森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

【国立天文台】 過去記事 ; 9月16日22;40分、””アルマ望遠鏡、巨大ブラックホール周囲に驚くほどマイルドな環境を発見””

2019-09-16 22:42:56 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

 

①  ””アルマ望遠鏡、巨大ブラックホール周囲に驚くほどマイルドな環境を発見””

2015年2月26日 |研究成果

 国立天文台の高野秀路(たかの しゅうろ)氏と名古屋大学の中島拓(なかじま たく)氏を中心とする研究グループは、アルマ望遠鏡を用いて渦巻銀河M77の観測を行い、その中心部に存在する巨大ブラックホールのまわりに有機分子が集中して存在することを初めて明らかにしました。

 こうした分子はブラックホール周囲では強烈なエックス線や紫外線放射によって壊されると考えられていますが、今回の観測成果は大量の塵とガスによってエックス線や紫外線がさえぎられている領域があることを示唆しています。

 この成果は、高い感度と幅広い周波数帯の電波を一度に観測できる能力を兼ね備えたアルマ望遠鏡ならではの成果であり、謎に包まれた巨大ブラックホール周辺の環境を理解するうえで非常に重要な発見と言えます。

 

 

 アルマ望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡で観測した、渦巻銀河M77の中心部。

 アルマ望遠鏡で検出されたシアノアセチレン(HC3N)の分布を黄色、硫化炭素(CS)の分布を赤、一酸化炭素の分布を青で示しています。シアノアセチレンが活動銀河核のまわりに多く存在しているのに対し、一酸化炭素は主にスターバースト・リングに分布していることがわかります。

 また、硫化炭素は活動銀河核のまわりとスターバースト・リングの両方に分布しています。

 

 この観測結果は、Takano et al. “Distributions of molecules in the circumnuclear disk and surrounding starburst ring in the Seyfert galaxy NGC 1068 observed with ALMA”(2014年8月発行の天文学専門誌「日本天文学会欧文研究報告」)、およびNakajima et al. “A Multi-Transition Study of Molecules toward NGC 1068 based on High-Resolution Imaging Observations with ALMA” (2015年2月発行の天文学専門誌「日本天文学会欧文研究報告」)に掲載されました。

 

 

 


【cnn】 9月15日、""土星の環が明かす太陽系の歴史:今週の宇宙ギャラリー””

2019-09-16 22:22:50 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

 

① ""土星の環が明かす太陽系の歴史:今週の宇宙ギャラリー””

   2019年9月15日

  土星の環は極めて古い木の年輪のようなものだ。その環がいつから存在していたのか、環境がどう変わったのかを物語っており、太陽系全体が形成された経緯をほのめかしている可能性さえある。今週の宇宙ギャラリーでは、そんな土星の環に迫っていこう。

TEXT BY SHANNON STIRONE

TRANSLATION BY CHISEI UMEDA/GALILEO

 

 

 NASAのX線観測衛星「チャンドラ」は、その電磁気の“眼”を「かみのけ座銀河団」にほとんど釘づけにしている。

 銀河団とは、その名のとおり銀河が密集した天体である。新たなデータにより、かみのけ座銀河団内部のガスが濃密で粘着質であり、したがって重いという可能性が明らかになっている。それどころか、かみのけ座銀河団のガスの質量は、かみのけ座銀河団を構成する全銀河を合わせた質量の6倍に上る。

 この画像では、可視光で観測された銀河が白い点として散らばる一方で、X線の光を放つ高温の粘着性ガスが紫色に浮かび上がっている。かみのけ座銀河団やその磁場内でのガスの挙動を解明すれば、銀河の衝突や合体の際に起きることの理解に役立つはずだ。

PHOTOGRAPH BY NASA

☀ わたしたちが太陽を直に目視できないからといって、米航空宇宙局(NASA)にもできないというわけではない。NASAの太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーヴァトリー(SDO)」は、われらが恒星の仕組みをさらに理解しようとして、絶えず太陽を見つめている。

 
  今回のギャラリーでは、まずは刺激的な太陽フレアに安全な方法で接近してみよう。これらの太陽フレアは、居住可能な地球と荒涼としたほかの太陽系惑星が、それぞれどのように進化してきたかを示唆している。
 

 太陽には素晴らしいフレアがあるが、土星とその環には優美さと品格がある。土星探査機「カッシーニ」は2017年にその役目を終え、土星の大気に突入した。しかし科学者たちは現在も、カッシーニが残したデータの宝庫をじっくりと調べている。

 土星の環は、極めて古い木の年輪のようなものだ。その環がいつから存在していたのか、環境がどう変わったのかを物語っている。太陽系全体が形成された経緯をほのめかしている可能性さえある。

  新しい恒星系が育つには、まずは星間ディスクと呼ばれる大量の塵やガスを周囲にもつ恒星が必要になる。そうした渦を巻く塵はやがて合体して惑星になり、そして……ついに恒星系のできあがりだ(実際にはもう少し複雑だが、ここでは数十億年の説明を省略させてほしい)。

