メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

1998 US OPEN

2004-02-29 11:54:25 | テニス
結局、今年は総集編しか見れなかった。
ほんの短いダイジェストを見る限り、2週間、今年もいいドラマが展開されただろうに。

結果だけ言えば、日本勢は、杉山愛が絶好調だったけど、2回戦で足をくじいて泣いて棄権。
でも、この夏、グラフにストレート勝ちしたらしい。グラフかなりヤバい
今は対ヒンギスで、さすがに新女王も、カンタンに勝てなくなってる。


WEMEN'S FAINAL リンゼイ・ダベンポート×マルチナ・ヒンギス(セレスを敗った)

ダベンポートの初優勝シーンはよかった。


MEN'S FAINAL ラフター(ディフェンディングチャンピオンだっけ? 5時間の接戦でサンプラスを敗った)×マーク・フィリポーシス

マークは、第2セット目を取り返したものの、3、4セットは得意の「スカッド・サーヴィス」がことごとくフォルトしての自滅。
ラフターは「何度勝ってもドラマティックだ」と感動してたけど、観客は冷めてた。


伊達&松岡修造の司会ぶりと、プライベートな話題も楽しかった。

・セレス戦の前にヒンギスが伊達と練習して、ジュニアと思ってたと日本の新聞にまで載った。
・ヒンギスそっくりの蝋人形
・ヴィーナス・ウィリアムズ優勝まで7着のデザインウェア。最後の星条旗のデザインは、ダベンポートにはばまれた。

などなど。

しかし、毎回思うけど、なぜテニス中継は深夜と早朝なの?
今年もあっという間にテニスシーズンが終わってしまっていた!


コメント

1998 WIMBLEDON

2004-02-28 11:47:51 | テニス
予想通り雨による予定延長が続いた前半
日本の放送は、いつも通り前半は日本女子の活躍、
後半は、ほとんどヒンギス中心とした女子シングルスが多かった。

そのヒンギスがノボトナに敗退
ストレートで優勝するという大半の予想は大ハズレ。

モニカもベスト16あたり、それにグラフは初戦敗退?! ヤバイよ、ほんと


WEMEN'S FAINAL ヤナ・ノボトナ×アランチャ・サンチェス ノボトナ(29)優勝

5年前、印象的だった、グラフに敗退した時、ケント公夫人に「You'll win.(あなたは勝つわ)」
昨年ヒンギスに敗退した時は「Third Luck(3度目の正直がある)」
(ほんと、英語と日本語の諺って似てる。真理は世界共通か?
そして、今年、悲願の優勝後は「言った通りになったでしょ?」と言われたとか。

顔をクシャクシャにして泣き、ファミリーボックスで1人1人と抱き合うシーンは感動的。
でも、深夜で半分寝てた

*************

男子はモヤ、リオスら、全仏を揺るがしたスペイン勢は、芝の前に次々と消え、
アガシ、チャンら古株スター選手も早くに消えて、残ったのは嬉しい好カード。

MEN'S FAINAL ピート・サンプラス×ゴラン・イワニセビッチ サンプラス

サッカーワールドカップでもクロアチアが活躍して「テニスも優勝したら国は大盛況だろう」という言葉もむなしく、
サンプラスが2年連続、5度目の優勝。「完璧」に尽きる。

「史上最強の選手」か。タイトル総数54は、歴代3位。
もしかしたら、彼ならもっとやってくれそう。

げんを担いでサッカーシャツをバッグに入れたり、ヒゲを伸ばして野生児の如き風貌のゴランと対照的。
いつもクールで静かな絵になる男だね、サンプラスは。


コメント

1998 French Open

2004-02-27 23:49:56 | テニス
テレ東でベスト8あたりからの放送。5月末から6月第1週の1週間。

前半は、男子のシードダウンが相次ぎ、アガシ、チャン、ムスター、
昨年のディフェンディングチャンピオンのマルセオ・リオスも次々と
赤土コートオンリーに賭けるスペイン勢に押されて消えた。

女子はグラフがいない。欠場? 引退?! まさかね。

ヒンギス×ヴィーナス・ウィリアムズが、前半のハイライトだったけど、ヒンギスのあっさりストレート勝ち。

同じ17歳でかなり試合前からマスコミ発言で対立していたらしいけど、
安定したヒンギス(黒髪に染めてキュート)の強さが目立った。

昨年のディフェンディングチャンピオン、マヨーリも負けた。

そして、モニカ
ノボトナも2-1で下して今年カムバック!!

悲しいことに、あの偉大なるお父さんが亡くなったそうで、
彼女は今年、父のためにも賭けてきているんだと思う。

************

後半のハイライトも、なんといってもヒンギス×モニカ 6-3 6-3 モニカ
ストレート勝ちなんて素晴らしい。完璧に集中し続けて、レベルが違う!

