夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

越水利江子著「忍剣 花百姫伝」5巻 ―紅の宿命― ポプラ社

2008-05-31 21:10:30 | 本と雑誌

越水利江子著「忍剣 花百姫伝」5巻 ―紅の宿命― ポプラ社
越水利江子著「忍剣 花百姫伝」5巻 ―紅の宿命― ポプラ社
越水利江子著「忍剣 花百姫伝」5巻 ―紅の宿命― ポプラ社
越水利江子著「忍剣 花百姫伝」5巻 ―紅の宿命― ポプラ社
越水利江子著「忍剣 花百姫伝」5巻 ―紅の宿命― ポプラ社
花百姫シリーズ

著者あとがきによればアメリカで英語版が発売されるそうです

そして全8巻の予定でしたが 6・7巻を大増量にして全7巻にて完結とか

楽しみです

で物語は 幼い頃 城を焼かれ 捨て丸として育った花百姫が 数々の危難を乗り越え成長し そのもとに運命に結びつけられた勇気ある者達が集まり 恐ろしい力持つ敵と戦う

この巻にて花百姫は一年後に死ぬ毒が胸に刺さってしまいます

小さかった花百姫も お嫁さんになりたい相手を胸に秘めるまでとなりました

複雑な立場 心境の美女郎と うり二つの恋する火海姫は恋ひとすじに天兵を追いかけて―

登場人物 一人一人が魅力的です

読まないと この面白さは 判らないでしょう

一度 話の筋の流れを追ってざっと読み 次は 何処かに次巻に繋がる伏線が張られてないか 捜しながら読むのも楽しいかと思います

陸原一樹さんのカバーイラスト 挿絵も情感豊かで物語を盛り上げます


グリーンアスパラガスのベーコン巻き

2008-05-31 15:53:42 | 子供のこと身辺雑記

グリーンアスパラガスのベーコン巻き
グリーンアスパラガスのベーコン巻き
グリーンアスパラガスのベーコン巻き
グリーンアスパラガスのベーコン巻き
洗ったグリーンアスパラガスの堅い根元部分は切り落とし 使用する長さに切り耐熱容器に入れ ラップをかけて8分

