クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

遊んでょ

2006-07-18 05:40:59 | Weblog
クーは我が家の来た夜から、遊び、じゃれたい時には、良くこの写真のように、ひっくり返った。お腹を撫でたり、手や足を触ると、僕の手を口に入れたり、足でけりけりをした。この仕草が可愛く、良く遊んだものだ。成長した今も時々カーペットの上にひっくり返って、僕を呼ぶのだ。
実に愛らしい。「クーちゃん大好きだょ」と言いながらじゃれて遊ぶ。
クーちゃんこれからも遊ぼうね。

10センチの隙間から

2006-07-17 03:25:20 | Weblog
先程にゃんぽち君とむーちゃんのブログを改めて読みました。にゃんぽち君のお母さんは、にゃんぽち君を拾われた前日のブログとは全く違い、この日からにゃんぽち君の成長記録に集中されておられます。また、若いお嬢さんの”むーちゃんの里親探し”のブログも僕にとっては、大きな感動を得たブログです。彼女が最後に、むーちゃんを手放し、むーちゃんの将来を希望を持って語られている事は、涙が止まりませんでした。このお嬢さんは、近未来良いお母さんになられると確信しております。そして、心に余裕が出来た時、むーちゃんと同じような可愛い猫ちゃんを育てられる事でしょう。
さて、これから書く文章は、我が愛猫クーとの出会いの序章です。プロフィールにも書きましたように、僕達夫婦はキリスト教徒です。キリスト教や神様の事を否定される方は、このページを閉じられてもかまいません。文中にキリスト教独特の言い回しが出る事をご容赦願います。
クーを家に入れた日の明け方(深夜)ベットの中で子猫の悲しそうな鳴き声を聞き僕は目が覚めました。台所に行き、車庫に面した窓を開けると、僅か10センチの格子から体を入れ、全身の力を振り絞って、窓を開けた子猫が僕の腕に飛び込んだのです。神様が僕にお示しになった第一弾です。しかし、僕にはこれが神様の技だとは気付きませんでした。そして第二弾の愛の大砲を神様は、僕に打たれたのです。息子が仕事に行く後を、子猫は後追いしました。神様は僕に良く見るように命じられました。その姿を見て心は瞬時に変わりました。あどけなく、無心の姿です。僕は抱き上げました。これも神様のみ技です。僕はこの瞬間「この子を守ろう」と決心しました。家内にも神様は聖霊の技を出されました。家に入れた後、その安心しきって眠る姿を見せました。
その夜神様は家内の口から「クーちゃんごめんね。こんな事になるのなら、もっと早くお家に入れてあげれば良かったのよね」と。3年が過ぎた今もこの言葉を忘れる事は出来ません。
クーは神様からの癒しの賜物です。だから大切に育んできました。僕がクーの事を書き、お伝えする原点もここにあります。

雷さんあっちへ行け

2006-07-16 02:39:45 | Weblog
昨日の昼過ぎ、わが街つつじヶ丘は、突然真っ黒な雲に覆われ、雷が鳴り出した。嫁の知子から電話が入り「今実家に来ているんです。2階の窓が開いているので、お母さん閉めて下さい」と。家内が息子達の部屋に行くと同時に、バケツどころか、たらいを引っ繰り返したような強い雨と、ピカ・ドンと言う雷が近くに落ちた。廊下の本箱の上でお昼寝をしていたクーもこれには驚き、居間の僕の所に掛けて来た。クーが来てまもなく停電した。部屋は暗くなり、クーラーも止まり、パソコンも電源が落ちた。蒸し暑い、クーはソファーの下でうずくまる。2~3分程で電気はついたが、雷は益々近くなる。稲光と”ドン”という音が同時に起き、またも停電。側のトランスにでも落ちたのか。クーは少し怯え顔「雷さんあっちへ行け。クーちゃんから離れろ」と言うかのようだ。
電話が鳴った。息子の部屋に置いてある子機からだ。「雨が弱くなるまで待ちます」と家内から。マイクも怯え、家内が背中を撫でると落ち着いたとの事だ。

さて、今日は従兄弟の信二兄と、三浦・松輪に釣りに行く。集合は5時だ。まもなく出掛ける。鯖と鯵が釣れるとの事だ。船釣りをするのは10数年ぶりだ。釣った鯵は、塩を振らずに焼き、クータンとマイクにも、食べてもらおうと思っている。クーは生の魚には全く興味を示さない、都会猫だ。新鮮な物を焼いて「お父さん、このお魚美味しいニャン」と舌なめずりをする姿を見るのが今から楽しみだ。・

