ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

で、きもの・大島・結城は一生ものか?

2016-11-30 17:41:40 | おしゃれのルール

 

かなり前に自分で作った

「きものおしゃれのルール」。

おしゃれルール②

好きなきものはこうして決めていった」

 

そのなかで、

きものにも洋服にも一生ものはないと思う、

との意見をアップ。

 

頭から出ているのはツノにあらず。


北斎美術館を訪れたとき、

久しぶりに大島を着たので、

思い出し、今更ですが、

この疑問点を考えてみたいと。

 

 「大島紬や結城は一生もの」

との声はよく耳にします。

 

しかし、これはいまや遠い話。

きものを着る機会が少なくなっている昨今だからこそ、

大島、結城といった「いい着物」でさえ

一生ものにならない。


このきもの母のモノです。

前に着たのは、

 

知人の写真展で。2年半前。

知人の写真展で遊ぶ」

 

昔のモノだけあって、

艶といい、肌触りといい、着心地といい、

とてもいい。

サイズさえあえば、一生どころか二生でも、

娘がその気になれば三生?でも。


でもそのためには、箪笥のなかで、

「また日の目の見る日は来るのかしらん」

と長い、長いあいだ不安に慄くことでしょう。

 

大島、結城さえ、もう一生ものではない。

 

そんなワタシの意図を察知してか?

発売中の「美しいキモノ」は

大島、結城のこんな特集。



はい、「今、新しい!結城紬&大島紬

これはもう、大島や結城にも流行、はやり

廃れがあることを高らかに?宣言している

ようなものですね。

「都会の社交着」とあります。

どんな一生モノにも流行り、廃りはある、

当たり前ですね。


ベイズリー柄やら~~。

 

どんなに高級なきものも、

いや、高級きものこそ、

今や一イットキの栄光??


一生のうちに、何度か袖を通してもらえば、

そのきものはシアワセもの。

あとは箪笥のなかで眠る覚悟が必要。


こちらは藍大島、3年半も前よ。

3年前は若いね。そっちかい。

大島開眼? 熊谷守一美術館」

 

でも、一方ではこうも思います。

こういう「いい着物」を数少なく持って、

とにかく着て、着て、着倒す。

 

現代でも、そんな風に着れたら、

理想だなとは思うの。

だって、大島も結城も元来

普段着、日常着だもんね。

 


しかし、今回、色的にやはり地味。

 

全体的に色が地味目なので、

ミントの色大島を。

竹の秋コーディ

 

で、今回のまとめ。

 ① 大島・結城でさえ、いまや一生モノではない

②しかし、仕立て直す覚悟なら永久保存?

③こういういい着物を着倒すのはステキ。


着ないかなあ、着ないだろうな。

だって、「座敷童(ざしきわらし)みたいだって」 

 

違うでしょう。

 

 「座敷シニア」だよね。

というわけで、大島・結城について

考えてみました。

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コメント (1)
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