グラフとここで死闘を勝ち抜いた実績の持ち主だからね。
目が殺気だって、勝っても引き締めたまま。
ああ、彼女がここで今年優勝できたら、私は魂だって売りたい気持ち!

自分のペースで進む中、ヒンギスのエースをジャッジされて、すぐエースだと認め、
譲ったシーンなんか泣きそうになった

彼女ほど、自分を信じて、ポジティヴで、ファンを愛して、スマートに勝つテニスをするプレーヤーは
男女合わせて、歴史を紐解いてもいないと思うんだ。

ああ、この感動。本人に伝わればなあ。「ア・レ・モニカ!!」
今夜11:45からの女子シングルス決勝が勝負。


【mini info.】
3月からホッパーっていう白い金髪の元プレイヤー、若くてハンサムなコーチがついたモニカ。
あのお父さんの代わりというのは、彼に大きなプレッシャーを与えるだろうな。
とてもシェイプアップして、動きが格段に良くなった。
'92以来まさに6年ぶりのファイナル進出。
上のゲームは、ヴィーナス・ウィリアムズ、ベッカーも観戦していた。

************

WEMEN'S FAINAL モニカ・セレシュ×アランチャ・サンチェス 5-7 6-0 3-6 サンチェス

午前2時まで頑張って起きて応援したけど・・・やっぱりサンチェスを褒めるべきだね。
今年とくに目立つスペイン勢。

サンチェスも、朝降った雨でコートが重くなったのも幸いして、セレスの強打をスライスで抑えた上、
左右上下どこにふられてもラクに追いつく粘り強さ!

そのうち、ヒンギス戦では1つも見られなかったセレスのスマッシュや、決め球のミス、
ドロップショットも失敗。全てはサンチェスの脚を警戒してのプレッシャー。

今年は、準決勝まで復活したということに注目しよう。

サンチェスも'89、あの劇的な優勝以来ずっとファイナルまできて、
ことごとくグラフに敗れてて、今年はどうしてもとりたい気持ちが強かったのだろう。

気になるのは、ホッパーコーチいわく
「セレスと2人の目標は、1段高いレベルのテニス。完成するのは、来年の全豪あたり」

その途中が今回の準優勝だから、今年、他の4大大会と、来年にますます期待大。

「今まではいろいろあってテニスに集中出来なかった分、今から5年間はテニスに全て賭けたい」とのコメント。

父の言った「Do it for yourself」という言葉。

父の死から早く立ち直るためにも、彼女には、今、テニスに打ちこむことが何より必要なのかも。
大会中、ずっと首にかけていた父の指輪のネックレスが印象的だった


(なぜか男子のことが全然書かれてない・・・

コメント

1998 Australian Open

2004-02-26 23:43:23 | テニス
(なんだか、テニス記事を書き始めの頃みたく、メモがどんどん短くなってきているのは気のせい?

グラフとセレスの2大看板が欠場
セレスはお父さんの具合が悪いとか、心配だなあ。

注目のアンナ・クルニコワは敗れ、途中、ウィリアムズ姉妹対決も話題となり(姉の勝ち)、
サンチェスが消え、残ったのは、やはりヒンギス。


準々決勝 マルチナ・ヒンギス×メアリー・ピアース 6-2 6-3 ヒンギス
このゲームは見応えがあった。


WEMEN'S FAINAL マルチナ・ヒンギス×コンチタ・マルティネス 6-3 6-3 ヒンギス
(メモにはダベンポートになってた

印象薄いほどヒンギスの楽勝。
対ヒンギスで周囲のパワーを乗り越えてスランプを抜け出したか、
新鋭ルチッチと組んだダブルスも優勝。
シングルス、ダブルスもとったヒンギス。


***************

男子はまずシードダウンから。
サンプラス、アガシ、ムスター、チャン

毎年、全豪は新顔が多いけど、今の男子ほど混沌としている時代はないね。誰が誰だか分かんないトップ10。
クーリエとかどこいっちゃったんでしょうねえ。引退したのかな。


MEN'S FAINAL ペトロ・コルダ×リオス(チリ)

ヘルニア手術とかで引退も考えて、妻のひと言で復活したコルダ30歳が優勝したシーンは泣けた。
正座して祈るようなポーズでずっとコートにうづくまり、得意の側転?をして、妻、コーチ、そして愛娘を抱いての喜び。
カンガルーのぬいぐるみをもらってピョンピョン跳ねるなど、地味なキャラのわりに今大会ずっと盛り上げてきた。

キャラの濃さでは負けないリオスはいいとこなしのストレート負け。
ダブルスは最強のウッディーズ(ウッドブリッヂ+ウッドフォード)が敗れ、エルンスト+ビヨルク組の優勝。


