夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

週末は食糧買っておかないと不安になります

2016-09-30 21:46:32 | 子供のこと身辺雑記
予定が狂って買い物をしそびれて
家にあるモノで作った姑に届けたおかず



卵焼き



鮭の糀漬けを焼いただけ




牛蒡・人参・ジャガイモ・牛ばら細切れ肉を軽く炒めて 砂糖・味醂・醤油で煮ただけ


明日は買い物を真面目に!?しなきゃ


週明けはまた台風が近づいてくるとかー人間はともかく(笑) 犬さん猫さんの食べ物と猫トイレの砂は予備までしっかり買ってきておかなくては!

少し長電話

2016-09-30 21:27:55 | 子供のこと身辺雑記
以前 隣に住んでいた人の姉が もう長くないって電話がありました

昼は喫茶店 夜はカラオケ喫茶になるお店のママさん

安心なので貸し切りにして友人達と集まったりで利用させていただいたりー
元気だった頃の母とも行き 子供達も連れていったことのあるお店

以前 隣に住んでた奥さんは離婚して家を出てー

それでも母とも友人になっていたから時々会うこともあり

なんだかんだで長い付き合いです


隣に住んでいたFさんと その姉のSさんはとうにご両親も亡くなり 二人っきりの姉妹です

Fさんは随分 心細い思いもされているようで 暫く話し相手になっていました


「もう一度 お姉ちゃんと話したい」
今夜 病院帰りに姉のお店と片付けながら ずうっとそればかり思っていたそうです
Fさんにとって そう年の違わないお姉さんですが 親代わりにも思ってたってー


「もう一度 お姉ちゃんと話したい」

その願いだけでも かなえばいいと思います

心より 手抜きの多い 昼ご飯

2016-09-30 11:51:09 | 子供のこと身辺雑記
今日もお昼は簡単に(笑)

10月初めに4泊5日で京都大学で発表も兼ねての会に参加の長男はその準備中ー
(いわくプロ野球やサッカーの応援ほど熱が入らないーー; あかんやないかいな・爆)

午前中に歯科医の予約もあって
迷惑にも^^;長男が家に居るから 仕方なく~~~作っております

昨日はフレンチトーストでパンにしたから

今日はチキンライスもどきの炒めご飯




熱っして油を入れたフライパンに玉葱入れて炒めて 冷凍のミックスベジタブルをぶち込んで コンソメなど加えてかき混ぜ 
適当に刻んだウインナーソーセージを入れて塩胡椒パラパラ ウスターソースとケチャップ入れて味付けます




ご飯を入れて焼き炒め




別なフライパンで半熟状態に焼いた卵をのせて出来上がり

サラダ スープ 果物を合わせるだけ

「バーティカル・リミット」 (2000年 アメリカ映画)

2016-09-29 23:50:21 | 映画
バーティカル・リミット [DVD]
クリエーター情報なし
Happinet(SB)(D)



上が兄のピーター・ギャレット(クリス・オドネル) 次を父親ロイス(スチュアート・ウィルソン) 一番下を妹のアニー(ロビン・タニー)と親子で楽しく登山していたギャレット一家

1968年に流行った曲などとーって会話も

兄はカムをきちんと二つさすんだと妹に注意し 妹はきちんとしてるからーとそんなやりとりも
ところが先に行く人たちの様子がおかしく

「上にド素人がいるぞ 気をつけろ!」
そのド素人二人が落ちて来て 親子も巻き込まれる

落ちた二人が暴れ 同じザイルの一番上がアニー 次がピーター その下が父親のロイス
ロイスの下にド素人二人

ド素人が暴れるものだからきちんとはまってなかったカムがゆるんできて数メートル落下

ロイスは子供達を助ける為に決断をする

ピーターに持っているナイフでザイルを切るように命じる

「ロープを切れ! このままなら3人死ぬ 妹を殺す気か 俺のことは考えるな 早く切れ! 切らないと死ぬぞ」


躊躇するピーター「できるわけない」

アニー「やめて! カムをはめるから!」


妹の命と父の命 板挟みになりーピーターは父の言うままにザイルを切った
落ちる父親




数年後 パキスタン ヒマラヤ山麓 雪の山々の上をヘリが飛んでいます
あの事故以来 登山をやめてー自然写真家となっているピーターが乗っています
エリオット・ヴォーン(ビル・パクストン)についての話を聞いているピーター

典型的金持ちで 山頂目前にして危うく死にかけたが一人で下山した
悪口を言う者もいるが たいした登山家だと

ピーターの妹のアニーはテレビの取材班としてヴォーンに同行し山頂に向かうのだとか

事故の後もアニーは山から離れませんでした

兄のピーターに対し複雑な思いを抱いているようです


この時すでに南から嵐が急接近という情報は入っています
アニーも確認しております


入って来たピーターを見て
アニー「なんでー」

ピーター「たまたま ここに来たんだ
ドキュメント番組なんだって 
お前の記事を読んだよ
たいしたものだ 父さんも喜ぶ」

ただ登山計画についてはピーターは案じておりました
「無謀じゃないかな」


むきになるアニー「これは あくまで予定よ ヴォーンはやると決めたら必ずやる人なの 尊敬してるわ」


ピーターは顔見知りから この登山はヴォーンの作った航空会社の宣伝も兼ねていることを教えられます
「妹さんは心配ない トム・マクラレーン(ニコラス・リー)がついているからなーなどとも

またマネージャー兼医療係もモニーク(イザベラ・スコルプコ)にも紹介されるのでした

この時に 金にあかせてヴォーンが有名な登山家のトムを1シーズン借り切ったとかことなどもピーターは聞きます
後で分かるのですが スキップはヴォーンの性格か登山計画かにひっかかるものを感じて 一緒に行動することは断ったようです
ヴォーンの悪い評判を聞いていたのかもしれません

そしてそれは正解でした

ヘリで出発していく一行を見送るピーター

登山の始まりは順調で平和
簡単に山頂へ到着できるかに見えましたが 嵐が近付いているから下山をとの連絡が入ります

トム「聞いただろ 天気が荒れそうだ まずいぞ
ボトルネックまで一時間だ 辿り着かないと嵐に遭う 危険は冒したくない
宣伝の為に命を危険にさらすなんて」と下山しようとするのですが


アニーは嵐はそれることもある -などとあと僅かでボトルネックだからあきらめたくないよう
ヴォーンも山頂に行くと言い張りききません

一度は仕方なくその意見に引きずられるトム

キャンプからスキップ「急いで下山してくれ」

ヴォーン「2流のガイドの意見に耳を貸すな
見てみろ 山が股を拡げて俺たちを誘っているんだぞ」


ここで引き返すように言ってきたスキップを2流のガイド扱いするヴォーン
かなりあしざまにスキップの事を言います

以前も事故で登頂に失敗しているヴォーン
目前に見える山頂に行きたくてー引き返したくない我儘な子供のようなタチの悪さを見せつけます
今回の登頂チームの全責任や決める権利を任された それで引き受けたトムだったのですがー
ヴォーンは聞き入れません

トム「中止を判断するのは俺の仕事だ」

ヴォーン「行けよ 下で見てろ 死ぬまで後悔すればいいんだ」

ヴォーンもアニーも馬鹿です

ピーターも降りるように呼びかけますがー

トムは仕方なく進むのですが

嵐が来て
トム「これ以上進めない 遭難するぞ 降りるんだ」


うろたえるだけのバカ二人 アニーとヴォーン

アニーはクレバスに落ちます

男達二人も雪崩でクレバスへ

トムは負傷し動けません


ベースキャンプでは無線も通じず暗い雰囲気です

何かを思いついたように立ち上がるピーター モールス信号を送ります
気付いたアニーが返事を


ロイスが山で役に立つこととして子供達に教えてくれていたのです
アニー「父から教わったの 遭難の時 役に立つって」

ピーター「ヴォーン トム アニー 生きてるって」

喜ぶベースキャンプの人々ですが

救助隊を!という話にも

アニー「救助に来るってー」


高度からの高山病 高山肺水腫なども心配されます

バーティカル・リミット(限界高度)


ピーターは焦っています あの高度 命が助かるには36時間しかない
「道具が無いなら掘ってでも救い出せばいいだろう!
何だよ これだけ人数がいるのに見殺しにするつもりか」

