GReeeeNって、何?という人でもOK
* * * * * * * * * *
メンバーが歯科医師ということで顔出しを一切しない、異色のボーカルグループGReeeeNと
その代表曲「キセキ」の誕生秘話。
厳格な医師の父に認められず、家を飛び出したミュージシャンのジン(松坂桃李)。
しかし、メジャーデビューのためには今までの自分たちのスタイルを壊し、
売れすじ路線の音楽を作らなければならない
ということで、ジンのチームは空中分解してしまいます。
一方、ジンの弟ヒデ(菅田将暉)は、父の思いを受けて、歯科医師になろうとしていますが、
大学入学後、友人たちと音楽を始めます。
ジンは弟の音楽の才能を知り、後押ししようとします。
しかしそのことを父親に言えない2人は、顔出し無しのCDデビューをするのです。
もともと顔出しのないGReeeeNなので、
本作で俳優が彼らを演じるのに全然違和感がなく、
もってこいの企画だったのではないかと思います。
松坂桃李さんも菅田将暉さんも、歌がとても良かったですし。
「音楽なんかくだらない、何の役にも立たない」と言い切る父親。
それに反発する息子。
自分の進もうとしている未来。
挫折と気付き・・・
音楽だけではなくて、普遍的な青春のストーリーに仕上がっています。
「キセキ」の曲、改めて聞くとまたいいですね!!
いかにも好青年っぽい役柄の多い松坂桃李さんが、
ここではちょっとやさぐれた感じもある大人の男。
なんだか良いのです・・・。
逆に割とエキセントリック役なの多い菅田将暉くんのほうが、
親の気持ちを汲もうとするおとなしめのコというのも面白い。
まあ、この家の場合は、兄と父親の諍いをずっと見てきたので、
自分のやりたいことをやれなくなってしまった、というところもありそうですけれど。
しかし、松坂桃李と菅田将暉が自分の息子で家にいたりしたら、
私は毎日が嬉しくて泣いてしまいますワ・・・。
そして、父親がそれと知らずに息子らを認める発言をするというのが
またなんとも心憎いラスト。
オバサンには馴染みにくい作品かと思っていましたが、
すごく良かった!!
「キセキ―あの日のソビト―」
2017年/日本/111分
監督:兼重淳
出演:松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、平祐奈、横浜流星、小林薫
GReeeeN解説度★★★★★
満足度★★★★☆
* * * * * * * * * *
メンバーが歯科医師ということで顔出しを一切しない、異色のボーカルグループGReeeeNと
その代表曲「キセキ」の誕生秘話。
厳格な医師の父に認められず、家を飛び出したミュージシャンのジン(松坂桃李)。
しかし、メジャーデビューのためには今までの自分たちのスタイルを壊し、
売れすじ路線の音楽を作らなければならない
ということで、ジンのチームは空中分解してしまいます。
一方、ジンの弟ヒデ(菅田将暉)は、父の思いを受けて、歯科医師になろうとしていますが、
大学入学後、友人たちと音楽を始めます。
ジンは弟の音楽の才能を知り、後押ししようとします。
しかしそのことを父親に言えない2人は、顔出し無しのCDデビューをするのです。
もともと顔出しのないGReeeeNなので、
本作で俳優が彼らを演じるのに全然違和感がなく、
もってこいの企画だったのではないかと思います。
松坂桃李さんも菅田将暉さんも、歌がとても良かったですし。
「音楽なんかくだらない、何の役にも立たない」と言い切る父親。
それに反発する息子。
自分の進もうとしている未来。
挫折と気付き・・・
音楽だけではなくて、普遍的な青春のストーリーに仕上がっています。
「キセキ」の曲、改めて聞くとまたいいですね!!
いかにも好青年っぽい役柄の多い松坂桃李さんが、
ここではちょっとやさぐれた感じもある大人の男。
なんだか良いのです・・・。
逆に割とエキセントリック役なの多い菅田将暉くんのほうが、
親の気持ちを汲もうとするおとなしめのコというのも面白い。
まあ、この家の場合は、兄と父親の諍いをずっと見てきたので、
自分のやりたいことをやれなくなってしまった、というところもありそうですけれど。
しかし、松坂桃李と菅田将暉が自分の息子で家にいたりしたら、
私は毎日が嬉しくて泣いてしまいますワ・・・。
そして、父親がそれと知らずに息子らを認める発言をするというのが
またなんとも心憎いラスト。
オバサンには馴染みにくい作品かと思っていましたが、
すごく良かった!!
キセキ ーあの日のソビトー 通常版 [DVD] | |
松坂桃李,菅田将暉,忽那汐里,平祐奈,横浜流星 | |
Happinet |
「キセキ―あの日のソビト―」
2017年/日本/111分
監督:兼重淳
出演:松坂桃李、菅田将暉、忽那汐里、平祐奈、横浜流星、小林薫
GReeeeN解説度★★★★★
満足度★★★★☆