今回面白かったのは松岡修造の解説(また!?ww

「何も考えずに打ってる」「ドタドタ走ってる」「生意気そうな顔」と言い放題。
でも、「センターコートへどうぞ」、インタビュー形式とか、本人たちも楽しみながら
なんとかテニスファン獲得に頑張る姿勢、工夫がイイ。


コメント

1997 US OPEN

2004-02-25 23:30:38 | テニス
ダイアナ妃が亡くなって、半旗を掲げての開幕となった今年の大会。
あまり新鋭ばかり活躍して記憶に残らなかった。

今回も、セレス、サンチェス、ノボトナ、マヨリ、皆早々と姿を消して、
男子もサンプラス(4回戦敗退)、アガシ、イワニセビッチ、ムスター、気づいたら皆いなかった。

唯一の望みチャンも(松岡は「今回逃したら後チャンスはない」なんて言ってキツいぜ)。
「ラケットで国民を励ましたい」と頑張ったけど、アガシを敗ったラフターに敗れた。
ストレートで、ああ!

************

やはり女子決勝は、ヒンギス×ヴィーナス・ウィリアムズ 6-0 6-4 ヒンギス

相手にならなかった。
17歳同士の対決は、全豪、全英合わせて3つのタイトルになるヒンギスの完勝。


MEN'S FAINAL  パトリック・ラフター×グレグ・ルーゼドスキー 6-3, 6-2, 4-6, 7-5 ラフター

実は、まだ録画見てないけど、ラフターじゃない? どーでもいーや。


今回の見どころは、松岡修造がプレイヤーズゲストで、なんか笑える解説や、裏側を見せてくれること。

「ドタドタして、一番ランニングショットが下手なダベンポート」とか、
結構言いたい放題なのに、本人はいたってカチコチ真面目人間。
だんまりの平井さんよりイケてる。解説も新旧交代激しいみたい。

NIKEのかっちょいいCMシリーズは、今回ないのが残念。
サンプラスの「25歳の子どもで、and it's a game」っていう半裸のCMがある。


やっぱり男子チャンピオンはラフターだった。
80年代のパット・キャッシュ以降、ようやくオーストラリア選手の優勝。

それより大会1時間後、静まり返ったアーサー・アッシュコートでの松岡の話のほうが感動的。
彼まだ引退してないよね?

「ウィンブルドンのセンターコートに立った思い出は忘れない。
 これから人生悩んだら、あのコートに戻るだろう。
 テニスをやっててよかった。テニスは素晴らしい」


(ほんとだ。彼がこないだゆってたみたいに、彼自身はこの時から今も変わってないんだな


コメント

1997 WIMBLEDON

2004-02-24 23:20:23 | テニス
雨、雨、雨の今年のウィンブルドン
'84以来ミドルサンデーも返上して、ギリギリ全スケジュールをこなしたって感じ。

1回戦のゲームを延々4日目くらいまで流してたもんね
だからかな、女子はヒンギス、男子はサンプラス、
フタを開けてみたら、それぞれNO.1が優勝してたっていう印象の少ない大会になった。

 


中でも今季最大の話題は、芝コートの王者ボリス・ベッカーと、シュティッヒが今大会限りで引退するってニュース。
ボリスは他の3セットゲームのツアーには顔を出す予定らしいけど、
昨年のエドベリといい、テニスの顔はってたヒーローたちが
次々と消えていってしまうのはなんとも寂しい。



新旧交代の象徴ともなったのが、ヒンギス×アンナ・クルニコワの16歳対決



ロシア出身のクルニコワは、長い金髪をひとつに編んで、長い手脚で自在に相手を走らせるオールラウンドプレイヤー。
でも、結局ヒンギスのストレート勝ち。



オレンジと黄緑色のラインの入ったおニューのウェアで、
かなりプックラ太ったヒンギスは16歳とは思えない貫禄十分。

故障で欠場したグラフと、3回戦で惜しくも敗れたセレスをおいて、このパワーはとどまることを知らない。


アメリカの放送席で馴染みの顔となったマッケンローと、クリス・エバート・ロイド。
コナーズ、マック→レンドル→エドベリ、ベッカー→サンプラスときた男子、
エバート、ナブラチロワ→グラフ、セレス→ヒンギスときた女子。

解説の内山まさるさんは
「今は目に見えていないだけで、次世代のヒーローは必ず、どこかにいる」

しかし、テニス界の世代交代は、めまぐるしくって、時の流れが早いものだなあ。


今年も決勝戦で涙を呑んだヤナ・ノボトナ。
'92ではケント公夫人に肩を借りてないたけど、今年はヒンギスと談笑する優勝セレモニー。
今年28歳。また来年戻ってくることは可能かしら?

