夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

田中照禾(たなか てるか)著 「資料が語る 丹下左膳の映画史 大河内伝次郎から豊川悦司まで」 展望社

2010-09-29 12:48:52 | インポート
田中照禾(たなか てるか)著 「資料が語る 丹下左膳の映画史 大河内伝次郎から豊川悦司まで」 展望社
田中照禾(たなか てるか)著 「資料が語る 丹下左膳の映画史 大河内伝次郎から豊川悦司まで」 展望社
田中照禾(たなか てるか)著 「資料が語る 丹下左膳の映画史 大河内伝次郎から豊川悦司まで」 展望社
田中照禾(たなか てるか)著 「資料が語る 丹下左膳の映画史 大河内伝次郎から豊川悦司まで」 展望社
田中照禾(たなか てるか)著 「資料が語る 丹下左膳の映画史 大河内伝次郎から豊川悦司まで」 展望社
テレビでは藤田まことさんが晩年演じられた丹下左膳

父の世代では 大河内伝次郎 嵐寛寿郎 坂東妻三郎の映画が馴染み深い


私は比較的明るい大友柳太郎さんが演じられた丹下左膳が印象に残っている

晩年 自殺してしまった大友柳太郎さんだが 東映時代 黒頭巾や人気シリーズの主役も多かった

美空ひばりさんとも共演されている



丹下左膳は林不忘氏の小説の登場人物

片目片腕の剣客



チャンバラ映画の主役として記憶していた


それぞれの俳優が丹下左膳をどのように演じたか


批評家の言葉なども収録されている



労作です


畠中恵著「こいしり」文藝春秋

2010-09-28 09:25:34 | インポート
畠中恵著「こいしり」文藝春秋
畠中恵著「こいしり」文藝春秋
畠中恵著「こいしり」文藝春秋
「まんまこと」シリーズ第二作

町名主名代の麻之助は前作で想い人が親友の父親の妻となり 本作では未亡人となる


なるが縁のタイミングとは ままならぬもの

麻之助は新しい縁を結んでいる

妻を迎えた



なかなか本音は見せぬ一筋縄ではいかない若者である

女性の扱いが巧みな清十郎


生真面目な同心の吉五郎

悪友三人組として つかず離れず 互いの為なら 一肌も二肌も脱ぐ関係


他にもユニークな登場人物いっぱいの「お江戸」物語


再読


シリーズ物はたまに読み返さないと細かい設定など忘れてしまうのでした・笑


かわだわか編・著「沖雅也と「大追跡」 ワイズ出版

2010-09-28 01:43:54 | インポート
かわだわか編・著「沖雅也と「大追跡」 ワイズ出版
かわだわか編・著「沖雅也と「大追跡」 ワイズ出版
1952年6月12日生まれの一人の男は31歳の誕生日を迎えたあと半月足らずで亡くなった

6月28日
宿泊中のホテルで飛び降り自殺だったと言う


そう生きていれば 58歳になるのか

生きていた頃を知らず再放送などで知った人達が集まるサイトも
生前からのファンが作ったサイトもあり
数年前 沖雅也で検索し偲ぶ本が出たことは知っていた


ただ それが手に入るとは思っていなかった


楽譜本を買う娘の買い物に付き合い なんとなく映画本コーナーを眺めていて見つけた一冊

主に連続テレビドラマ「大追跡」中心に取材し書かれている

なるほどと思うところもあれば 少し違うんじゃないかと感じるところもある



「大追跡」が始まる少し前だったか 呉服展示会で お見立てゲストとしての沖雅也さんを見たことがある

私を子供の頃から知る呉服屋さんが 嫁入り支度として母が揃えてくれ始めたこともあり招待してくれたのだ

「お土産出るから持って帰って」

客がいないと格好つかないだろうからと 母が何人か知り合いに声をかけ 呉服屋さんの息子さんが迎えに来てくれた

沖雅也さんは真珠色に輝くスーツ姿で 養父・日景氏や数人の男性と共に会場を回り 乞われれば写真撮影にも応じていた


それから亡くなる前の年まで 同じ呉服のゲストとして幾度か来られていた

遂には実現しなかった舞台 一心太助だが もう身体はすっかりいいので舞台を観に来て下さい

その時は そう言われていた


その前の舞台を観に行った時に 舞台端へ土産などこっそり置いて席に戻ろうとした私に二度三度
握手はいいですかと声かけて下さったこともあり 覚えていて下さったらしかった