後はベーコンで巻いて 爪楊枝で止めて 焼きます

両面焼いて タレ(砂糖・味醂・醤油)かけて はい出来上がり


中島かずき著「髑髏城の七人」講談社文庫

2008-05-31 03:20:20 | 本と雑誌

中島かずき著「髑髏城の七人」講談社文庫
中島かずき著「髑髏城の七人」講談社文庫
劇団 新感線の代表作を座付き作家である中島かずき自身が小説にした作品です

本能寺で織田信長が明智光秀に討たれ
秀吉が天下を掌中におさめるまでの時代のこと

無界の里と呼ばれる場所があった

顔に傷のある男蘭兵衛が主人(あるじ)の遊郭

そこに少女が匿われた事から 無界の里の平安は崩れていく

天魔王を名乗る男は髑髏城を築き 逃げ出した少女沙霧を捜す

蘭兵衛は生きていた森蘭丸

天魔王は信長の影武者だった

沙霧を助ける捨之介も 又
二人は同じ顔をしている

元は百姓だが正義感溢れる熱血漢の兵庫

庇われて兵庫を憎からず思うようになった極楽太夫

兵庫を連れ戻しにきた兄のぎ平

裏切りに裏切りを重ね又味方になる渡京

彼らは無残に殺されていった仲間の為に すじを通そうとし 命を賭ける

とにかく読み出したら 読了まで休めません

これは確かに舞台で見ると楽しいでしょう


「この夜を越えて」ー花を見に行こう・1

2008-05-31 00:25:29 | 自作の小説

元気な子供達の声が響いている
少し風があるのが凧揚げには丁度良かった
一際大柄な少年が小さな子供達を遊んでやっているらしかった

そのうちの一人がこけて凧の糸から手を離してしまった

泣き顔になる

大柄な少年は凧を追いかけて走った

―うまく向こうの木に引っ掛かってくれれば―

かなり足の早い少年でも中々追いつけない
その少年の頭上を風が走った

振り返ると 少し離れて立つ陽(ひ)焼けした男の手に凧の糸が握られていた

男はなつっこい笑顔を見せる

「どうぞ」 差し出された凧を前に 少年はまず礼を言った
「有難うございます 茜野の藤太です」

「旅の者で小源太 先程から楽しげな様子を 寝転がって眺めておりました」

何処か育ちの良さを感じさせる物腰 態度であった

「失礼ながら先程貴方様が使われた道具はどういうものでありましょう
その手から放たれて又その手に戻ったように見えました」

藤太のしっかりした物言いに 「これは見事な」と小源太は笑顔になる

そこへ護衛についていた駒弥が近付いてきた
少し離れた場所から頭を下げる
「館で旅の垢など落とされませぬか」

藤太が外にある時 里の子供達が遊ぶ時 駒弥率いる複数の護衛が周囲に気を配っているのだ

「有難い」と小源太は誘いを受けた

義仁が茜野を去り数年経ち 藤太も幾分大人びてきている

豊かな茜野の里に立ち寄る旅人の姿が途切れる事は無かった

旅人にとっても安心できる里なのだ

広い領地を治める藤三は忙しく 駿は良い相談相手となっている

藤三が頭を悩ませているのは妹阿矢女の事だった
嫁いで間なしに 夫である佐波の雷伍に死なれ悲しい思いをしている

しかしこの美しい妹を独り身のまま朽ちさせるのも 余りに哀れであった

誰か何処かに妹が望み 安心して任せられる男がいないものか

そんな所へ駒弥が旅慣れた不思議な道具を使う男の事を耳に入れたのだ

屋敷に落ち着き 藤太や子供達に それの作り方 扱い方を教えてくれていると言う

駿(はやお) 駒弥の両親は 藤三の兄が乱を起こした時に亡くなっている

守り爺弥十の孫達は藤三にとり身内も同じである

弥十 駿 駒弥もその期待に気持ちによく応えた

話を聞き 藤三が気にかけて見ていると 出来た道具を手に 藤太が走っていくのが見える

大好きな叔母の阿矢女に使い方を説明し 投げてみせた

その様子を礼儀を守り遠くから 焦がれる視線で小源太が見ていた

―ほう―藤三は少し楽しげな目をした

「ご当主が わたしと話を」

「さよう」と駒弥は首肯(うなづ)く

「藤三様は 先日よりの小源太様の子供達への貴重な知識の伝授 ご指導を随分嬉しく有難く思っておられます」

表面穏やかだが中(うち)の感情を駒弥は見せぬ

将来楽しみな藤太と言い興味深い男が多い その茜野の当主 藤三
会えるというなら願ってもない―と 小源太は思った

ましてその人は遠目に見たあの美しい女性の恐らくは兄なのだ

原森の六次が 兄である佐波の雷伍を毒矢で射殺した原因は 叶わぬ恋にあったとされている

かくも美しく また夫の敵討った気丈な女性

その噂だけでも 一度は姿を見たいと心が騒ぐ

部屋に通されると―煮物 焼き物 汁 座敷には既に所狭しと並べられていた

藤三も席に就いている
「これは お呼びたてして申し訳ない 藤三と申します」
藤三が軽く一礼した
小源太も作法通りの挨拶を返す

「息子が面倒をかけています
まずは一献」

器に白くとろりとした酒が注がれた
喉に染みる

「旅で見聞した珍しい話など聞かせていただければ有難い」

藤三の言葉に 小源太の口もほぐれていく

あれこれ話が弾むうち藤三が言い出したのは ある領主の話だった

「子供というのは可愛いし見えない場所にいると大丈夫か 怪我はしないか 気掛かりです

ずっと北の香瀬の領主の次男が出奔し 長いこと行方知れずなそうな
領主は今 病に倒れ 命あるうちに一目・・・と捜しているそうです 出奔の理由は判りませんが 気の毒なことです」

小源太は僅かに目を動かした

古い記憶が蘇る

「ご正室の御子だけはある 弟ながらあの利発さはー」

「理一郎様は長子でありながら覇気が感じられぬ」

本人が望まぬのに 自分がいるということで二つに里が分かれそうになった

自分がいては兄者 理一郎の為にならぬ

ゆえに父親が大事にしていた壷を割り それを出奔の理由にした

それを香瀬の話をわざわざ持ち出すというのは・・・・気付いているのか

「香瀬は妻の伯母が嫁いでいてな 見舞いがてら会いに行きたいと言う

駒弥などが護衛でついていってくれるのだが 小源太殿にも頼めないかと思うてな」

すぐに答えをくれなくてもよいーと藤三は言う

何か企みがあるのか どうなのか 

企みあるなら乗ってもよいーと小源太は思った

「受けていただけるか それは有難い ではお帰りを楽しみにしておる」

動くとなると早いらしい藤三は翌日には彼らを送り出したのだった


「内緒の恋」

2008-05-30 02:31:13 | 自作の小説

父親が死んで葬儀が終わり妻が倒れた

過労からとかで全体に弱っているとかで入院になった

こうなると男はどうしようもないもので バタバタしていると手際よく必要な荷物をまとめ 無いものは買って病室へ運んでくれたのは 葬儀の手伝いに来てくれてた親戚の女性だった