ほとんど実質決勝戦だったサンプラス×ベッカー戦も観たかったな。

「ピートに敗れて決心がついた」

と深々とおじぎをしたというボリスの記者会見の様子も。


詳しい戦況は新聞の切り抜き参照。
せっかくBSで1回戦からじっくり観れると思ってたけど、
結果は新聞の情報のほうが早かったという今年の状況でした。

(こないだもフシギに思ったけど、BSってどこで観てたんだろう???
 今、実家はBS入ってるけど、そんなに早かったとは思えないし、謎。


コメント

1997 French Open

2004-02-23 12:42:05 | テニス
WEMEN'S QUARTER FAINAL スティフィ・グラフ×アマンダ・クッツァ(25) 6-1 6-4 クッツァ

まー敗れたよグラフ。
グラフ×ヒンギスの女王新旧対決が見物だったのに。

日本の東レで左膝を痛めて、初めて長期静養3ヶ月後のベルリンでも6-0、6-1でクッツァが勝利。
グラフの最も苦手な相手か。

しかし、全仏3連覇を目指してたディフェンディングチャンピオンのグラフが
ここで準決勝で敗れたのは'86以来だとか。

これでセレスがベスト4入りしたから、グラフは世界ランキング3位。
ってことは、1位ヒンギス、2位セレスってこと?! いやー我らがモニカ

セレスは、佐伯やメアリー・ジョー・フェルナンデスを敗って見事ベスト4入り。
今はヒンギス×サンチェスって、これも面白そうだけど、途中で放送時間切れ
この勝者と準決勝。どっちと当たっても面白くなりそう。

もう1つのブロックは、クッツァと???(忘れた)。
セレス復活を期待しちゃうなあ。
でも、日本でも見慣れた南アフリカのクッツァはあなどれない好調さ。みんな命賭けてるからね。

***********

男子は、アガシもベッカーもなぜかいない。
今年はエドベリもいないし、第1シードのピートが3回戦での敗退。

セレス×地元メアリー・ピアースとともに変な風邪をひいたそうで、
ムスターも、ディフェンディングチャンピオンのカフェルニコフも、
それからもう今年25歳!(あー信じられない、この時の移り過ぎゆく早さ!)チャンも敗退。
父いわく花嫁募集中。家族と結婚する覚悟じゃなきゃムリだね

見たことも聞いたこともない若手が続々。
特にクレーコート専門で待ち構えているからね。

チャンを下したのは、クレーの覇者ブルゲラ
全仏は2回優勝してて、今年も狙ってきてる。
彼が16シードで、他の面々は皆知らない人ばかり。
とにかく男子は混沌としてるんだな。

***********

日本の杉山は3回戦だったかな、サンチェスに敗退。
伊達のいない今シーズン。ポスト伊達の位置はラクじゃない。

沢松は注目のヴィーナス・ウィリアムズに敗退。
ビーズじゃらじゃの髪、シルバーのウェアという井出達が印象的。

ウェアといえば、ほとんどがナイキマークを着ているのが目立つ。
いろんなデザインで、それぞれの個性が出てるけど、
クッツァ、セレス、サンチェス、グラフ?、チャンもそうだったなあ。テニスの独占市場ってところ。
特にモニカのセーラー服風のウェアは可愛い


WEMEN'S SEMI FAINAL モニカ・セレシュ×マルチナ・ヒンギス 7-6 5-7 4-6 ヒンギス!!

まだ興奮の余韻が残る。

'90、'91、'92の3連覇記録と、ここでの最年少記録保持者モニカvs
彼女の最年少記録をことごとく塗り替えていく、目下36連勝中、初のフレンチ決勝を目指すヒンギス。

Head to Head は、ヒンギスの3:1。
今度も7割がヒンギス勝利を予想しながら、モニカファンの応援も相当なもの。

なんといっても試合前、モニカがジョークを言いながらヒンギス、主審とすごく打ち解けた笑顔で談笑
写真撮影は、ファイナルの直前とは思えないすがすがしさだった。

でも、play中のモニカの集中力の高さはガラリと変わって、厳しい表情。
実のところ、モニカ大ファンながら、やっぱりヒンギスか・・・と覚悟して、
期待して、あっけないストレート負けもあり得るとさえ思っていたのに、この奮闘ぶり。

復帰後、故障続きだったというセレス。
聞けば、コーチでもある最愛の父が、なんとがんで療養中とのこと。
彼女は父のため、そして自分のために必死に球に食らいついているのがひしひしと伝わってくる。

「事件後、テニスに対する考えがガラッと変わった。今は自分の幸せのためにテニスをしている」

「もう一度、あのセンセーションを取り戻したい」

テニスを楽しもうとする気持ちのゆとりと同時に、今一度NO.1を目指す気迫が感じられるこの名言。
2年半というブランクを経て、暫定1位からヒンギスが現れ、4位だったのを今大会敗れても、
2位まで浮上させたモニカの根性