見かねてスキップ「ピーター 話をしよう」と誘います

救助に向かう人間も危険を冒さないといけないのです

加えてクレバス これをどうするか
半ば生き埋め状態なわけですし


ピーター「ウィックがいる」と名前を出しますが

ウィックは妻を事故で喪ってからおかしくなっていると思われています

スキップ「遭難地点を特定するだけでも何時間かかると思う」

ピーター「アニーは死なせない」


パキスタン軍は関係ないことにしてくれとは言いながらも救助の為のニトログリセリンを


とても危険なー

ニトログリセリンがしみた スキップの靴は投げると大爆発


いつ爆発するかわからないニトログリセリンを二人一組で運ぶ
自殺行為

誰も行きたがらない
三人を助ける為に救助に向かう六人が死ぬかもしれない



けれどカリーム(アレクサンダー・シディグ)は「俺は行くぞ!イトコの兄が助けを待ってる」

行きたがらないマルコムとシリルも経験があるだろーと誘われる

ピーター「あと一人だ」

結局 賞金の50万ドル目当てにモニークが名乗り出る



クレバスの中では狡いヴォーンがルールを勝手に決める
自分だけは助かろう 生き残ろうと思っている

狡猾さと卑劣さで以前の遭難でも生き残ったのだ

救助隊にピーターがいると聞いて
ー事故以来 登山はやめていたんだろう 彼には登山は無理だろうー
そんな会話もある


少しでも早く救助する為に今度はスキップが言い出す「ウィックに頼もう」

妻の亡骸を捜す為に山を知っているウィックならば近い道も知っているのではと

ヴォーンをガイドしたウィックの妻は遭難して死んだ

ウィックはたった一人で三人を助けた男
しかし一番助けたかった妻には死なれてしまった
ウィックは正気じゃないと思われている

ピーター「うってつけじゃないか」


向かうヘリでニトロの横で平気で煙草喫っているモニークにシリルが下ネタでからかう「俺のも 吸ってくれないか」

モニークにシリル 殴られます

ピーターに救助隊に志願した動機は「お金の為よ」とモニークは答えるのでした


救助隊の案内を依頼されてウィック「俺は興味ない 俺は関係ない 俺みたいな負け犬に頼んでも無駄だ
山では死にかけているという言葉はない
死んだ だ」

だがピーターが旧友ロイスの息子で 救助を待つ人の中にアニーがいること
何より妻の仇と思うヴォーンがいることで気が変わります

ウィックはヴォーンにより妻が死にいたらしめられたと信じる根拠があったのです


ウィック「俺の命令に従ってもらう 信じられる人間が必要だ スキップはベースキャンプに戻れ」
シリルとモニークの組 マルコムとカリームの組 ウィックとピーターの組

強い者と弱い者が組んで 3手に分かれ それぞれ違うルートで救助に向かうことになる

高度ギリギリまではヘリで行き ヘリからは飛び降りることに

モニーク シリル マルコム カリームと飛び降りて行き ピーターとウィックの番になった時 ヘリが高度を保てなくなり

ウィックに助けられてギリギリで飛び降りるピーター


クレバスではトムが病状悪化 なのにルーティンが崩れる 誰も助からなくなるーとヴォーンは薬を渡したがりません
重傷のトムはどうせ助からない 薬を打っても結果は変えられない 死ぬから無駄だなどとアニーに言います

俺たち3人 一緒に死ぬことない 

ヴォーン「お前はプロの登山家だ 」

トム「俺にこのまま死ねと言いたいのか」

ヴォーン「俺がお前の立場ならな 俺だけでなくアニーも死ぬんだぞ」
などと卑劣な死の宣告

トム「お前の無茶のせいでこうなったんだぞ」

世間的には山頂アタックチームの責任者はトムだったのだからーなどとも言う 狡く卑怯なヴォーン


ベースキャンプのスキップから救助隊へ「48時間晴天だ」

ウィックはピーターに「妹はあと12時間で死ぬぞ 
父親にそっくりだな

ザイルを切ったのは正しかった 登山家なら当然だ
ロイスがナイフを持っていたら 自分で切っただろう」

ピーターがいまだ抱える 父親を殺してしまたっという心の咎め 重荷をウィックは気付いていました
おそらく友が少ないらしいウィックの数少ない信じられる友だったのでしょう ロイスは

ー登山家なら当然ー

この言葉は ある場面でも生きることになります 悲しいリフレイン 再現


斜面でシビルはリュックにひきずられるドジをしでかし断崖にぶらさがるはめにー救助に向かうモニークですが その断崖にひびが入り割れてー
リュックからニトロが落下 爆発

上がったシビルは爆発音から起きた雪崩に呑みこまれます

モニークは張り付いた断崖からどうにか根性で雪崩をやり過ごしていました


シビルらを案じて見にいこうとするピーターですが ウィックが止めます「シビルらの生死は分からないが 妹さんは生きている」


兄のシビルと連絡取れず 死んだかと嘆くマルコム
カリーム「君は戻った方がいい」
一人進むカリームの後から 立ち上がり追うマルコム


自力で登ってきたモニークはピーターと合流
手袋を脱いで 指を見せて
モニーク「まっすぐにして お願い」

ピーター「痛いのは一瞬だから」

モニーク「わたしは看護師だから分かってるわよ」

ピーター「金を貰って山を降りたら何処に行く」

モニーク「パリよ 戻って学校に行くの」

そうして山にはろくな男がいない 「スキップみたいに女を馬鹿にする男には もううんざり」などと話すのです
二年前から関係があったとか

そうして話させて気をそらせておいてーモニークの指を治したピーターでした

ベースキャンプより注意が入ります

ニトロは太陽にあてると爆発する 日陰にいれなくては!

カリームとマルコムにも連絡しようとしますがー

二人のニトロは爆発してしまいました

勇敢だったカリーム 気の毒に
兄思いのマルコムも



ニトロを置いた雪壁の中でモニークは ウィックの妻の亡骸を見つけました
まるで生きているように 少しうつむき 立ったままの姿勢で

ウィックがモニークに「触るな」


ウィックはピーターに話します
ヴォーンが妻の薬まで独り占めして 妻のマヤマを死なせたと確信しているのだと
マヤマは肺に溜まった水に溺れるようにして死んだのだと


ピーターはウィックが妻の仇を取る為に ヴォーンを殺す為に来たのだと思い止めようとしますが

ウィック「バーティカル・リミット(高度の限界)だ お前も立っているのがやっとだろ 
俺を止められるものなら 止めてみろ!」

ウィックは行ってしまいます

クレバスでは咳き込むトムに近づくヴォーン
トム「俺を殺す気なのか」

ヴォーン「そうだ!」
動けないトムの鼻と口を押えて殺します

アニー 死んだトムを見つけて「人殺し!人殺し!」ヴォーンに打ちかかります


やっとクレバス近くに到達したピーターとモニーク
モニークは呼吸が苦しそうです



ここからがピーターの見せ場でした

離れている場所へ飛びます



跳ぶ前のピーターを心配そうに見る金髪美人のモニーク



ヘルメットをしっかり被って



かまきりの鎌のように両手で構えて



勢いよく走りだし



飛び移ります



救助の目印になるものの為にえぐくも トムの血を抜いて袋詰めしたヴォーン

その血を下から上へ
殺されて血まで抜かれて気の毒すぎるトムです


雪面に広がる血


上へたどり着いたトムとモニーク 下へとメモを送ります
BANG(爆破する)