「入院退院繰り返す家族がいたから こういうのは慣れてるの」

高齢の父親が参列できないから代理で出席してくれたのだ

はるか昔 高校を卒業した春休みに一度だけ 会ったことがある

あちらは伯母の昭子さんの家へ両親と来ていて 俺は昭子さんの妹になる静子さんに連れられて 彼女達が来ていると知らずに・・・会った

静子さんは俺の伯父の奥さん 血の繋がらない伯母さんになる

クリーム地に花柄のワンピースがよく似合っていた

その日はみんな一緒にあちこち観光して回って 路面電車 渡し舟

食事

ひどく楽しい一日だった 夢のような

それ以来だ

一度病院から戻ってくると「倫子さんが気にしていたから」と台所や冷蔵庫の中の物を整理してくれている

手際が良い

サランラップや耐熱容器にあれこれ詰めていく

俺が跡継ぎでなかったら もっと近くに住んでいたら

諦めた様々なことが 浮かぶ

倫子はいい妻だ そうだ

しかし今台所に立って後姿を見せているのは・・・・・・

「さあ こっち来て 説明しておくわ」

どれに何が入っているのか 話している

「聞いてます?」

「うん・・・好きだったんだ」

彼女は少しだけ眉を吊り上げ笑う「学校出てすぐ結婚したくせに」

「どうせ相手にはしてもらえないからさ」

「じゃ何故今頃?」

「この機会を逃したら 一生後悔する気がした 思い出がほしい」

「馬鹿言ってるわ 私はこの後まだ倫子さんの病室へ寄ってから帰るんですからね 

男と女ってね やることやれば それまでよ」

話しながらも手は休めない

「だからね」と彼女は言葉を切る そして「一生 忘れず思ってなさい 」

意地悪そうに微笑んだ

「・・・」そうなんだ 妻のために帰宅を延ばしてくれてるだけだ

何てことを言っちまったんだか 俺はー

「顔色悪いし 大丈夫か? それでも言っておきたかった ずっと好きだった」

「気にしないで」

そうして笑って手を振って 車を呼んで 倫子の病室へ 

それから彼女は遠い自分の家へ帰るために列車に乗った

それだけの 過ぎてしまえば夢のような短い・・・・・

好きだった その気持ちは嘘じゃない 俺には継ぐ家があり 

彼女には彼女の・・・・・・

ー一生 忘れず 思ってなさいー

その言葉が遺言のように思える

次に彼女の消息を聞いたのは 倒れてそのまま・・・・入院しまもなく死んだと

死んでしまったと

あちこち悪いのに随分我慢していたらしい

ー一生 忘れず 思ってなさいー

人の道に外れようと せめてあの時 どんなにひどい男と思われようと せめて抱きしめておきたかったと 悔やまれてならない

妻には決して言えない 秘密の恋だ

俺は 人生でたった二度しか会わなかった 会えなかった彼女が好きだった

もし人生をやり直せるなら 妻には悪いが

俺は


若林美樹作「純情のススメ」2 講談社

2008-05-30 01:00:56 | 本と雑誌

若林美樹作「純情のススメ」2 講談社
若林美樹作「純情のススメ」2 講談社
29歳 雑誌編集者 バージンですけど それが何か?

異動で移ってきた男は 水樹りんこの誕生日に 彼女の友人との会話をたまたま聞いて 彼女がバージンだと知っている

その男 不破は りんこの隣りの部屋に越してきた

ある時 片思いを自覚しちまったりんこだが
不破はバージンは重い・・・と かつて言った

でも遂に りんこさん「好きよ」って言っちまいました

さて急展開の予感?!

気になる続きは8月発売予定です

若林先生の描く話は本当に好きです

昨日から他の作品も ずっと読み返してました


肉団子の甘酢あんかけ

2008-05-29 19:34:35 | 子供のこと身辺雑記

肉団子の甘酢あんかけ
肉団子の甘酢あんかけ
肉団子の甘酢あんかけ
肉団子です

ネギ・生姜・卵・挽き肉をまとまりが出るまでしっかり混ぜて団子にまとめて揚げます

平行して薄切りした玉葱・人参・キヌサヤなど炒めて 中華スープで少し煮て 砂糖・酒・酢・醤油を混ぜて作った甘酢を入れます
揚がった肉団子を入れて水溶き片栗粉を流し入れて出来上がりです

他にはえのき茸と卵の味噌汁 サラダなど


おやつにトウモロコシ

2008-05-29 17:26:35 | 子供のこと身辺雑記

おやつにトウモロコシ
おやつにトウモロコシ
おやつにトウモロコシ
おやつにトウモロコシ
おやつにトウモロコシ
硬いと父が食べてくれないので 外葉を剥いてラップに包み 電子レンジで12分かけてみました

