メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

亀戸香取勝運商店街ほか

2012-10-31 22:53:44 | 町歩き
ライブ友さんと一緒に「都バスで出かける、江東区一日さんぽ」てパンフに沿って街歩きに行ってみた。
風邪でもないのに朝からやたらと鼻水が出て、息をするのも苦しいが、
昨日も出掛けたせいで、疲れがたまっているせいだとムシしてお出掛け。



亀戸香取勝運商店街
ぶくろで待ち合わせてから、まず電車で亀戸駅へ。
駅から徒歩10分程度で到着。
昭和30年代を模したレトロな商店街ってことで、モダンな建物に特徴があるけど、
八百屋さんや、スーパー、ヘアサロンと、下町らしい風情のお店ばかり。
思ったより短くて、あっという間に終点に到着。



香取神社
平日だから人も少なく、整然とした雰囲気の明るい境内。
「勝運」てことでスポーツにご利益があるのかな?
本堂の横には大黒様と恵比寿様?がいらっしゃって、
お水をかけて、亀のこたわしで痛いところを洗うと治るって書いてあったから、
とりあえず、いろんなところを洗ってみました

神社のそばに揚げていないドーナツ屋さんがあって、
美味しそうだったから、メープル、パンプキンのベイクドドーナツと、
黒糖、玉ねぎ(!)のかりんとうを購入v

商店街入り口付近には量り売りのお豆屋さんがあって、
鳩さんが4~5羽も店内を入ったり出たりしてるのが衝撃的/驚

 

山長
和菓子屋さんだけど、いろいろやってるお店でランチ。
ラーメン+おにぎり1個(具は選べてタラコを選択)+
和菓子1個(店頭から選べてみたらし団子に)で700円くらいだっけ?安い
その他さつまいもを使ったあんみつも頼んで、2人で分けたv
気のいいおじさんが作ってくれて、本当はあんみつは白蜜らしいけど、
「間違えて黒蜜かけちゃったけど大丈夫でした?」てw
白蜜のあんみつは見たことがないから、ちょっと気になった。


砂町銀座商店街
亀戸からバスに乗って、「北砂二丁目」で下車
こちらは、真っ直ぐな通りをけっこうな長さのある商店街!
唐揚げがイチオシらしいけど、むしろ焼き鳥や、コロッケ、おでんなどなど
お肉屋さんだけじゃなくて、日用品店も軒を連ねていて、便利そうだった。
急にCALDI的な輸入食品店も発見して、珍しい輸入菓子や、
最近ハマってる缶詰め類などを購入→AEONLIQUOR


17時ともなると、もうすっかり日が落ちて暗くなっちゃったけど、
ここから新木場駅まで「錦18」に乗って、「木11甲」に乗り換え、
今日の最後の目的地の「東京ゲートブリッジ」へ。

ゴルフ場とか東京ヘリポートとか倉庫が多い地域で、とにかく人気がない
しかも、バスの運ちゃんがやたらと荒っぽい運転で猛スピードな上
意味もなくカクカクと直角カーブが多いため、
車酔いなどしない性質だけど、パニック症状が出てきて、
息苦しさと、心拍数の上昇などで、とても耐えられそうになく、
途中の「若洲海浜公園」てバス停で降りてしまった

降りてもさっぱり何もなくて、人気もなく、逃げ込めるようなビルやコンビニすらなく、
あるのはドッカーンとした倉庫ばかり。
遠くにはライトアップされたゲートブリッジが見えて、
体調が良ければ、きっと素晴らしい夜景が見れただろうにと残念しごく。

とにかく地下鉄まで戻りたくて、バス停を探すと、すぐ帰りのバスがやってきて、
そこそこ混んでいたけど、夜景で気を紛らわせながらがんばった
ライブ友さんがあったかい手で、わたしの冷え切った手をあっためてくれて
本当に有難かったです。ありがとうううう/涙

新木場駅に着く頃にはだいぶ気分も落ち着いて、
相変わらず通勤客で乗客の多い地下鉄にもちょっとドキドキしたけど、
なんとか帰宅できた。

まだまだ行動療法が足りないのぅ・・・情けなし
それでも、商店街巡りは楽しかった

その他の写真はフォトチャンネル一覧でどうぞ~!
チャンネル「ch 146294」の「cd01~cd12」までです。

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「日本の70年代 1968-1982」@埼玉県立近代美術館

2012-10-30 17:11:07 | アート&イベント
開館30周年記念展「日本の70年代 1968-1982」@埼玉県立近代美術館

 

今日は比較的体調が良かったからお出掛け(フラフラはそのままだけどね
サイケデリックで激動の時代だった70年代は、わたしも興味あるので観に行ってみた。

「ぴあ」「BRUTUS」等の雑誌の創刊号、はっぴいえんど等のレコードジャケ、
学生運動や前衛アートの映像、水木サンも載ってる「ガロ」「漫画主義」「ビックリハウス」等のマンガ・雑誌、
万博で話題を呼んだ「せんい館」に展示されたルネ・マグリットの人形はリアルで面白い。

この時代の若者は、とにかく何でも自由に試して、意味不明で実験的なことがよしとされていたんだな。
斬新さイコール性の解放、裸体、暴力、光と映像と音楽の組み合わせみたいな。
演劇、ファッションのポスター、写真家もみんな自由に表現していたけど、
アメリカのヒッピームーヴメントの影響も大きかったかも。

