クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

クータンは寂しがり屋-1

2006-07-20 05:55:06 | Weblog
本来のクーは寂しがり屋だ。置いてきぼりになり、一人ぼっちにされるのが怖いのだ。
我が家の子供となった最初の日曜日、息子は彼女との逢瀬で出掛け、僕達夫婦は、礼拝に参列する為に、家を空ける事になった。クーは一人でお留守番だ。家内は「お父さんもお母さんもお出掛けするの。クーちゃん、お留守番しててね」と話した。無論、ご飯とミルクは何時でも口に入れられるようにした。教会に行くと猫大好きのFさんが「クーちゃん元気」と聞いて来た。この方には最初の日に猫の事を色々と教えを受けた。この日も猫じゃらしのおもちゃを戴いた。「大丈夫、猫はねお留守番出来るから、心配無いはよ」と。多少家の中を悪戯される事は覚悟していた。数時間して家に戻り、居間の扉を開けると「ミャー・ミャー」と言いながらクーは家内の足元に掛けて来た。「クーちゃん寂しかったのょ。良い子だったよ」と言った。家内は抱き上げ頬ずりをしながら「クーちゃんは良い子ね」と。
その後は段々長い時間お留守番が出来るようになった。時には僕達が帰っても、ちらっと目を開けるだけで、そのままお昼寝を続ける事もある。しかし、寂しいのだ。僕達が帰ってくると、甘えて「遊んでよ」となる。出窓に連れてゆくと、ゴロンとなり、甘えるのだ。
クーちゃん良い子だよ。