ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

青ざめた桜&緑の花織帯・守破離なれど

2015-03-28 09:34:36 | お茶

 

3月は利休忌。お茶もいつものお稽古とはお呼ばれ、他流試合でした。

先日まで蕾だった桜が次の日には開花。

温かくなりました。

 

その日の装いは、桜とはいえ青味が勝った絞りです。

紫や山吹、青、ピーコックグリーンなどの桜模様がちりばめられています。

「青ざめた桜」とネーミングしています。

これも初期に購入、一度着用したものの、あまり華やかで気恥ずかしくて箪笥の奥に。

それをひっぱりだしての着用です。

年を取ると逆に華やかさもちょうどよくなることがあるようです。

帯は緑の花織り。

クリスマスに使おうと思いながら、いつも時期を逸していました。

帯は白の相良刺繍かベージュを考えていたのですが、白はフォーマル過ぎて、ベージュはおとなしすぎて、この帯をチョイス。

強い日差しにも負けない強さが出たように思います。

帯揚げに色を使ってピンクの桜の絞り。

帯締めはクリーム色の道明。

襦袢はピンク。

 

 

墨蹟は「守りつくして破るとも、離るるとても、本(もと)を忘るな

利休の名言のひとつだそうで、

「その道の基本を徹底して学び、次に自分の色を出し、最後に師匠とは別の自分の世界を作る。しかし基本は忘れてはいけない」

 どんな道にも通じることばですが、「師から離るる」、自分の色を出すのが一番難しいように思います。

墨蹟が好き。

お茶席は大切な心を集中させる場所。

外の世界のことすべてを頭から追い出します。

利休が最期に目にした花は菜の花だそうです。

お茶席にも菜の花が。

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