土を掘って円柱をつくってその様子を写真・映像で撮って鑑賞され再び土に戻されるまで
作る人+観る人+流れる時間もひっくるめたアートってゆうのも大きな特徴のひとつ。

【その他のキーワード】
粟津潔
四谷シモン
上村一夫
天井桟敷館
タージ・マハル旅行団
篠山紀信の撮ったヨーコの写真はキレイ
山本容子
西武百貨店のポスターにウディ・アレン!驚

70年代に撮られた家族写真が展示されていたのもよかった(一般から募集したらしい。



美術館内のカフェでキッシュとサラダのランチ。コーヒー付き
玉ねぎの自家製パンは温めてあって、やわらかくて、玉ねぎの優しい甘さが美味しかった

ここではライヴもやるんだね/驚


▼常設展
企画展もイイけど、常設展も好き。
ドラクロワ、モネ、ルノワール、ルオー、ピカソ、シャガールなどなど
なかなか素晴らしいコレクションが見れてお得な気分。
中でもユトリロのサクレ=クール寺院や、熊谷守一さんの絵が4~5点もあって見入ってしまった。

ショップにはステキな雑貨がいろいろあって、ドイツの手作りの動物(木彫り)が可愛い
ケーセン社のぬいぐるみなどもあり。



美術館の周囲は「浦和北公園」で、野外彫刻もいろいろ展示されている。
企画展の際、何度か来たけど、周囲をゆっくり周ったのは初めてかも。
日本庭園もあり、滝から流れる水裾が広がって、子どもたちの格好の遊び場になっていた。



中央の噴水にはサックス型のオブジェがあって、指定された時間になると、
有名なクラシック音楽に合わせて、壮大な噴水ショーが見られる。
ベンチに座って、♪美しく青きドナウ など2曲ほど見たけど、
コンピュータ制御されてるのかな?けっこうな迫力の素晴らしいショーだった

その他の写真はフォトチャンネル一覧でどうぞ~!
チャンネル「ch 146676」の「cc01~cc11」までです。

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『ステキな金縛り』(2011)

2012-10-29 15:22:07 | 映画
『ステキな金縛り』(2011)
監督・脚本:三谷幸喜
出演:深津絵里、西田敏行、阿部寛、中井貴一、KAN、竹内結子(一人二役)、山本耕史、浅野忠信、市村正親、草剛、木下隆行(TKO)、小日向文世、生瀬勝久

こんな突拍子もないアイデアをずぅっと温めていた三谷さんてばほんと面白い人だなあ
オープニングのアートワ-クは監督の好み?
人声によるコーラスの冒頭もイタリアンホラーファンにはたまらない。

クサイ役者役で佐藤浩市、コールガール役で篠原涼子、医者役で唐沢寿明などなど、三谷組も総出演v

▼story
父が有能な法律家だったが、自らはドジな三流弁護士のエミ。
「最後のチャンスだ」と回ってきた面倒臭い案件は、
殺された矢部鈴子の重要参考人である夫のアリバイがあやふやで、
唯一の証人が金縛りにあった際の落ち武者だということ。
エミはなんとか落ち武者の存在を裁判長や検事に認めてもらうべく
あらゆる策を講じるが・・・


「己を信ぜずして、誰が信ずるか」

被害者が答弁してくれたら、すべての事件がスムーズに解決するだろうな。
でも待てよ。被害者が誰かをかばってウソをついたとしたら???
やはり、人が人を裁くのは難しいことだ。

霊は昼間出られないとか、心霊写真に写りこむには手だけなら○ポイント、
顔なら○ポイントなんてポイント制になってるとかのルールも可笑しい
きっと劇場は観客の笑いであふれただろうなと容易に想像できる。
海外のお客さんの姿も映っていたけど、これなら世界に通じる笑いだと納得。

エンドロールの最後の最後までたっぷり楽しませてくれるのが三谷流/爆
一緒に流れているテーマ曲も作詞が三谷さん、歌っているのが出演者だし

特典の「場面選択」で見てたら、また見返したくなって、
アベちゃんが幽霊になっちゃうシーンや、タクシー運転手の生瀬さんのシーンとか
何度も観て、また笑ってしまった。

死ぬことが生きることの延長線上でしかないことをエンタテイメントで見せてくれる映画。
受け取り方によってはすごい深い作品。


追。
ラブラドールのラブ君可愛かったあ!ここでわんこを使うのはズルい


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notes and movies(1993~ part1)

2012-10-29 14:46:43 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
スクラップブックから10作ずつのご紹介。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『3人の逃亡者』(1988)
監督:フランシス・ヴェベール 出演:ニック・ノルティ、マーティン・ショート ほか
米仏でもしっかり成り立つ人情味あふれるおかしな組み合わせの逃亡者の話。
ショートのドタバタ演技と、ノルティの職人技演技、ピュアな女の子のミスマッチが笑える。
フランスの監督が当てた映画をアメリカ版にリメイクして、
そっちも当てちゃうなんて面白いシチュエーション。
仏版のルーカスをドパルデューがどう演じているかも大いに興味あり。


『血と砂』(1989)
監督:ハヴィエル・エロリエータ 出演:シャロン・ストーン ほか
闘牛というスペインの独特なスポーツ(と言えるのか?)を理解していないと、
なんだか奇妙で陳腐な昼メロに見えてくる。
国民気質の違いがストーリー展開や、ちょっとしたシーンにもあって
なんだか変な感じを所々受ける。
どんなのが美しいフォームなのか、皆で白い布を振るのは何の合図なのか、
闘牛士の地位や人気がスペインでそれほど高いのはなぜなのか?

