クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

四つ葉のクーローバー

2010-09-20 06:09:55 | ネコ
今日は敬老の日の祝日。我々は、お年寄りが永年蓄えた生活と仕事の知恵を拝借し、我が物として生活を豊かにしたいものである。僕が子育ての頃は母と同居し、家内は母に手助けを受け、息子も陰口を叩く時もあったが、母にSOSを求める事も多かった。家事全般について家内は母の姿を見、それに自分なりの工夫をして、今の我が家を作ったのだ。
さて、このブログのテンプレートは、07年3月19日からこの四つ葉のクローバーである。四つ葉のクローバーには、人々を幸せにするとの言い伝えがある。人々だけでなく、愛するもの全ての幸せを日々祈りながらブログを綴ろうと、このテンプレートにし、これを代える気は全くない。
毎日ニャン子ブログを読んでいると、チビニャンが拾われ、里親先で幸せになっている記事を目にするが、何となく僕の心もホンワカとして来る。仔猫や仔犬は人の手助けが無ければ生きて行けぬ。捨てられたチビちゃん達には何の落ち度も無い。それなのに、生きる事を否定されガス室に送り込まれる。先日配られた市報でも、今日からの動物愛護週間に因み、愛護センターには、可愛いワン・ニャンが沢山居るので、ペットショップに行く前に会いに来て欲しいと書かれてあった。どうか人々が命を大切にしと願いながら、このブログを綴っている。

出会い…そして33年

2010-09-19 06:08:32 | Weblog
33年前の今日、1977年9月19日月曜日の関東甲信地方には秋雨前線が横たわり、粉糠雨が絶え間なく降り続いていた。その日僕は当時の中央線下り特急あずさ2号に乗り、長野県塩尻駅へと向っていた。この数日前会社に電話が入り、一人の女性を紹介したいからと言うものであった。僕は女性よりも友人に会いたくてこの列車に乗った。塩尻駅に待っていたのは、友人とおかっぱ頭の10代後半と見られる娘。初対面の挨拶をし、年を聞くと「23歳」との返答。僕は思わず「エッエー」と唸った。この娘は33年経った今、僕の大切な相棒である。
その頃は30歳近くの未婚の男には、周囲の友人・知人が心配し、見合いと言う場を設定してくれたものである。男だけの職場で働いていた僕にも友人が心配し、この日となった。この出会いから2ヵ月後の11月23日=勤労感謝の祝日に、僕は母を伴って彼女の実家を訪問し、正式に結婚の申し込みをした。同席していた彼女の祖母は「何も教えていません。結婚してから教えてやって下さい」と言われた。
33年経ったが、生活時間等違いはあるが、クーとココを溺愛する「ねこ馬鹿夫婦」になり、2人だけの人生を楽しんでいるのである。勿論隣に住む孫の元気な声も、僕達夫婦の力になっているが。

チャック

2010-09-18 06:07:25 | ネコ
我が家のニャンズ、今日も元気に家中を飛び回っている。それを仕掛けるのはココ。先程は僕が朝刊を取って居間の扉を開けると、股を潜ってクーのトイレに一直線。ココの後ろにはクーが睨み付けていたが、そんな事は全く気にせず、家内が「ココ君!」と怒っても「ソレニャーニ」と聞き流し、台所に戻ると「ぼく可愛いでしょう」とヘソ天になってしまう。こんな陽気でやんちゃなココには、怒る気勢が削がれてしまう。
ヘソ天になったところで、家内の手がココのお腹に。家内はお腹の中心線のチャックを撫ぜながら「ココ君、このチャック開けても良い」と。ドエンのお腹を上にして、かまってもらえると嬉しくなってしまい、側で見ていたクーは呆れ顔だ。
その後クーがプリンターテーブルに登ると付いて行き、下からクーの尻尾をチョチョイする。当然のようにクーは反撃し、ココの頭と背中にパンチが飛ぶ。そんな事にも怯まず「ネー、クーちゃんぼくと遊ぼうよ」と。
こんなココが可愛くて仕方がない夫婦なのである。