あっ、オ海苔ダ

2006-07-15 03:00:08 | Weblog
昨夜の事。家内が夕食の支度を始めると、クーは何時ものように、台所のクータンのお椅子に座って見ていた。家内は缶から海苔を出して、あぶり始めた。それを見ていたクーは、飛び降り、家内の足元で大騒ぎだ。その声を翻訳すると「あっ、お海苔だ。いい匂いですね、クーちゃんにも頂戴」となる。家内は「食べるの?お茶碗の所で待っていなさい」と言い、あぶってぱりぱりの海苔を、クーのお茶碗に入れた。クーは待ちきれず「お母さん早く、早く」と催促。足踏みをしていた。茶碗に入った海苔を、クーは美味しそうに食べたのだ。
クーが海苔を食べたのは、03年11月の終わり頃だ。僕が朝食に餅を焼き、海苔を巻いて食べていた。それをクーが見付け、ひらひらと餅に付いていない端を、いきなり食べたのだ。僕はびっくりした。猫が海苔を食べるなんて。その後も海苔を出すと「クーちゃんにも頂戴」と必ずねだるのだった。
しかし最近は海苔を出しても知らん顔。海苔を食べなくなったのかと思いきや、それは大間違いだった。やっぱり海苔は、クータンの大好物だったのだ。

クーラーなんかいらニャイ

2006-07-14 06:26:16 | Weblog
連日のサウナ状態。この梅雨の暑さにはいささか参った。ここ数日現場の応援で、機械屋さんのお手伝いをしている。会社の決まりで、首タオルは厳禁だ。しかし、ハンカチでは直ぐにびしょびしょになる。お尻のポケットにタオルを入れ、頬や首を拭う。
クーはこの暑さにも、ちっともめげない。お昼寝は廊下の箪笥の上、朝も日差しの入る、廊下の本箱の上で涼しい顔で居眠りをしている。居間に入ると、涼しい風が直接当たらない、ソファーの陰で休んでいる。まるで「クーちゃんにクーラーなんかいらニャイよ」「お父さんそんなに暑いかなー」と言っているようだ。去年の夏も、35度近くになる廊下で寝ていたクーを、居間に強制連行した事が何回かあった。いくら猫でも、熱射病になってしまうからだ。
今日も熱帯夜だった。それなのにクーは、食欲も落ちず、ブログを書いている僕の脇にやって来て「ミャー」「おんもに連れてって」とおねだり。外に行くと、熱風で”ム”としている。クーはもちろん平気な顔で、小鳥を見ていた。時々「お父さん大丈夫?」と僕の顔を覗き込んだ。家の中に入ると、出窓に入り外を見ている。出窓も、午後からは、強い西日で猛烈暑くなるのに、平気で入り外を見ている。仕方なく、弱くクーラーを入れる事になる。


お手伝いするよ

2006-07-13 05:46:32 | Weblog
クーは我が家の子供になった頃大変寂しがりやであった。何時も僕や家内の側にいた。家内が台所で、夕食の支度を始めると付いて行き、調理台の脇にある箱の上に座って見ていた。今も同じだ。台所の隅には、クータンのお椅子がある。そこに座って「クータンもお手伝いするよ」とばかりに、料理が作られる様子を見ているのだ。魚がグリルに入ると、居間で僕が呼んでも、椅子を降りない。「お魚焼けろ、はーやく焼けろ。クータンにも頂戴」と。
家内もクーが側に居るのがうれしいようだ。クーも「お鍋を見ているからね」と。

小鳥さんと歌います

2006-07-12 05:42:35 | Weblog
今朝5時頃の事だ。クーにせがまれて、外に出た。無論クーは僕の腕の中。おちびの頃と同じように、僕の左の腕に自分の手を掛けている。4時頃強く降っていた通り雨も、小降りになっていた。外では、小鳥がさえずり、朝の歌を唄い、カラスもだみ声で話をしている。小鳥の歌を聴いていたクーは「クーちゃんも一緒に歌うよ」とばかりに、唇をバイブレーターさせ、小鳥声を真似る。これがクータンのお歌だ。
我が家に来て2ヶ月位たった頃、出窓で小鳥と一緒にさえずっているのを聞いたのが最初の事だ。その後も時々小鳥と一緒に歌う。実に気持ち良さそうに歌っているのだ。特にお母さんの自転車の荷籠に入り、満足している時に良く歌うようだ。

