ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

カルガモ母さんの子育ては・・・。

2014-05-13 20:30:18 | バードウォチング
3日前、公園の池にカルガモの雛が生まれたと聞いて、毎日見に来ているねこ吉。
最初の日は、睡蓮の葉の上に乗っていたのに、今日は何処へ行ったのか見つからなかった。

大きなカメラを持った男の人が、「向うの草の中に隠れてますよ。」と教えてくれた。
そして、「さっき、母親が突然、子供を置いて飛んで行ったんですよ。びっくりしましたわ。」と言った。

えぇ~、考えられない。

初日にあった人が、
「カルガモのお母さんはエライねぇ。」と言っていた。

ちょっと離れた石の上からじっと雛を見つめてる。
はみ出しすぎた雛だけ叱り、ずっと母親に引っ付いている雛には、離れるように促し・・・。経験させて、身体で覚えさす。

ねこ吉は、自分の子育てを反省した。

過保護、過干渉。子供が転ばないように、歩く前に道の石を拾っておくタイプ。今更、何を言っても遅いけど・・・。
感心してたのに、カルガモのお母さん、雛を置いて飛んでいくなんてアカンやん!

なんて思っていたら、雛を引き連れて、向うからやって来た。
1羽減っている。カラスか猫にやられたんかも・・・。合掌

カルガモを見てる人みんなが、睡蓮の葉の上に乗ってほしいと願っていた。
さっきまで、雛を連れて岸に上がり、草を食べていたと思っていたら行方不明。
何処へ行ったのか。カルガモ親子の行方に一喜一憂する。

初日に会った人が、

「私、買い物に行ってきますわぁ。」と帰りかけた目の前を・・・。



「ギャ~!何処から出て来たん。

帰りかけてた人も、カメラを持って追いかける。
ねこ吉は動画を撮ろうと、右往左往。




青いフェンスの向こうは、確か階段やわ。その向うは道路で、自動車だって通る。
危ないよ。生まれて1週間ぐらいの小さな雛を連れて、何処へ行くつもりなの?
お母さん、あまりに無謀です。大胆すぎるわ。社会見学も、遠足もまだ早いよ。
その上1羽足りないよ。ぼんやりした子を池に置き去りにしてしてくるなんて、酷いじゃないの!

人が少ないといっても、雛を連れて公園を歩き回るなんて、超危険です。




帰って来て、パソコンに取り込んだら、カメラが動画モードになったままだったらしく、ブレにブレて、地面と空ばかりが写ってる。
「危ない!早く池に戻り。」とか、「余計向うに行ったら困るから離れてるわ。」とか、ねこ吉の声も入ってる。



カルガモたちが池に戻って、一安心。
いつの間にか10羽に戻っている。良かったわ~。



皆が待ってた睡蓮の上にもやって来た。めまぐるしく、ちょろちょろして・・・。



あっという間に、睡蓮の葉から降りて行ったしまった。



人間の子どもに比べたら、何倍もの速度で成長しているんだろうね。
3日前より、少年ぽく(勝手に♂と決めている)なったかな・・・。

カルガモ母さんの子育ては、意外に行き当たりばったりで、大胆、無謀かも知れない。