夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

煩悩は消えることなく増えるばかりですが

2016-12-31 21:45:28 | 子供のこと身辺雑記
少し手が空いたところで焼いた鯛





尾びれとか背びれ 胸びれなどはアルミホイル巻いて焼きます 一応^^;



自宅用と 姑の家用と一匹ずつ




煮あがると 少し冷ましてから重箱に詰めます







時間は無いのに中々煮えてくれない牛蒡・蓮根・慈姑はもう圧力鍋で煮てしまいました

普通の鍋とで鍋二つ使って煮る作戦
邪道もいいとこです


父が生きていたら どんなに怒ることやら・・;




だんだん疲れてきて かなりいい加減に詰めています




これは煮しめや雑煮に使えない野菜や蒟蒻の端っこなどを刻んで 煮しめの汁の残ったのに鶏もも肉なども加えて 煮詰めてって作ったの
亡き父の工夫のひと品ですが 親戚にも人気の品でした

私も大好きで真似して作っておりますが 中々父の作ってくれた味にはなりません

我が家はずうっとお正月のおせちは父が作ってくれていました




年越しそばもお雑煮も 我が家は「父の味」
子供達には「おじいちゃんの味」です


鰹節 昆布 鶏肉

だしを取るのに家族が起きて丁度おいしく仕上がるように時間を見て作ってくれていた父の姿を思い出します


紅白歌合戦が終わると 庭に出て除夜の鐘を聞くのが好きです
大晦日の楽しみです

これで一年が終わる 新年がやって来る

ところで除夜の鐘の音がうるさいーなんて野暮なことを言う人もいるのだとか

心に余裕がないというか

そうしたこともたのしめない人は随分気の毒に思えます

私は除夜の鐘の響き好きです

お煮しめ作って 年越しそば食べて

静かに除夜の鐘を聞く

ああお正月をむかえられる

いろいろあったけれど くる年が良い年であってくれますようにー

去りゆく年を思い返しながら

除夜の鐘が響かない大晦日
そんなの なんて味気ないと思うのだけれど







朝の事件

2016-12-31 21:37:05 | 子供のこと身辺雑記
ただでさえ忙しい大晦日

起きたら こう動いてーって予定は立てていたんです

まず一つ 雨戸を開けたらトキ用のお布団が綿引き出して てんでばらばらになっていました

したところを見ていないから言えないけど 多分マリーの仕業かなとーー;

で 拾い集めて片づけてー

玄関に朝刊を取りに行ったらー
プランターに植えている紅白の葉ボタンが引っこ抜いて 寄せ植えがばらばらに土まで撒かれておりました

松の周囲に植えているビオラの苗も半数抜かれて散らばってて


前にも花の苗が抜かれててー

仕方ないから植え直して 庭から土を運んできて

散らばった土をはいて集めて掃除して

どうせ玄関掃除しなきゃいけないんだしーと思いながらも

でも人間の仕業で 
これって嫌がらせっぽいし

あんまり気持ちの良いものではありません

そんなこんなで料理にとりかかるのは予定より二時間も遅れてしまいました

いささか くじけそうになりつつ料理を始めたのでした

朝の嬉しいこと

2016-12-31 21:19:39 | 子供のこと身辺雑記
年末になると 飾っている干支の置物を次の年のと入れ替えるのですがー来年の干支の酉の置物は我が家はいわくつきだったんです

24年前 亡き母とまだ2歳くらいだった長男と酉の置物を買おうと入ったお店で 長男が置き物の足の部分を壊してしまって 買うしかなくなったわけですがー

長男のしたことなので器用な父がボンドでつけてその年は飾りました


でもって12年後・・・気が悪いからと 博多人形の酉を買ったと思っていたんです


だから干支を置いている棚を見たらーーあるはずと


う・・・ん 12年前のこと 私の記憶違いだったのでしょうか
あるはずの博多人形の酉の置物は見つからず 壊れたのしか箱には入っていません

前からウサギの博多人形の置物が綺麗でお気にいりで だから酉の買い替える時に博多人形を買ったと思ったのに 他の場所を探しても見つからず

忙しい暮れのこと
干支の置物を捜して歩く時間を作るのも気が進みませんでした

で 29日の夜 思いついてネット検索をかけてーやっぱり博多人形だし 私も生まれだけは福岡だしーと福岡の会社にお願いしました

だけど今年中には無理だろうな

届くまでマヌケだけど年が変わっていても 猿の置物を置いておこうと

そうしたら31日の朝に届いたんです



「人形のごとう」さん

丁寧に梱包してあって 箱も二重にして入れてありました




すぐにケースに入れて飾って



嬉しかったので お礼のメールを「人形のごとう」さんに送ったら またすごく丁寧な返信がありました


有難うございます

おかげですっきりした気持ちで新年を迎えることができます


ーとブログでもお礼を言っておこう♪

起きてからの段取りを思案しつつ

2016-12-31 02:22:40 | 子供のこと身辺雑記
こんにゃくも手綱にしたし 慈姑も皮をむいた


起きたら煮るだけー


忘年会で終電で帰宅の長男が酔いをさましてお風呂に入って上がるまで台所仕事してました



酢の物です
姑の家にある柑橘系の果物の絞り汁も使っています



数の子


どうか 美味しくできていますようにー

朝寝坊しないように起きなくては!

布団に入ったらすぐ眠れますように
睡眠時間がーなんて考えず 真面目にきちんと起きて働けますように

ちゃんと早い時間に起きられなかったら・・・どうしよう

なんて かなりかなり不安を覚えつつ
おやすみなさい

もう買い忘れは無いかと気にしつつー

2016-12-30 19:44:43 | 子供のこと身辺雑記
主人が姑の家に戻り 同窓会に出る長男を駅まで送って少し買い忘れていたとのと 迷ったけれど買うことにした品などを買いに行きました 

うがい薬の予備など案外つまんないけど 無いと困るものを割かしよく忘れます

ついでにやっぱり鯛を買おうと色々揃うはずの大きなお店に行ったのですがー
鯛はありませんでした 

それで思い出したのですが 昨年も無くて家の近くのスーパーで買ったのでした 
学習していない私です 
去年というか今年のお正月 主人が鯛を喜んでくれたものだから 手間は手間(笑)なんですが 焼こうかなと 
自分で焼いた方が安心だし時間さえセットすれば オーブンが焼いてくれるので 

長男の新しい下着とパジャマもついでに買ったりして 少し疲れたので 休憩がてら夕飯もお店で食べてきました

 


 


 


トマトのパスタとサラダにスープにコーヒー 
 

食べたら元気が出て 仏壇用のお花と神様の榊 みかんを箱買い 猫さんトイレ沙砂 犬さん猫さんおやつもちょっぴり♪買ってきました 

帰宅して犬さん猫さん構ってー買ってきた品を片付けてー少し休んだら台所で野菜と向き合います 

頑張ろうという気持ちは あるのだけれど 

やらないと終わらないし 

長男が帰ってくるまで 取敢えず取敢えずーやらなくては! 

