(台風15号 非常に強い勢力に)
① ""台風15号 非常に強い勢力に 不要不急の外出控えて 厳重警戒を””
2019年9月8日 21時58分 台風 警戒点
気象庁によりますと、台風15号は非常に強い勢力となり、午後10時には伊豆大島の南南西50キロの海上を、1時間に20キロの速さで北へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径90キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています
この時間、伊豆諸島や静岡県の一部が暴風域に入っています。
伊豆諸島では猛烈な風が吹いていて、神津島では午後9時すぎに観測史上1位となる最大瞬間風速58.1メートルを観測しました。
⏰ 雨も強まり、午後9時半までの1時間に、
伊豆大島で33ミリ、
静岡県天城山で32.5ミリ、
神奈川県箱根町で32ミリ
の激しい雨を観測しました。
🏔🎆 これまでの雨で静岡県では土砂災害の危険性が非常に高くなり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
台風は強い勢力を保ったまま北上し、これから9日の未明にかけて、関東や静岡県に上陸する見込みで、9日の昼前にかけて関東を通過する見込みです。
台風の接近に伴って急激に風や雨が強まる見込みで、記録的な暴風となるおそれがあります。
関東や静岡県、伊豆諸島、それに東北南部では猛烈な風が吹き、
9日にかけての最大風速は、関東と静岡県、伊豆諸島で40メートル、
東北で30メートル、
最大瞬間風速は関東と静岡県、
伊豆諸島で60メートル、東北南部で45メートル
と予想されていて、
🌊 海上は猛烈なしけや大しけが続く見込みです。
関東甲信と静岡県では、9日の明け方にかけて非常に激しい雨が降り、局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
東北南部でも、9日の明け方から昼前にかけて非常に激しい雨が降るおそれがあります。
9日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
静岡県で400ミリ、
関東甲信で300ミリ、
伊豆諸島で200ミリ、
東北南部で150ミリ
と予想されています。
東京地方でも250ミリと、被害が出てもおかしくない大雨が予想されています。
暴風のほか、大雨による低い土地の浸水、川の氾濫、土砂災害、高波に厳重に警戒し、台風が接近している間は不要不急の外出を控えてください。
「非常に強い」 去年の台風21号並み