ピーター ニトロを仕掛けます

救助できるだけの穴を作る為に



上からピーター「アニー!アニー!」


弱っているアニー引き上げられていきますがー

上からモニーク そしてピーター アニーと同じザイルでつながっています


ザイルを止めているところがゆるんできてー
危ういところで現れたウィックが助けてくれます


そしてウィックは下のヴォーンのところへ


ウィックの姿に気付いたヴォーンは襲い掛かります

それを防いだウィックは ヴォーンにザイルをつないで 
上からモニーク ピーター アニー ウィック ヴォーンとつながって

けれどまた落ちかけてー


ウィックは上の3人を救う為に 出したナイフでザイルを切ります

ヴォーン「止せ~~~~~っ」


二人は底へと落ちていきました





場面は変わってテントの中
モニークがアニーの看護をしています

ピーター「アニーの具合は?」

モニーク「驚いたわ 生きる意志が強いのね」


見つめ合いキスするピーターとモニーク


テントの外へ出て行き兄妹を二人だけにするモニーク


アニー「来てくれて嬉しかった 諦めて当然なのに」


ピーター「あきらめるもんか」

アニー「パパも喜んでる 怒りながら褒めてくれるわ」


ピーター微笑んで妹の額にキス「少し眠れ」



ピーターとアニーの兄妹には良かったけれど救助隊はモニーク以外 皆死んでしまいました
気の毒です

アホなヴォーンは当然の報いとしても













「娘に・・・」

2016-09-29 16:22:19 | 自作の詩
いつかあなたは気付くだろうか

あなたが産まれる前から 私がどれだけあなたを愛していたか

産まれてきてくれることを楽しみに待っていたか

3004g 夜泣きもあんまりしなくて 


早くから立って・・・  そして歩き出すのも早かった


歩き出すようになる前 ずっと歩行器に乗っていたお兄ちゃんとは逆に

歩行器に乗せたら 顔を真っ赤にして怒って泣いた



いま思えば あんなにちっちゃな時から 自立心 独立心の強い人間だったのか

私が女の子にと願った習い事は悉く嫌がった娘


子供は思うようにはならないもの


全然 私と違うようで 似ているところもある娘

親だからあなたの全てが理解できるなんて言わない


ただ・・・

まっすぐで 不器用で損をする
貧乏クジを引かないか気にかかる


あなたのそのまっすぐさが 時に間違った相手を傷つけないか

恨みをかわないか 気にかかる


何故なら正論は案外人を傷つけるから


どんな時も何があっても
どうかあなたが元気に生きていけますように

傷つくことなく苦しむことなく


あきれるほど心優しいのに
その自分の優しさに気付かない


好きなこと やりたいこと 興味を持ったことには一直線
何もかも忘れて夢中になる・・・・・


その純粋さが何処か危なっかしく見えて

心配です



あなたの夢がかなうといい


本当にやりたいことが見つかればいい



そうは思いながら


あなたが自分の家族を持つことを願っています

一緒に生きていける人が見つかりますように


いつか「自分は いい母親になる自信がない」
そう言ったあなた


あなたは私などより よほどいいお母さんになれます

どうか自分を信じて

あなたは 大切な大切な わたしの愛する娘なのだから

生きた分 想い出多く あり過ぎて

2016-09-29 10:16:33 | 子供のこと身辺雑記
姑から先日 栗を貰いましたが量が中途半端でしたので 炊き込みご飯にしようかなと思いつつ 仏壇に供えておりましたらー
また昨日 姑から「また拾ったから 持って帰り」と栗を貰いました

姑の家の裏庭には大きな栗の木があって この季節いががぼとぼと落ちてきます

それで昨夜 皮をむいて栗ご飯を炊きました





仏壇にもお供え★です






合わせたおかずは秋刀魚の焼いたの
週刊誌で鍋で焼く秋刀魚ーって平松洋子さんの書かれたものを見つけていたので 真似して焼いてみました





グリルで焼いた秋刀魚より身を柔らかく感じました


食後の果物は無花果で







無花果を入れてる器は 多分昭和30年代に母が購入したもの

青い方はこれが最後の一枚です

子供の頃 母が作ってくれたかき氷もこれに入れてくれてました

私が本当に小さな頃は おやつも母の手作りしてくれたものが多くて アルミのペンギン型にプラスチックのへらを差し込んで作るアイスキャンデーとかも

器を見て甦る想い出 色々あります

声から受けた感想です

2016-09-28 16:08:01 | テレビ番組
両親の墓参りからの帰り道 丁度 都知事の小池百合子さんの所信表明の声が車のTVから流れておりました

(番組は「グッディ」で 安藤優子さんが一度30分ほどと言いかけ簡単な計算間違いに気付いたか指摘されたか 40分ほどと言い直しておりました)

小池都知事は多岐に渡る事柄を話しておられたのですが とても感動的な箇所もあり まるで一つの国の指針を示すような幅の広さに 運転しながらですが 感心して聞いておりました

とてもいい所信表明と受け取りました

ところがね安藤さん 一人が「内容が無い」というと 待っていたようにそこに乗っかる言葉を出されてー
日本のワイドショーってケチつけたり茶化したりするタチの悪いーなんか底意地悪いところがあるのですがー

こう人を貶めて自分の価値や格をあげようとするーそうした番組作りや流れって私は好きではありません

ならばご自分が40分 時間を貰ったとして 小池百合子さんほど東京のことを思って「多岐に渡ること」を話せますか?

そう思うのです


声だけ聴いていると 案外と見えるものがあります


なんとか足を引っ張ろう 難癖つけよう 
そう鵜の目鷹の目であれこれ書いてやろうとする周囲

また書いているところもあります


そうした厳しい中で あれこれの問題を解決しようと頑張っておられる小池百合子さんを誹ろうと構えている人たち

まるで「応援しています」と言えば示せば 自分という人間の値打ちがさがるのだと思い込んででもいるかのように


温かな気持ちからのアドバイスや こうされたほうがいいのではって前向きな考えあっての提案ならば まだいいのですが

なんだかね あさましいな 醜いなと感じました

冷笑するような底意地の悪さは気持ち悪いです

少し日暮れが早くなり

2016-09-28 15:28:00 | 子供のこと身辺雑記
午前中は月一度の自分の病気の診察と検査とーこれがお昼までかかり またどっさりお薬いただいて^^;
先月に続き やや貧血気味という数字も出ていて お医者様が来月も同じ結果だと また別の検査もしましょうと仰る

いえもう検査はいいし(笑)などと思う私

一つ数値が良くなると他がおかしな数値が出るという

そこいらあたり同じ病気だった母の病状をなぞっているような気がしないでもなくて
まあ しゃあないなとも思ったり


出たついでにお墓参りに行こうと思ったのですが 血糖値が100切っていたので まずは昼食とって
あっさりしたものが欲しかったので 和定食っぽいのを御願いしたらー
これが結構なボリュームありました





でも おかげで元気が出て お花買って お供え買って 無事にお墓まで行って来れました



霊苑に入る手前の道沿いには ちらほら彼岸花が咲いておりました

帰りに犬猫さんのフードやおやつを買って

留守番していた犬さん猫さんにかまって遊んで

夕飯おかずを作りにかかる

がんもどきと小松菜など煮ております
あとは魚を焼こうかな
で大根おろし

少し日暮れが早くなって そのぶん夜が早く来るようで 一日を短く感じなんとなく焦ります

観たモノから 少しだけ

2016-09-28 09:27:39 | テレビ番組
原作を読んだのは随分と昔で大まかなストーリすら覚えていない^^;のだけれどー楽しみにしていた法月綸太郎原作「一の悲劇」のドラマ化ー金曜プレミアム「誘拐ミステリー 超傑作 法月綸太郎 一の悲劇」でした

エラリー・クイーンの人気シリーズ作家探偵エラリー・クイーンと父親のクイーン警視 この関係を踏襲したらしき法月綸太郎が事件を解決していくシリーズです

新本格の若い書き手が多士済々出現した頃の一角を担う一人が法月綸太郎氏でした

で!長谷川博巳さんが演じられることもあり 期待して観ていたのですがーやっぱ 色々と脚色もしてありましてー

失礼ながら邪魔!と思ったのが渡辺えりさん演じる家政婦さん
笑いを入れたかったのかもしれませんがー自分が主役と言わんばかりによく喋る うんざりするほど喋る
勿論 渡辺えりさんは こういう持ち味

この役を作る必然性があったのかーって制作側のセンスの問題です

著名な漫画・ドラマー「名探偵コナン」から「真実はいつも一つ」・「金田一一少年の冒険」から「じっちゃんの名にかけて」・「相棒」から杉下右京さんの言葉の引用ーなどなど

原作にはそういうの無いし 邪魔だからーなどと思っておりました

原作の良さと 他の俳優さんの熱演も消す不要なセリフの山々であったなあと
そこが残念でした




映画「ラッシュ プライドと友情」(2013年 ロン・ハワード監督)

これは実在のレーサー ジェームズ・ハント(クリス・ヘムズワース)とニキ・ラウニ(ダニエル・ブリュール)のライバルだった二人を対比しながら描かれた映画でしたが 特筆すべきはジェームス・ハントは 5000人の女性と寝たとも言われる人間でした
無事にレーサーを引退後 テレビキャスターとなり40代半ばで亡くなりました


カーレース中に事故でひどい火傷を負ったニキ・ラウニは一か月半ほどでレースに奇跡の復活をし レーサー引退後は航空会社を作りー現在も存命

息子のマティアスもレーサーだそうです

ニキ・ラウニの走り方はコンピュータと呼ばれるほど計算されたものでした


いっぽう 本能のままに走ったのがジェームズ・ハント

映画の最後
現在も生きているニキ・ラウニのジェームズ・ハントへの想いが語られます

その中で心に残る言葉は「唯一 わたしが羨んだ男だ」
正反対のー走り方 その才能と度胸とー

ジェームズ・ハントに捧げる墓碑銘としても最高の言葉だと思います
ーニキ・ラウニが 唯一羨んだ男ー





義母手づくりの甘酒嬉し

2016-09-27 20:46:13 | 子供のこと身辺雑記
毎年 秋祭りの頃に姑が美味しい甘酒を作ってくれます

が ここ数年 毎年買っていた糀が見つからなくて 違う種類の品を買ったり 通販で買ったりしています

今年は早くに買おうねと主人と話していたらー主人から電話がありました

糀 見つけて買ってきたから 試しに姑と甘酒作ってみるーと


姑はやっぱり使っていた糀とは違うと不安そうにしておりましたが とりあえず実験的に作ったからと半分くれました

いつもとは違う糀なので 甘味が足りないーと姑は不満顔



姑「なんや 炊きそこねたご飯みたいなー」と

でもね^^美味しいです

試行錯誤して美味しいの作ってくれようって 姑の気持が嬉しいです

姑いわく「やっぱり〇〇〇(私の名前)ちゃんが 糀 買ってきて」

はあい いいの見つけてきます♪




裏庭の栗を取ったからって 姑がくれました

姑は歩くのも杖をついてーそれなのに一所懸命に取ってくれたのかなって


お仏壇にお供えして それから炊き込みご飯に入れようかなーなどと思案中です

痛みを言い訳に家事サボリ(心がけの悪い私です・笑)

