クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

出会い…そして33年

2010-09-19 06:08:32 | Weblog
33年前の今日、1977年9月19日月曜日の関東甲信地方には秋雨前線が横たわり、粉糠雨が絶え間なく降り続いていた。その日僕は当時の中央線下り特急あずさ2号に乗り、長野県塩尻駅へと向っていた。この数日前会社に電話が入り、一人の女性を紹介したいからと言うものであった。僕は女性よりも友人に会いたくてこの列車に乗った。塩尻駅に待っていたのは、友人とおかっぱ頭の10代後半と見られる娘。初対面の挨拶をし、年を聞くと「23歳」との返答。僕は思わず「エッエー」と唸った。この娘は33年経った今、僕の大切な相棒である。
その頃は30歳近くの未婚の男には、周囲の友人・知人が心配し、見合いと言う場を設定してくれたものである。男だけの職場で働いていた僕にも友人が心配し、この日となった。この出会いから2ヵ月後の11月23日=勤労感謝の祝日に、僕は母を伴って彼女の実家を訪問し、正式に結婚の申し込みをした。同席していた彼女の祖母は「何も教えていません。結婚してから教えてやって下さい」と言われた。
33年経ったが、生活時間等違いはあるが、クーとココを溺愛する「ねこ馬鹿夫婦」になり、2人だけの人生を楽しんでいるのである。勿論隣に住む孫の元気な声も、僕達夫婦の力になっているが。