もうすっかり悪女役でならしているストーン。
でも、悪女がこれほどもてはやされてるのも闘牛と同じくらいフシギ。
危険な女との危険な関係。それでも惹かれてゆく、その定義って一体何なんだろう?


『夢』(1990)



監督:黒澤明 出演:寺尾聰、賠賞美津子、原田美枝子、マーティン・スコセッシ、笠智衆 ほか
黒澤明の見る夢だけあって時代が感じられ、それぞれに重みが感じられる。
これらを夢判断したら一体どんな心象解析が得られるだろうか?
夢独特の、唐突なのに、本人には分かり過ぎるほど分かっている場所と状況、
後から考えればフシギキテレツなのに、その時は当然に思える擬似現実の世界とストーリー展開。
他人の夢の世界がそのまま映像として他の人間が観れるなんてやっぱり大監督たるゆえん。

「日照り雨」
狐が所々でキッと辺りをうかがうような行進が印象的。

「桃畑」
黒澤作品には日本独特の衣装と音楽がピッタリはまる。
美枝子さんもどれだか分からない人形の顔と化している。

「雪あらし」
まるで生きているかのような雪女の黒髪が顔中に絡みつくシーンはすさまじい。

「トンネル」
現代と戦時中の価値観のあまりの違いに恐怖を感じた。

「鴉」
ゴッホの絵の中にとりこまれてしまうシーンは一体どうゆう映像処理技術が使われたのか?
スコセッシのゴッホ演技もなかなか。タイムパラドックスを覚える。

「赤富士」「鬼哭」
富士の噴火に放射能で鬼と化した人々、荒れ果てた大地、なんだか空虚でどこまでも空しい感じ。

「水車のある村」
私は本当の眠りの世界におちてしまった。。


『地獄の女アンドロイド』(1991)
監督:アーネスト・ファリーノ 出演:クレア・レン ほか
いかにも木曜洋画劇場で選びそうな題材だけど、飽きずに作られ、
放映されるということは、今も昔もレイプ犯罪が存在し、
解決されないままもみ消されるケースが多いってことを意味しているから。
これだけ精巧で感情まであるアンドロイドが作れたら、
使いようによってはボランティアにも犯罪撲滅にも利用できるのに、
兄弟愛の悲しい殺人劇に使われるのは本当に残念。


『ブルー・スチール』(1990)
監督:キャスリン・ビグロウ 出演:ジェイミー・リー・カーティス、クランシー・ブラウン ほか
銃を持って戦うヒロインといえば『ニキータ』のほうがずっと完成された感があるけれども、
日本の婦人警官のイメージは違法駐車の取り締まりくらいなのに、
犯罪都市N.Y.で婦人警官をやろうなんて、生半可な気持ちじゃ絶対ムリな話。
銃によって人間が狂気に変わったり、たった1つの弾丸で人間一人が殺せちゃうんだから、
全く手軽な殺人武器がたやすく手に入る時代よね。


『愛は霧のかなたに』(1988)
監督:マイケル・アプテッド 出演:シガニー・ウィーバー ほか
黒いいかつい顔に毛むくじゃらの体。人間に似た動作だけでなく、
その心もしっかり持っているマウンテンゴリラに魅せられたアメリカ人女性が一人で、
ジャングルの中で、原住民らと共にゴリラの生態に迫ろうとして、
密猟者や政府、内乱などと戦い抜いた半生を見事に再現して見せてくれている。
ゴリラとのふれあいのシーンはまさに圧巻。

彼らを単なる獣としかみなさず、虐殺を繰り返し、
動物園に高く売り飛ばし、中には、その手を灰皿に使う
そうしてゴリラだけでなく、どれだけ多くの野生動物たちを絶滅の危機においやってきたのか。
その背景には、人々の慢性的な貧困もあり、生きるために動物を殺すという
簡単には解決できない問題もはらんでいる。
自分の仕事の都合でダイアンから去ったボブも彼女の視点から見ればアンフェアな気がした。


『炎のグレートコマンド 地獄城の大冒険』(1985)
監督:ポール・ヴァーホーヴェン 出演:ルドガー・ハウアー、ジェニファー・ジェイソン・リー ほか
16世紀のヨーロッパがこんなに野蛮に描かれているのは監督のせいだけだろうか?
妙に生々しい血と血の争いと性描写とセリフが日本の時代劇を思わせる。
ジェイソン・リーがまだ出たての頃で汚れ役に近い体当たりの演技を見せている。
アグネスの、一見純真そうでいて、平気で嘘を言う小悪魔的なところが面白い。

ハウアーの、悪のヒーローになりきれない役どころも味があって彼らしい。
頭でっかちそうで実は勇気ある若き紳士であり戦士でもあるスティーヴン役のバーリンソンも魅力的。
触れただけでたちまち死にいたる伝染病ペストが大勢の人間を殺したのは全く恐ろしい事実だと分かる。
ロクな治療法もなかった中世。やっぱり現代に生まれてつくづく良かった。


