森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

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【nhk news web】 7月13日04:00分、""40億年前に土星や天王星が大移動? 隕石の分析で””

2019-07-13 23:12:32 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(40億年前に土星や天王星が大移動?)

 

① ""40億年前に土星や天王星が大移動? 隕石の分析で””

(隕石)

 

   茨城大学や東京大学などの研究グループは、カナダ西部に19年前に落下した隕石を分析し、隕石の由来を調べました。

その結果、隕石は落下したコースから木星の内側にある小惑星帯からきたと推定されたものの、その成分は木星よりも外側の温度が低いところでできた特徴をもっていることがわかりました。

そのためグループは、この隕石は木星よりも外側でつくられた後、木星の内側の小惑星帯に移動してきたと考えられるとしています。

 

 

 

   ☀  太陽系ができる過程では、およそ40億年前に木星よりも外側の惑星はそれぞれの重力が影響し合って太陽から離れる方向に移動し、海王星は地球と太陽の距離の15倍にあたる22億キロ余り、天王星はおよそ7億5000万キロ外側に移動し、逆に小惑星の一部は木星よりも遠くから木星の内側に移動したという説があります。

 

 

 

   グループは、今回の隕石の分析結果は、40億年前の惑星の大規模な移動を裏付ける可能性があるとしています。

研究グループの代表で茨城大学の藤谷渉助教は「ダイナミックな太陽系の形成の過程を知る手がかりとなる」と話しています。

 

 


【国立天文台】 過去記事 ; 7月13日22:30分、""アルマ望遠鏡、原始星円盤へのガス流入の詳細を明らかに””

2019-07-13 22:39:53 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

① ""アルマ望遠鏡、原始星円盤へのガス流入の詳細を明らかに””

2016年3月 3日 |研究成果



 東京大学と国立天文台を中心とする研究グループは、原始星を取り巻く円盤の構造を詳しく調べるため、おうし座にある原始星TMC-1A(地球からの距離 約450光年)をアルマ望遠鏡で観測しました。その結果、この原始星を取り巻くガス円盤とその周囲でのガスの動きがこれまでになく詳細に明らかになりました。

T MC-1Aは誕生直後の若い星で、その周囲にはガスの円盤があり、さらにそれを取り巻くようにガス雲(エンベロープ)👀 が知られています。しかし、ガス円盤が星の誕生過程のどの段階で作られ、どのように成長していくのかは、観測的研究からも理論的研究からもまだ明らかになっていません。今回の観測では、高い感度を持つアルマ望遠鏡によって、原始星を取り巻くガス円盤とそこに向かってゆっくりと落下するガスを直接見分けることに初めて成功しました。今回の研究は、原始星周囲の円盤の成長と進化の謎に迫る重要な一歩といえます。

 ★ 星とガス円盤を""取り巻くようにガス雲(エンベロープ)""=envelope=封筒と言う名称になっているのでしょう。


【国立天文台】 7月12日、""若い星のまわりで見つかった「衛星を作る」周惑星円盤””

2019-07-13 22:04:46 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

① ""若い星のまわりで見つかった「衛星を作る」周惑星円盤””

2019.07.12  

   

 

📹 アルマ望遠鏡が観測した、地球から約370光年の位置にある惑星系PDS 70の塵の分布。 Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO); A. Isella.

今回観測された若い惑星系PDS 70は、地球から約370光年の位置にあります。最近、天文学者たちはこの星のまわりに木星のような2つの巨大な惑星の存在を確認しました。この発見は、ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡VLTで行われ、惑星に引きつけられる水素ガスが放つ光が検出されたのです。

今回のアルマ望遠鏡での観測では、この星のまわりに浮かぶ、大きさ0.1ミリメートルほどの小さな塵(ちり)が放つ電波をとらえました。

アルマ望遠鏡による観測結果とVLTによる可視光赤外線観測の結果を合わせると、若い星PDS70のまわりにあるふたつの惑星のうち、少なくとも外側に見つかった惑星のまわりには、複数の衛星を生み出せるほどの質量を持つ塵円盤があることが明らかになりました。

「私たちは、初めて、「周惑星円盤」の決定的な証拠を目にすることができました。これは、現在の惑星形成理論の多くを裏付けるものです。」と、ライス大学の天文学者であり、アストロフィジカル・ジャーナル・レターズの掲載論文の主著者であるアンドレア・イセラ氏は述べています。

 「私たちの観測結果と他の高解像度の光学画像とを比較すると、小さな塵粒子の不可解な集合体が実は惑星のまわりの塵円盤であることがわかりました。これほどはっきりと周惑星系円盤を見ることができたのは、これが初めてのことです。」研究者たちによると、赤外線、可視光、電波の3つの異なる波長で惑星がはっきりと見られたのは今回が初めてのことです。

土星の氷の環は、太陽系の歴史の中では比較的最近に彗星や岩石天体が互いに衝突することで作られたと考えられています。一方で周惑星円盤は、惑星が作られたころの残留物であり、惑星自体と同じ原材料で作られているのです。

 

 

 PDS 70の疑似カラー合成画像。アルマ望遠鏡観測データの他、VLTによる可視光画像を水色、赤外線画像を赤色で合成しています。 Credit: ALMA (ESO/NOAJ/NRAO) A. Isella; ESO.