23歳。
失ったものは、大きくはかり知れないが、だからこそ、彼女しか得られなかったものもきっとあるはず。
彼女は奇跡を起こそうとしている

サーヴィスの不調と、決め球のネットや、アウト、ヒンギスに打ち負かされたというより、
自分のミスが多かったのがこの試合の印象。

最後まで球を追う根性は見せたものの、試合後跳びはねて狂喜したヒンギスと
呆然とイスにもたれかかるモニカの表情がなんとも言えず対照的だった。

****************

それにしても書くのもイヤになる。
第1セットをとったモニカが、第2セットもとれるかも、もしや
興奮で心臓はちきれんばかりに見てたのに、

「明日の約束時間を確認しなきゃ」と思いたったのが運のつき。
今まで一度も全仏の結果なんて流してなかったNHKの手話ニュースで
「ヒンギス初の逆転による決勝進出!」

赤土コートの映像が目に入って、目を閉じ、耳を塞いだ時はもうこの言葉が耳に入って、後の祭り
どーーーーーーーーーして、よりによって、この時、この瞬間にビデオをとめて、
テレビで、このニュースで、この瞬間なわけ???

過去へ巻き戻されたかったよ。録画テープみたいに。
スポーツニュースの速報なんてダイッッッッッッキライ
悪魔の仕業としか思えない、この憎らしいまでのタイミングの悪さ。


****************

テニス誌によると、今大会ベッカーは右手首故障、アガシは芝への準備で欠場とのこと。
ちなみに4月にブルックとめでたく結婚したアガシは、不調続きの上、
コードヴァイオレーション等での罰金が重なっているらしい


Mix Doubles Final 平木理化&マヘシュ・ブパシ(インド)×パトリック・ガルブレイス&リサ・レイモンド 6-4 6-1 平木組

第1シードとの対決であっさりストレート勝ち。
身長差2倍もある褐色の好青年との絶妙なコンビネーション。
ひけをとらない両手打ちの決め球の数々、日本女子でも初、
日本人プレイヤーとしては63年ぶりの4大大会でのMix Doublesでの優勝というから嬉しい。

(ウィキ見たら、“混合ダブルス部門で、日本人選手が4大大会で優勝したのは、
 1975年ウィンブルドンの女子ダブルス部門を制した沢松和子&アン清村組以来22年ぶりの快挙であった。”てあるな

小さく華奢な体、人形みたいにキュートな顔立ちからのビッグショットに、
地元テレビカメラも釘付けといったところ。


WEMEN'S FAINAL マルチナ・ヒンギス×マヨーリ(19)

ヒンギスの楽勝かと思ったら、なんとマヨーリ初優勝
いやあ、スポーツって分かんないものね。

土曜は録画し忘れて、日曜のハイライトじゃ上のゲームの後、すっかり寝ちゃって、
ま、どっちでもいっかモニカの準決が今大会のハイライトだもの。
どんな風に女王が敗れたのか分かんないけど、ストレート負け。


MEN'S SEMI FAINAL クエルテン(ブラジル)×フィリップ・デウォルフ(ベルギー)

どちらもノーシード。ブラジルの痩せた陽気なサッカー選手みたいなクエルテンと、
危険な美しさをもつデウォルフの、テニスには珍しいお国の出の新鋭対決。
いいゲームだけどあんまし興味なし。この勝者がファイナルでブルゲラと戦うらしい。


MEN'S FAINAL ブルゲラ×クエルテン 4-6 3-6 2-6 クエルテン

あっけないストレート。初のベルギープレイヤー優勝。新しいスター出現。本人も驚いて、
「ここまでこれると思ってなかたから、シャツはこれ1枚しか持ってない
話せば片言英語のふつーのお兄ちゃん。

コメント

1997 Australian Open

2004-02-22 12:34:45 | テニス
この記事の予想は見事だね。セミファイナルからで事情は不明(しかも総集編もなし)。
セレスも、アガシも見れなかった。

日本勢は、伊達が消えて、皆3回戦以内で消えた。

今回放送した中で印象的と言えば(あんまりないけど)、新星20歳のスペイン人モアがベッカーを初戦で破り、
ファイナルまでいったこと。長髪のロックシンガー風。

それと、優勝株のチャンがセミファイナルでストレート勝ちしたことかな。

一方、ヒンギスの活躍はもう目が離せないほど。アイドル化してる。
「スイスのハイジ」と言えど、可愛いだけじゃない。

グラフはクッツァーに負けて、大番狂わせ。

アジア系のポーとか上がってきて、メアリー・ジョー・フェルナンデスを下したヒンギスがファイナル行き。



WEMEN'S FAINAL マルチナ・ヒンギス×メアリー・ピアース ヒンギス(16歳)