『ベビーシッター・アドベンチャー』(1987)
監督:クリス・コロンバス 出演:エリザベス・シュー ほか
夜の危険区域でも会う人なぜか助けてくれるのはシューのキュートさのせい?
黒人だけのバーで♪baby sittting blues を歌いあげちゃうシーンはイイ。


『ウェドロック』(1991)
監督:ルイス・ティーグ 出演:ルドガー・ハウアー、ミミ・ロジャース、ジョアン・チェン ほか
アメリカ映画のアクションでもハウアーが演じると一味違った趣になる。
スマートでもなく、特別ハンサムでもなく、ブロンドもキチンとなでつけるでもなく、
でもやっぱりハウアーだと他にはない味がある。
ジョアン・チェンは『ツイン・ピークス』同様、悪女役だが、
今回は徹底的に女の武器を利用した裏切り女を演じている。

SF、フィクションならずとも実際使えそうな気もするけど、
刑務所内の暴力、所員の堕落がそのままじゃしょうがない。
機械にコントロールされ、何度も首が吹っ飛びそうになる、
とにかくハウアーとロジャースが走ること、走ること。大脱走の物語。


『戦慄のレッド・ボーダー 暗殺への報酬』(1989)
監督:オール・ブナビック 出演:マーティン・シーン ほか
CIAとKGBの陰の取引に巻き込まれた刑事2人。
シーンの渋い演技がメイン。特に元妻と再会するロマンスのシーンはぎこちなさがイイ。
オントキーンは『ツイン・ピークス』と微妙に違った警官役。警官の妻ってハードだね。
ラスト「これはまだ終わってはいない」というセリフが暗示的。

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notes and movies(1993~ part2)

2012-10-29 14:46:42 | notes and movies
過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
part1からのつづき。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。


『フェリーニの道化師』(1970)
監督:フェデリコ・フェリーニ 出演:アニタ・エクバーグ ほか
TV用にはとってももったいない、フェリーニのサーカス、団員たち、
特に道化師たちへの想いあふれんばかりの一作。
子どもの頃、初めて見る道化師たちのドタバタ騒ぎに泣いてしまったエピソード、
彼らは町にいる小人の駅員や浮浪者等を思い起こさせたと言うシーン、
1900年頃全盛を極めたサーカス、有名な道化師らは今どこに?と
スタッフ、フェリーニ自身も一緒にイタリアからフランスまで捜し歩くくだり。

観客席には誰もない。観客はブラウン管を隔てた私たちだ。
直接拍手や笑いを届けてやれないのが残念だが、この命を賭けたショーは半永久的に残る。
どこか薄幸で、人生を皮肉と荒唐無稽の芸に変えて私たちを笑わせる道化師は
現代のメディアに本当に必要のない存在なのだろうか?と改めて想いを募らせる作品。


『のるかそるか』(1989)
監督:ジョー・ピトカ 出演:リチャード・ドレイファス、テリー・ガー ほか
単純なストーリーだけに、これだけツキまくる奴がいたらやっぱり見てて爽快!
賭け事の仕組みはよく分からないけど、誰も賭けない穴馬ばかり狙う
あり得なさそうで、映画ではなんでもありの皮肉がチラリ。
ドレイファスとテリーの息の合った夫婦ぶりもイイし、
ヴィッキーも頭は軽いがコケティッシュな役でイイ。
究極の賭けに人情や本性がチラッと見える演出もなかなか。


『TOMMY』(1975)

 

監督:ケン・ラッセル 出演:ロジャー・ダルトリー、エルトン・ジョン ほか
やってくれます、ラッセルのロックオペラ(こんなジャンルがあったの
クラプトンがマリリンを崇拝する伝道師!
ティナ・ターナーがもっと妖しげなアシッド・クイーンをダイナミックにプレイ!
エルトン・ジョンは相変わらず素っ頓狂な格好でピンボール界の元王者をプレイ!
セクシーなアン・オリヴァーは実力派だが舞台俳優か?
ロックの世界を体現したような2時間たっぷり、どのシーンにも笑いあり、涙あり、
ブラックユーモアあり、自由、愛、あらゆる要素があふれた傑作!

See me, feel me/The Who


『ザ・フラッシュ2』(1991)
監督:ダニー・ビルソン 出演:ジョン・ウェズリー、マーク・ハミル ほか
1を観てないから、なんだかよく分からないけど、
ヒーローの割にコミカルで、フラッシュの正体であるバリーも
今っぽいフツーの男だったりするから親しみが湧いちゃう。
セントラルシティの住民しか助けてくれないのか、そこに住んでいて、助ける事故もローカルなものが多い。
スーパーマンほど人々の間で知名度は高くなく、信じていない人もたくさんいる。

彼と対決するのは、降って沸いたように現れた迷惑な奴、ジェシー自称トリックスター。
『スターウォーズ』のヒーロー役のハミルが当時40歳にして、人間を捨てたような怪演ぶり
思い切り恥ずかしいコスチュームは『ひょうきん族』に通じるものがある
その七変化ぶりは、こんなに芸達者だったのかとビックリ。
その正体は単なる目立ちたがり屋なのかも。
今までのヒーローものとはちょっと味が違うフシギな世界。


