ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

木っ端グレ

2009-10-15 05:00:00 | 大阪にて
出雲の地磯、マキ崎を覚えていますか?あの時、無謀にも本を読みながら眠ってしまった同じ職場のK君ですが、弟がいます。私はその弟とも一緒に仕事をしたことがあるのですが、この月曜・体育の日の朝に彼から電話がかかってきました。

「昨日、三重の石鏡の磯で木っ端グレが入れ食いやった」らしい、「迷惑でなかったら貰ってくれへん?」と言うのです。「困ってるんやったら貰ってあげるよ」って答えたのが間違いの始まりだったかも知れません。

「マンションの下に着いたから」という電話で、スーパーのレジ袋を手に降りたのでしたが、彼は、トロ箱一つをポンと差し出します。その場で開ける訳にもいきません。持つと重い、それでも氷は入ってないからと言います。

部屋に戻って蓋を取ると、ご覧の通り、木っ端グレが満載です。これだけあると途方に暮れてしまいます。何キロあったのか量りもしていませんが、同じ重さなら4~50cm、2Kg級のものを何枚か入れてくれていたら、どこでも喜んで貰ってくれるのにと思いました。

レジ袋に10匹ほどで良かったのに・・・

             

早速、三男が20cmを越えたような少しマシなグレを刺身にして食べていました。

中三君のお父さんから電話があったので、「木っ端グレ要らん?」と聞くと4匹だけ引き取ってくれることになりました。もちろんウロコと内臓を取って、塩焼き用にしておくのが条件です。

近所の釣り仲間は、当日は船でタチウオ釣りに出かけていて、そちらの料理に忙しいでしょうから、連絡するのも遠慮しておきました。

夕方、三男が数匹を3枚に下ろして、ソテーにして食べると言って、料理をしていました。

後はどうしようもありません。私が元気だったら10匹位は開きにして、干しておくのですが、前日の飲み過ぎでずっと寝てましたから・・・

結局、南港まで運んで海にお帰り願いました。死んでたけどカニのエサぐらいにはなるでしょう。

だいたいこの程度のグレを釣ったら、私なら全部逃がしてあげますね。もっと大きくなってから釣られておいでと念じてね。それにこんなに沢山釣りませんよ。もっとマシな場所は無いかと、場所を移ります。

K君の弟さん、もし持って帰りたいなら、これからは自分の家で食べれる分ぐらいにしておきなさいよ。アジならゼイゴと内臓だけ取ればなんとかなるけど、グレはウロコを全部取らないと食えない魚ですからね。

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