明日はできた煮しめなど姑の家にも届けないといけませんし 
余り遅くならなうように 仕上げなくては!

ぼつぼつ手抜きで動いています

2016-12-30 15:01:54 | 子供のこと身辺雑記
片付けの手伝いに主人が来たので 詰めるだけで済ませる手抜き分は 戻るついでに主人に運んで貰うことにしました 

家の神棚と仏壇の掃除と 注連飾りを玄関と庭の出入り口三ヶ所に付けるのは主人の担当です 

  

 

 


 

こぼれないように縛って 箱に入れて主人の車に私が積みました 
箱にシートベルトをかけて 
主人には中身がぐちゃぐちゃになるから 丁寧に運ぶように念押しをして 

長男が同窓会に出掛けたら 野菜を洗って切って 明日は朝から煮炊きにかかれるように下拵えをしておきます 


 

数の子を浸ける時に使う柚子を庭から摘みました 

摘む前に記念に
冬の寂しい庭をいろどってくれた柚子なので

青空広がる30日です

2016-12-30 11:09:56 | 子供のこと身辺雑記
叔父が電話してきて珍しいケーキを見つけたからおくるーって

ーで届きました♪





外の段ボールを開けると中に白い箱
それを開けると黒い木箱があって

蓋を開けると



お節料理に見立てたケーキが入っておりました

冷凍で届いたので 仏壇に置いて解凍中です



朝の手仕事
昨晩から漬けて柔らかくなった干し椎茸の軸を料理はさみで切って落とす



戻ったら煮るだけ



シリコンのシートを置いて上から落とし蓋して 丁度合うサイズの鍋の蓋をして ぬるま湯に漬けています

いいお天気になりました
お布団もよく乾きそうです


年の瀬です

2016-12-29 15:42:02 | 子供のこと身辺雑記
作るお料理も冷蔵庫や買い置き野菜の使い切り やっつけ料理ばかりになっています



頂いた野菜使い切り味噌汁 具は白菜・大根・サツマイモ
これで残りは白菜が四分の一株と大根半分

今日は行きつけの理髪店からお土産に豆腐を頂いたので 夜は白菜たっぷりの湯豆腐にしようと思っています

姑に持っていく予定の南瓜の煮たの



胡麻油でちょっと焼いてから味付けして煮ています




買物に出たついでに買ってきたケンタッキーのチキンでお昼は簡単に




重箱を倉庫から出してきて洗って座敷机の上に並べると毎年 同じことを思います

ーああ これに料理が入っているのならいいのに!って(笑)


一年間 こんな駄文ブログを読んでいただいて有難うございました

コメントを下さった方々 お礼申し上げます

まだ ぐだぐだ更新はするかと思いますが
(「忠臣蔵」の感想記事も途中ですし^^;)


ひと区切りとしてご挨拶を申し上げます

本当に有難うございました

皆様 何卒ご無事でめでたき新年を迎えられますようにお祈り申し上げます

お体 御大切に御自愛下さいませ

「忠臣蔵」(1958年 日本映画) -1-

2016-12-28 20:44:37 | 映画
忠臣蔵 [DVD]
クリエーター情報なし
角川書店


渡辺邦男監督

柳沢出羽守(清水将夫)

伊達左京亮(南篠新太郎)

脇坂淡路守(菅原謙二)

安井彦右衛門(南部彰三)

田村右京大夫(春本富士夫)

松原多仲(寺島雄作)

青木久之進(志摩靖彦)

塩山伊左衛門(竜崎一郎)

町人 源吉(坊屋三郎)

大工 政五郎(見明凡太郎)

瓦版売り(上田寛)

千坂兵部(小沢栄太郎)

清水一角(田崎潤)

小林平八郎(原聖四郎)

大竹重兵衛(志村喬)

垣見五郎兵衛(二代目中村雁治郎)

吉良上野介(滝沢修)

大石内蔵助(長谷川一夫)

浅野内匠頭(市川雷蔵)

岡野金右衛門(鶴田浩二)

赤垣源蔵(勝新太郎)

大石主悦(川口浩)

堀部安兵衛(林成年)

堀部弥兵衛(荒木忍)

片岡源五右衛門(香川良介)

矢頭右衛門七(梅若正二)

勝田新左衛門(川崎敬三)

間 十次郎(北原義郎)

武村唯七(石井竜一)

前原伊助(伊沢一郎)

小野寺十内(四代目淺尾奥山)

不破数衛門(杉山昌三九)

原惣右衛門(葛木香一)

神崎与五郎(舟木洋一)

吉田忠左衛門(清水元)

菅野三平(和泉千太郎)

倉橋伝助(藤間大輔)

潮田又之丞(高倉一郎)

早水藤左衛門(五代千太郎)

杉野十平次(伊達三郎)

近松勘六(玉置一志)

大高源五(品川隆二)

寺坂吉右衛門(横山文彦)

女患者おるい(京マチ子)

大工の政五郎の娘 お鈴(若尾文子)

瑶泉院(山本富士子)

りく(淡島千景)

浮橋太夫(木暮実千代)

戸田局(三益愛子)

腰元 紅梅(小野道子)

浅野家腰元 みどり(中村玉緒)

一力の遊女 楓(阿井美千子)

一力の遊女 玉葉(藤田佳子)

一力の遊女 夕霧(三田登喜子)

勝田新左衛門の妻 八重(浦路洋子)

弥兵衛の妻 きわ(滝花久子)

塩山の妻 まき(朝雲照代)

塩山家 下女 杉(若松和子)

