※※ 記事の更新の状況で、ロイターよりbloombergを先にしました。
日経平均
海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)
現在値 19,638.81↑ (20/04/14 15:15)
前日比 +595.41 (+3.13%)
始値 19,150.30 (09:00) 前日終値 19,043.40 (20/04/13)
高値 19,705.99 (14:50) 年初来高値 24,115.95 (20/01/17)
安値 19,093.12 (09:00) 年初来安値 16,358.19 (20/03/19)
◎◎ 日本株大幅高、米活動再開に期待で半導体など高い-日経平均戻り高値
伊藤小巻、長谷川敏郎
2020年4月14日 7:57 JST
更新日時
2020年4月14日 15:39 JST
米大統領、活動再開で新指針を数日中に発表-予定より早い再開望む
米ナスダックや半導体株指数上昇、ソフトBG巨額赤字でも底堅い
○○ 14日の東京株式相場は大幅反発。米国の経済活動の早期再開に期待が高まる中、米テクノロジー株の上昇を受けて半導体など輸出関連が高いほか、過度の業績懸念の後退から小売りなど内需関連の一角も買われた。前期巨額赤字に転落すると発表したソフトバンクグループは、寄り安後に切り返した。
☆☆ TOPIXの終値は前日比27.60ポイント(2%)高の1433.51
日経平均株価は同595円41銭(3.1%)高の1万9638円81銭
〈きょうのポイント〉
トランプ米大統領、活動再開で新たな指針を数日中に発表
13日の米ナスダック総合指数は3日続伸、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は反発
アマゾン・ドット・コム、7万5000人を追加採用へ-新型コロナ受けた需要増に対応
サウジアラビア、さらなる原油減産の用意ある
クラリダFRB副議長、新型コロナで深刻な打撃もデフレは回避可能
ファンド裏目のソフトバンクG株、巨額赤字見通しでも底堅さ
中国の輸出入、3月は予想より小幅な減少-新型コロナ拡大でも
T&Dアセットマネジメントの浪岡宏ストラテジストは「トランプ大統領が活動再開の指針を出すとの報道が好感されている。世界経済の2つのエンジンの中国が再開し、あとは米国再開となればポジティブ」と指摘。「世界の新型コロナウイルス感染のペースが落ち着いており、投資家に多少リスクオンの動きがみられる」と述べた。
◇◇ 米テクノロジー株の上昇を受け日本株は小幅高で取引を開始。米トランプ大統領が予定より早い活動再開を望んでおり、数日中に新型コロナ対策の新たな行動指針を発表すると報じられると、上げ幅を拡大した。日経平均は3月25日の戻り高値(1万9564円)を上回った。
丸三証券の服部誠常務執行役員は、米トランプ大統領の発言で、「日経平均株価は直近の戻り高値を抜けショートカバーに勢いがつき売りづらい」と指摘。世界中の政策当局が新型コロナに対する政策効果が市場に表れてきており、「コロナを材料にした売りから中小型株などでコロナ後を見据え物色する動きが出てきた」と話した。
TOPIXの推移
東証33業種のうち空運、建設を除くほぼ全ての業種が上昇、海運業、輸送機器、サービス業、小売業、非鉄金属、鉄鋼、電機、機械などが上昇率上位
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