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「充分に教育を施した移民」に税金を払ってもらう

2018年03月20日 | 政治・経済

今、人口が増えないので、「二人で高齢者一人を支えなくてはいけなくなる」などと言われていますが、それを解決するのに、「移民受け入れ」という手があるのです。これを日本はしていません。

 

そのほうが安全でよいと思って移民を嫌がっているのかもしれませんが、ヨーロッパでもアメリカでも、ほかの国にはたくさんの移民が入っています。

 

やはり、移民をきちんと受け入れれば、「人口ピラミッド」も維持できるでしょう。そして、その人たちに税金を納めてもらえばいいのです。また、彼らに安い労働力になってもらうことです。そうすれば、海外に工場を出し、海外に税金を落とし、安く仕入れているような企業も、日本に工場を戻すのではないでしょうか。

 

日本に工場をつくり、海外から来て働いてもらい、税金を払ってもらうわけです。それで、高齢者を養ってもらえるようになれば申し分ありません。

 

実際には、日本に来たい人はたくさんいるにもかかわらず、入れないようにしているだけなのです。そのせいで、“脱走”してまで日本国内に入ってきており、やや心配なところもあります。

 

例えば、ネパールから三人の高僧が招待されて日本に来たのですが、そのうちの二人が日本国内で“脱走”しました。要するに、日本では向こうに比べて年収が百倍になるため、砂曼荼羅をつくるような高僧でも“脱走”するわけです。

 

結局、住職だけはネパールに戻りましたが、向こうの空港を降りてから、バスで半日ぐらいかかり、そこからまた歩いて寺まで帰ったとのことでした。一方、逃げた弟子のほうは、日本国内のネパール料理店かどこかに行ったといわれています。

 

やはり、収入が百倍になるというのは魅力的なのでしょう。せっかく日本に来るチャンスがあったならば、お坊さんでも逃げるぐらいなわけで、日本に入りたい人はたくさんいるはずです。決して、悪い人とかテロリストとかばかりではありません。

 

この国は、ネパールから来た高弟が逃げ込みたくなるほどの「夢の国」なのです。この現象は欧米の若い人たちでも同じで、魅力ある国だと認められているのです。

 

ただ、きちんと人を選って、教育をつけて、移民を受け入れることは可能だと思います。日本語を勉強させ、さらに、日本人としての国防の義務や、あるいは、経済発展の原理、経営の方法、教育論等、いろいろなものを勉強させることです。

 

そうすれば、もし国に帰っても、「エリートとして活躍できる人材」になるでしょう。もちろん、「“日本人”としても十分に役立つ人材」になるはずです。

 

ともかく、教育するための日本語学校をつくり、そこで二年ぐらい勉強した人を正規社員で雇えるようにしてあげればいいと思います。そうやって、移民を受け入れてすそ野を広げれば、消費税を上げなくて済むのです。

 

しかし、今の政策のまま放っておくと、やがて消費税を五十パーセントまで取られることになります。これに対して、何とか抵抗しなくてはいけません。まだまだ知恵を出すべきであるし、打つべき手もたくさんあるのだと言っておきたいと思います。このあたりは、“大阪的智恵”“関西の智恵”がもっと出るのではないでしょうか。

 

---owari---

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