多門伝八郎(黒川弥太郎)

土屋相模守(根上淳)

関根弥次郎(高松英郎)


牟岐平右衛門(花布辰男)

梶川与惣兵衛(松本克平)

庄田下総守(二代目澤村京之助)

上杉綱憲(船越英二)




急使の駕籠が赤穂城へ向かう
刃傷の報らせ
「ご城代! 」「ご城代!」


城代家老 大石内蔵助「見苦しい!鎮まらぬか!」

使者「一大事でございます!」

書状を読む大石(長谷川一夫)

遡ること少し前
江戸 浅野家上屋敷では
「賄賂は礼を欠く」と認めない浅野内匠頭(市川雷蔵)

家臣はこれまで吉良上野介にいじめられ危うく刃傷沙汰になりかけた人間が幾人もある 贈り物をしておいた方が良いと進言するも
内匠頭「万一 浅野家において吉良に賄賂を贈りしと判明すればー」

家臣は吉良の振舞の言語道断なことを挙げ心配しているのだが

内匠頭「もうよい 意見は言うな 登城の準備をせい」


吉良は豪華な付け届けをした伊達左京亮には甘い「お引き回しのかいがあるというもの」

しかし内匠頭には 何一つまともに教えない
賄賂を寄越さない人間には鼻もひっかけないという態度の吉良

田舎大名(内匠頭)からの進物(鰹節)など捨ておけ 
浅野の高慢な態度が目に見えるようでございます

家臣とそういうやりとりもしている吉良

田舎大名め!と内匠頭には畳替えも教えない

その必要を聞きつけた浅野家側では家臣が職人を頼んで大騒ぎ

「朝までに仕上げねばならん 頼んだぞ」
朝方でも残り40枚

片岡源五 堀部安兵衛らが骨を折り 漸く間に合う
内匠頭「安兵衛 礼を言うぞ」

間に合った畳替えを見て 「衝立一つ新調めされぬとは 田舎侍を家来にもたれては 色々と気苦労がー」家臣のことにまでねちねちと厭味を言う吉良

着る物についても嘘しか教えない

教えられたとおりに裃姿の浅野だが 他の人間は長烏帽子
内匠頭「諮られた!」

しかし家来は「かかる間違いもあろうかと 持参いたしましてございます」

その頃 浅野家 上屋敷にて留守を守る内匠頭の奥方は「今日一日の我慢と殿は仰せられましたな」と言いつつ胸騒ぎがするのか 胸を押さえている


そうして運命の松の廊下
吉良は内匠頭をいびりまくっていた
ー田舎者に何事が分かり申そう
正気か 正気か 殿中だぞ 殿中でござるぞ

面白い 斬れるものならば その鯉口三寸 切ってみよ 抜いてみよ
殿中で抜いたならば家名断絶
(その度胸があるか あるわけないわ 腰抜けめーのんでかかり完全に馬鹿にして罵り放題の吉良)


内匠頭は我慢しきれなかった

額を斬られ 走って逃げる元気な吉良

梶川に羽交い締めに止められて内匠頭「武士の情けを ご存知あらば お放し下され~~~~!」

「刃傷でござるぞ」「刃傷でござるぞ」

かねてから吉良の横暴 非道ぶりを耳にしている多門伝八郎が事情を訊きだそうとするも
いけしゃあしゃあと答える吉良「いささかも覚えがござらん まこと内匠頭の乱暴 合点がいきませぬ」
多門「さだめし 身に覚えがー
まこと(刃傷を)受ける覚えは無いと申すか」
と繰り返し尋ねるも吉良の言葉に呆れた表情になる伝八郎


吉良の執拗いじめの被害者ともいうべき内匠頭に心を寄せる伝八郎「黙られい! 乱心でなくて何の刃傷だと
御公儀に差し出すに嘘偽りがあってはならぬ
乱心 突如 刃傷
さァ書け!」と言うも