遠くから眺めるだけでよかった

それでさえ心臓がとまるくらい 全身震えるくらいに好きだった


生きて存在してくれるだけでよかったのに




そんなふうに思うファンは日本中にいたのに



教育実習で行った母校の中学にも 沖雅也さんのファンは多くいて 休み時間など話題にもなった



どれだけ時間が経とうと切ない

本を読みながら 生きていた姿が浮かぶ


俳優としては これからであっただろうにと
一人の男性としても

ただ惜しまれる

「これから」ではなかったか





死んで欲しくはなかった一番の人間



しわしわのジイサンになっても構わない

ただただ生きていて欲しかった



その思いばかりが残る



その魂を連れ去った死に神を とらえ引き戻すことができるなら



まだまだ子供達に 大好きだった役者さんなのーとは教えられそうにない


これほど時間が経ってさえ




思いがけず書店で見かけ 迷いながら買って ページをめくるまで ちょっと時間がかかった
勇気が必要だった



もう そっとしといてあげたいという思いがある


それでも半ば胸に痛みを感じつつ読んでしまう



その昔 6月に「死」が間違いないものと知った時 私の中の何かも死んだ

残骸のようなものをかき集め 取り繕って生き続けている気がする


死ねないままに ただごまかしごまかし 生きている


私の中の一番良い何かは ずうっと昔に死んだのだ


死なずに生きていることにした時に




まだまだ 役者・沖雅也については冷静に書けそうにはありません


願わくば 沖雅也さんの魂がやすらかでありますように


次の人生では 幸せな家庭に恵まれますように


キャロル・オコンネル著 「愛おしい骨」 創元推理文庫

2010-09-26 19:40:17 | インポート
キャロル・オコンネル著 「愛おしい骨」 創元推理文庫
キャロル・オコンネル著 「愛おしい骨」 創元推理文庫
キャロル・オコンネル著 「愛おしい骨」 創元推理文庫
キャロル・オコンネル著 「愛おしい骨」 創元推理文庫
弟は森から帰って来なかった

死体も犯人も見つからないまま時間は過ぎる

軍人となったオーレンは母親代わりに育ててくれた家政婦ハンナからの手紙に帰郷を決意する


届けられる弟ジョシュアの骨

陸軍で犯罪捜査に関わっていたオーレンは 真相に辿り着けるのだろうか



最初 無邪気な写真好き少年に見えたジョシュアのやや気味悪い面が物語が進むにつれわかってくる

秘密を写す少年


その為に 兄すら隠し撮りする

秘密を知って殺されたジョシュア

ジョシュアと共に埋められた女性は誰なのか


町の住人達が抱える秘密


嫉妬 疑い

陰湿なー


何処かで間違った初恋


一途で情熱的だが不器用な美女


素直でない男


死と醜い心



そのままに受け入れられたかった温かな心持つ孤独な女


秘密ははがれ落ち

新しい明日が始まる

やっと成就した初恋と共にー


若竹七海著「遺品」光文社文庫

2010-09-24 14:33:07 | インポート
若竹七海著「遺品」光文社文庫
若竹七海著「遺品」光文社文庫
若竹七海著「遺品」光文社文庫
若竹七海著「遺品」光文社文庫
若竹七海著「遺品」光文社文庫
恋人と別れ失職した学芸員である「わたし」は 知り合いから声かけられた仕事に就く


それは自分が生まれる前に死んだ女優に纏わる遺品や資料を整理し展示室を作るというもの

けれど「わたし」がホテルで暮らし始めてから 奇妙な事件が続き 遂には死者も出る


死んだ女優の書いた話をなぞるように起きる事件


女優を愛したと言われる人間の異常な嗜好


ホテルを漂う幽霊は 悪霊なのだろうか


破局へと時は向かう

「わたし」は 事の真相に気付くが しかしー




誰か下手でない漫画家さんに漫画化してほしいような物語です


山の中のホテル


伝説

謎の死を遂げた女優


生者と死者と


高田郁著「今朝の春 みをつくし料理帖」 ハルキ文庫

2010-09-23 16:58:54 | 本と雑誌

高田郁著「今朝の春  みをつくし料理帖」  ハルキ文庫
高田郁著「今朝の春  みをつくし料理帖」  ハルキ文庫
高田郁著「今朝の春  みをつくし料理帖」  ハルキ文庫
高田郁著「今朝の春  みをつくし料理帖」  ハルキ文庫
水害で孤児となった澪は可愛がってくれた店主の妻お芳と江戸に来て母と娘のように暮らしている