天文学者たちは、アルマ望遠鏡のデータにより、PDS70のまわりの2つの惑星の間に違いがあることを明らかにしました。2つ惑星のうち、主星から近いほうのPDS 70bは、太陽から天王星までの距離と同じくらいの位置にあり、その後ろに塵の塊が尾のようにつながっています。「これが何であり、この惑星系にとって何を意味するのかはまだ分かっていません。」とイセラ氏は述べています。「私たちが唯一言える決定的なことは、この惑星が単独で存在しているのではない、ということだけです。」

2番目の惑星であるPDS 70cは、アルマ望遠鏡のデータで見られる塵の集合体と同じ位置に存在しています。この惑星は、赤外線と水素が出す光で非常に明るく輝いているため、惑星はすでにほぼ出来上がっていて、惑星の表面に近くのガスを吸い寄せることで成長を終えようとしていると考えられます。

この外側の惑星PDS 70cは、主星からおよそ53億kmの距離にあり、太陽から海王星までの距離とほぼ同じです。この惑星の質量は、木星の質量とほぼ同じか10倍程度であると推定されます。「もし惑星の質量が木星の10倍もあったとしたら、そのまわりには惑星サイズの衛星が形成される可能性も十分あり得るでしょう。」とイセラ氏は述べています。

アルマ望遠鏡による観測は、もう1つ重要な意味を持っています。惑星系の光学観測は難しいことで知られています。星は、惑星よりもはるかに明るく、サーチライトの隣にホタルを見つけるのと似ています。

そして、明るい星の光を取り除くのは困難です。しかしアルマ望遠鏡の観測では、そのような制限はありません。星は、ミリ波やサブミリ波をほとんど放出しないからです。「しばらく時間をおいてもう一度この惑星系を観測すれば、惑星と塵の集合体の位置をより簡単に描き出せるのです。」とイセラ氏は結論付けました。「このことは、太陽系が形成され始めた段階での惑星の軌道の性質について、私たちに独自の知見を与えてくれるでしょう。」

論文・研究チーム この観測成果は、A. Isella et al. “Detection of continuum submillimeter emission associated with candidate protoplanets”として、2019年7月11日発行の天文学専門誌 「アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ」に掲載されました。

この研究を行った研究チームのメンバーは、以下の通りです。 Andrea Isella (Rice University), Myriam Benisty (Universidad de Chile/CNRS), Richard Teague (University of Michigan), Jaehan Bae (Carnegie Institution for Science), Miriam Keppler (Max Planck Institute for Astronomy), Stefano Facchini (European Southern Observatory), and Laura Pérez (Universidad de Chile)

 

 

 

 

 


【nhk news web】 7月13日12:26分、""水揚げようやく回復「気仙沼かつお祭り」始まる 宮城

2019-07-13 21:05:41 | 東北地方、青森県  秋田県  岩手県  宮城県  山形県  福島県

(気仙沼かつお祭り)

 

 ① ""水揚げようやく回復「気仙沼かつお祭り」始まる 宮城

(カツオのたたき)

 

 気仙沼市はこの22年間、生鮮カツオの水揚げが全国1位を誇ってきましたが、ことしは不漁のために5月からおよそ1か月半近く水揚げがなく、毎年、この時期に市内の鮮魚店や飲食店で開いてきた「気仙沼かつお祭り」の開催が危ぶまれていました。

しかし、今月に入り徐々に水揚げが回復してきたため、13日から予定どおりに祭りを始めることができました。

市の観光施設の「海の市」では12日に水揚げされたばかりのカツオが1本1000円と店頭よりも安く販売され、朝から買い求める人たちの長い列ができていました。

また、カツオのたたきのにぎり寿司もふるまわれ、人気を集めていました。埼玉県から来た60代の女性は「この時期にしては脂があり、とてもおいしいです」と話していました。

 祭りの実行委員会の昆野賢一さんは「無事開催できてよかったです。多くの人に気仙沼のカツオを楽しんでもらいたい」と話していました。

📅 「気仙沼かつお祭り」は15日まで開かれます。

 

 

 

 

 


【nhk news web】 7月13日17:58分、""首都直下地震 被災7日後や3年後の生活は…疑似体験イベント;東京小金井市””

2019-07-13 20:53:30 | 関東甲信 1;茨城県 栃木県 群馬県 長野県 山梨県

 

① ""首都直下地震 被災7日後や3年後の生活は…疑似体験イベント;東京小金井市””

 

 13日からの3連休を利用して東京小金井市の小金井公園で開かれているイベントは、防災の専門家や自治体の職員などで作る実行委員会が企画し、13日は親子連れや学生など100人ほどが参加しています。

首都直下地震が発生した際に、イメージしにくい避難生活や壊れた自宅の再建などといった課題について、被災7日後、3か月後、それに3年後を想定し、3日間かけてフェーズを追って考えるのが特徴です。

⛺ 首都直下地震では避難所に大勢の人が来て入れなくなることも想定されていることから、参加者は3日間、テントでの避難生活を疑似体験することになっています。

 

 

 被災7日後を想定した13日は、簡易トイレの設置方法を学んだり、寝る場所と食事をする場所を分けるなど、衛生環境に配慮したテント村づくりを体験していました。

 東京墨田区から7歳の息子と参加した37歳の男性は「もし首都直下地震が起きたら避難所がいっぱいで入れなくなると思うので、被災したら、こうしたテント生活が続くということも息子に体感してもらいたい」と話していました。このイベントは14日と15日も開かれる予定です。