内匠頭「お情け嬉しゅう存ずる 然しそれがしも赤穂の城主
狂気 乱心でなく吉良上野介への遺恨により刃傷に及び申した」
この上もなき恥辱をくわえられたゆえにーと


浅野内匠頭には「本日直ち切腹申し付けん」
そして吉良上野介には「何のおかまいもなし」


多門伝八郎は 家康公以来 喧嘩両成敗がご定法と言うも

先年 他に大名が二人も刃傷の一歩手前までいっている
目付として その恨み よくよく調べるべきと抗弁するも
「上意!」で押し切られてしまう


更に大名を庭で切腹とは例がないーとここも抗議してくれるのだがー

柳沢の意志が働いていた

浅野家家臣・片岡源五右衛門が 一目御主君に御目通りをと願い出て
他の役人は 内匠頭は罪人ゆえ会わせられないとするも 伝八郎は「庭へ回しておけ」と言ってやる

切腹に向かう内匠頭に会わせてやるのだった

廊下から庭に控える片岡に内匠頭「よく訪ねてくれた」

片岡の何か言葉があればと言われ 内匠頭「国元の大石に会うたなら・・・ただ無念じゃと」



片岡「申し伝えます」



庭の石を握りしめ 手が傷つき血が落ちる これほどに主君のみが切腹との沙汰が口惜しい・・・・

内匠頭「さらばじゃ」

伝八郎「立ち去れ」と片岡に


浅野家上屋敷では内匠頭の切腹の同刻に奥方 髪を切る






「風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春の名残りを いかにとかせむ」

赤穂城では内匠頭の辞世の句を聞き泣き崩れる家臣達



その切腹に使われた江戸から届いた形見の短刀をじっと見る大石「殿のお命」

赤穂城の明け渡しを前に家臣達は籠城派と明け渡し派に割れている

「籠城をして逆臣の 一時の感情は逆臣となろうぞ!」

「重ねて問うが逆臣の名をきての籠城の御覚悟は変わらぬか」


ーもとより 江戸に於ける浅野家上屋敷は追放となったー

岡野金右衛門「お方様に一目なりともご挨拶申し上げたい」

浅野家に心寄せ 哀れと思い片手落ちの上意を腹立たしく思う多門伝八郎「手荒なことは止めい!」

そうした多門に岡野「先君 切腹の際は数々のご配慮頂き 篤く御礼申し上げお暇仕りまする」

多門「野良犬の如く追放される御身達の心中察するぞ」

岡野「つきましては ただ一つお伺い申し上げたい」

多門「何じゃ」

岡野「上野介殿の御生命はいかが相成りましたか 何卒 何卒 お漏らしのほどを」

多門「命に別状はない 立ち去れ」

柳沢に吉良
赤穂へ出兵 城明け渡し
万一の場合は赤穂城 取り潰しじゃ
これで無骨物諸大名の横領跋扈も減ることじゃろう

などと話して勝ち誇っている

賄賂を寄越さぬ人間がいなくなるーそれがいいという心根の腐った 見下げ果てた者達



四月十七日

大石を始めに切腹の支度をしている籠城派の者達



「赤穂城も今日限りで見納めとなりました」などと話をしている

まだ 本心を明かしてはいない大石
そこへ零落した姿で駆け付ける不破数右衛門「しばらく!しばらく!」
(内匠頭の怒りを買って浪人となった)元家臣ではあるが「せめて冥土にお供したいと駆け付けました!
一日たりとも殿をお慕いせぬ日はありませぬ 数右衛門 覚悟はできております
何卒 何卒 亡き殿のお供を御願い申し上げます」

大石「ならぬ まだ殿のお怒りは解けぬ 其の方が殉死などともってのほか」

不破「そのお許しは冥土にて!」襟から着物をはだけ刀を突き立てようとする


主悦 同じ年の右衛門七に「遅れをとるな!」
裃を外す二人
死ぬ用意をする一同
「ご家老 ご用意を!」

ここでやっと大石「方々待たれい! 御切腹は取りやめ」

一同「ええ~っ」
(コントじゃないけど 一同脱力)



そして「先程は城を枕に討ち死に そして今度は殉死取りやめ この後に及んで何事ですか」と詰め寄る大高源五

(うん うん うん 当然でしょう)

大高「あまりと申せば我等を愚弄するにもほどがありますぞ」





大石「殿は良いご家来をお持ちなされた(-と落涙)
さぞかし あの世に於いてお喜びと推察仕る

吉良上野介は生きておる!」





(はっと 表情の変わる家臣達)


四月十八日

赤穂城に乗り込んでくる城明け渡しの使者の脇坂淡路守「まことに見事なる城明け渡し 弓一ちょう 草鞋一足に至るまで
行き届いた 淡路ほとほと感服致したぞ 」

大石は内匠頭の弟になる大学の跡目相続が叶うものならばーと願っていた

脇坂淡路守「臣下たるもの かくありたいー」




吉良邸では
「そうか 平穏に城を明け渡したか (と御満悦表情の吉良 満面うの笑みもいやらしく)いかに大石が知恵者とて他に策はあるまいのう
いやあ けっこう 祝悦じゃ」



上杉家に養子に行った吉良上野介の息子の綱憲「大石は内匠頭 舎弟大学の跡目相続を願い出たと伺います」

途端に表情変えて吉良「なにい 不埒者め」

(いや~~~ どう考えても 不埒者のあんぽんたんは そちらでしょ 
これだから欲ボケ ひねたジジィは嫌いよ!)



「いわずとしれたこと 赤穂はおとりつぶし」と強く言い立てる吉良

家老の千坂兵部「しかしながら赤穂浪人 不穏な動きがあると 何をしでかすことやら
余程の用心が肝要かと思われます」

途端に怯えた吉良上野介「カタキ カタキとは何じゃ」

綱憲「切られたのは父上で切腹を申し付けたのは上様(将軍)じゃ」

吉良「カタキと言われる覚えはない」

(さア~すがは悪役さん ボク悪いことをした覚えはないとー「あれだけ」のことをしておいて言い張る・・・見上げた根性だこと)

吉良「強いてカタキと言われるなら上様じゃ」

千坂「田舎侍にそのようなことは分かりません」

綱憲「言うな!」


千坂「-とは申せ 大石は赤穂きっての知恵者 余程の用心が肝要かと思われます
大石の器量は評判にございます」

だが綱憲は「討ち入りもせん者に何ができる!」と そして実の父の吉良に 大石内蔵助が京都の山科に土地屋敷を買ったと話す
吉良「だが油断は禁物じゃ 屋敷の内外 警戒は怠らぬが良いぞ
何かと言えば刀を振り回す それだけが田舎侍のとりえじゃ」



山科の屋敷に大石が帰宅すると目つきの鋭い新しい使用人がおり「おかへい」と名乗った
大石 鷹揚に「おお屈強な若者じゃの」

酒が過ぎぬかと心配する妻のりく


江戸の町人たちは「どうでェ あの物々しい行列はよ」
吉良が柳沢の後ろ盾があると思ってとかー町人たちも吉良のことを良くは思っていない
ーまったく片手落ちだ 
今に首の落ちるのは吉良だぜーなどとまで話している

様子を探る町人姿となった岡野

その岡野を見咎める多門伝八郎「そんなことで吉良が狙えるか」

岡野から侍が抜けてない 見る者が見れば町人でないとわかるーとも

多門の屋敷で岡野「上屋敷立ち退きの折りは お情け厚く御礼申し上げます」

多門は内匠頭の切腹の折りの様子が忘れられぬと 浅野家家臣の苦労を思いやる

岡野は 家族と生死の別れをした者もある まだまだ苦労が足りぬのだーなどと話すのだった

多門「その絵図面の屋敷は今は空き家じゃ 今のうちにとくと屋敷うちを調べておくがよいぞ」

岡野「何と 何と仰せられますか」

その屋敷に吉良が住むようになるーと示唆する多門


千坂は吉良が屋敷がえになることを悪い兆しと取り おるいに「この謎をどう解く」と問いかける











あと三日 思いながらも サボリがち

2016-12-28 20:23:00 | 子供のこと身辺雑記
しめ飾りや鏡餅を買いに出たついでに野菜なども少し買ってきました








練り物(伊達巻とか蒲鉾など)は出るついでのある30日午前中に買えばいいやーとかなりいい加減な買い方です



色々使う鶏もも肉は二枚ずつ袋に入れて一旦冷凍



数の子も塩抜き




玄関のお花 蕾だった百合が少し開き始めていました






庭に降りる時に着ているベストですが 前からも背中からもマリー(ジャーマンシェパード)が泥足で飛びついてくるので 汚れが付いています

マリーが私に飛びつくのを三度までは ただ見ているラン(秋田犬)ですが・・・・・四度目にまだマリーが飛びつこうとしていると・・・・
「この子は! いつも怒っているでしょ 注意してるでしょ」と言うように黙って抑え込みにかかります