2016-09-27 10:38:40 | 子供のこと身辺雑記
寝違えたのか 首が痛い 
右の首の真ん中あたりから痛みが拡がっててー 一晩眠れば治るかと思ったのだけれど
まず首が痛くない体勢で横になるのが大変で 角度によっては息苦しくもなるーー;

変に動くと首がつったりもするものだから 腕を使って体を支えたり向きを変える時に首を持ったりして 一番痛くない体勢になろうとするのだけれど

眠りに落ちても 痛くて1時間か2時間で目が覚める

目覚ましより半時間早く目が覚めて ああまだ半時間 眠っていられるのにーと「首が痛い」とぶつぶつ言いながらー
 
寝曲げの治療方法など検索して試してみましたが 効果はありませんでした

大昔に交通事故に遭った時のむち打ちも最初はこんな痛みでしたっけ


昨日は眼科で検査もある日で 待ち時間もずうっと目を閉じて静かにしてました

思い出したのが四十肩になった時のこと 一週間くらいで急に痛みが消えたのだけれど
肩が上がらないから 上げると痛いから 着替えとか本当に大変だった

包丁で切るのも右腕だけに料理するのも辛くって


でももしあれと同じなら1週間我慢をすればーと

右横を向こうとしても痛いし 角度により首が攣る

トシは取りたくないものです・笑




人参・茄子・厚揚げ・豚肉を炒め煮したの ここまで作っておいて夕方 卵でとじてチャンプルーふうに仕上げます
味付けは塩胡椒・砂糖・醤油・刻んだ唐辛子・パックの鰹節にて

{追加で



卵でとじると こうなりました}



昨夜のおかず



サツマイモ・人参・牛蒡・牛肉・しめじを炒めて すき焼きか肉じゃが風の濃いめの甘辛味つけで煮ます




サラダ・枝豆豆腐など

「ウォームボディーズ」 (2013年 アメリカ映画)

2016-09-26 20:11:02 | 映画
ウォーム・ボディーズ [DVD]
クリエーター情報なし
KADOKAWA / 角川書店



物語は理由は分からないがゾンビになってしまった青年(ニコラス・ホルト)の独白で進行する

自分の名前が思い出せないから 青年は自分をR(アール)としている

ーここにいる連中もみんな死んでる
何しろ 今はゾンビ
いったいどうしてこうなったのかーとにかくゾンビになった

俺たちの大半は空港に住み着いているー

他にもガイコツと呼ぶ 骨だけになった文字通り骸骨もいる これは動きも早く動いているモノは何でも食べる

ーゾンビは嫌だ 抜けだしたくないか 
これ 俺だけ?-

ゾンビ青年Rの独白で状況や設定が説明されていく

間に歌が流れる ゾンビ青年Rは音楽が好きだという設定

音楽を好む時点で 異端のゾンビと言えなくもない

{君を想うたび 息が乱れる 
僕はここにいて 君は遠くの街

なぜ君は去ったのか

今夜は嵐が猛り狂う 僕の凍えた心の中を}


ゾンビ青年RにはM(ロブ・ゴードリー)と呼ぶ 年上の男性の友人がいる

ー彼は親友だ 親友同士 うめきあったり 見つめ合ったりしてる  時々会話っぽいことをしてる

でもたまに 言葉を交わし合うこともある

R[ハラペコ」

M「街へ・・・」

団体行動はもしもの時の備え 人間に出くわしたら頭を狙われるんだ

・・・・・にしても のろいな  いつ着くんだろうー


餌となる人間の居る街を目指すゾンビの団体達  
(ゾンビは頭を撃つと死ぬというのが大体ゾンビ界の定説になっている
しかし例外もある)

いっぽう生きた人間達はゾンビに襲われないように塀の中で暮らしている 出入り口は兵士が見張っており 出入りの時には目を調べて
生きた人間かゾンビさんかをチェックする


伝染病(ゾンビになる病)が始まってから 薬品や食糧調達は若者たちの使命

若者たちは街の外へ

そこにはー死のゾーンへようこそーと書かれている


ある建物の中(おそらく病院)に入り薬品類を鞄に入れる若者たち


同じ地域にRとMのいるゾンビ集団 人間の匂いが分かるのか

ある建物ではガイコツが食事中 ゾンビ団体を向うへ行け!と脅かすガイコツ


街を守るグリジオ大佐(ジョン・マルコヴィッチ)の娘のジュリー(テリーサ・パーマー)は何か嫌な音を聞きつけて 恋人でもあるペリー(デイブ・フランコ)に言っています

ジュリー「ペリー 出よう」

ペリー「何も居やしない 怖がりすぎだ」


そう言った途端 ドアが開いてMにR そしてゾンビ集団が入ってきました
襲われる若者たち

武器持ち応戦はしておりますが ハラペコゾンビ集団優勢です

歌が流れます こんな場面なのに

{僕が送るメッセージは君の魂へ宛てた電報
二人の距離は遠いまま これ以上苦しめないで

淋しくなんかないさ}


銃を撃つジュリーに見惚れ 見つめるゾンビ青年R ジュリーを追いかける


が!ペリーに撃たれて R ペリーに逆襲
R ペリーを食べます


ー人間を食べるのは気が進まないけど 世界が変わったからしょうがない

脳みそは最高なんだ 生きている感覚を味わえるー


脳みそを食べると その人間の記憶を追体験できるらしいです

{傷つける気はないんだ ただ君の思い出がほしい 少し気持ちよくなって 死を忘れたいんだ}


ペリーの記憶がRの中に流れてきます
ジュリー「ペリー 愛してるみたい 何か言ってよ」
ペリー「僕も愛してるよ ジュリー」


まだまだゾンビと人間 戦闘中ー
ペリーを捜すジュリー 襲われてる友人をゾンビから救ってー弾丸が無くなります

そんなジュリーを見つけたR「ジュ・・・リー・・・」
ジュリーは近寄って来たRの胸にナイフを投げる

R[ジュリー 来て」

気が付けばゾンビに囲まれてるジュリー 仕方なくRについて行きます
周囲はゾンビさんばっか ジュリーは居心地悪いです

いつ食べられるかわかんないわけですし

ー俺 何やってるんだ みんな彼女が新入りのゾンビって思ってるんだろうけどー

R ジュリーを自分の隠れ家の航空機の中に連れて行きます
R「い・・・え」「食べ・・・ない」「君・・・安全」

そう説明し出ていくR
ーもっとアプローチできたかと思う 一人にしてあげたほうがいいかなってー

食べたペリーの脳からの記憶によれば
技師だったペリーの父親はゾンビとなり 息子のペリーを食べようとした
ジュリーがペリーの父親を撃ち ペリーを助ける

戻ってきたRにジュリー「何する気 お願い 傍に来ないで」

R ジュリーに毛布を渡してやる

ジュリー「どうして助けたの 何する気」

R「泣か・・・ないで」

レコードをかけるR 「守る 君 安全」

ジュリー「あなたは 何?」


{切なくて涙がこぼれる でも笑顔になれるよ
毎日考えているんだ 君のことばかり 
不安だった僕にやすらぎをくれた

今 僕のハートには はっきりと君がいる}


眠って目の覚めたジュリー「お腹空いた もう帰らせてよ」

R「あぶ・・・ない」

ジュリー「危ない?! ええ そうね -だったら あなたが食べ物を取ってきてよ お腹空いたの」

R びっくり!な表情 

ジュリー「お願い 何か 取ってきてもらえる」

R「わかった」

Rが出て行くと 逃げ出すジュリーだが周囲はゾンビだらけ

Rが戻ってきて「逃げちゃ駄目 来てー守る」R[死んだふり・・・ いい?」

ゾンビの動きを大げさに真似るジュリー
 R「やりすぎ」

R「言ったろ 危ないって」

航空機の中に戻って果物の缶詰を食べるジュリー「最高」

ーR-まずい お前じろじろ見るな きもいぞー

ジュリー「美味しい ビールなんて久しぶり 優しいのねゾンビ君」

R「オレ 名前アール 」-ダメだ もう一回死にたいー

ジュリー「ロバート リチャード リカルド・・・この際アールでどう? あらためましてよろしく!
アール 家に帰して 私をここから
連れて来られたのだから 連れ出せるはずよね」

