山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ささやかに咲く、実る「はるの山の村」

2013-05-23 20:49:58 | 春野山の村
 今度の日曜日、「はるの山の村」で案内ガイドをすることになった。
 昨日、その下見に行く。
 目立たないように咲く「カキノハグサ」(ヒメハギ科)を見つける。

                   
 通路上に「フモトスミレ」を発見。
 葉の裏が赤紫色で、表面はやや斑入りのようだ。
 もちろん花は終わっているのだろうが、踏まれてきたのに違いない。

      
 道にぐいと枝を伸ばしているのは「モミジイチゴ」。
 黄色い実はちょうど食べごろのキイチゴだ。
 村内はこうしたイチゴの種類が多くて同定が間に合わない。

                              
 よく見かけるが、この時期には赤い若葉がきれいな「シシガシラ」。
 長い群落があって、この若葉の高さや形の違いが面白い。

 大きな声では言えないが、「ギンリョウソウ」群落も発見できた。
 黄色い花の野草は「ニガナ」「ジシバリ」「オニタピラコ」の三種類だった。

            
 見事な「ヒメシャラ」がある。
 このまわりには珍しい樹がいっぱいあるが、地味なのが幸いして注目が集まらないのが良い。

                  
 葉が裂けていないカエデを発見。
 「ウリカエデ」か「ホソエカエデ」か、見分けができなかったが、すでに実をつけている。
 樹皮が緑色のはずだがごわごわしてわかりにくい。
 きっと、ここまでくるのにいろいろな体験があったに違いない。

 じっくりつきあうと、「はるの山の村」の多様さが伝わってくる。
 案内ガイドはゲームもどきの方法を考え中。
 
コメント
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