山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

山里も外来植物のグローバル化すすむ

2013-05-30 21:17:09 | 植物
 入梅でますます元気になっていく外来植物。
 なかでも栽培するには届出が必要な「オオキンケイギク」の群落に出会う。
 わが山里にもいっせいに咲いている群落がいくつか点在している。

   
 まるでコスモスを思わせる、まさに金鶏勲章そのものだ。
 残念ながら、コイツがまわりの植物を駆逐してしまう。
 外来生物法で指定されている危険植物であることが知られていない。

                               
 その隣には、やはり外来植物の「ムシトリナデシコ」の群落が占めている。
 一見してきれいである。
 この生命力も道端にどんどん侵出して来ている。
 
                     
 そのムシトリナデシコの奥には、広大な「マツバウンラン」の群落が控えていた。
 壮観とも言える。
 荒地にはとくに進出が目立つ外来種だ。

         
 春先にはよく目立っていた「コウゾリナ」も力強い。
 茎を触ると親父の髭ズラのような剛毛がある。
 
 
            
 さらに路上では「セイヨウノコギリソウ」みたいな外来種が顕著だ。
 みんな花の群落は見事で、一つ一つの花も端正なのだ。
 しかし、路上や空き地に外来植物ばかりではたまらない。
 それも信号のない、自販機もない自然豊かな山里なのにだ。
 ジャパンはどこに行ってしまったのか。
コメント (2)
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