仔猫の不思議

2010-09-17 06:12:13 | ネコ
クーが我が家の子供になって、あと1週間で7年となる。今でこそ機嫌の悪い時には、僕や家内にも「フッシャー」と言うが、一緒に暮らし始めた頃のクーは生後2ヵ月半位の仔猫で何にでも興味を示す、お転婆娘であった。写真のように、僕が新聞を広げると、その上に乗り、手に悪戯や甘噛みをし「クーちゃんと遊ぼうよ」と言う仕草をする事も。
仔猫は拾われたり、貰われても、直ぐに新しい家族(人間)と家に馴染む。その適応力が不思議である。クーのように気難しいねこなら、新しい環境に慣れるには時間が掛かりそうだ。しかし、仔猫は1晩眠ると家にも家族にも馴染む。クーも家に入れた翌朝には、モニターの上で喉を鳴らしていた。家族にも慣れ、抱かれても嫌がらなかった。
ココも然り。折角馴染んだ神戸の家から、新幹線に乗せられて東京に来たが、翌日にはおもちゃ箱に飛び込んで遊ぶ等、長くこの家で暮らしている位に馴染んだのだ。僕達夫婦共初対面なのに、抱けば喉を鳴らし、可愛い仕草もした。
こんな仔猫の順応力が僕には不思議でならないのである。

クーちゃんの側で

2010-09-16 06:00:34 | ネコ
雨降りとなった今朝であるが、隣の息子宅からは元気な孫の声と、弁当を作る美味しそうな匂いが漂って来る。
何回も書いているが、ココはクーが大好き。昨日の夕方も、クーが書棚の物を置く空間(今はニャン通路)でクーが休んで居ると、それを見付けたココが登ってクーの後ろに。暫らくはクーも気が付かなかったが、ココの気配を感じ、振り返ると「ウッシャー」「ココ何で付いて来るの。ウザイのよ」と。しかしそんな事では怯まぬココである。2~30センチ後ろで休んでいたが、クーの方が先に冷蔵庫の上へと移動してしまった。
そして今朝、2ニャンは軽くバトルで朝の運動をし、クーは専用基地の本箱の上で、手に顎を乗せる、ねこの頬杖姿で寝てしまい、その下のカーペットではココが仰向けになって眠っているのである。
ココはクーが大好きで、クーの迷惑など全く気にせず、側に居たがるのだ。

今朝は静かだ

2010-09-15 06:08:41 | ネコ
昨晩は雨音で目が覚め、手洗いに行こうと襖を開けると、中廊下を黒い物体が高速で走り回っていた。この物体はそれから1時間半程経ち、ココと一緒に居間に入ると、頭の上から「ミャ~」「お腹が減ったよ」と言った。クーである。夜中に1ニャンで駆けっこをしていたようだ。煙草に火を点ける前に、クーとココの茶碗にカリカリを入れた。クーは茶碗半分程のカリカリを食べると「一寸失礼」と一旦玄関に。僕がニャン子さんブログを見ているとノックする音が。クーが戻って来て「もう少し食べるの」と茶碗の前に。残っていたのを食べ終えて自室に戻った。居間で箱座りをしていたココは「クーちゃん良く食べるよ」と眺め、クーが戻った後に夜食を食べたのであった。
今朝も外は雨模様。室内よりも外の方が涼しい。夜食を一杯食べたクーは少し朝寝坊。ココがカーペットの上で居眠りをしている前を静かにすり抜け、パソコンテーブルに登って、庭の安全確認。そして、写真のように、テーブルの最上段に座り、毛繕いを始めた。クーが毛を掻く度に、ブログを書いている僕の目の前には、柔らかな毛がフンワリ・フアフアと舞い降りるのであった。
今朝の2ニャンはバトルも無く、雨で濡れた庭は音も吸い取り、静かな朝となった。

クーちゃんには渡さないよ

2010-09-14 06:05:42 | ネコ
天気予報では、今日あたりから関東にも秋風が入ると言うが、今朝の室温は28度弱であり、湿度も高く少々ジトッとした感じである。
ここ数日、昼間も深夜もココがおもちゃ箱に顔を入れて遊んでいる。一番のお気に入りはマタタビの小枝である。この小枝は、7年前のクーを家に入れた直後「ねこにマタタビ」とホームセンターに、仔猫のミルクを買いに出掛けた折に、5本入りの袋を見付けて買って来た物だ。僕の嗅覚では何も匂わないが、ねこには良い香りなのだろう。それにしても、7年も経つと匂いは消えてしまっているだろう。そこで、この小枝に、マタタビの粉を少し擦りこんだ。それをヘソ天で転がっている、ココのお腹の上に置くと、瞬時に反応し、小枝をカーペットの上に落とし、両手で抱え込んで遊び始めたのである。ニャン子ブログに時々書かれているような酔っ払っている事は無いが、楽しそうに、ケリケリをしたり、上に放り投げてそれを取りに行ったりと。クーが側に来ても「これはクーちゃんには渡さないよ」と両手でがっちりと押さえているのであった。

