ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

5月5日の釣り

2012-05-14 05:00:00 | 田舎

先週の金曜日に大阪に戻ってきています。

良い天気になって3日目、私は前日に続いて重畳山方面へ歩いていくという使命感を持っていたのですが、この日帰る予定の三男が安指(あざし)漁港へ釣りに出かけようと言うので、T中君も来ていることやしついていくことにしました。こんな快晴の日の釣り、別段嫌いなわけではありませんが、結果とすれば山登りをしておけば良かったと悔やまれてなりません。でも間近に見る澄んだ海はとても美しく、人間として生まれて来たなら何度も見てみたいものです。
中国大陸の人達って、黄色い空、茶色い川や海を見て育つわけで、日本に来たらこの大自然の素晴らしさに帰るのを拒むのではないかと思うくらいです。古代大陸から移り住んだ人達が渡来人として倭国なのかそれ以前なのか、文化を伝えるという偉業を残してくれたという事実は有難く思うのですが、彼らにとってもこの自然豊かな国が魅力的であり、祖国に帰らず永住したというのも納得できるものなのです。

             

この磯場は港からそれほど歩くわけでもなく(大島漁港のようにはいきませんが)、膝関節に不安がある私でも容易に行くことが出来ます。但しこの平場はきっと満潮になると水没するだろうと思います。この平らなところに荷物を常時置いておけると楽だと思います。

この写真で私のタモが無いのに気付いた人はいないでしょうが、この日私にはタモが無いのです。三男は串本にやって来たその夜から釣りに出かけ、自分の高価なタモを伊串の港に忘れ、次いで3日の夜には私のタモを借りて出かけては、大島の港に忘れてしまったのです。何という大バカ者でしょうか。

             

彼らはエギング・ジギングなので軽装なのですが、私は撒き餌とかを持たないといけない重装備、でも半分はT中君が持ってくれました。有難いことですが、三男は自分の荷物を持ってさっさと磯に上がってしまってしまいました。

この写真には合計4人の釣り人が写っています。小さいですが1番右にT中君、テトラの手前磯の上段にアベックの2人連れがいるのです。

             

私の釣り座の10m程前に岩が見えていますが、満潮になると沈んでしまうのでしょう。こういうポイントはグレ釣りにとって絶好なのです。干潮時ではタナが浅目なのが玉に傷です。

             

左側に見える岩辺りは、自分の釣り座より少し歩かないといけませんが、ここも好ポイントだと思われます。港からの行程がどのように変化するのか分かりませんが、満潮時にも一度挑戦したい釣り場です。

             

一投する毎にエサは無くなり、活性があるのは分かるのですが、大物の気配はありません。徐々にウキ下を短くして釣り上げたのがこのコッパグレ、この後も数匹同じようなグレが釣れましたが、やはり面白みが足りません。

             

それでも続けておれば何か来るかもと思っていた私ですが、若者二人にはアタリすら無いのでしょう、場所を変わりたいと帰るのを促します。咄嗟に次の釣り場が思い起こせない私でしたが、昼も近いこともあって帰ることにしました。

             

港には青と黄色の花が咲き乱れていました。山に生えている花とはちょっと違うようです。青と言うより紫の花がこれ。

             

黄色いのがこれですが、どちらも今見られる山の花より大振りです。

若者二人はどちらもこの5日に帰る予定になっていました。三男は電車で帰ると言っていましたが、どうやらT中君の車に乗せて貰おうと言う魂胆です。でもT中君は夕方まで釣りをして、夜中に帰るつもりでいたのに、三男は帰り道が混むからと早く帰ろうと促します。私ならせっかく来てもらったT中君の予定に合わせてあげようと思うのですが、三男はかなりジコチューなようで、強引に昼食をとった後すぐに帰って行きました。

             

タモの無い私は釣りを続けることも出来ず、残った撒き餌を捨てに行かねばなりませんでした。立ち寄った伊串漁港では車が通れないほど絨毯のように敷き詰められた何かがあります。

             

これはヒジキです。このように大量にあるのは、きっと漁船が採って来たものなのでしょうが、これを姫ヒジキとして売るのではないでしょうね。

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さて、読者の方にお知らせです。来週の月曜日5月21日ですが、本州では129年ぶりの金環日食が見られるそうです。特に南紀地方は日食の中心帯にあたると書いてあります。今日の記事のように晴天になれば良いのですが、お天気ばかりは人類がどうすることも出来ません。どうやら関西での予報は雨か曇りらしいのですが、近畿地方での金環日食は、今生きている人たち全員に次の金環日食を観る機会は訪れないのでしょうから、夜明け後から始まる3時間足らずの天体ショーのうち、金環の時間は僅か5分ですが、観に行く価値はあると思うのです。串本では前日の宿はもう予約でいっぱいだとか、そこで紀伊姫の我が家を提供する串本金環日食ツアーを開催しようと考えています。5人も泊まれば満杯になりますが、前日は私の行きつけの古谷魚店で美味しいカツオを食べましょう。人数が増えれば古谷魚店に泊めていただくことも交渉します。それイイネって思われる方、コメントに投稿してください。知人なら私から連絡します。

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