一瞬で見事に簡単にマリーがひっくり返されるのが さすがはランというか
その後を引き受けるようにトキ(秋田犬)がマリーを犬小屋に追い込んでいました

私が生ゴミを埋め終わって スコップを置いて てぶらになるまでーランとトキのマリー見張りは続いていました

「ご協力感謝」ってランとトキに言って おやつは公平に三頭に与えておきました




一つ一つ 用事を片付けています

2016-12-27 15:26:43 | 子供のこと身辺雑記
朝はまだ少し雨が残っておりました

長男を駅へ送りがてら 母方の祖母へのお供えを届けに叔母の家に寄って 話しながら暫くお天気の様子見などして両親のお墓掃除に行ってきました

帰り道で犬さん猫さんのおやつやフードを買って帰宅するともう午後二時過ぎ

取敢えず犬さん猫さんかまって それから玄関でお花いけて







松・菊・千両とお正月のお花の定番に百合とチューリップを組み合わせ
ま とりあえず飾っておこう~~~~
と いい加減にいれてます

で 私は今からお昼ご飯です
姑の家に行く前に 力つけておきます

明日はしめ飾りに鏡餅など買いにいく予定です


頂き物の野菜で

2016-12-26 19:03:45 | 子供のこと身辺雑記
主人が届けてくれた主人の弟が作っている野菜を早速使いました

鍋物もどきの時には径28cmのストウブの鍋を使ってー





入っているのは里芋・大根・しめじ・舞茸・えのき茸・豆腐・牛肉・春菊
鰹節と昆布でとった出汁に味醂・酒・醤油・砂糖で味付けして



別の鍋に分けて主人と姑にも届けてきました

最近は夕方から車が多くって 少々早目に出ても普段の倍の時間かかります
帰り道はもっと車が混んでてー中々進みません

家に帰り着いたらグタッです






おやつのケーキ
クリスマス用に買っていて食べるのを忘れていました
これはチーズケーキになっています

生クリームの苺のケーキとか 今年はクリスマス風のショートケーキを幾つか買ってきてありました

クリスマスが終わったら・・・

2016-12-26 12:13:04 | 子供のこと身辺雑記
主人の弟は数年前から丹波市で農業を始めました 
少しずつ軌道に乗ってきたようで時々姑の家にも野菜を届けてくれます

そのおこぼれに私も預かっている^-^のですが
昨日はその「おこぼれ」を主人が届けてくれました







大根 キャベツ 白菜 里芋

今日はこの里芋を使ってお肉と炊いた鍋にしようかと思っています






もう切って使ってしまいましたが この小さな赤ちゃん人参は立派なきれいな葉っぱさんがいっぱいついておりました

綺麗なうちにと昨日のうちに料理に使いました



我流・ミートローフに入れて(切った断面ー残り物の方なので あんまり綺麗じゃありませんが 人参の葉が樅の木っぽくて ローズマリーなどの香料代わりになり風味も添えてくれます)






合い挽き肉1kgに切った食パンと卵を加えて混ぜ混ぜ 刻んだ人参の葉を入れて混ぜ混ぜして 径18cmのケーキ用の焼き型の内側にオリーブ油を塗って オリーブ油を塗ったクッキングシートを型に敷いて 混ぜたひき肉を2cmくらい敷き詰めます

(丁寧に作りたい方はミックスベジタブルとか 茹でて角切りしたジャガイモとか入れても)

スライスチーズを4枚並べて またひき肉を2cmほど重ねて くぼみを作って生卵を3~4個入れます
丁寧に作りたい方はうずらの卵を使うと仕上がりが綺麗です

そして 蓋をするようにひき肉を重ねる

予熱なし250度で30分ほどオーブンの下段で焼きます

焼き上がったら そのまま入れておいて少し冷めてから取り出します

型から取り出して そのままお皿に乗せたら ひき肉ケーキみたいになります
ミニトマトとか飾っても
ケチャップで模様とか文字とか入れるとか






今日はおせち料理など用に調味料を買い込んできました
残っても普通に料理に使うから ちょっと多めに買っています
醤油・味醂・酒・砂糖
鰹節 パックの細いのと2種類
干椎茸
だし昆布


しめ飾りとか鏡餅などの縁起物の飾り物などは28日に
煮しめなどに使う野菜や鶏肉 蒲鉾や伊達巻などは29日でもいいかなと

30日は煮炊きの準備にかかって野菜など切ったりなどの下拵えをしておいて
31日は戦争(笑)です

煮て冷まして重箱に詰めてー姑の家にも届けなくてはいけません

無事にこなせるかしらん
かなり かなり不安なんです







観たものから・2

2016-12-26 00:21:35 | テレビ番組
全日本フイギュアスケート2016 女子フリープログラム

実況 西岡孝洋
解説 荒川静香

リポーター 三田友梨佳・内田嶺衣奈

ナビゲーター 高橋大輔




白岩優奈選手 15歳 フリー131.07 トータル185.37
「ナイト・ワルツ~悲しみのクラウン~」
ほぼ完璧な演技で高得点 思わずこの笑顔



ショートではアクシデントからのミスもあり思う演技ができず得点ものびませんでした
フリー 頑張ったかいがあって良かったです






大庭雅選手 21歳 フリー106.26 トータル165.45
映画「ナルニア国物語」より
キレのあるジャンプに定評ある選手でしたが抒情的な美しさも出るようになりました
もっと得点が出ても良い演技のように見えましたけれど
演技のわりにかなり得点がおさえられているように感じました







村上佳菜子選手 22歳 フリー124.03 トータル182.55
オペラ「トスカ」よりー星は光りぬー
心をこめての演技 ほぼノーミスで よほどうれしかったのか
演技後 コーチ二人に抱き着き「大好き 有難うございました」
ショートでもジャンプのすっぽ抜けがあったりしましたから 今季も苦しんでいる村上佳菜子選手なのでした

得点がもっと出てもいいのにー
この点でも「有難うございました!」と喜ぶ村上佳菜子選手
毎回 伸びない得点に 演技が評価されないことにどれだけ苦しんできたのだろうと可哀想になります

