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信仰なき民主主義は、底が浅くなる

2018年11月08日 | 政治・経済

宗教と政治を別に考える向きもあるかもしれませんが、「信仰なき民主主義」は、どう見ても底が浅いと思います。底が浅すぎるのです。

 

左翼の人たちは、最終的に、「唯物論」や「無神論」のほうに飛びつきやすいわけですが、彼らにしても、弱い人たちを人権侵害から守ろうとしているとは思います。

 

ただ、弱い人たちの人権を守るときに、そこが弱肉強食のジャングルのような世界であれば、守りたくても守れません。やはり、「それぞれの人間には仏性が宿っている。神の子としてのダイヤモンドの光が宿っているのだ」と思えばこそ、「弱い人たちにも、今世を幸福に生きる権利があるし、何かの条件を加えることで、また違った人生が開けるのなら、そこにつっかえ棒を入れましょう。手伝いも入れましょう」ということになるわけです。もし、“ジャングルの掟”のままであるならば、弱い者は食い殺されて終わりのはずです。

 

しかし、人間はそうではありません。お互いが、「神の使命を帯びた尊い魂」として生きているのです。

 

強い者も弱い者もあるし、富める者も貧しい者もあるけれども、協力し合えるところは協力し、自分の余りたるものについては、ほかの者に使ってもらうなりすればよいでしょう。そして、自分が恵まれていることに対しては、感謝する心、お返ししていく心が大事なのです。

 

---owari---

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