クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

女の子だから

2008-07-24 09:50:08 | Weblog
連日30度以上の猛暑が続き、クーラーを付けている室内でも、28度以下には中々下がらぬ。そんな暑さの中でも、クーは平気で寝ている。クーの寝ている部屋は窓を少し開けていても、温度計の針は30度少し手前を指していた。クーの寝ている場所は、箪笥の上の籠が多いが、その日の気分によっては、台所の奥の秘密基地に変わる事も。暑い中でも全く気にせず寝るのは、さすが猫である。そして、クーの睡眠時間はココの数倍も長い。昨日など、朝9時前に居間からさっさと籠ベッドに入り、夕方4時過ぎ迄寝ていた。その間ココは、9時半頃起きて、2時頃迄僕の側で遊び、昼ご飯を食べたのだった。
目覚めたクーは、寝室の鏡台の上から扉を2、3回ノックし、開けさせる。台所に直行し「ミャー」と澄んだ声でご飯を要求する。カリカリを一寸食べ、居間のテーブルに乗るが、この時の動きは静かである。不意にソファーが沈むので、ビックリすると「お父さん何驚いているの?」と言う顔をしている。そしてクーのおしゃべりが始まる。クーはココよりも人の言葉を理解するようで、テーブルの上で伏せて休んでいても、耳は僕と家内の方に向いている。
自分の要求も、声の出し方と音色を変えて、意思が伝わるようにしている。オチビの頃から良く家族と話をしていた。だから僕にもクーの言う事は良く分かるのだ。いやな事をされると、家族であっても平気で「フゥー」や「シャー」を出して怒る。やんちゃなココなど不用意に近付くと直ぐに怒られる。最近はクーに起こられるとココはシュンとした顔になっている。
起きている時のクーは、女の子らしく絶えずおしゃべりをしているのだ。