(「同時並行型」が無理なら、「即断即決型」にする)
もし、同時並行処理ができない場合には、仕事の波をつくり、順番に重点を移しながら仕事をしていくことです。
あるいは、即断即決(そくだんそっけつ)型で、一つひとつの仕事を速く片付けていくことが大事です。つまり、「今日の仕事を、明日に持ち越(こ)さない」ということが大切なのです。その日のうちに終えてしまえば、翌日は次の仕事に取りかかることができるため、結果的には、並行して幾つもの仕事をしたように見えます。そのように、「仕事を持ち越さない」ということが大事です。
すぐに結論を出さずに仕事を持ったままでいると、次の仕事を持ってこられたときに困ります。そこに、さらに仕事を持ってこられて、仕事をたくさん抱(かか)えると、「どのように処理するか」ということで、ウンウンと言って苦しむことになります。そのため、即断即決で、「これだ」と判断し、ズバッと結論を決めてしまうのです。
もし、判断が間違っていた場合でも、あとで修正すれば、それで終わりです。「朝令暮改(ちょうれいぼかい)も、やむなし。もし基礎(きそ)判断に何か間違いがあれば修正する」という考え方をし、基本的に、その場で解決してしまいます。そうしなければ、数多くの仕事をこなすことはできません。
---owari---
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