【 天橋 ( あまはし ) も 長くもがも 高山も 高くもがも 月夜見 ( つくよみ ) の 持てる若変水 ( をちみづ ) い取 ( と ) り来 ( き ) て 君に奉 ( まつ ) りて 若変得 ( をちえ ) てしかも 】
お月さまの世界には なんと 若返りの お水 . . . 本文を読む
【 隠国 ( こもりく ) の 泊瀬 ( はつせ ) の山 青幡 ( あおはた ) の 忍坂 ( をさか ) の山は 走り出の よろしき山の いでたちの くはしき山ぞ 惜 ( あたら ) しき山の 荒れまく惜 ( を ) しも 】 泊瀬のお山
その山脈の
なかにある
忍坂山は
. . . 本文を読む
【 隠国 ( こもりく ) の 泊瀬小国 ( はつせをぐに ) に 妻しあれば 石は踏めども なほぞ来にける 】 石の上を
ふみつけて
通らなければならない
道だけれど 泊瀬の国には
いとしい妻が
いるのです なにも . . . 本文を読む
【 つぬさはふ 磐余( いはれ )の山に 白栲( しろたへ )に かかれる雲は 大君( おほきみ )ろかも 】 磐余( いわれ )の
ぉ山に
白栲( しろたへ )の布を
引かれたように
白く
かかっています
. . . 本文を読む