森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

【国立天文台】 7月8日22:30分、""すばる望遠鏡 ; TOPIC 07 身近な最前線 ―私たちの太陽系""

2019-07-08 22:32:48 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

① ""すばる望遠鏡 ; TOPIC 07 身近な最前線 ―私たちの太陽系""

☀ 太陽系は、身近にありながら今なお多くの謎に包まれている。彗星(すいせい)は、太陽系誕生時の記憶を留める始原天体のひとつであると考えられている。彗星の内部構造を探るため、NASAはディープインパクト探査機をテンペル第1彗星に衝突させた。その衝突の瞬間が、すばる望遠鏡に搭載された冷却中間赤外線分光撮像装置COMICSによって中間赤外線で観測された。この観測により、衝突によって噴出した内部物質の組成が明らかとなったのである。

 宙航空研究開発機構(JAXA)の打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」は、7年以上の苦難の旅を経て、小惑星イトカワに着陸し、その表面物質を地球に持ち帰った。はやぶさが地球に帰還する直前の姿はすばる望遠鏡主焦点カメラSuprime-Cam(シュプリーム・カム)によって捉えられた。はやぶさの持ち帰った貴重なサンプルは、小惑星研究を大いに進めることとなった。この偉大な探査機の最後の姿を捉えた画像をもって、本小文の締めとしよう。

 

 

  地球帰還直前の小惑星探査機「はやぶさ」の可視光画像。Suprime-Cam 撮影。縦長の形をしているCCDの向きを調整し、移動する「はやぶさ」を一つの視野に収めた、こだわりの観測だ。

 


【国立天文台】 7月8日22:20分、””すばる望遠鏡 ; TOPIC 06 宇宙の成り立ちと構造形成に迫る""

2019-07-08 22:24:00 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

 

① ””すばる望遠鏡 ; TOPIC 06 宇宙の成り立ちと構造形成に迫る""

 📹   すばる望遠鏡はその集光力と広視野観測能力によって、宇宙を広く深く探査することができる。宇宙全体の歴史を探る宇宙論的観測は、その能力がいかんなく発揮される分野である。銀河の空間分布を遠くまで詳しく調べることは、宇宙における構造形成を知る上で欠かせない。主焦点に搭載されたファイバー多天体分光器FMOSはこの探査に挑戦し、130億光年彼方までの銀河の分布地図を作ることに成功した。このデータから、遠方宇宙で大規模構造が成長していく速度についての情報が得られた。

 

 

  FMOS観測で得られた銀河の3次元地図。数多くの銀河の運動を詳しく調べることで、重力によって大規模構造が成長していく速度の測定に成功した。(クレジット:国立天文台/一部データ提供:CFHT, SDSS)        

超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)の広視野と優れた結像性能は、数多くの銀河の「像」を詳しく調べることを可能にする。銀河と私たちの間に重力源があると、その重力のために銀河の像がゆがんでしまう。逆に、このゆがみから、見えない重力源=ダークマターの空間分布が分かる。こうしてすばる望遠鏡は、2000万個の銀河の像を解析して、宇宙空間に広がるダークマターの3次元地図を作ることに成功した。これは、これまでに人類が得た中で最大かつ詳細なダークマター地図である。さらに、その詳細な解析から、宇宙での物質集積の様子が、これまでの理論予測よりもごくわずかにゆっくりである可能性が示唆された。

  • [ウェブリリース]かつてない広さと解像度のダークマター地図
  • [参考文献]Oguri et al. 2018, PASJ, 70, S26, “Two- and three-dimensional wide-field weak lensing massmaps from the Hyper Suprime-Cam Subaru Strategic Program S16A data”
  • [参考文献]Miyazaki et al. 2018, PASJ, 70, S27, “A large sample of shear-selected clusters from the HyperSuprime-Cam Subaru Strategic Program S16A Wide field mass maps”

 

 

 HSC観測で得られたダークマターの3次元分布地図。数多くの銀河について形の「ゆがみ」を精密に測ることで、かつてない広さと解像度のダークマター地図を得ることに成功した。(クレジット:国立天文台/東京大学)

 

 

 

 

 

 


【気象庁】 7月8日18:51分、島根県東部で最大震度2!!