R「2~3日 みんな忘れたらー君 帰れる」

ジュリー「だってゾンビって呻くだけだと思っていたから あなたは特別なの?
分かった 2~3日 その間 何をすればいいの?」


ジュリーの運転でドライブ 代わったRの運転は滅茶苦茶 だけど だんだん上手になる

駐車場でR 車をぶつけて駐車
ジュリー「ちょっとR 素敵な車だったのに」

航空機に戻ってジュリー「なんでレコードなの アイポッドの方が便利なのに」

R「音が・・・いい・・・」

ジュリー「拘るタイプなんだ 
また やった 肩をすくめるのクセ?適当に流しているように見える

いい曲ばっかしね これ どうしたの?」


R「オレ コレ・・・クター・・・」

ジュリー「ええ そうみたいね」

音楽を楽しむRとジュリー

航空機の外にはRの友人M


ジュリー「R 一つ聞いていい わたしの彼 あの時死んだんだけどゾンビになって甦るのかな 
彼 色々あって変わってーもう いっぱいいっぱいだったのよ
彼が死んで辛いけど 覚悟はできていた気がする もうずっと昔から」


{俺は来世にいた 血と汗の世界  腹黒さが美徳 道は泥まみれ
形のない生物から逃れてきた俺に 「お入りなさい」と彼女 「嵐からの隠れ場所よ」

また同じ道を行くとしても 俺は彼女の為に最善を尽くす}


慰めるようにジュリーに触れるR  ジュリー「あなたは 何?」


ジュリーの寝ている様子を見ながらR -いいモノなんだろうな眠りって
死人は夢を見ない これがせいいっぱいだ(持っている脳みそのかけらを食べている)俺も寝てみたいー

ペリーの記憶ー戦う訓練中のペリー そして死の直前のペリー


逃げ出したジュリーはまたMやゾンビに囲まれていた 助けるRだが
ジュリー「もう 2~3日経ったわ」

R「一緒にいれば安全」

M「ソレは生きている 喰え! 喰え!喰え!」

動きの速いガイコツも襲ってくる

逃げるRとジュリーを Mが助けに来てくれる

M「彼女 助ける 気に入った」

ジュリーにR「大丈夫!」 ジュリー「でしょうね!」


Mが送ってくれた駐車場にもゾンビがいっぱいいる 
M「大丈夫か」

ジュリー Rと手をつなぐ

乗るのはドライブに使った車 R「運転 君」 ジュリー「そうね」

走り出す車 追いかけて来るガイコツ達

二人を見送り何か考えているM

手をつなぐ二人の姿は他のゾンビ達にもー何かーを与えていた



Rとジュリーの乗る車はオープンカー 降りだした雨に濡れる


ジュリー「寒くて凍えそう 雨宿りしなきゃ」
「ここは住民を避難させた街なの 鍵がかかっているわ」困るジュリー 鍵を壊すR


室内に入り ポラロイドカメラを見つけてはしゃぐジュリー「そう しっかり思い出を残さなきゃね 世界は終りかけているんだし」
写真を撮り合うジュリーとR

ジュリー「疲れちゃった ベッドも腐ってないみたい だからね もう寝るわ
アール もしよかったら 寝室に来てもいいから 一人で寝るのもコワイしー」


Mはずっと考え続けている 手をつないだ信じあうRとジュリーの姿を

横に並んできたゾンビにM「これ これは感じるか」 ゾンビ「お前も感じるか」

繋ぎ合う手 それが示すもの 彼等の胸は赤く色づく 甦る心
おそらくは心臓が動き始めるゾンビ達
不気味なガイコツが彼等を囲み Mと向き合う



ジュリーの父率いる兵達がジュリーとRのいる街へ現れる

ジュリー「アール 隠れて あなた殺される 見つかったら頭を撃たれて葬り去られる」

寝室でベッドに入ったものの濡れた服が気持ち悪くて Rに向うをむいていてーと脱ぎ始めるジュリー

R-マジかよー

ジュリーはベッド Rは床の上で

ジュリー「ねえ人間を食べてるの 生きる為に」 R「ああ・・・」

ジュリー「わたしは食べなかった それどころか何度も助けてくれた ゾンビでいるの 苦しいんでしょ
人間になろうと努力してる 
たぶんわたしたちもそう もっと進化したいの
時々 失敗もするけどね
あなたは すごく頑張ってる わたしの街にいるどんな人より あなたはいい人よ
そう 思う」





ジュリー「何のこと」

ペリーの時計を置くR

それはRがペリーを襲って食べたことを意味する


ジュリー「わたし なんとなくわかってた」

R「ほんと?」


ジュリー「でも 違ってほしいと思ってた (Rがペリーを食べたのではないと) -残念よ」

R「ジュリー ほんとにごめん ・・・ごめん ジュリー」

ジュリーはRに背中を向けてしまっている


ーRー死人は眠らない -
しかしRは夢を見ている

ペリー ジュリーと友人のノラが会話中
ジュリーは世界を復活させるのーなどと自分の夢を話している

Rに気付いたペリー 「なんでそこに居るんだ お前も夢を見てるってーゾンビには無理だろ 夢は人間のものだ」

ジュリー「やめてペリー 彼だって夢を見られる 
アール あなたはどう?何になりたい」

R「自分は何かも分からない」

ジュリー「誰でもなりたいものになれる そう言うでしょう」

R「じゃあ 君の彼氏にはー」

ペリー「お前がなれるわけないだろ 彼女の元カレを喰っちゃったんだから」

哀しい表情のRにジュリー「流して・・・」


起き上がるR ジュリーが居ない

外に出る 車が無い ジュリーは行ってしまった

ーR-夢は夢 なりたいモノになれるわけない 俺はのろくて顔色の悪いゾンビだ 何を期待してた 
彼女が俺を選ぶとでも ありえない 希望を持つから心が痛む 今の自分に満足しろ
現実は変わらない 何も感じない方がいい こんな思いをしなくて済むー



Rを置いて街に戻ってきたジュリーだけど

グリジオ大佐「お前を失ったかとー」

ジュリー「わたしは無事よ 大丈夫」

グリジオ大佐「よく戻った」

ジュリー「ええ 私も嬉しい」

でもジュリーの表情は何処か冴えない


雨に濡れながら道路を一人歩くR-みんなの所に戻ろう 一人でいるから色々考えるんだ
忘れよう 他のことと同じように きっとー

R「寒いのか 嘘だろ ゾンビが寒いなんて」

R 他のゾンビを連れたMと会う

M「よお~!」

握手するMとR

R「なんで ここに・・・?」

M「ガイコツに追い出されてー お前を捜した 彼女は?」

R「帰った・・・」

M「大丈夫か」

R「だめ・・・」

M「女がなんだ 」思い出したようにM「ガイコツがお前を捜している
お前達が変えた 俺も(自分の頭を指さし) 見たんだ 昨夜(ゆうべ) 記憶だよ 心の
夏の日ー」


R「夢」

M「夢か」

R「俺たち 変われ始めた 」

M「だな・・・」


R「そうだよ ジュリーに言わなきゃ (他のゾンビ仲間に)力を貸して! 彼女を掘り起こしたい(ジュリーの写真を見せて)」

Mがゾンビ仲間の意見をまとめる「みんな ぶちかますって」

ゾンビ集団は人が暮らす街を目指して歩く

ペリーの記憶にあった場所でR「ここでいい」
M「気をつけろ・・・な 待ってるからな」


街への抜け道 ペリーの記憶をたどり進むR-ジュリーと俺が 他のゾンビ達に希望を与えたんだ たぶんガイコツ達はそれが気にいらず
俺たちを追ってる
手遅れになる前に それをジュリーに伝えないとー



家でジュリーは親友のノラ(アナリー・ティプトン)に「お休み」を言っている どうやらRのことも話したよう

ノラ「ゾンビ君の夢でも見て」

ジュリー「ありがと・・・」

窓を開けてベランダに出るジュリー

ベランダを見上げているR

R「ジュリージュリー」

ジュリー「ウソでしょアール なんでここにいるの」

R「君に会いにー」

ジュリー「こんな真似しちゃダメじゃない 危険すぎる」


ノラ「ねえ うるさい 寝られない」

ジュリー「もうアール 正気なの 他の人間はわたしとは違う 見つかったら あなた殺されちゃう わかってるの」

R「ああ・・・」


ノラ「ジュリー マジで何やってるわけ」
ベランダに出てきたノラ Rに気付いて「あれって彼?」

ジュリー「そう」

ノラに手を上げて挨拶するR ノラも「どうも」と手をあげる

玄関でR「ごめん」

ジュリー「わたしこそ ごめんなさい」Rの胸に飛び込みジュリー「すごく会いたかった」

R[俺も・・・」

ジュリー「変ね 前より あなた温かい」


室内へRを案内しながらジュリー「来て! あなたついてる パパ 急用で留守なのよ 今夜はここに居れば安全
ただ問題は 明日からどうするかー」


Rに興味深々のノラはRを質問責めにします
ノラ「死因は」

R「覚えてない」

ノラ「年いくつ」

R「・・・・・」(戸惑っている)