評価されず自信を失い 演技も委縮してしまい
よく得点がのびた十代の頃よりもはるかに質の良い演技をしておりますのにー



キッスアンドクライでの村上選手の様子に高橋大輔さん「このムードが観たかったですね 僕 あのちょっと感動して泣いてしまってー」





演技後の村上選手の言葉「えっと・・・しっかり練習してきてジャンプは まあやはり選手としては悔しいですけど簡単なジャンプに変えて でもそれでも あの他の部分で演じれるようにっていうのをすごく強化できるように頑張ってきて それがちゃんと出せたので それが凄い嬉しかったです」
(銀盤を降りると別人のよう あどけなさすら残ります)

ー演技後 先生たちとの熱いハグもありましたが先生たちからはどんな言葉をかけられましたかーという質問には


村上選手「えっと・・・・-よく頑張ったーって本当に久しぶりに言ってもらえたので ふふ・・・すごく嬉しかったです」





鈴木沙弥選手 15歳 フリー120.35 トータル180.41
ミュージカル「ウエストサイド・ストーリー」より
振付は鈴木明子さん
この選手には罪はないのですがー動きを見ていると 鈴木明子さんの演技が透けて見えるような動きがー最後の決めのポーズとか
まんま鈴木明子さんのもので そこがね気持ち悪かったです
選手は一所懸命なのでしょうけれども
逆に鈴木明子もどきな振付がこの選手の良さを殺しているようにも見えて



番組の始めに高橋大輔さんは浅田真央さんについて こう話しておられました
「今シーズンは苦しい戦いをしてきたので それを忘れられるようないい演技が観たいですね」

6分間練習で浅田真央さんはトリプルアクセルを跳びました
そのあとには「朝の練習も6分間練習もキレがあるので 浅田真央ここにありという演技をやってくれるんじゃないかとすごく期待しています」

6分間練習で浅田真央選手がトリプルアクセルを跳ぶと観客の方々からは大歓声があがっておりました

ー全日本は特別な舞台ーとテロップが入り前日のショートの様子なども流れます





元コーチの山田満知子さんの言葉「勇気がすごいと思う 真央らしい」





「明日はとにかく悔いなく終わるだけですね
そうしたらすっきり年を越せると思います」



ショート演技後「アクセル 力 入っちゃったなあ」



悔しいだろうに「また明日がんばります」



笑顔で言えちゃう浅田真央選手の心の強さ 素晴らしさ








バックヤードでフリーの前に高橋大輔さん「先程の公開練習で非常に気合の入ったいい表情をしていたので今夜はやってくれるのかなという期待はー
そして6分間練習の時 すごく良かったので そのイメージを忘れないように本番に向けて準備を進めているところかなと思います

そのトリプルアクセルも非常にいい形で成功させていたので本番に向けて期待値が高まります

(存在感も)特に今日は目を惹くものがあったので楽しみですね」



浅田真央選手 26歳 フリー114.10 トータル174.42
「リチュアルダンス」

トリプルアクセルは着地で何かにひっかかったような形での転倒
3-3など他のジャンプは次々に成功しておりましたがー一つのジャンプで片膝から力が抜けて すとっと落ちるような形の転倒

以外には 目に焼き付けておきたいーそう思う ただ見惚れる美しい演技が続きます



そうして演技終了後には 拾っても拾っても投げ入れられる花束 リンクが観客からの花で覆われます
ミスはあっても一番の盛り上がり



その人が銀盤にいる ファンはそれだけで幸せなのだ



手をあげファンに応える浅田真央さん
花束を投げながら 涙ぐまれているファンの姿もありました
ここまで深くファンから愛される選手は他にはおりません






浅田真央選手の言葉から「(トリプルアクセルに関しては 昨日は一回転になってしまったので)今日は何としてでも回ろうという気持ちで挑みました

ーファンからの演技開始前の声援に関してはどう思っていたのか?-

そうですね 本当にたくさんの方からの声援がすごく力になりましたし あの 期待に声援に応えることができなくて すごく残念な気持ちでした」

ーステップで私たちを魅了してくれたー(この言葉を最後に質問者は女性アナウンサーから高橋大輔さんに代わります)



高橋「今日は朝の公式練習から試合にかけてものすごい気迫というものを感じたんですけれども 本当にしんどかったと思うんですけれど
今日 自分の中では どうでしたか」



浅田選手「う~ん まァ終わってみて・・・転倒だったり ちょこちょこあったので まあ 悔いは残ってますね」

高橋「最初のアクセルなんかは普段だったら回転が崩れてしまいそうなアクセルだったんですけど すごく気持ちを強く持って あれを跳ぶかっていうくらい 気持ちを強く感じたんですけど この試合にかける思いというのは どういうものだったんですか」

浅田選手「ん・・・ん・・ん やっぱり全日本って特別なものがあるし まァ自分の中でも思い入れのある大会ではあるので この試合でいい演技ができればーというふうには思っていました」

高橋「今回の全日本は浅田選手にとって どんな全日本になりましたか」



浅田選手「う・・・ん 難しいけど う・・・ん なんとも言えない全日本だった 何とも言えない」

高橋「気持ちは・・・すごいわかります でも本当に今日の演技は 気持ちはファンの皆さんにも伝わったと思います
僕 とっても感動しました」



浅田選手「そうですね ミスもあったんですけど まあ ショートもフリーも合せて 最後まで自分の滑りだったり表現ができればなと思って滑ったのでー ま ミスはあったんですけど まあ自分の演技としてはー悔いはないです」



高橋「有難うございました お疲れ様でした 」

浅田選手「有難うございました」







松田悠良選手 18歳 フリー118.64 トータル180.27
「スパニシュ・キャラバン」

素晴らしい演技なのに その割にイマイチ点が出ません









本田真凛選手 15歳 フリー128.59 トータル196.11
「ロミオとジュリエット」
ジャンプのすっぽ抜けあり
しかし ゆっくり観ていたいと思える選手です



本田真凛選手の言葉から「まあ ミスはあったんですけど 今 自分ができることは全部出せたかなと思うのでちょっとほっとしました
ミスをしてもひきずらないようなプログラムをして 気持ちを込めて滑れたらいいなと思っていたので 自分の中ではすごく今回良かった試合かなと思っています
今回はもう全然緊張しなくて 自分ができることを全力で最後までという目標を立てていたので・・・・・できたかなと思います」