史上最年少の優勝+ダブルスも史上最年少の優勝。


MEN'S FAINAL ピート・サンプラス×モア 6-2 6-3 6-3 ピート2度目優勝

完全にストレートゲーム。

文句のつけようのない組立と、正確、多種なショットに、モアの決め球が出せずに終わった。緊張もあったのかな。
ほとんど無名でいきなりファイナルだったから。

ピート×ムスターのセミファイナルもなかなかだった。
これも完璧、ピートのストレートゲームだったけど、
ネットポールの間を通ってコートインした時なんか、ムスターがひれ伏すジェスチャーを見せたほど
('89に車に挟まれた事故で、膝を複雑骨折。リハビリと練習の鬼のおかげで復活。賞をもらったというムスター

まだまだピートの時代は続きそう。

「昨年はコーチを亡くしたりして、家族他にも迷惑をかけた。皆に感謝したい。Thank you babe!」
なんて珍しくおどけたスピーチ。


今回の最大の見所は、NIKEのCMかな。

「coolest game はない?」
「ヴァーチャルアンドレです」

瓶を割るわ、暴れまくる青年。

「That was clearly IN!」
アンドレ「Next!」
ゲームオーヴァーして、アンドレが「Nice Game」と握手してから、「You're suck」w

ムキムキのヴァーチャルアンドレはスゴイ。


コメント

1996 ニチレイレディース

2004-02-21 14:35:43 | テニス
WEMEN'S SEMI FAINAL モニカ・セレシュ×伊達公子 6-3 1-6 7-6(タイブレイク8-6)モニカ

これはエキサイティングなゲームだった。

なにせトップ10でグラフはじめ、サンチェス、ノボトナ、サバティーニ他を敗った経験あり、
'96は快進撃の年、ウィンブルドンベスト4、フェドでグラフを敗ってる絶好調な伊達。

しかも今日は台風のためインドアでのホームコート、まさにアナウンサーが言うところの
「私の部屋」状態でのぞんだセレス戦。

セレスのみ、唯一勝ったことがない。しかも肩の調子がよくないセレス。
でも12回出場で、12連勝負け知らずと、こちらも信じられない記録の持ち主。

両親ともに来日して、伊達の両親も控えめに後ろの席にいて分からなかった。


USオープンは、惜しくも準優勝に終わったのが記憶に新しいモニカ。
なんだか疲れた感じがしていて、いつものスパーーーン!てショットがなく、
サーフェスが遅いからか、伊達のショットがキレて重いからか、全体的に冴えが見られず。

第1セットは難なく取れたのに、第2セットはなぜかカンタンにとられて、
ノッた伊達は第3セットもリード、3-5くらいまでいった時はさすがにヤバイ!と応援にも熱が入る。

日本中が伊達サイドの声援で、コート内は27度の高温多湿、
ビックリするほど滝の汗が流れている2人

セレスがねばってタイブレイクへ。
そこでも伊達が2度もマッチポイントを握りながら、ミスが続き、
ここで世界NO.1の意地と集中力、勝利への執念でセレスが勝った。

ラストは伊達のギリギリアウトで、セレスがクレームをつける仕草より前に
自分でゲームオーバーを認める伊達。
両親が思わず不満げな表情をしているのが映っていた。


WEMEN'S FAINAL モニカ・セレシュ×アランチャ・サンチェス

ポーっていう43位のプレイヤーがM.ピアースを敗っての快進撃で、サンチェス相手に奮闘したけど、
放送5分間の間にギリギリ勝負がついて、結局サンチェスのストレート。
ノースリーブのウェアが可愛い。

(余談だけど、日本のCM界はスゴイね。
 ウィノナ・ライダーも車のCM、今日見たのは、なんとジュリアン・サンズまで車のCMに登場!)

プレイヤーたちの大会開会式セレモニーの様子が1カットずつ紹介されたのもイイ。
サンチェスが情熱の赤いドレススーツ?を着て、すごくキレイだった。
こういうリラックスした顔ももっと見せてほしい。

開場ではサイン会とか、タレントが生でサーブを受けるデモンストレーションとか、ニチレイも頑張る。
明日も雨っぽいし、伊達もいないし、席は余りそう。SEIKOあたりはまた見に行きたいな。

コメント

1996 US OPEN

2004-02-20 14:14:18 | テニス
MEN'S QUARTER FAINAL ピート・サンプラス×コルチャ
7-6 5-7 5-7 6-4 7-6 ピート!!

今年のハイライトはコレでしょう!

放送がブツ切れで、途中カットもあって、ピートが何だか気だるそうで、
調子が悪そうな劣勢ゲームの他は、なんてことなかったけど、
このフルセットで、ラストはタイブレイク、で、突然、体を二つ折りにして
コートに吐いちゃったピートは、コードヴァイオレーションをとられて(タイムオーバーで?)ポイントは10-9。
マッチポイントも何度も握られながら勝敗を決めたのは、なんとコルチャのダブルフォルト!