『スキャナーズ2』(1990)
監督:クリスチャン・デュゲイ 出演:デヴィッド・ヒューレット ほか
サイキックパワーによって体がブクブクになっちゃうSFXがよりエキサイティング。
悪玉のスキャナーが強烈で、ラストシーンもスゴイ!
デヴィッドがいかにもあどけないルックスで正義のヒーローとして戦うところが今作のポイント。
「街には手術が必要だ。助けないと街は死んでしまうんだ」と
異常なまでに犯罪に執着するフォレスター役のポントンの
狂気に満ちているのにフシギとカッコイイ悪役ぶりも現代にマッチしていて恐い。


『ターナー&フーチ』(1989)
監督:ロジャー・スポティスウッド 出演:トム・ハンクス ほか
完全潔癖症のターナーの家中をひっちゃかめっちゃかにして
まるで悪魔のような顔で唾をそこいら中に撒き散らしまくる犬フーチ。
メロドラマにハードボイルドまでこなしちゃうハンクスも顔負けの俳優犬
とでもゆうべきこの犬のキャスティングには脱帽。
『メイド・イン・ヘヴン』のメア・ウィニンガムも久々に登場してるし、
ハンクスのどこかにいそうな兄ちゃん的魅力と潔癖症の演技も笑える。


『グロリア』(1980)
監督:ジョン・カサヴェテス 出演:ジーナ・ローランズ ほか
女によるハードボイルド。ストーリーはシンプルなもの。
メインはやはり男の子とグロリアとのやりとり。
タフで気が強い女が拳銃を撃ちまくって組織と対向する一方で、
元愛人のボスに掛け合う時は髪を直して女に戻るところなんかニクイ演出。
終始走りまくったローランズもスゴイけど、6歳でちゃんと演技してるジョン・アダムスもスゴイ。


『ふたりのベロニカ』(1991)



監督:クシシュトフ・キェシロフスキ 出演:イレーヌ・ジャコブ ほか
はじめから終わりまでメランコリックなセピア色の映像で不可思議な世界。
まるで双子の間にある目に見えない結びつきを映像化したよう。
「わたしの何が知りたい?」「全て」と言われて
バッグの中身を全部見せるシーン等々、フランス人のセンスがいきてる。
終始流れるオランダ作曲家のメロディも崇高で感動的。
ラストがちょっとあっけないがイレーヌの新鮮で自然な魅力がやはり見どころ。


『シザース』(1990)
監督:フランク・デ・フェリッタ 出演:シャロン・ストーン ほか
今やすっかりアメリカでは1つの職業として定着しているサイコセラピスト。
大勢の人間が話すことでストレスや心の病を解消させる場として利用しているけれど、過信は考えもの。
セラピストも同じ人間であるからこそ、相手の心理を深く理解できるんであって、
その人自身も同じ心の病にかからないなどと誰がいえよう。

ましてや、毎日毎日人々のはけ口としての役目を繰り返すことで
言ってみれば絶えず客観的立場に立ち、ハマってはならない異常な環境の中、
精神科医たちは日々どうやって心のバランスをはかっているかとてもフシギ。

シャロンがうってかわったイメージで、人形好きで、異性恐怖症におちいっている役を演じる。
一見現代風の部屋が出口のない牢獄と化し、閉じ込められ、
次第に精神を操られてゆく過程がメイン。犯人当てにも面白いかも。


『M★A★S★H』(1970)
監督:ロバート・アルトマン 出演:ドナルド・サザーランド ほか
男だけで集めればあすこまで動物的になるものかね。
ロバート・デュバルが若い! といってもすでに髪はないけど
聖書フリークでヘボ医者役だけど白衣も似合う。

彼らの言う「軍事人間」同士のカップルの密会を放送しちゃう趣味の悪さ。
日本へも飛んで、ここが一番最悪。
例のごとく中国人とも異星人とも区別のつかない勘違い。
意味不明の会話ありーの、奴隷化したバカっぽい若者ありーの、
これをこのまま信じてくれちゃ本当困るよ
なぜかずっとラジオから流れてる戦争賛歌(怪しい日本の歌)やら、
実際戦争体験者にしか分からなそうなマニアックな裏の笑いの世界だろうが、
わたしには全然笑えなかった。終わり方だけ気に入った。
サザランドの濃いキャラを筆頭に、トム・スケリット、デュヴァルなど
渋いベテラン俳優の前衛的な出世作ということに注目。


これでスクラップブックは全部記録したかもv

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フィギュア カナダ大会 男女フリー

2012-10-28 20:47:31 | フィギュアスケート
カナダ大会

デニス・テンから生中継になって、細々とCMを挟みながらのOA。

【男子フリー】
無良祟人
♪Shogun 尺八、和太鼓、三味線の音。4回転からスタート。2回目の4回転を3×3に修正。
トリプルループがシングルに。サルコーは転倒。ラストのポーズはカッコいい。

▼デニス・テン(カザフスタン)
4回転は2度転倒。柔らかいドーナツスピン。ジャンプは乱れる。後半もう1度転倒。
ホーンの効いた速いテンポの中スタミナ切れもあるかな?