三原舞依選手 17歳 フリー132.26 トータル198.17
映画「シンデレラ」より
三原選手の言葉から「高得点をいただけて すごい嬉しい気持ちでいっぱいです」





坂本花織選手 16歳 フリー120.64 トータル184.00
映画「カラーパープル」より
転倒あり








宮原知子選手 18歳 フリー138.38 トータル214.87
組曲「惑星」ほか
自分がなりたいという強い女性を演じるプログラムなのだとか

安定の女王とも呼ばれる選手
ノーミス演技ではありませんでした







樋口新葉選手 15歳 フリー130.75 トータル199.49
「シェヘラザード」
転倒あり
15歳ながら とても雰囲気を持った選手で実に難しい連続ジャンプもこなします



樋口選手の言葉から「まずサルコウでミスして焦ってしまいそうになったんですけどステップの途中から落ち着いてできて すごく良かったです
シニアってことで気持ちを切り替えて最初から最後までやるってことができて良かったかなと思います」








本郷理華選手 フリー125.08 トータル194.28
「リバーダンス」

なんだか得点がおさえられたように感じました


採点になんか作為を感じることの多い大会でもありました







2017年世界選手権(3月29日からフィンランドにて)出場選手が決定しました
ペア 須藤澄玲 フランシス・ブードロオデ





アイスダンス 村元哉中 クリス・リード




男子シングル 宇野昌磨 羽生結弦 田中刑事

女子シングル 宮原知子 樋口新葉 三原舞依























観たものから

2016-12-25 00:38:39 | テレビ番組
全日本フイギュアスケート2016
女子ショートプログラムから
解説は荒川静香さん
ナビゲーターは高橋大輔氏



白岩優奈選手 得点54.30
白岩選手の演技が終わったところから番組の放送
演技が観られなかったのが残念です







大庭雅選手 21歳 映画「ミッション」より 得点59.19
大庭選手憧れの安藤美姫さんがプログラムに使った曲で しかもその安藤美姫さんが振り付けたプログラム
ジャンプの目立つ選手でしたが とても優しく美しい滑りをしておりました
滑り終えて笑顔
高橋大輔さんの感想から「始まりから終わりまで目が離せなかったですし この曲を本当に楽しんで滑っているのだなと感じました
練習の時から―美姫ちゃんいるのかなと思うくらいすごく似てたのがー」







滝野莉子選手 14歳 ストラヴィンスキー「火の鳥」  得点59.13
手足の長さが目を惹きます 赤い衣装がよく似合っておりました
織田信成氏もコーチされています
高橋大輔さんの感想「最初から最後まで勢いが落ちなかった 素晴らしい演技でしたね






鈴木沙弥選手 15歳 P.マントヴァーニ「チャルダッシュ」 得点60.06
荒川静香さんの言葉から「密度の濃い見応えのある」







本郷理華選手 20歳 カール・オルフ「カルミナ・ブラーナ」 得点69.20
壮大な雰囲気を持つ曲が本郷選手の個性によく似合ってました
やたらせせこましい鈴木明子さんの振付と違いシェイリーン・ボーンさんの振付は良かったです
衣裳もとても素敵でしたし
本郷選手の言葉から「今シーズンはショートでもフリーでも納得いく演技ができなかったんですけれど 今回は あの全部やりきったと思えたし
ステップも今シーズンで一番気持ちを込めて滑れたので良かったなと思いました」






宮原知子選手 プッチーニ「ムゼッタのワルツ」 得点76.49
ローリー・ニコルさんの振付です

高橋大輔さんの感想から「本当に素晴らしい演技でしたね」

宮原選手の言葉から「今までの試合で一番良い演技ができたと思うので 良い点数が出て嬉しいです
ふっきれて滑れました」
(演技のわりに得点が伸びないシーズンもあったからーまあ良かったんじゃないでしょうか
よく得点が伸びるようになって)





松田悠良選手 18歳 映画「ピアノ・レッスン」より 得点61.63
頑張っておられました








木原万莉子選手 19歳 幻想曲「さくら さくら」 得点50.44
カナダで練習している選手です







樋口新葉選手 15歳 映画「ラ・カリファ」より 得点68.74

樋口選手の言葉から「大きな試合でミスなく滑ることができてなかったので それが今日できて本当に嬉しいです 
練習してきたことが出せたので本当にほっとしました
明日は今日よりも思いっきり滑りたいです 
有難うございました」

高得点ということで比べるならばー私は宮原知子選手のプログラムよりも樋口新葉選手のプログラムの方が好きです
これで15歳なのかと思うほど・・・情感のこもった素晴らしい演技でした







村上佳菜子選手 22歳 オペラ「カルメン」より 得点58.52
高橋大輔さんの言葉から「前半は少し動きが硬かったかと思いましたが 後半のステップは圧巻でした
プレッシャーというのを少し感じてたかもしれません」







三原舞依選手 17歳 「序奏とロンド・カプリチオーソ」 得点65.91

高橋大輔さんの言葉から「期待を裏切らない素晴らしい演技 余裕な感じで滑っているー」






新田谷凜選手 19歳 「恋のアランフェス」レッド・ヴァイオリン  得点54.31
滑りにくそうな振付で 鈴木明子さんの振付は むしろこの選手の個性を殺しているように見えました
何か無理しているような動きが気になりました




本田真凛選手はインフルエンザでジュニアのグランプリファイナルを欠場しなくてはいけませんでした
現地に行きながら ホテルにいながら試合に病気の為に出場できませんでした
その口惜しさ悲しさも今回「初めて(浅田真央さんと)同じグループで滑れる 全部ふっきれた感じで 今回真央ちゃんと滑れるのが すっごい嬉しいです」
と抽選の結果の滑走順をとても喜んでおられたそうです







