支援と共に、できるだけ北陸の産品を購入して応援することにいたしましょう。



元日は朝から総代をしている寺に出かけて、年賀の受付の準備をしました。今年は当番には当たらなかったので、年始の勤行が終われば地区内の他寺を回り、昼前に自宅に戻りました。ようやくほっとして、どれ、音楽でも聴こうか、となりました。メインの Linux デスクトップ PC に接続した簡易な PC-audio で流れたのはヘンデルのヴァイオリン・ソナタ。まずは保存している音源から、Rhythmbox でスークとルージイッチコヴァの1965年の演奏を。



続いて YouTube で探してみました。印象的な Arsenale Sonoro(*1) の演奏で。

G.F.Handel: Sonata in G minor for Violin & B.c Op.1 No.6 HWV 364a


続いてヘンデルの合奏協奏曲、作品6−5 ニ長調 をクリーヴランド音楽院の若い人たちの演奏で。

George Frideric Handel: Concerto Grosso in D Major, Op. 6, No. 5


ヘンデルの、こういう伸びやかな旋律は、いいですね〜。最後に、Arsenale Sonoro の他の演奏を。「お前は誠実か、お前は貞節か」HWV171

Un'alma innamorata, HWV 173: Aria. Ben impari come s'ama


(*1): Arsenale Sonoro 〜 ホームページ、 Spotify で検索しても他の演奏を聴くことが出来ます。

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突然の能登半島地震に驚いた

2024年01月02日 06時01分24秒 | Weblog
元日の午後、急にスマートフォンが鳴り出し、緊急地震速報が出ました。しばらく間があって、体感としてはかなり大きな揺れが来ました。すぐにテレビを点けましたが、NHK では震源地は能登半島沖で、震度7、大津波警報と報道されていました。これはかなり大きな地震だと感じて、驚き、しばらく報道から目が離せない状態になりました。建物の倒壊や火災、交通の混乱、停電、稼働中の原発の停止など、被災地の困難は大変なものだろうと想像しています。避難すればしたで、トイレや暖房等の不便のほかに、感染症の懸念などもあり、不便・不安は大きなものがあることでしょう。被災地の皆様にお見舞いを申し上げますと共に、個人としてできる範囲で、こちらでも順次可能な応援対応をしていきたいと思います。

(*): 日本海の地震とプレートテクトニクスと「フォッサマグナ」〜「電網郊外散歩道」2019年12月

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