平井さん「映画を観ているようですね」ってその通り。
GFはコーチの胸で泣くし、コルチャはコート上に膝をついて、
ピートは勝利の腕を上げる力もなく、イスでタオルを顔にあてて手が震えていた。

もっと信じがたいのは、今年、彼が1つもタイトルをとっていないこと。
でも第1シード、ランクはアガシと争ってるみたい。


そのアガシは第6シード。
今年はオリンピックチャンピオンにもなった、彼がだよ!?
面白い人だよね、ほんと。ともにベスト8進出。
チャンとの対戦か、とっても楽しみv


そして、今年、今大会がいよいよグランドスラムラストのエドベリもベスト8まできたけど、
イワニセビッチにストレート負け。

インタビューは、ちょっとしか流してくれなかったけど、
「'91の優勝が最も思い出に残っている」とか。
唯一の流れる美しいテニスの時代は、彼とともに過去のものとなる。


とにかく、どんどん放送時間が狭まっていくテニス
今年のUSは、WOWOWは第一試合から全部やってたみたいだけど、6チャンで9/6~9/9のたった4日間。

セミファイナルから、しかもファイナルは男女とも日曜午前3時から翌朝にかけて一緒に流しちゃうって乱雑さ
毎朝5:30~8:20までライヴもいいけど、ぶち切れちゃうし、とにかく悲惨!

女子ファイナルの注目、グラフ×ヒンギスは雨で流れちゃうし
そのおかげでエドベリやセレスのゲームが観れてラッキーだったけど。

「コート界のハイジ」というニックネームがついた、髪を軽やかにカットした天才少女ヒンギスは15歳!
今大会ではサンチェスとノボトナを敗って、セミファイナル進出。

「頑張れば、チャンスがあるかも」

大先輩グラフと雨で中断する前の1ゲームは、終始ニコニコで嬉しくて仕方ない感じ。
ブラウスっぽい水玉のウェアで、アイドル系。
モニカにもこんな時期があったっけ。


**************

その我らがモニカ・セレシュは、セミファイナルで難なくストレート勝ち。
まだちょっとウェイトはありそうな感じ。暫定1位のまま。

今年はフェド杯、オリンピックと10大会にエントリー。
肩を少し痛めてたみたいだけど、USでは1セットも落とさず順調そのもの。
もしグラフが上がってきたら、去年と同じ顔合わせ。
この2人のライバル関係は、ずっと見続けられそうで楽しみ。


なんといっても、今回のNIKEのCMのキャラクターはモニカ
毎回カッコいいCMが注目だけど、ものものしい建物から高級スポーツカーに乗って、
運転(できるのね/驚)しながら、後ろから追ってくるギャングから打たれるボールを
走りながらバシバシ打ち返す!!という無謀なアクション。

途中、彼女の余裕な笑いが入る。
ギャングはゴミ箱にぶつかりながら、フロントガラスにボールを受けてヒビが入り、
モニカのとどめは、ネットの出るミサイル。

“game set match”

ネットにひっかかるギャングたち。ヒュ~カッコイイ。グラサンのセレス。
やっぱり女優の素質も大ありだよ。
ラストに横切っていく黒塗りのポリスカーみたいな車の横に描かれたロゴがにくいね。


もう1つはアガシのCM(これもNIKE? AIRの文字)は、
黒いジャンパーのフードをかぶって、一瞬ボクサーが試合に出る前の通路かと思わせる演出。
集中!って表情がイイ。

彼のイメージも変わったね。
前は軽いノリのヤンキーだったけど、ブレイクしてからの自信が顔に出てる。
そこに入るカメラマンのシャッター、激しいプレー、そしてキャッチコピーは
「勝つために来ないなら、ただの観光客だ(だっけ?)」
これもgood。

でも、ファンは嬉しいけど、お互いCMばっか出て、試合をおろそかにしないでね、誰かさんみたいに


MEN'S SEMI FAINAL ピート・サンプラス×イワニセビッチ
6-3 6-4 6-7 6-3 ピート

MEN'S SEMI FAINAL アガシ×チャン ストレートでチャン!!


おとといのピートの診断は、脱水症状からくる神経性胃痙攣とのこと。
前にも一度あったらしい。おとといの気温は40度 湿度も90%以上。これじゃバテるのは当然。

テニスプレイヤーの肉体の持久力、パワー、勝ちにいく執念は本当にAmazing!
ゴランも好調だったけどアメリカ勢に囲まれて、第3セットをタイブレイクで取った時はもしや?!って思ったものね。
チャンの勝利は嬉しい。

どこまでピートに食らいつけるか、ここらで一発欲しいって両者とも狙ってる。


**************

WEMEN'S SEMI FAINAL グラフ×ヒンギス グラフ

日曜日午前2時からだけど、「サンデー・モーニング」のせいでグラフのストレート勝ちを知った
「詳しいことは2時から」だって、ふざけるなああああああ

ヒンギスは、2度もラケットを投げてコードヴァイオレーションをとられたけど、とにかく可愛い。


MEN'S FAINAL ピート・サンプラス×マイケル・チャン ピート

雨による2時間の延期で始まったナイターでのファイナルは、ストレートでピートの2年連続、2回目の優勝。
史上4人目って言ってたかな? 3度はレンドルとか。偉大なんだね

