山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

場末の国道は貴重な植物ワールドだった

2013-05-09 21:39:06 | 植物
 近所の国道を歩く。
 なんの変哲もないように見える路傍に、意外な出会いがある。
 わが家から歩いて数分の路傍に「キンラン」が咲いていた。

 
 ガードレールより道路側に咲いている。
 道路清掃があるとなくなる可能性がある。
 タンポポより目立たないので生き残っているのかもしれない。

      
 また、ガードレールの藪の手前には「ハナイカダ」がひっそり生きていた。
 葉の表面はテカテカしている。
 きっと、野鳥らが種を運んできたのに違いない。

             
                 
 最近よく見られる外来種の「マツバウンラン」(ゴマノハグサ科)。
 デジカメで撮るといつもピンボケだったが、なんとかピントがあってきた。
 かがんでしっかり花を見ると、清楚なたたずまいなのだ。

 このへんの国道はカーブが多くツーリングのバイクが連休をねらう。
 静かな里山にけたたましい爆音が通過する。
 バイクで疾走すればにこうした植物たちのけなげさと出会えない。
 過疎な山里にはスローな「あるきんぐ」がお似合いである。
 できれば、車に気兼ねしないで道路を歩きたいものだ。

 
コメント (2)
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