INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

リメンバー「INPAX」(4)

2006年07月19日 | マスコミ
(つづき)
続いて、RKBの社史からの引用。
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平成2年4月にスタートしたKBC INPAXの壮大な実験は、聴取者の支持を受けられなかったが、これは、まさしくKBCが置かれている事態のせっぱ詰まった突破策として行われた挑戦といえる。
INPAXは、「ビジネスマン・ラジオ」を掲げ、中波ラジオの未来を特定の階層のための一方向性情報サービス・メディア=「小さいラジオ」と規定したかに見える。
一方、われわれは、中波ラジオを「双方向性情報メディア」と考えてきた。スタジオからニュース・生活情報・音楽情報を送り出し、地域社会の人々からも身の回りの話題や意見を提供してもらう、この「情報」のキャッチボールのなかで、人々が「コミュニティ」との結び付きを実感し、共生感をおぼえる。そのような「コミュニティ・ラジオ」をコンセプトに「大きいラジオ」を目指してきた。

現時点では、われわれの思想の正しさが立証されている。40周年以後も「コミュニティ・ラジオ」の道がわれわれの選択であろう。「大きいラジオ」の「大きさ」が今後問題となろうが。
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RKBの社史からの引用は以上。
(つづく)
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