(中国の「二正面作戦」で脅かされている日本)
インドなども、ワクチンをつくっていっぱい“打って打って”していたのに、あんなに流行りましたから、おかしい感じはします。
コロナについて、原因探究はいちおうバイデン政権でもしようとはしておりましたが、8月末に、「新型コロナウイルス起源」について、バイデン報告書が公表され、結果は、ウイルスの起源をめぐり、十分な証拠が得られずに決定的な結論を出せなかったのです。「新型コロナウイルス起源」については、何らかの意味で、その責任の元凶の部分はやはり究明されなければならないと思います。
世界中のコロナ感染者数から見れば、世界戦争です。どう見ても世界戦争で、「これは一過性で、自然発生して、ちょっと流行った」というぐらいではなくて、本当に、「この時代に、全世界をグルグル回って、ある国以外には流行り続ける」というのであれば、これは、やはり考えなければいけないことはあるというふうに思っています。
そして、同時にまた、これが、「台湾や日本やアメリカ、イギリス、ドイツ、さらにオーストラリア、またフィリピンとか、ベトナムとかも参画しての、中国を囲んでの封じ込め作戦としての戦いになるかどうか」という、もう一つの危険も絡んでいますが、国際政治学者は、有力な切れ味のある答えは出せていません。「どういうふうにしたらいいか」については出せていません。
驚いたのは、数カ月前の朝日新聞を読んだときです。「あの朝日が、こんな記事を書くのか」というのは驚きました。一面、二面を通じて、「中国が二正面作戦で訓練をしている」という記事が載りました。
尖閣方面の防空識別圏内に中国艦船や航空機なども出てくるので、日本がスクランブルをかけたりいろいろしているとき、まあ、日米がやる場合もあるでしょうけれども、それをやりながら同時に、同じ時期に中国が台湾の防空識別圏内もやはり侵犯(しんぱん)していて、台湾も防衛しなければいけないようになったというのです。
要するに、「日米が台湾を応援に行けないようなことがあるぞ」という威嚇(いかく)をやったということです。
「中国は日本と台湾を同時に侵犯できるのだと示した」ということを、あの朝日新聞が一面、二面に書いていました。私は、これには少し驚いたのですけれども、中国がそういうふうな兵法を使っているということです。
ですから、日本に“シグナル”を送っているわけです。「台湾を助けられると思うなよ。そのときに、おまえのところも同時に侵犯しているからね、侵略しているからね」ということです。「組ませないぞ」というような威嚇をやっているわけです。
---owari---
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