ノラ「多分 20代なんだろうけど 10代にも見える それに全然 匂わないし  彼 腐った匂いがしない」

ジュリー「ちょっとノラ 彼はインタビューを受けに来たんじゃないのよ やめて」

(Rに)ジュリー「で どうして来たの」


R「人間に伝えたい 俺たち変われる」


ジュリー「そんなこと 誰も信じないわよ 話をしに近づくことさえできない
見つけたら最後 あなたの頭を撃ち抜く」

頷くノラ

ジュリー「で 俺たちって言ったー」


R「みんな 変わった・・・・夢を見る」

ジュリー「それ すごいじゃない」

R[でも急がないと」

ジュリー「どうして」

R「ガイコツは君と俺を追ってる」

ジュリー「すぐにパパに話しましょ」

ノラ「話して分かる相手じゃない」


ジュリー「パパだって昔は話の分かる人だった」


ノラ「勘違いしてるみたいね それはママ パパはゾンビの頭を撃ち抜くのが大好きなんじゃない」

ジュリー「だからって他に方法がある? 彼を街に連れだしたら きっと誰かに見つかるし」

ノラ「なら メイクするとか」

ノラとジュリー Rを人間に見せかけるメイクを考える

R「じょう・・・だん・・・?」


ジュリー「本気よ」

ノリノリのジュリーとノラ


ゾンビ青年Rを人間に見せかけメイク実行

「プリティウーマン」などの曲が流れる そしてメイク完成

ノラ「やだ 何 かっこいいじゃない」


ガイコツ集団が街に向かっている

ジュリーとノラとR グリジオ大佐のもとへ

R「何?」

ジュリー「別に ただ あなたステキだなって


パパがどう反応するかね もしキレたら それまでよ」

R「何があっても一緒にいよう 二人で全てを変えるんだ」

ジュリー「わかってる」

R「離れないで 約束だ」

ジュリー「約束する」


ジュリー「行きましょう」

「試合開始よ かましてやろう」と

止める兵士にノラ「こっちも機密の任務なの 邪魔しないで」

兵士と目が合ったRー人間っぽいことを何か言わなきゃーと焦って「ごきげんよう」

「いいから!」とノラにせかされる

何か起きている様子 尋ねるジュリーにグリジオ大佐(ジョン・マルコヴィッチ)「良くない報告があった ゾンビとガイコツが大挙して迫っているらしい
もし連中が攻撃しようと集まっているなら数で負けている私達に打つ手はない だからお前は今すぐ家に帰るんだ
しっかり戸締りをして家に私の銃があるからそれでー」

銃を見せてジュリー「これ? 知ってる それよりパパに話があるの」

グリジオ大佐「今は無理だ」

ジュリー「大事なことなの きっと馬鹿げていると思うだろうけど 今ゾンビ達は生き返っているみたいなの 」

グリジオ大佐「確かに馬鹿げている 」


ジュリー「彼等は変化してるのよ どうも人間に戻ってきているみたいなの」

グリジオ大佐「人間に戻ってるってどうやって」

ジュリー「この目で見たの だから間違いない 現実にー」

グリジオ大佐「いや 現実はこうだ ジュリー日々ゾンビ達は増え続けている 連中は人間に戻ってない 
根っからの肉食で我々は奴等の食糧だ だろ? ブロッコリーは食わない 
脳みそを喰う連中で お前のママも恋人も餌食となった
分かったら しっかり目を覚ますんだ 
いいな 早く家に帰って危険が去るまでシェルターに入ってろ!
あそこには充分な物資が備えてあるー」


物陰でR「説得する」
ノラ「説得するって どうやって」

ジュリーの応援に行こうとするR グリジオ大佐とぶつかる

グリジオ大佐「君は誰だ」

答えられないR

ジュリー「彼はアールよ」


グリジオ大佐「お前でなく彼に訊いているんだ」


Rをとくと見てグリジオ大佐「ゾンビだな」

ジュリー「わたしの命の恩人よ ずっとかくまってくれたの わたしが引き金になったみたいで まず彼が変わって他のゾンビ達も変わってー」


グリジオ大佐はRに銃を突きつける R「協力したい・・・」

ジュリー「彼等はわたしを襲わない もう敵じゃないの」

R「回復してます」

グリジオ大佐「い~~~や!!!!状況は悪くなる一方だ 噛まれると伝染しー」
ゾンビ化してしまったジュリーの母親を撃ったようにRの頭を撃つと言うグリジオ大佐

グリジオ大佐に銃を背後から突き付けてノラ「本当にすみません」 ジュリーとRに向かって「早く逃げて!」


グリジオ大佐「ジュリー」

ジュリー「わたしは行く」とRと逃げ出す

ノラにグリジオ大佐「ただの脅しだろ」

ノラ「いいえ 撃つ気満々です」


逃げ出してからジュリー「やっぱりパパは難しい」

R「仲間に知らせに行く」

ジュりー「何処へ」

R[スタジアム」

非常のサイレン鳴り電気がついて 追手の気配

ジュリー「地下鉄へ」


スタジアムではMを始めとするいっぱいのゾンビ達が二人を待っていた

M「R ジュリー」

ジュリー「ハ~イ」と挨拶

M「戦う準備 できてる」

ジュリー「ええ そうみたいね」


R「兵士たちが来る ガイコツも」


スタジアムの屋根にいっぱいのガイコツ達がはりついている

R「食い止めて!」

M「了解!」

ガイコツがゾンビ達を襲う 逃げるRとジュリー


兵士たちも追ってくる 「大佐 娘さんはゾンビと一緒です 追跡しています」


ガイコツ達に追われて 逃げ場が無くなり開けたドアの向こうはーただの外 ひどく高い場所で遥か下にプール

ジュリー「もう ダメ」

R「いや 俺が守る 大丈夫」

ジュリーを抱きしめプールへ飛び込んでー

浮かんでくるジュリー「アール! 」

Rはプールの底に沈んでいる

ジュリー「しっかりして お願い 大丈夫」


目を開けてR[ああ・・・・」
顔色が良くなっているように見えます


キスを交わす二人 何かに気付いたジュリー「これって・・・」

R胸を撃たれる

グリジオ大佐「次は頭だぞ そいつから離れろジュリー」

ジュリー「止めて!」

グリジオ大佐「離れろ ジュリー」


ジュリー「パパ 話を聞いて」

プールの中でRを庇って前に立ったままジュリー「確かにたくさんの人を喪った ママも亡くしたけど パパもわたしもまだ生きてる
状況を改善すればきっとやり直せるの アール達を助けて!」

R 撃たれた傷から流れる血を見ている 触っている

ジュリー「お願いパパ 彼を見てよ もう前とは違う だって・・・血が出てる 
彼 血を流してる ゾンビならありえない

(Rに向かって)凄い!生きているのよね 
生きているのよ! あなたは生きている
痛い・・・でしょ? 」



一人の兵士が「大佐・・・」

奇跡を見たような兵士たちの表情 構えて狙いをつけていた銃をおろしてプールサイドへ二人を迎えに近寄る

驚いた表情のままのグリジオ大佐

やがて「状況が変わった」と伝える そしてジュリーとRに「二人とも 帰るぞ 」


車の中でグリジオ大佐「血は まだ流れているか すまん 」


R-撃たれた時は確かに痛かった ものすごく
でも血を流して痛みを感じられる 愛も すごくいい気分だー


ーガイコツ達も愛で救いたかった でも絶滅に追い込むしかなかった
残酷なようだが仕方がない

救える可能性はなかったんだ

闘いでゾンビと人間たちは手を結び ガイコツは壊滅状態に

その後生き残った(ガイコツ)連中も自滅した


じゃあ ゾンビはって 生き方をもう一度 学び直している

みんな生きることの意味を忘れていたからね

人間は俺たちを受け入れ 繋がりを持ち教えてくれる

それが人間になる特効薬だ


最初は恐いだろうけど どんなことだって最初は恐いさ

世界は救われた こうして世界は 掘り起こされたー



雨の日 傘をうまくさせずに困っているM

エミリ「手伝いましょうか」

傘を開いてくれるエミリ

M「どうにも・・・ゾンビ指なもので 有難う」

エミリに傘をさしかけM「入って」

エミリは傘を持っておらず濡れている

エミリ「いいの 濡れているの平気」

M「そういわずー」エミリに傘をかけて相合傘状態となってM「ぼくはマ・・・マークスだ」

エミリ「エミリよ」

M「君 すごくきれいだ」


エミリ「どうもありがとう」


M「そこは やっぱり あなたもきれいーだろう?」

冗談でエミリを笑わせる



街の景色を見ているRとジュリー

ジュリー「アール」

R「なに?」

ジュリー「名前 思い出した」

R「いや・・・」

ジュリー「だったら 自分でつけちゃったらー なんでもいい 好きな名前」

R「アールがいい」

ジュリー「本当? 本当の名前を知りたくない? 人生を取り戻すために」

R「いい・・・こ
れが・・・」

ジュリー「じゃあ ただのアールね」

R「ただのアール」




もとになったのは「ロミオとジュリエット」

だからバルコニー(ベランダ)のジュリーをRが見上げる場面も取り入れてあるのでした

こちらはハッピーエンドですが


R役のニコラス・ホルトは190cmの長身です
ゾンビ青年役 似合っておりました















伊坂幸太郎著「残り全部バケーション」 (集英社文庫)