織田信成
ショート3位。黒い衣装に真っ赤なベルト。♪魔法使いの弟子 4回転は回転不足?
着氷した時ザリって音がないのがすごいよね!3×3はキレイ!後半はダイナミックに。決めポーズもイイ
織田くんのキャラに合った曲調って何だろうな。お茶目な面もあるから、そうゆうところも見てみたい。

▼パトリック・チャン(カナダ)
ショート2位。織田くんと同じ21歳。♪ラ・ボエーム 映画曲もいいけど、オペラは嬉しい
4×2からスタート。次の4回転は手を着いた。溌剌とした曲調からワルツのステップ。
アクセルで転倒。まだジャンプの感覚が掴めていない感じ。恋人の死の悲しみを表現した後半のステップ。
沈鬱なシーンで終わる。まだまだシーズン後半が楽しみ。スケートの経験がないバレエダンサーがコーチなんだ/驚
調子が悪くても高得点を出すところはさすが。

▼ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
♪チャップリン・メドレー 最初の3回転失敗の後、4回転サルコー決めた/驚
♪スマイル、♪ライムライトほか馴染み深い曲もまじえてコミカルかつ感動すら与えるステキなプログラム
4×2も決めた!3度の4回転を入れるプログラム。すべて完璧に出来たら優勝は間違いないはず。

Terry's Theme
この曲のオルゴール持っていたな。名曲はいつ聴いてもいいねぇ・・・



優勝はフェルナンデス、2位チャン、3位織田くん。
この上位2人が絡んだら、日本選手も厳しい戦いになるなあ!


【女子フリー】
▼エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)
♪黒い瞳 3連続から入った。ルッツで転倒。去年の優勝者。
見栄えのする芸術的かつ滑らかな表現力。後半で3×3が入った。

鈴木明子
♪シルク・ドゥ・ソレイユより「O」ショートとは一変して鳥をイメージ。
3連続からスタート。軽やかなストリングスにのせたステップ。風などの効果音もそこかしこに入っている。
いつもの演劇から離れて、ネイチャーをテーマとした世界を見事に表現。

村上佳菜子
アメリカで自炊生活してるのかあ!カロリーや栄養管理も自分でやるって大変では?
得意のジャンルという♪タンゴ 苦手なループも決めた。表情は堅いけど落ち着いているかも。
情熱的なタンゴを舞う。ラストのポーズも決まった!佳菜ちゃんらしい笑顔が見れた
でも、手から出血してた?

▼クセニア・マカロワ(ロシア)
♪メガポリス この人はノーメイクでも清楚な美人だねえ。ルッツが崩れた。
ロシア選手の振り付けは細かい動きも面白味がある。ダブルアクセル転倒。腿の付け根にテーピングしてた?

▼ケイトリン・オズモンド(カナダ)
♪カルメン こちらはエジプトの壁画みたいなハッキリした顔立ちの美人。
ルッツで転倒。ショートの好調さを引き継いだ自信漲る演技。スピンの種類も豊富。
グランプリデビューとは思えない地元での活躍。体の柔軟性を生かした変わったエンディング。

▼エレーネ・ゲデバニシビリ(グルジア)
♪ドン・キホーテ ルッツで転倒。サルコウは両足着氷。初優勝と初表彰台を賭けてプレッシャーがかかる。
ルッツがシングルに。小柄な体ながら奮闘するも、納得いかない表情。




優勝はオズモンド、2位鈴木、3位村上。日本勢すごい!祝×5000
次は11月2日の中国大会。真央ちゃんも早く見たいなあ!
ファイナルはソチ。

コメント (2)

フィギュア カナダ大会 男女ショート

2012-10-28 20:34:59 | フィギュアスケート
カナダ大会
リンクが狭いらしい。こないだのアメリカ大会でもそう言ってなかったっけ?
体調管理だけじゃなく、そうゆう調整も必要だから難しいよね
今シーズンから後半のジャンプに加点が加わると決まった(あれ?今までもそうだったんじゃ?

【男子ショート】
無良祟人
♪マラゲーニャ 闘牛士に扮して、4回転はステップアウト。ステップは力強い。演技後舌を出してた。

織田信成
息子さん可愛いねえ 怪我を乗り越えての今シーズン。
4×3決めた!壮大なメロディにのったステップは見どころ。
彼の持ち味であるダイナミックなジャンプと、柔らかいランディングを支える大事な膝だもんね。久々笑顔が見れた

▼フローラン・アモディオ(フランス)
♪ファルーカス フラメンコギター曲。4回転はステップアウト。表現力を最大限に生かしたステップ。
後半のコンビネーション、アクセル崩れた。かなりの挑戦。成功すれば高得点の賭けに出たプログラム。

▼ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
彼の演技を見て羽生くんは同じコーチに学びたいと思ったそうな。
4回転を軽い羽のように跳んだ。優雅な雰囲気を持つ選手だね。

▼パトリック・チャン(カナダ)
腿の筋肉が異常な盛り上がり驚 「コーチも振付師も変わり、未知なる領域への挑戦」と話す。
まだ21歳ってゆうのがさらに驚き。♪エレジー(ラフマニノフ)ゆったりとしたスタート。
ジャンプだけじゃなくて、滑っている時の頭の位置が揺れないのがポイントなのか。
おや?ジャンプに乱れが?世界チャンプのプレッシャーか?初戦のプレッシャーか?
昨シーズンのエキシビションのプログラム。厳しい表情で終わった。
さらに引き締まった顔が男前。キス&クライのライティングが俳優みたいに映るし