チャンプは、ここぞの本番に強い人のことだって分かった。
あーーーーでも、悲しいかな、今度のビッグチャンスも逃して準優勝とは!
いつかのアガシみたい。

彼のウィンブルドンみたいにパチンと弾けるキッカケがチャンには必要だ。
これだけ無心に頑張る人間に神さまが与えないはずないもの。
アガシ戦で見せた神がかり的なサーヴィスエースや、ストロークを封じられ、あまりいいところがなかったこのゲーム。

チャンいわく
「アガシ戦も観ている人ほどた易くはなかった」
そうでしょう、そうでしょう。

試合前の練習では、兄カールと近寄りがたい緊張感があって、控え室でも「誰とも喋りたくない」とこもっていたという。
コート近くの部屋で、TVでフットボールを見ながらリラックスしてたっていうピートとえらい違い。

まあ、ピートも「コート内で無愛想なのは、自分なりにテニスへの意気込みを示しているから」とのこと。
彼もまた今年最初の地元のタイトルに賭けてたんだよね。

この試合でチャンがランキングNO.1になるかもしれなかったほど、今の男子テニス界は接戦状態。
まだピートの時代は続きそうだけど、勝利を重ねているチャン(24)も、タイトルすらとれなかったもののトッププレイヤー。
力の差は違いは全くない。

とにかくめげずに持ち前のポジティヴ・シンキングで前進あるのみ。頑張れチャン!
コートにでっかいキレイな黄緑色のバッタが入って、チャンがボールボーイにとらせていたシーンは良かった


**************

WEMEN'S FAINAL スティフィ・グラフ×モニカ・セレシュ 7-5 6-4 グラフ

これまた男子ファイナルの放送中にグラフの勝ちを聞かされて、
結局、今回、勝ち負け知らずにハラハラして観たゲームは、MEN'S FAINALのみ。
ここまでくると嫌がらせだな

この壊れたビデオデッキで、セレスがたくさんミスりながらのゲームをイライラして見てたけど、
ラストは、なんとバケツをひっくり返したような大嵐の中での表彰式で大爆笑!
2人は和やかな笑顔と、ピンクのブーケ、大爆笑に終わったってワケ。


「さすがにモニカとの決勝は緊張した」と後のグラフのコメント。

NO.1を突っ走るグラフに不安を感じさせるのはセレスのみ。
『エースをねらえ』でお蝶夫人がひろみに言った「ライバルというコート上の親友」そのもの。

もし、事件がなかったら・・と過去を論じるのはもうやめよう。
たしかに2年間のブランク後の猛練習の負担で肩を痛めていたモニカは、
いまだピーク時まではカムバックしていないけど、事実は変えようがないし、誰も未来はのぞけない。
22歳の若き天才プレイヤーは可能性をふくらませる一方だ。

グラフは5度目、2年連続のUSタイトル、通算グランドスラムタイトル数23と、
歴代1位のマーガレット・コートの24に、あと一歩とせまった。
彼女なら現代テニスの女王として新記録を樹立することだろう。


しかし、このラスト!

ゲームオーバーを待っていたかのように、とっても不気味な黒雲が覆ったと思いきや、
表彰式の準備をする間もなく、すごい雨と雷

なのに伝統と格式を重んじようとしたのか、短いスピーチに主催者の挨拶、
白髪のおじさんのグレーのスーツはびしょ濡れだし、箱のプレゼントを奪うようにして
主審の女性はまるで宅配人みたく運んでいって、賞金を受け取るモニカが大笑いしてて、

さっさと封筒をうなづきながら「分かった、分かった」とポケットにしまいこみ、
次どうぞとグラフのほうに手を出してるのは傑作!!

顔に当たる雨しぶきに渋くなりながらも、グラフは満面の笑顔
びっしょりのシルバーカップを掲げても、プレスの他は皆、われ先に中へ入ってしまって、
誰もコートに残っちゃいない!


モニカももういないし、グラフも早々退散。
ただブーケを渡してもらって、カメラに向かって投げキスを素早くしたことを除いて、
雨に濡れたカメラにピントの外れたナイターのライトがとても絵になっていた。


これで今年のUSオープンはおしまい。
インドアの秋冬に移り、また寂しくも、テニスシーズンが幕を閉じる。
新たな年と新しい顔ぶれが出てくるかもしれない、新たな戦い、全豪まで。

ああ、この瞬間って、本当に毎年もの悲しく、はかなさを感じる。
時の流れるのは早いねえ。


コメント