2016-09-26 14:51:19 | 本と雑誌
残り全部バケーション (集英社文庫)
伊坂幸太郎
集英社




やくざな仕事が辞めたくなった岡田に雇主の溝口が条件をつける
適当な番号でメールを送れ「適番でメールしてみました 友達になろうよ ドライブとか食事とか」

岡田は友達がいない男だった
溝口はそれで誰かが返信してきたらー友達ができたなら 仕事を辞めてもいい 許すと言う


このメールを受け取ったのは 三人家族の父親
父親の浮気で離婚成立 娘は学校の寮に入り 三人は今後別々に暮らすというお引越しの時だった

母親の一言でこの怪しいメールに返事を出す

妻に未練たらたらの夫は本当は離婚したくなかった

一人になって寂しいので「お父さん友達が欲しいんだよ」

かくして岡田と三人の家族は一緒にドライブに行き豪勢な食事もする


だが危ない仕事を毒島から請け負っていた溝口は独立したことで 毒島の怒りをかっておりーこの独立の責任は岡田にあると毒島に言い訳

毒島の追手が岡田に迫っていた

そうして岡田は消息不明になってしまう


溝口は岡田の行方を捜して 一人しかいなかった子供時代の友人にも話を聞く


その思い出話で ずっとずっと前から岡田と接点があったんだと知る溝口

溝口は自分で想っている以上に岡田を大切に思っていた

恐ろしい男の毒島


その毒島が命を狙われている

そんなバカ いや命知らずは誰なのかー


いっぷう変わった子供だけれど正義感の強かった少年・岡田

岡田は「残り全部バケーション」
子供の頃に観た映画からとったお気にいりのセリフがあった


バケーション バカンス


一度 読了して それから二度三度と読み返さずにはいられません


ああ こう ここでつながっていたのか

この男がこの人物であったのかと


第一章 残り全部バケーション

第二章 タキオン作戦

第三章 検問

第四章 小さな兵隊

第五章 飛べても8分




解説は作家の佐藤正午氏 この解説も興味深く面白かったです

「あさひるばん」(2013年 日本映画)

2016-09-25 12:14:01 | 映画
あさひるばん 【ブルーレイ特別版仕様 本編ディスク(BD)1枚+特典CD1枚】 [Blu-ray]
クリエーター情報なし
よしもとアール・アンド・シー


浅本有也(國村準)・日留川三郎(板尾創路)・板東欽三(山寺宏一)は30年前 城北高校の野球部でそれぞれ「あさ・ひる・ばん」と呼ばれていた
彼等の心の傷は3年生の夏にライバル校だった城南高校との試合でそこの4番打者の野沢七郎にランニングホームランを打たれて負けたこと

甲子園に行けなかったことは「あさひるばん」の3人にそれぞれ責任も感じさせてーその後の人生もつまずいているように思えなくもない

その頃の憧れのマドンナは監督(西田敏行)の娘でマネージャーをしてくれていた阪元幸子(竹富聖花)

その幸子の娘有三子(桐谷美玲)から連絡が来た

幸子(斉藤慶子)は闘病中

幸子とその娘の為ならーと服役中だった坂東も合流し彼女達の為に頑張る
それぞれ黄昏た人生を送っていた3人

有三子の言動にその言葉一つ一つ 表情にすら一喜一憂するのだ

ずっと母親の幸子を看病してきた有三子に結婚式をあげさせてやりたい
すっかり父親気分の「あさひるばん」
 

有三子から「あさパパ」「ひるパパ」「ばんパパ」と呼ばれるとまた腰が抜けるほど嬉しくてー

浅本は自宅兼事務所の階下にある居酒屋「とまり木」の女将の長友寿美(雛形あきこ)に電話をかける
「ウエディングドレスをクリーニングに出してくれ!」

寿美「もうプロポーズすっ飛ばして」

寿美は勿論 有三子の為とわかっているけれど このセリフを言う雛形あきこさんがとっても可愛らしかったです


泊まり込んだ幸子の入院する病院で 有三子が二人の男達に連れていかれる様子に すわ!誘拐か!よくも俺たちの娘を!と追いかける3人
ダブルスチール作戦とかで 相手の車を停めて降りてきた相手をぼこぼこにしちゃいます

ところが彼等は監督の阪本雷蔵が醤油の蔵元するところで働く従業員の松尾(上島竜兵)と尾松(國本鍾建)でした

有三子を祖父の雷蔵と会わせるつもりであったのです


幸子は雷蔵と喧嘩して家を出て ずうっと一人で有三子を育ててきました


一人の雷蔵をそれとなく気遣っているように見える授業員の二人


幸子の病室には国会議員となっている野沢七郎ー宮崎県選出の衆議院議員・法務副大臣、元・城南高校野球部の4番打者で「あさひるばん」のライバルー松平健)が見舞いに来ました

新しい治療法が効果あったようで明るい表情の安永医師(温水洋一)と看護師さん
野沢の出現に緊張しています

野沢の秘書が気を利かせ 病室には野沢と幸子 二人きりになりました

野沢の持ってきた花に 
幸子「好きな花 覚えていてくれたんだ」

野沢はベッドサイドの台の上にある結婚式の招待状に目を止めます

幸子はとってもいい娘なのと有三子を褒めます 娘がいたから一人でも頑張ってこれたと

身に覚えある野沢はもしや自分との娘なのかーという表情

幸子は自分はモテたのだと言います


病室を出てから野沢の醜聞を案じる秘書の言葉に野沢は 昔好きだった人だが 自分から姿を消してしまったと説明

秘書は 宮崎の女性は強いですね ずっと一人で娘を育てたようです
その情報に ますますどきりとする野沢

もしや やはり自分との間の娘なのかー

ライバル校のマネージャーと4番打者 こっそり付き合うしかなかったのでしょう おおっぴらにはできなかった
国会議員になりたい 大臣になりたい夢  それと知って身を引いて一人で産んで育てた女性

野沢は幸子の病状を安永医師に尋ねるのでした


「あさひるばん」の3人と有三子は雷蔵の家に行きます
結婚式におじいちゃんに出てほしい 幸子と仲直りしてほしい


訪ねてきた有三子に自分から呼びかける雷蔵

そして「あさひるばん」には しし鍋を食べていけーと

その食事の折りにも「あさひるばん」は有三子の結婚式に出てやってほしいこと そして幸子も許してこの家に住まわせてほしいと頼むのです
言葉の言いようで「けつバット」かーと雷蔵に言われてしまいますがー
雷蔵もかつての教え子の気持はよく通じています

今は本当は服役中の板東には 一人くらいどうにでもなる ここで働いていいーとも声をかけています

日留川三郎は試合でエラーをして ずっと負けたんは自分のせいやと思っていました 試合の後 夜 海に入っていく彼に幸子が言葉をかけてくれてーそれで死ぬことを思いとどまったのです
幸子は命の恩人

手を出すなんて思いもよらないー他の二人にとっても そうでした マドンナはマドンナのままにー

渓流釣りをする雷蔵に自分が勝ったらーと釣果での戦いを挑む「あさひるばん」

釣り糸が切れ 負けを認める雷蔵ですが 結婚式や幸子のことは自分の考えに任せてくれーと


そして結婚式当日になりました
会場は野沢が力を貸したよう


幸子は有三子にずうっと大切にしてきた指輪を渡します
ただ一つ本当に心から愛した相手からのプレゼント 恋の形見のようなー

あなたは愛されてできた子供なの 愛されて生まれてきたの 宝物なのだと

ウェディングドレスを着た有三子は眩しいほどの美しさです

「あさひるばん」三人が父親がわりに手をひいて 新郎(鳥羽潤)へと そして誓いのキス


少し離れた場所から点滴つけた車椅子で幸子が見ています


その頃 雷蔵は墓参りをし亡き妻に報告しておりました


同じく式場を遠くから見る野沢の姿がありました

新郎新婦「あさひるばん」の3人と行き違い

野沢の様子に 浅本は察しました こいつか こいつが父親だったのかと
浅本「覚えているか城北の浅本だ でも本当言えばお前をぶん殴ってやりたい 意味は分かるよな
でも俺にはその資格がない でも もし お前があの二人の幸せを妨害するようなことがあったらー」