やや君初めまして

2006-07-09 18:48:54 | Weblog
昨日から従兄弟と、石和の墓地に出向き先祖の供養をした。90歳にまもなくなる、おば達3人も来てくれた。今朝宿を出た後僕達は、90歳のおじの家に向かった。甲府の隣町甲斐市だ。今年、道路の拡張で以前の住まいから転居した。このおじと母は仲が良く、家族ぐるみでお付き合いがある。転居した新しい家は、築160年の家を改築したという。僕達を出迎えてくれたのは、おじ夫婦と僕のはとこの娘さん、おじの孫のななちゃん。そしてななちゃんに抱かれていたのは、猫のやや君。クーと同じ3歳との事だが、体重は5㌔を越える大きな坊やだ。一人っ子のななちゃんにとっては大切な弟だ。やや君もななちゃんだとおとなしく抱かれていると言う。
やや君は、ななちゃんの通う学校の近くに捨てられていた。不憫に思ったななちゃんが家に連れ帰ったとの事だ。だからななちゃんには絶対の信頼を置いている。はとこのIさん一家は車で30分程の、市川大門に住む。ご亭主は絵描きさんで、はとこはビアにストと言う芸術家だ。お二人の教室はこのおじの家にある。ななちゃんや、やや君も週に何回かは、車でここにやって来る。やや君は車が大好きになったとの事だ。僕は仰天した。クーには絶対出来ない。やや君は、お母さんやななちゃんが居なくなると、不機嫌になり、お父さんに当り散らすとの事だ。
写真を何枚か撮らせてもらい、名残惜しくおじの家を後にした。来年孫を塩尻に住む義父母に見せた後の帰り道、途中下車して、ななちゃんとやや君に会いにこようと思う。

クーとすごす時間

2006-07-08 10:51:11 | Weblog
今日は9日ぶりの休日だ。色々と仕事が重なり休みが取れなかった。
今日はこれから、母方の従兄弟達が集まり、先祖の供養をする。祖母の出身地は、甲州・石和。今でこそ有名な温泉地になったが、昔は辺鄙な農村だった。子供の頃母の実家の甲府に行く時、急行列車は石和には停まらなかった。さて、今日家を出るのは、昼過ぎでよい。それまでの時間はクーと遊ぶことにした。
クーは、1回目のブログを書いている時に、出窓のほうに歩いていった。投稿し出窓に行くと、やっぱりいましたクーが。横になって静かにリラックスモードに入っていた。クーの体を撫でながら「クー大きくなったね」「可愛いクータンだよ」と話し掛けると、尻尾を振って返事が返って来た。「クーちゃん良い子だもの」と言うのだ。僕もリラックスモードに入った。静かな時間が流れ、心と体の疲れは、手に付いたクーの毛と一緒にゴミ箱に捨てる事が出来た。こんな時間が僕は好きだ。そしてまたブログを書く。ブログを書いている間もリラックス・タイム。クーの事だけを考え、書いているからだ。
横では家内が、昨日発売になった、”耳折れ兄弟”の写真集を見ながらリラックスしている。この写真集も、可愛い写真が沢山掲載されている。明日石和から帰ってから、見ようと思っている。
クーは廊下に行ったようだ。もうすぐお昼寝をする事だろう。

お化粧するからね

2006-07-08 09:41:20 | Weblog
昨朝の事だ。クーのお誕生日ブログを書く前に、記念写真を撮る事にし、クーを居間の本箱の上に抱き上げた。クーにカメラを向けると「ミャオー」と一言。そして、体を丹念になめ始めた。最初は足の指、背中、お腹、最後は顔と時間にして15分以上掛けて、実に丁寧に全身を綺麗にした。「ミャオー」は、「お父さん、クーちゃんお化粧するから、終るまでお写真撮るのを待っててね」と言ったと分かった。3歳の乙女のこと、やはり綺麗に写真を撮ってもらいたかったのだ。こんなことも愛らしい。しかし、僕の心中は穏やかではなかった。出勤時間が迫ってくる。時計と睨めっこだった。かろうじてセーフ。記念写真も入れたブログを投稿する事が出来た。
僕がブログを書き終えるとクーが側に来て「ミャ~オ~」と甘えた声を出し、玄関に行った。「お父さん時間がないから少しだけだよ」と話して、外に出た。するとお兄ちゃん猫ちゃんが、我が家の塀から、道路に飛び降りた。僕もクーもびっくりした。クーは”フー”をするのも忘れてあ然となった。お兄ちゃんはクーの顔を見た。「チビ、今日も元気だね」と目で挨拶すると、何時ものように、悠然と道の真ん中を歩いて行った。