クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

されど25cm

2007-01-02 07:36:27 | Weblog
昨日の朝8時過ぎ、クーはココの声に和室の襖に近付いていった。廊下のガラス障子を開け、ココを廊下に出し、ガラス越しの対面をさせた。クーは優しく澄んだ声で「ミャ~」と。これなら大丈夫と判断し、襖を開けると、ココが走って出て来た。クーの50cm手前で一旦停止。そろり、そろりとクーに近付く。クーは少し及び腰。ココがまた近付く、クーは少し後ずさり、お互いの息が感じられる25cmまで接近した。僕も家内も息をつめて見守る、緊張の一瞬だ。でも何事も無かった。二人はそれぞれの存在を認め合った。これで良し。後は時間が解決するだろう。
ココはいよいよ家中の探検を始めた。それをクーは見守る。その目は真ん丸く、子供の事を心配する母の目で会った。ココは居間のテーブルに乗ったり、パソコンの上に登ったりとして遊んだ。側にはクーの目が見守る。しかし25cmの距離はこの日ちじまら無かった。
息子一家がやって来た。御節の前にココの所に。猫大大好きな嫁は、孫を息子に預けて、ココを抱き上げ「ココ君小さいね。可愛いよ」と言いながら、ほう摺りをした。ココは目を細める。その後ココも一緒に居間に行く。クーは台所のクータンの椅子に座り、ココはダイニングテーブルの上にあがり、二人は「美味しそうだニャー」と舌なめずり。
その後夕方にも、ココを居間に連れて来たが、ココは遊び、クーは自分のペースで本箱の上で休んでいた。