本田真凛選手 15歳 映画「モダン・タイムス」より「スマイル」 得点67.52

振付のマリーサさんは「彼女(本田選手)の笑顔は世界最高だからこの曲を選んだ」

高橋大輔さんと本田真凛さんは同じリンクで練習しているのだそうです

高橋大輔さんの言葉から「今日の演技は ただただ素敵でしたね 
インフルエンザで練習ができなかった時期もあったと思うんですけど・・・・・底力見せてくれました」






本田真凛選手の言葉から「試合に出られることが嬉しさを噛みしめながら最後まで滑ったので試合に戻って来られて良かったなという気持ちでいっぱいです
やっぱりファイナルに行くだけ行って ホテルでー(ちょっと涙声でした)

短期間の中でできることいっぱいやって 良かったなと思いました

あのー抽選の時に真央ちゃんと(滑走順が)同じグループになれたらいいなと思っていたので 本当に夢が一つ適ったような気持ちで すごい楽しい練習の6分間だったので 同じグループですごい嬉しいです

フリーは準備がすごくいいわけではないので 最後まであきらめずにやりきりたいという気持ちです」








永井優香選手 18歳 映画「ラヴェンダーの咲く庭で」より「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア」 得点53.23
怪我と闘いながらのシーズンで 基礎から見直したりと大変な中での演技でした




廣谷帆香選手 16歳 「ティコティコ」 得点53.50
軽快な曲を表情豊かに滑ってました













浅田真央選手が抽選の結果 最終滑走の30番を引き当てたことで 高橋大輔さんはこう言ってました
「30番 最後 おおお でもいい演技をしたら 点が出やすいです」
ーこの言葉は高橋さんの願いのようにも聞こえましたー

浅田真央選手 26歳 「リチュアルダンス」 得点60.32

一人の女性が銀盤の上で生きている 息づいている まざまざとそう感じる演技でした
他の選手の演技と違ってあっという間に終わったような気もします

確かに果敢に挑んだトリプルアクセルはシングルに終わりましたがーそれ以外は格の違う演技でした
次元の違う
しかし こんな得点しかもらえません 出しません

得難い天才を・・・(この・・・・の中には 審判のばかばかばーか 見る目なしのアホ~~~~とか色々入っております・笑)





高橋大輔さんの感想から「最初のがシングルになってしまったのが非常に残念なんですが
やはり あの 雰囲気の作り方が格が違うなっていうのを
最後のステップなんて本当にスケーターとして必要なものを全て持っているという印象がありましたね
素晴らしいですね」

(ええ見る目があるお方なら そういうふうに思われるものなんです)


演技後の浅田真央さんに高橋大輔さんがインタビューなど
高橋「今日のショートでは どんな気持ちで迎えられましたか 後半のステップなんて本当に凄い気迫 迫ってくるものがありましたが
お客さんにどういう気持ちで滑りましたか」

真央さん「今日の朝 (トリプル)アクセルを片足でおりれて -
試合でアクセルを挑戦するところまで来た喜びがすごいありました

でも本当にたくさんの方が観に来て下さっていて あのー頑張って!-って声援がすごい聞こえたので
あ~なんか嬉しいなって思いましたし 
また その期待に応えたいなって思いもありました」

高橋「では 明日のフリーに向けて どんな演技を見せたいですか」

真央さん「(トリプル)アクセルもたぶん入れていくと思うので自分のやりたい演技をして悔いなく終わりたいなと思います」

高橋「期待しています 頑張って下さい」

真央さん「有難うございました」


そうして浅田真央さんがいなくなってからー
高橋大輔さんの言葉「そうですね 口惜しさというのも残っていると思うんですが 辛い状態に陥っていると思うので
明日 期待して見守っていきたいと思います」

引退前の最後のシーズン
高橋大輔さんも怪我などもあり思い通りの演技を見せることができませんでした
そうしたこともあり浅田真央さんの素晴らしい理解者の一人である高橋大輔さん
だからか高橋大輔さんの浅田真央さんへの言葉は いつも温かいです
包容力を感じます




男子フリープログラムから



島田高志郎選手 15歳 フリー137.52 トータル200.18
「ロミオとジュリエット」
演技前の島田選手の言葉「このフリー 僕なりの愛を見てほしい」
初々しいロミオに会場はわいておりました
注目されている選手です



演技終わって無邪気な笑顔です
演技後の島田選手の言葉から「正直 不安な気持ちもあって四回転とか大技なしに何処まで通用するのかという・・・
物足りないと皆さんが思われるのではないかという不安もあったしー
沢山不安もあったんですけど自分が納得いく演技ができて良かったです
世界ジュニア行けるものなら 今年は2枠でわからないんですけど しっかり世界ジュニアの枠を取って帰れるような選手になりたいです」






中村優選手 20歳 フリー135.20 トータル202.16
映画「ムーラン・ルージュ」より 振付はジェフリー・バトル氏
少しミスがありました






鈴木潤選手 22歳 フリー120.69 トータル177.54
映画「ニューシネマパラダイス」






佐藤光彬選手 21歳 フリー120.69 トータル192.70
オペラ「セビリアの理髪師」より
ジャンプで手をついてから少し流れが悪くなってしまいました







日野龍樹選手 21歳 フリー151.66 トータル20.31
シルク・ドゥ・ソレイユ「キダム」より
今迄の選手とは演技のキレが違いました
途中でテンポの変わる曲
惜しい転倒がありました いい演技だったんだけど

雰囲気を持っている選手です

演技後の日野選手の言葉から「ミスを少なく終われて良かったなとほっとしました
やっと努力が実って良かったなと思います」








友野一希選手 18歳 フリー148.92 トータル216.55
「パリのアメリカ人」
四回転サルコウ 流れのあるトリプルアクセル
加点のつくジャンプを次々と決める 
とっても楽しい演技でした






田中刑事選手 22歳 フリー163.70 トータル249.38
「フェリーニ・メドレー」四回転サルコウ決める
表情が随分豊かになりました






無良崇人選手 25歳 フリー151.77 トータル242.11
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第2番」
振付はチャーリー・ホワイト氏
後半 疲れが出たのか ミスが目立ちました

ソチ五輪のフリーにて浅田真央さんが使った曲でもあります
ダイナミックでとても激しい動きを必要とする曲です






宇野晶磨選手 19歳 トータル280.41

「ブエノスアイレス午前零時」ほか
空気が違いました


優勝 宇野昌磨選手 280.41
2位 田中刑事選手 249.38
3位 無良崇人選手 242.11


ショートプログラムで1位だった無良選手には悔しい結果になりました
宇野選手 逆転の初優勝です