クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

幸せの図

2010-09-23 06:05:05 | ネコ
昨日の暑さの尾を引いて、今朝の居間は蒸し暑く、クーラーのスイッチを入れた。
7年前の深夜・早朝の我が家には、生きんが為に持てる力を全て振り絞る仔猫の声が響き渡った。ねこの事を全く知らず関心も無い僕にも「お腹空いたよ。寒いからお家に入れてよ」と言う位は分かった。窓を開けると僕の胸に仔猫は飛び込んで来た。無情にも僕は「明るくなったらお家にお帰り」と言い、顔を見る事もせずに、仔猫を車の屋根に置いてしまった。これがクーに言った最初の言葉である。
その後息子が玄関を出た時に後追いするクーを抱き上げ、瞬間変化で仔猫の愛らしさが僕に伝わった。これを僕の信ずるキリスト教では、『聖霊の働き』と言う。目に見えぬ神様の力が僕に伝わったのである。また家内も僕や息子に言われ、クーを抱き上げてソファーに下ろし、その無心な寝顔に心を打たれたと言う。
こうして家族となり7年が。中年ねこになったが元気に昨夜も、チョッカイを出したココに振り向きざまに高速パンチを見舞って反撃し、お姉ちゃんの強さをやんちゃな弟に見せ付けていた。僕が見る限りクーは家族に愛され、幸せに暮らしている。今日の写真はクーの目をはっきりと撮りたくてノンフラッシュにしたら、手振れてしまった。
クーたんこれからも元気で長生きしようね。