山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

過疎地のうたげがにぎやかになるとき

2015-08-13 17:53:47 | 出会い・近隣
 あいにくの雨模様の一日だったが、やってきた子どもたちのパワーは衰えることはない。
 多少の雨でも蝶やトンボ・バッタ取りに忙しいのだ。
 初めてセセリチョウ・キタテハ・ツマグロヒョウモンなどを網で捕ることができた。

                         
 雨が強いときは、葉っぱのしおりづくりに夢中だ。
 子どもの集中力に感心する。
 近所の同年齢の子どもと交流をしあうこともできた。

        
 夜にはカレーパーティーを中心に畑のサラダ・冷やしきゅうりをはじめ、イカ・魚の干物など海産物も登場、いっきに胃袋を満杯にする。
 わがトタン張りの迎賓館は都会と田舎をつなぐうたげと化した。

                     
 テレビでは久しぶりの100歳の新聞記者「むのたけじ」さんの怪気炎を見ることができた。
 戦争責任に羞恥のないマスコミ現場に絶望した「むの」さんの怒りは、地方新聞へと結実する。
 「むの」さんの咆哮に戦後はしっかり応えただろうか。
 風化が現状としたら、同じあやまちを繰り返すことになる。
 置いてきぼりにされた過疎地にこそ、豊かな自然と人情が生きている。

   
コメント
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