【女子ショート】
▼ケイトリン・オズモンド(カナダ)
♪マンボ 16歳でシニアのデビュー戦。3×3のコンビネーション決まった。安定したスピン。
常に笑顔で爽やかな魅力。スピードが落ちないステップ。若さあふれる弾むような演技。「あ゜ーウッ!」連発の曲w

▼グレイシー・ゴールド(アメリカ)
17歳。これまたブロンドのクールビューティ登場。3×3は崩れた。タンゴ曲。
柔らかいスピン。ジュニアでは史上最高特点を獲得。ダブルアクセルで転倒。ショー映えするコだな。

▼エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)
15歳。注目の天才少女。有名な映画音楽。♪ある愛の歌 3×3は失敗。

▼クセニア・マカロワ(ロシア)
昨シーズンと同じ曲。3×3決まった。ダブルアクセルは抜けた。
柔らかいメロディの流れに乗ったバレエみたいな美しい演技。

▼エレーネ・ゲデバニシビリ(ブルジア)
みんな難しい名前ばかりだなあ ♪シンドラーズ・リスト 3×3跳んだ。グレーのグラデ衣装。
フシギな形のスピン。回転も速い。大きな動きを取り入れたステップ。ノーミスの完璧な出来栄え。

村上佳菜子
怪我と不調に泣いた昨シーズン。♪プレイヤー・フォー・テイラー ステップから入る珍しい構成。
「かつてのように怖いものしらずになること」が目標。後半の3×3成功。静かなメロディの中に雪辱の闘志が覗く
緊張しがちだけどスタミナのある彼女ならこの構成のほうが合っているかも?
「フリーと同じくらいキツい」というプログラム。得点は思ったよりのびなかった。

鈴木明子
黒にラメの入ったカッコいい衣装。「戦う強い女性を表現したい」27歳の♪キル・ビル
3×3は回転不足。氷上を舐めるように滑るシーンカッチョいい
毎年、新鮮な驚きを提供してくれる貴重な存在。エレキギターにのってポイントの眼力が効いてる
穏やかなイメージの反面、彼女の中の別の一面が表現されている。これも難しい得点。

フリーの巻き返しに期待大。

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阿佐ヶ谷ジャズストリート

2012-10-27 23:55:55 | 音楽&ライブ
阿佐ヶ谷ジャズストリート

阿佐ヶ谷は初めて来たけど、商店街が多くてジャズフェスやるにはもってこい。
駅前はもちろん、商店街のあちこちからジャズの生演奏が聴こえてくる。

  

「ゆうゆう散歩」でも紹介していた「阿佐ヶ谷神明宮・能楽殿」に行って参拝。
マトリョーシカのお店も探したけど、見つからず。
その代わりに?ステキすぎる柴さんに出会った。14歳のもみじちゃん!
とってもおとなしくて、上品なご婦人でした~感激。

  

パン屋さんのイートインで腹ごしらえしてから、
18時スタートの30分前くらいに駅前ステージに行ってみたら、
前のバンドのお客さんも含めて、すごい人だかり



どうせ時間通りには始まらないと思っていたら、けっこうパツパツで進行していて、
セッティングも15分ほどしかない上、司会のねえさんが急かす、急かす
なのに、スナック宇宙のリハでdr.キミノリさんがまさかの遅刻
駅前のステージから総武線のホームがよく見える素晴らしい立地なため、
みんなで到着を待ってて可笑しかったw

♪惚れた男のブルース
♪26インチ・ブギ(チャリンチャリンがない
♪低気圧ガール
♪モイスチャー・ガール・ブルース
♪緋牡丹おばあちゃん
♪黄昏のビギン
♪追憶の解体現場
♪新しい町
♪ちょっとそこ行くレイディ

カンザスはこのフェスにかなり出演しているそうで、
なんと!バンドが生まれたのもこのイベントがキッカケだって/驚

きっと普段はライヴハウスに行かないようなオジサンとかもノリノリで
心から音楽を楽しんでいる様子が伝わってきて嬉しい
演奏時間はキッチリ19:15までってことで、2曲割愛して、アンコールも出来ず残念だったけど、
カンザスの魅力は充分満喫できたv



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スナック宇宙~Big Jay McNeely 来日前夜祭~

2012-10-27 23:55:54 | 音楽&ライブ
ブラサキpresents "Snuck宇宙"~Big Jay McNeely 来日前夜祭~@下北沢440
Bloodest Saxophone
【DJ】BIGBOB AMEMIYA (www.boogieshack.net)、WADAMANBO

カンザス・シティ・バンドの演奏が終わって、すぐ下北沢に移動。
町中がハロウィーンの仮装パーティー状態!
そいや去年、ダースベーダー?に騙されたのを思い出して、
カーネルおじさんとかも本当は人が入ってるじゃないか?と疑ってみたり

20:00からステージの反対側で甲田さん、コンロスの和田さん、BIGBOBさんのトークがスタート。
甲田さんが用意したパスタやチキンなどのブッフェがふるまわれて、
スクリーンに映った写真を見ながら、DJを聴くスタイルでまったり。
和田さんは、前回Big Jay来日の際にインタビューしたとか/驚



BIGBOBさんと和田さんは、Big JayのヒットナンバーをCD1枚に収めて
記事をおこしたプリントと一緒にお客さんに配った。
家で早速聴いたら、動画で見たよりは録音された音のほうが落ち着いた感じ。
これを生で聴いたらきっと物凄いことになるはず