巣篭もり

2010-09-13 06:07:31 | ネコ
今朝は新聞休刊日。配達のバイクの音が聞こえず、街は静かである。昨夜も熱帯夜で、今朝起きた時の室温は29度になっており、台所でコーヒーと氷をジョッキに入れただけで、額には汗が滲む。そんな朝でも我が家のニャンズは元気で、朝ご飯を食べ、洗い桶から水を飲み、軽くバトルをして体を慣らし、クーは居間の本箱の上で頬杖を付いて「お父さん何を書いているんだろう」と言う顔で僕を見ている。
先月頃からクーは和室に置かれた、小さなキャットタワーの下の穴ベッドで過ごす事がちょくちょく見られる。このタワーはココを迎える時に、仔猫用にと06年12月に買ったのだ。その直後のココの来る前に、クーがそこで遊ぶ姿は、06年12月15日のブログに載せている。その後我々の思惑と違って、ココは殆んど使わなかった。ましてや穴のベッドには1度も入った事は無かったのである。クーが和室で寛ぐようになって「ここに良い所あるじゃないの」と見付けて、使用するようになった。日中クーの姿が見えない時に、中廊下で屈むと、穴の中から光クーの目が見られるようになった。この穴の中にはクッションも敷かれ、巣籠には最高の場所なのであろう。おそらくこれから冬になっても、クーたん専用の巣になるであろう。

ゲゲゲの切符

2010-09-12 06:26:23 | Weblog
お断り:今日のブログは、ねこブログではありません。クーとココの話は明日から再開します。
昨日のブログの終わりに書いたように、京王電鉄が昨日発売した、ゲゲゲの記念切符を求めて、我が家の最寄り駅つつじヶ丘駅に出掛けた。駅に着いたのは発売20分前の7時40分頃。駅には長蛇の列が延びており、僕は買えるだろうかと不安になり、誘導しながら人数をカウントしていた若い社員に問うと、120番目位だと言う事で胸を撫ぜ卸す。
切符は3つ折の台紙にセットされており、つつじヶ丘、柴崎、国領(こくりょう)、布田(ふだ)と調布の5駅の入場券に、つつじヶ丘駅北口と調布駅北口~深大寺迄のバスの乗車券が。何れも昔風の硬券であり、切符の右にはゲゲゲ仲間のイラストが書かれている。因みに、つつじヶ丘はねずみ男、調布は鬼太郎である。
昨日並んでいた方の多くは、僕のような鉄道ファンは少なく、鬼太郎ファンやテレビドラマで地元の漫画家・水木氏に親しみを覚えた方で、小学生の子供から80歳過ぎの年配の方迄幅広い年齢層。特におばあちゃん層が多かったのは、ドラマの影響だろう。 
台紙の3分の2は観光マップで、ドラマですずらん通りとなっている、天神通り商店街は緑で強調してあった。
台紙に描かれた調布駅は今はもう無い。京王線は調布駅を中心に、柴崎~西調布の区間で地下線化の工事を進めており、あと2年半後に完成する。その意味でも水木氏のイラストは貴重である。また、水木氏は出身地の境港市だけでなく、住まわれている調布にも愛着を持たれ、多くのスケッチを残されている。
昨日、クレージーキャッの谷啓氏が天に召された。同じ市民としてご冥福を祈るものである。

蚊を一撃…しかし

2010-09-11 05:57:39 | ネコ
昨深夜の事である。家内が手洗いに行くため居間に入って来た。その直後「ギャア~」と言う今迄聞いた事の無いココの悲鳴が響き、ソファーの陰に隠れた。ココは寝惚けていた家内に手を踏まれたようである。60㎏近い人間に手先を踏まれれば、暢気坊主のココとて悲鳴を上げる。
踏まれる直前のココは、壁に止まった蚊を見付け、ねこパンチ一発で床に落とし、遊ぼうとする所だったようである。悲鳴は1回だけで、あとはいつものように歩き回り、一撃て落とした蚊を床で転がしていた。勿論この蚊は直ちに回収しゴミ箱に。かなりの大物で、僕も腕を刺されていた。痒みが広がらぬ前に、夏の常備薬キンカンを塗っておいた。
今朝のココは手の痛みもないようで、クーにバトルを仕掛け、パンチで撃退されてもめげず、楽しく遊びまわっている。
話は全く違うが、京王電鉄は今日の8時から、テレビドラマにちなんで「ゲゲゲの切符」を我が街の駅つつじヶ丘と調布、新宿で発売する。何としても手に入れたい。7時過ぎに家を出て並ぶ事にしよう。それ故明日の写真はこの切符となるだろう。