INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

欠番を訪ねて(35)

2006年07月04日 |    ┣ 欠番を訪ねて
(つづき)
88番のバスの方向幕(行先表示)はこんな感じであり(矢印の向きなどやや自信がない)、当時の他の路線の表現とは一線を画すものであった。

また、88番が運行を開始した当初(1981年頃)は、「約8分間隔で88本」運行ということをひとつの「売り」にしていた。
運行間隔はまだしも、「一日何本運行されているか」という具体的な本数というのは、利用客にとっては大して重要な情報ではない気もするが、「8」という数字で統一することによる「親しみやすさ」「覚えやすさ」の演出とある種の「遊び心」が感じられる。

このような「親しみやすさ」「覚えやすさ」の追求は、似たルートを通る現在の100円循環バスに受け継がれている思想とも言えるだろう。
(つづく)
コメント (2)
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