ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

世紀の天体ショー

2012-05-22 05:00:00 | 田舎

金環日食を見ようと古谷魚店には土曜日からお客さんが大勢入り、金環日食景気が突然訪れたかのようでしたが、翌20日の日曜日は昼前から大雨になった串本地方、私も含めて大変不安になった人も多かったはず、古谷魚店は13人ものキャンセルがあったようです。

古谷魚店に何故連日行ったかというと、私が企画した金環日食ツアーに手を挙げた人はいませんでしたが、雨が降ってきた20日の昼過ぎ、突然Y下君からスマホに電話があり、今日は何人ぐらい泊るかと聞くのです。「誰もおらん」と答えると「雨降ってるからテントも張られへんし、そっちで泊ってもええ?」と串本のうなぎ屋からかけてきたのでした。Y下君が来ると古谷魚店へ行くというコースが決まってるので、連日になったというわけで、最初からY下君が来ると分かっていたら、土曜日は行かなかっただろうと思っています。

             

さて、傘まで持って古谷魚店へ出かけた翌朝、天気はどんなものかと庭に出てみると、雨は降ってないものの東の空は雲で太陽が見えません。

             

でも西の空は晴天、青空が広がっています。これはイケルと期待を膨らませて、私は重畳山へY下君は橋杭岩へとそれぞれ散って行ったのでした。

             

重畳山の駐車場に着いたのが6時半ごろ、先に3台の車が停まっており、この場所で撮影するらしい人が1人いました。私は神王寺の前を通り、10分ほど歩いて展望所へ、この展望所には生活環境保全林の矢印があった道からも来れ、駐車スペースには4台の車が停まっていました。

             

相変わらず西の空は晴れています。この方向に風吹山があるのだろうと探すのですが、分かりません。

             

7時前にはカメラを三脚にセットし、準備は万端ですが、もうすでに欠け始めて30分以上経っています。見てはいけませんと言われている肉眼で見ると、欠けているようには見えませんが、日食用のサングラスを当てると・・・

             

三日月のようになっていました。

             

7時半に撮った金環日食、あまりくっきりしていません。雲が多かったせいかも知れません。

             

             
なので、日食用サングラスをあてずに見上げると、巧い具合に日食が見えるではありませんか。ラッキーと思って動画を撮りました。途中三男から電話がかかってきて、私の声が入っているのがいけません。風はあまり強く感じなかったけど、風の音が凄いです、これだけ雲が流れているんですからね。

             


もう一度撮り直そうとしたら、またしても今度は長男から電話がかかってきます。こちらは厚い雲が多くてあまり上手く撮れていませんね。

最初の動画では太陽が画面の真ん中にありますが、カメラは固定したままなので、2つの動画計7分の間に太陽は少しづつ右上方へと移動していくのが分かります。             

             

金環日食が終わって10分ほどでここまで膨らんできています。カメラはずっと固定しているので、この写真でも更に右上部へと移動しています。

             

8時前には撮影を終了、その時点の大島の風景です。

                       

これが私が買った日食用サングラス、サングラスなどというのでかけるものかと思っていたら、手で持って目に当てなければなりません。少しめんどくさいと思わせる代物です。

             

ウルトラマンですよ、かっこいいでしょ。まぁ少しは利用できたので、満足しています。990円やったかな、でももう使う機会は無いかも知れません。

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