うちのはビルトイン・タイプで少し大型でターンテーブル式でないのでドン!と大皿に乗せてかけられます
加熱時間は食べる人の好みにより10~15分の幅があるかも

このまま 塩かバターつけて食べても美味しいですが 家族の好みで 焦げ目つけてから砂糖 醤油 酒 味醂などのタレかけて焼きます

トウモロコシに限らず 夏場に採れる野菜は トマト 胡瓜 瓜 スイカ
利尿作用があるものが多いです

暑くてつい水分をとりがちな季節

コマーシャルの余分三兄弟ではありませんが体に不要なモノを出してくれる自然のめぐみ

よくできているなと感心します


降り出しそうな空を見上げつつ

2008-05-29 15:00:20 | 子供のこと身辺雑記

降り出しそうな空を見上げつつ
降り出しそうな空を見上げつつ
降り出しそうな空を見上げつつ
降り出しそうな空を見上げつつ
昨日 伯母から届いた瓶詰のウニ 宮崎県都井岬
この近くに死んだ伯父の墓があります

傷痍軍人で若い頃は随分厳しく恐い人だったそうなのですが
妻である伯母には優しく
私達にもいつも笑顔で穏やかな人でした

その伯父の弟の息子がお墓近くで暮らしています

私からすれば 血が繋がらないイトコになるのでしょうか

だから時々 宮崎名産品など送ってくれます

昨日は このウニと15本のトウモロコシが届きました

茹でるかわりにラップで包みレンジ加熱の良い方法を教えてもらったので それから照り焼きにしようかと思います

前に作った天麩羅うどん 煮込みハンバーグ

しかし今夜のおかずはまだ決まっていません
何を作りましょう?


バリー・アイスラー著「雨の掟」ヴィレッジブックス

2008-05-28 15:04:02 | 本と雑誌

バリー・アイスラー著「雨の掟」ヴィレッジブックス
バリー・アイスラー著「雨の掟」ヴィレッジブックス
殺し屋レイン・シリーズ第四作

前作で知り合ったデリラの縁で持ち込まれた仕事

コンビを組むようになったドックスと作戦を立てるが
標的の息子の存在に レインは躊躇し―

それから命を狙われることに

ドックス デリラ タツ カネザキ

シリーズが進むごとにレインは変わっていきます

今回 彼は自分に息子がいることを タツから教えられます

殺し屋は生き方を変えられるのか

いつか誰かの前に倒されて終わりなのか


バリー・アイスラー著「雨の罠」ヴィレッジブックス

2008-05-28 11:52:04 | 本と雑誌

バリー・アイスラー著「雨の罠」ヴィレッジブックス
バリー・アイスラー著「雨の罠」ヴィレッジブックス
殺し屋レイン・シリーズ第三作
日本を脱出したレインはブラジルで暮らしていたが 探し当てられ又もや{仕事}をすることに

だが標的は警戒心強く それでも殺しの予定七割まで進んだところで 美女の為に狂い 部屋から撤退となる

刺客に狙われ 作戦を立て直すレイン

前作で再会した旧友と手を組む事にする

謎の美女デリラ
旧友トックス

CIAのカネザキ
警察のタツ

個性豊かな面々が物語を彩ります

主人公レインは日米混血という設定

著者は日本で暮らした事もあり 柔道は黒帯
日本語には堪能

しかも元CIA工作員なのだとか


バリー・アイスラー著「雨の影」ヴィレッジブックス

2008-05-27 17:30:26 | 本と雑誌

バリー・アイスラー著「雨の影」ヴィレッジブックス
バリー・アイスラー著「雨の影」ヴィレッジブックス
殺し屋レイン・シリーズ第二作

アメリカで過去への復讐を果たしたレインは大阪で暮らしていた

レインが奇妙な友情を感じている警察のタツが仕事を依頼してくる
同じ頃レインの数少い協力者ハルに{女}が近付き 彼は恋に落ちていた

前作で心惹かれるようになったみどりとの再会

ハルの死

二重三重の裏切り劇 策謀

一度殺し屋になった男に堅気への道は遠い


かなり手抜きお昼です

2008-05-27 14:15:55 | 子供のこと身辺雑記

かなり手抜きお昼です
かなり手抜きお昼です
かなり手抜きお昼です
かなり手抜きお昼です
お昼はトーストパン
つけたジャムは主人のおかあさんが採れた苺で作ってくれたものです
甘さがしつこくなくてあっさりして美味しいのです

これに青汁の粉入り牛乳

父には帆立て貝柱などたきました
長男が帰宅したらボンカレ―の予定です(笑)