土星の環に隠れた天体の影響力

  恒星の周囲を回る惑星を生み出す力学のいくつかは、惑星の周囲を回る衛星を生み出す力学と同様のものだ。そして、ひとたびそうした天体の形成が始まると、その天体自体が環に影響を及ぼすようになる。ここで土星の話に戻ろう。

  土星のいくつかの環のなかには、ごく小さな天体が隠れている。小さいとはいえそうした天体は、近くの環をかき乱すだけの質量をもっている。そして2019年6月中旬になって、土星の環の化学的組成に光を当てた新しいデータが公開された。環を構成する粒子や、環の形成における粒子の役割を解明する手がかりとなるものだ。

  さて、締めくくりには、超新星が散りばめられた彼方の渦巻銀河と、恐ろしく濃密で粘着質なガスに取り巻かれた「かみのけ座銀河団」を探訪しよう。

深呼吸をして覚悟を決めたら、『WIRED』の宇宙写真ギャラリーに思い切って飛びこんでみてほしい。


【hazard lab】 9月16日12:21分、けさ(16日)7時46分ごろ、鹿児島県の桜島で爆発が発生し、火山灰を含む噴煙が最大2800メートル上空に到達した。

2019-09-16 20:55:03 | 日本;自然災害、火山 被害状況…

 

① ""桜島大爆発!噴煙2800m上昇「山体膨張 9日から継続」””

  

(けさ(16日)の桜島大爆発(ゆうき@yuuki_uw7さんのTwitterアカウントより))

 

 

🌋 けさ(16日)7時46分ごろ、鹿児島県の桜島で爆発が発生し、火山灰を含む噴煙が最大2800メートル上空に到達した。

  桜島の中岳第一火口では、その後も連続噴火が続き、昼前に噴火基準未満になった。この影響で、火口から南方向に火山灰が広がり、鹿児島市ではやや多量の火山灰が降り、屋久島まで届くと予想される。

   桜島では、今月9日から地下のマグマが上昇する山体膨張だと考えられる地殻変動が続いており、

🌋 気象庁は15日にも「山体膨張が一気に解消されるような噴火が起こる可能性がある」と注意を呼びかけていた。

 

        


【hazard lab】 9月16日11:43分、""台風16号「ペイパー」マリアナ諸島から小笠原近海を北上中””

2019-09-16 20:45:55 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…

 

① ""台風16号「ペイパー」マリアナ諸島から小笠原近海を北上中””

 

(台風16号の進路予測(気象庁) )

 

 

 昨夜、マリアナ諸島近海で発生した台風16号は、16日午前9時現在、強風域を伴いながら小笠原近海を北上している。

  マカオの言葉で魚の名前を意味する「ペイパー」と名付けられた16号の中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、時速35キロで北北西に向かっている。

  気象庁によれば、今夜9時には熱帯低気圧に変わって、あすにかけて父島近海を北寄りに進む見通しだ。

 

 

 

 

 

 

 


【hazard lab/気象庁】 9月16日20:00分、""千葉・房総南部「台風被災地で大雨」土砂災害の危険迫る”” & 24時間降水量

2019-09-16 20:38:00 | 関東 2 ; 千葉県 埼玉県 東京都 神奈川県

 

① ""千葉・房総南部「台風被災地で大雨」土砂災害の危険迫る””

  

(千葉県の雨のようす(気象庁レーダーナウキャスト))

 

 

 前線を伴っている低気圧が、伊豆諸島付近を北上している影響で、関東甲信地方は16日夕方にかけて、雷を伴った大雨が降るおそれがある。

🏔🎆   特に台風15号による被害が深刻な千葉県では、房総半島を中心に発達した雨雲がかかり、1時間に50ミリ以上の激しい雨が降り続いている ことから、気象庁が土砂災害警戒情報、大雨警報と洪水警報を発令中だ。

  気象庁によると、

⏰ けさから17日朝までの24時間に千葉県内で予想される雨量は、多いところで120ミリ。

とくに房総半島最南端の館山市や南房総市では、命に危険を及ぼす土砂災害がすでに発生してもおかしくない極めて危険な状況となっている。

        

 
 
(24時間降水量/19:50分)
 
 
 
 
 
☔⛆ 24時間降水量 現在の値(5mm以上のみ)
 
   ランキング 上位 10地点  20時00分現在
 
順位都道府県市町村地点mm
 
1 千葉県 館山市 館山(タテヤマ)* 135.5
2 千葉県 銚子市 銚子(チョウシ)* 132.0
3 千葉県 香取郡東庄町 東庄(トウノショウ) 93.5
4 千葉県 鴨川市 鴨川(カモガワ) 89.0  
5 千葉県 夷隅郡大多喜町 大多喜(オオタキ) 88.0  
6 千葉県 勝浦市 勝浦(カツウラ)* 81.5
7 東京都 大島町 大島(オオシマ)* 76.0
8 東京都 青ヶ島村 青ヶ島(アオガシマ) 70.0
9 千葉県 安房郡鋸南町 鋸南(キョナン) 66.5
10 千葉県 山武郡横芝光町 横芝光(ヨコシバヒカリ) 63.5