周囲の人にも助けられながら 健気に料理人として日々工夫を凝らす澪の料理は 客からも愛され期待される

孤児の身を騙して売られた幼なじみの野江との再会を信じ また身分違いの恋にも娘らしく 心揺らしながら 澪はいつもひたむきで一生懸命だ

巻末には作品に出て来る料理の作り方もあります

美味しく上質な心温かくなる読後感の一冊

税抜き590円

どうか 読んで下さい


お店で見つけたスグレモノ

2010-09-22 17:08:36 | 子供のこと身辺雑記

お店で見つけたスグレモノ
お店で見つけたスグレモノ
お店で見つけたスグレモノ
お店で見つけたスグレモノ
お店で見つけたスグレモノ
鶏むね肉を使った料理が簡単にできる商品を試してみました
入っている粉を食べやすい大きさに切った鶏肉に塗します

フライパンに油を引き 焦げつかないように火加減に注意しつつ蓋をして鶏肉を焼きます

火が通ったら 合わせ調味料の入った袋の中身を 鶏肉に回しかけ 馴染んだら火を止めます

味噌マヨネーズ

海老などにも合いそうです


畠中恵著「ゆんでめて」新潮社

2010-09-22 16:57:34 | 本と雑誌

畠中恵著「ゆんでめて」新潮社
畠中恵著「ゆんでめて」新潮社
畠中恵著「ゆんでめて」新潮社
畠中恵著「ゆんでめて」新潮社
「しゃばけ」シリーズ

あやかしの血を引くゆえに 通常人間の目には触れぬ存在が見える若旦那は 進むべきでなかった道を行き 来るはずなかった明日へ進んでしまう
無いはずの出会いの数々

やがて物語は最初に戻る

全ては夢のように消えてしまったのだろうか

若だんなと彼らとの出会いは 決して もう無いのだろうか

大江戸不思議譚

この物語は 今後 どの方向に進んで行くのでしょう


昼ご飯から

2010-09-20 15:11:36 | 子供のこと身辺雑記

昼ご飯から
昼ご飯から
玉葱・ピーマン・牛肉・大蒜炒めて塩胡椒しパスタの茹で汁少し白ワイン加え蓋して少し煮て 醤油ちびっとにケチャップ入れたら茹でた麺入れ ざざっと混ぜて出来上がり

出汁で煮た高野豆腐にえんどう豆とむきえび加え卵とじ

夕食はトンカツの予定です

サラダとで あっさりと


2010-09-20 00:17:09

2010-09-20 00:17:09 | 子供のこと身辺雑記



ジャガ芋・ブロッコリーを茹でたのとパプリカ・ウインナーなどをマーガリン引いた鍋に入れ塩胡椒ふりかけ蓋をして蒸し煮したもの

アサヒ軽金属のワイドオーブン鍋使用です

タジン鍋料理本からアレンジ

簡単なので 同じ調理方法で具や味付けを変えて時々作ります


和田はつ子著「へっつい飯 料理人季蔵捕物控」ハルキ文庫

2010-09-19 23:15:29 | 本と雑誌

和田はつ子著「へっつい飯  料理人季蔵捕物控」ハルキ文庫
和田はつ子著「へっつい飯  料理人季蔵捕物控」ハルキ文庫
和田はつ子著「へっつい飯  料理人季蔵捕物控」ハルキ文庫
和田はつ子著「へっつい飯  料理人季蔵捕物控」ハルキ文庫
和田はつ子著「へっつい飯  料理人季蔵捕物控」ハルキ文庫
涼しくなるように怪談ものの落語とそれに合わせた料理をという趣向に楽しくも頭悩ます季蔵

平行して 下手人の判らぬ殺しが続いていた

父の敵をとりたい娘岡っ引きと同心の恋

シリーズ第八作