野沢「(今まで何もしてこなかった自分には娘に対する何の権利も)わたしには与えられてない」
浅本と目を合わせてから「わたしの完敗だ」と


何も知らずこの会場のことで礼を言う有三子の指にはめられている指輪を見てー気付き ぐっとせまるものは飲み干して 二人が幸せになるよう言葉をかけて
「これで東京に戻らないといけない」と挨拶をする野沢

遠くから幸子とも目を合わせ目礼をし去っていきます


女性司会者「これで花嫁のたっての願いで 3人の父親あさひるばんに花束の贈呈です」

それぞれに花束を渡しながら「あさパパ」「ひるパパ」「ばんパパ」と声をかけて「これからもよろしく」と言う有三子

花束を受け取り 遠くにいる幸子に手を振る三人


幸子の傍に雷蔵がやってきました


雷蔵「幸子・・・・何も言わんでもええ・・・・・・よう・・・産んでくれたなあ」

涙まじりの声で幸子「お父さん」

雷蔵「一緒に家に戻ろう」


そんな二人の様子に遠くから喜ぶ「あさひるばん」

浅本と並んでいる留袖姿の寿美は腹話術で「俺たちも結婚するか」
「ひるばん」の二人は騒ぎます「結婚すると~~~」


結婚式も無事に終わり普通の服に着替えた「あさひるばん」の三人

板東「俺 出所したら監督(雷蔵)の所に行こうと思っとる」

日留川「俺は女房のところに戻る 謝る」


そして板東は檻の中へ戻っていきます

板東「じゃあ行くか」

浅本「いい試合やった」

日留川「また やるぞ」


再会を約束して別れて行きます


夢なら俺たちまだあるよ 
あさひるばん 仲間と一緒だ
どんまい どんまい


誰でも一度くらい どん底を味わう

それでも立ち止まって また涙を拭く

どんまい どんまい 頑張っていこう

過ぎた日は戻らないけど




まだ これからだぜ

あさひるばん いつも君を思っているよ


米米CLUB「どんまい」
この曲が映画の最後に流れます

映画撮影中の一コマなどの映像が流れ 出演者の笑顔も

監督は やまさき十三さん

「釣りバカ日誌」の原作者さん
実に72才にして初めての監督作品ーだったのだそうです

セールスポイントは舞台が宮崎県(^^♪
(九州生まれの私には!(笑)


芸達者な出演者さん達に

気のいい男達は可愛く頼りになるのでした







「グランドイリュージョン」 (2013年 アメリカ映画)

2016-09-25 11:47:28 | 映画
グランド・イリュージョン [レンタル落ち]
クリエーター情報なし
メーカー情報なし



ウィキペディアよりコピーです↓

J・ダニエル・アトラス - ジェシー・アイゼンバーグ(武藤正史): マジシャン。“フォー・ホースメン”のリーダー格

ディラン・ローズ - マーク・ラファロ(宮内敦士): FBIの特別捜査官。“フォー・ホースメン”を追う

メリット・マッキニー - ウディ・ハレルソン(内田直哉): メンタリスト。“フォー・ホースメン”の一員

ヘンリー・リーブス - アイラ・フィッシャー(木下紗華): マジシャン。“フォー・ホースメン”の紅一点。マジックにセクシーな演出を取り入れることもある

ジャック・ワイルダー - デイヴ・フランコ(細谷佳正): 若手マジシャン。“フォー・ホースメン”の一員

アルマ・ドレイ - メラニー・ロラン(加藤優子): ICPOのフランス人捜査官。ローズと共に“フォー・ホースメン”を追う

サディアス・ブラッドリー - モーガン・フリーマン(坂口芳貞): マジックの種明かしを行うことで有名な老マジシャン

アーサー・トレスラー - マイケル・ケイン(小川真司): 世界的な大富豪。“フォー・ホースメン”のパトロン

フラー - マイケル・ケリー: FBIの特別捜査官。ローズの同僚

エバンス - コモン(遠藤大智): FBIの特別捜査官。ローズの上司

コーワン - デヴィッド・ウォーショフスキー: FBIの特別捜査官。ローズをライバル視している

エチエンヌ・フォーシエ - ジョゼ・ガルシア(英語版): “フォー・ホースメン”のショーを見ていたフランス人観光客

ハーミア - ジェシカ・リンジー(英語版): ブラッドリーの女性アシスタント

ジャスミン・トレスラー - カトリーナ・バルフ: トレスラーの若妻

ライオネル・シュライク - イライアス・コティーズ(クレジットなし): 過去に事故で死亡したマジシャン



腕は良いが知名度はイマイチなマジシャンのアトラス・マッキニー・リーブス・ワイルダーの4人それぞれに表に目が描かれ 裏にはそれぞれをイメージしたタロットカードが届く
それはマジシャンが憧れるアイという組織からのもの

そのカードに導かれ 4人はチームを組み「フォー・ホースメン」と名乗るようになる
彼等はラスベガスで大掛かりなショーをする
ラスベガスに居ながらフランスの銀行の金庫をカラにするー
しかも任意に選んだ観客を使って・・・・・

会場に紙幣が降ってくる

当然 警察は動く

ディラン・ローズはマジシャン達を取り調べてカリカリする

メリット・マッキニーはメンタリストで人の心や過去を読み取り調べる相手のことを面白がっている

J・ダニエル・アトラスは取調べ中に自分がかけられていた手錠を一瞬でローズにかけて  その鍵は開けていない缶コーラの中に入っていた


インターポール(ICOP)の捜査官アルマ・ドレイはマジシャンたちの考え方も知らないといけないと理論的に理性的に考えるが ローズはまるで瞬間湯沸かし器状態


釈放されたマジシャンたちだが彼等の持つスマホに尾行装置仕掛けるなど警察は彼等から目を離さない

マジシャン達は次のショーでは彼等のパトロンだというアーサー・トレスラーの資産が観客に振り分けられていくというマジックをしてみせた


マジシャンのマジックのタネを見破る老マジシャンのサティアス・ブラッドリーも捜査に参加するがー
彼は昔 伝説的なマジシャンだったライオネル・シュライクの脱出マジックのタネを言い 脱出に失敗したのかシュライクはそのまま行方不明となり 死んだと思われている

「フォー・ホースメン」のアジトへ警察の手が伸び 警察が手に入れるとまずい書類を燃やす為に残っていたジャック・ワイルダーが捜査官側との戦いになる
カー・チェイスの結果 ワイルダーが乗っていた車は派手に横転し炎上

しつこく追いかけたローズが車にいた人間から書類を奪い取った


そこに書かれていた次のショー

金庫 車いっぱいの風船
捕らえられるブラッドリー

再び 逃げおおせる「フォー・ホースメン」

そうワイルダーも生きていました

右の手に注意をひきつけておいて 左手でー


ローズは牢の中のブラッドリーに会いに来ます

実はローズはシュライクの息子でした

ブラッドリーがアイに入れず マジシャン達のマジックのトリックの種明かしを始めたこと
そんなことなどもブラッドリーのいる牢の中に入って話します

ブラッドリーはアイから招待のカードを受け取ることはなかった

遥昔から続いているマジシャンの憧れの組織アイ
ゆえにその恨みからシュライクを死に至らしめたーと


ここで!これは「フォー・ホースメン」を追っていたはずのローズこそ事件の黒幕であったとわかります
彼は父親の仇を取っていたのでした

フランスの銀行も 保険金を支払わなかったトレスラーの会社も

シュライクを死なせたブラッドリーも

シュライクの息子ローズが標的とした相手でした


そして一瞬で牢から出ているローズ
最も腕の良いマジシャンはローズでした


ローズは約束の場所にたどり着いた「フォー・ホースメン」の4人と共に回転木馬に乗りーある場所へ


ローズの正体を知り驚愕と喜びの4人


ローズは一緒に捜査をした美人捜査官アルマのもとへ
いつのまにか彼等は愛し合っていたように見えます

この最後に二人が会う橋は もしかしたらポンデザール橋かなと思って観ていました
恋人が互いの名前を書いた南京錠を欄干に取り付けてセーヌ川へその鍵を投げ捨てると永遠の愛が手に入れられるーなんてロマンチックな言い伝えがあるのです

ローズとアルマが話す橋の欄干は南京錠でびっしりで アルマも欄干に取り付けた南京錠の鍵をセーヌ川に投げ入れます


このアルマを演じたメラニー・ロランさんは最初が冷たそうな表情の金髪美人でしたが だんだん女性の優しい魅力を漂わせてきて 最後の場面では髪もおろしており頬に時折かかる金の髪が女っぽい艶やかさを増してみせています


そして「フォー・ホースメン」の紅一点ヘンリー・リーブス役のアイラ・フィッシャーはどことなくニコール・キッドマンを思い出させる美貌の持ち主 ご主人も俳優のサシャ・バロン・コーエン

シリーズ次作「グランドイリュージョン 見破られたトリック」には妊娠中で出演できなかったそうです