2019-07-08 22:10:50 | ☀防災・自然災害/環境対策; 地震.津波.警報、気象・天気、…

(全体図)

 

(地域図)

 

(島根)

 

① ""各地の震度に関する情報””

令和 元年 7月 8日18時54分 気象庁発表

 8日18時51分ころ、地震がありました。 震源地は、島根県東部(北緯35.3度、東経133.3度)で、震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は2.8と推定されます。 この地震による津波の心配はありません。

この地震により観測された最大震度は2です。

[震度1以上が観測された地点] *印は気象庁以外の震度観測点についての情報です。

島根県  震度2  安来市伯太町東母里*

 鳥取県  震度1  鳥取南部町法勝寺* 鳥取南部町天萬*

           日南町生山*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【bloomberg】 7月8日12:35分、""中国株が大幅安、「科創板」に資金移ると懸念-リスクオフに拍車””

2019-07-08 21:00:44 | 中国;香港、政治、 経済、科学技術、軍事、文化、歴史、美術…

(A board shows the stock movements inside the Shanghai Stock Exchange Photographer: JOHANNES EISELE/AFP)

 

 ① ""中国株が大幅安、「科創板」に資金移ると懸念-リスクオフに拍車””

          
  2019年7月8日 12:35 JST       
  更新日時          2019年7月8日 19:16 JST                          
  • 上海総合指数と創業板はいずれも一時3%超の下げ            
  • 科創板は22日取引開始-既存株からIPO銘柄に資金向かうとの見方            
A board shows the stock movements inside the Shanghai Stock Exchange in the Lujiazui Financial district of Shanghai on September 22, 2015. AFP PHOTO / JOHANNES EISELE (Photo credit should read JOHANNES EISELE/AFP/Getty Images)                
A board shows the stock movements inside the Shanghai Stock Exchange in the Lujiazui Financial district of Shanghai on September 22, 2015. AFP PHOTO / JOHANNES EISELE (Photo credit should read JOHANNES EISELE/AFP/Getty Images)
Photographer: JOHANNES EISELE/AFP
 
 
🐉  8日の中国株式相場は大幅下落。上海証券取引所が新たな株式市場「科創板」の取引を今月22日から始めると先週末に発表したことで、既存株式から新規株式公開(IPO)銘柄に資金が向かうとの懸念が広がった。新興国市場のリスクオフムードに拍車を掛けている。
 
  上海総合指数は2.6%安と、2カ月ぶりの大幅下落。アジアの主要株価指数の中で下落率は最も大きかった。テクノロジー銘柄中心の創業板(チャイネクスト)指数の下げ幅も2.7%安で引けた。
 
 
 申万宏源集団の国際ビジネス部門ディレクター、ジェリー・アルフォンソ氏はこの日の下げについて、「科創板の上場銘柄が投資家の注目を集める中で、流動性の面で幾分の圧力が生じているようだ」と指摘。「このシナリオであれば上場銘柄間の資本再配分と考えられ、調整は一時的にとどまる公算が大きい」と述べた。

 

原題:China Stocks Sink as Flood of IPOs Add to Risk-Off Sentiment(抜粋) Chinese Shares Fall as Flood of IPOs Adds to Risk-Off Sentiment

 


【bloomberg】 7月8日15:44分、""トルコ・リラ下落、中銀の信頼性に疑念-利下げペース速まる恐れ””

2019-07-08 20:50:14 | トルコ;政治、経済、文化、歴史、美術…

① ""トルコ・リラ下落、中銀の信頼性に疑念-利下げペース速まる恐れ””

           
 2019年7月8日 15:44 JST        
  • エルドアン大統領がチェティンカヤ中銀総裁を解任            
  •  中銀が25日に数百bpの利下げ決めれば重大な政策ミス-エブリ氏            

8日の外国為替市場でトルコの通貨リラは下落。中央銀行総裁の更迭というエルドアン大統領の衝撃的な決定を受け、中銀が予想以上のペースで利下げに動くとの懸念が高まった。

  イスタンブール時間午前8時35分現在は2.1%安の1ドル=5.7514リラ。アジア時間朝の取引では一時3月以来で最も大きく下げ、5.8247リラを付けた。ブルーベイ・アセット・マネジメントのストラテジスト、ティモシー・アッシュ氏は、トルコの国営銀行が外貨を売るだろうと予想している。

★ 2.1%安なので、トルコ・リラを少し買いました。普段はリスキーな物には手を出さないのですが、勘で買ってしまいました。

 

(チェティンカヤ総裁 Photographer: Kerem Uzel/Bloomberg

 

 エルドアン大統領は6日にチェティンカヤ総裁を解任し、ウイサル副総裁を後任に指名した。

 5月初めからの値上がり傾向の中にあっても投資家がリラ売りポジションを保持してきた正しさが裏付けられた格好だ。
 
 ラボバンクのストラテジスト、マイケル・エブリ氏はリポートで「中銀が7月25日の会合で数百ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを決めれば重大な政策ミスとなるだろう」と指摘した。
 
 
 
            
 

 原題:Lira Sinks as Traders Fret Over Turkish Central Bank Credibility(抜粋)