Big Jayさんは親日派なのかな?
ブラサキが演奏する動画を見たかなにかで共演を決め、連絡がきたらしい。
たしかに音質が似てるもんね。



休憩を挟んでブラサキのライヴがスタート。

タケオさんが一人で登場して、だんだんメンバーが加わってゆく。
♪バロン(タケオさん作曲
♪Flying Home(軽快で楽しい1曲
♪キャラバン(Cohさんの迫力あるボーンが見どころ

♪TAKEO(修二さん作曲。タケオさん加入時の記念曲
♪走れヤングコーン

♪ハイボールNo.5
ユキさん作曲。めっさ色っぽくて、いかがわさがプンプン匂うカッチョ良さ
ここまでメンバ一人一人の技術力がたしかで、全員のキャラが抜きん出ていて、魅力的なバンドもないよなあ!

♪Macallan
♪Lost in Loveliness
♪Talk Of The 52nd

修二さん、タケオさん、キミノリさん3人編成。
♪September Song
♪I've Got You Under My Skin(Cohさんの歌で華やかさが加わる


【ゆきさんコーナー】
なぜか口パクの少年隊♪君だけに+♪Do the HUSTLE!! に合わせて
キミノリさん、タケオさんを巻き込んでの組み体操もどき?
ゆきさんコーナーに協力してくれるのはメンバ内でこの2人しかいないんだろうな


♪3-D
スピーディでどこまでも音程が上がってゆくBig Jayの曲。ゾクゾクする
♪Deacon's Hop
これもBig Jayの代表曲。

ancore.
♪Blow by Blow

今夜のBig Jay来日前夜祭は、ひときわ力が入ってて、ヤヴァかった
こりゃ来月もとんでもない祭りになるぞ
ラスト海外ツアーの地として日本を選んでくれたということ、
クアトロが奇跡的に3日間とれたってゆうのも、すべてがまるで運命に仕組まれているかのようだ。
有終の美を盛大に祝ってあげたいっていう甲田さんの並々ならぬ思いも伝わってくる。
11月21日(水)渋谷クアトロ。
最初で最後になるやもしれぬ伝説が目の当たりで見れるのが楽しみすぎ。

『Big Jay McNeely with Bloodest Saxophone + 伊東ミキオ Japan Tour』
Open Act:バンバンバザール
DJ:BIGBOB AMEMIYA
open19:00p.m./start19:30p.m.
前売 5,500円 当日6,000円(税込/1ドリンク別)


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『麒麟の翼』(2012)

2012-10-26 19:22:56 | 映画
『麒麟の翼』(2012)
原作:東野圭吾 監督:土井裕泰
出演者:中井貴一、阿部寛、新垣結衣、溝端淳平、松坂桃李、黒木メイサ、山崎努、劇団ひとり、秋山菜津子、鶴見辰吾、田中麗奈 ほか
主題歌:♪sign/JUJU

ドラマ『新参者』の劇場版。これもすべて「加賀恭一郎シリーズ」ものの1つなんだな。
どうりで、過去にいろいろあって、詳しく語られていないモヤモヤがあると思った。

このお馴染みのテーマ曲を聴くと、今度は一体どんな事件に挑んで、
どんな鮮やかなお手並みで解決してくれるのかワクワクする
今作もドラマ同様、父と子の家族愛の物語りで、
犯人探しはもちろんのこと、それに至った背景が泣かせる。

「あさイチ」のゲストで中井貴一さんが出た時に、普段の光景から一般の人々の暮らしぶりや
ふとした仕草などをインプットして演技に生かしている、といったことを話されていたけれど、
今回のサラリーマン役を見て納得。


▼story
日本橋の麒麟の像の前で血にまみれて倒れていた青柳は、その後搬送先の病院で亡くなる。
家族は、父がなぜネカフェに行っていたのか、なぜ日本橋にいたのかなど
普段の行動を何も知らなかったことに気づく。

現場で職務質問を受けた八島冬樹は、逃亡中に車に轢かれて、その後死亡する。
彼の同棲相手・中原香織は、「彼は人を殺すような人じゃない!」とかばう。
八島が容疑者として報道される中、労災隠しの件が漏れ、
一転して青柳は「殺されて当然」のような冷ややかな世評を受ける。。。


マスコミは被害者を追い詰め、晒し者にしてさらに苦しめている。
誰がそこまでして殺人事件について知りたがっているのか?

日本橋が東京のスタート地点だって初めて知った。
麒麟像は、ここから日本中に飛びたてるようにとの願いをこめて造られたそうな。

黒木メイサも出演して、ちゃんとドラマからつながっている流れが嬉しい。
桃李くんほか、鶴見辰吾、秋山菜津子さんなどなど個人的に嬉しいキャストばかりv
看護婦役の田中麗奈は、さらに確かな演技派として存在感があった/驚

ロケで「小津和紙」が出てきて、またまたビックリ
恭一郎の父も初見で、関係性がちょっと覗けたし。

「死の瞬間に人はプライドを捨てる」

「世の中甘く見ているようなら安心だ。どこにも光がないと絶望しているより」

などのセリフも光る。
劇場版ならではのミステリーがじっくりと楽しめる1本。


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