山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

カボチャはたくましい

2015-08-10 21:37:34 | 農作業・野菜
 出だしが悪かった「ヒダカボチャ」だったが、このところ太いツルを伸ばし、真夏のエネルギーをここぞとばかり受け止めている。
 昨年より抑え気味の量の植え付けだったが、畑のあちこちでパワフルな雄姿が見ることができる。

    
 まるで畑でラプソディーを踊っているような軽やかさだ。
 それは雑草にも負けず、畝の規格にも縛られず、灼熱の太陽にも愚痴らず、いのちの躍動そのものだ。
 
               
 ソフトボールくらいの実も目立つようになってきた。
 大きいものはラグビーボールに迫るほどになっている。
 実をそのまま放置していると裏側が黄色くなったり、ブツブツの表面になったりするので、早めに発見しなければならない。
 しかし、そのカボチャが雑草の海に入り込んでしまうと当局はギブアップとなってしまう。

                               
 昨日は長崎に原爆が投下した日。
 安倍くんは、日本は戦後70年を平和主義を貫ぬいてきたと世界に振りまいているが、それはまさにまやかしだ。
 広島・長崎の原水爆禁止運動にしても平和教育にしても、ときの政権は何もして来なかったと断言していい。
 また、左翼の「運動」も党派性の中に引きこもった「小児病」で自家中毒を起こし、大衆運動への不信を決定的にしてしまった。

 平和運動の旗手に保守党のメンバーはいない。
 もちろん個々にはその問題に骨のある政治家・論客もいることは承知している。
 むしろ大勢は、花よりダンゴと、平和運動より景気浮揚=経済成長がすべて、というわけだ。
 「花燃ゆ」幕末の志士たちは今の日本の現状を断腸の思いで歯ぎしりしているに違いない。
コメント
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