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ロイター  ; (重要記事) 4月2日16:41分、 COLUMN-「マスク2枚配布」の波紋、東京封鎖へ物流の備えは大丈夫か

2020-04-02 23:05:53 | 日本;政治、経済、マスコミ、行政、外交、貿易、皇室、文化、自然、歴史・観光


  ※※ 本日、最後の記事です。


   日経平均先物

海外(株価・指標):原則15分ディレイ(指数によって異なります)

現在値 17,630.00↓ (20/04/02 22:53)
前日比 -230.00 (-1.29%)
高値 17,930.00 (17:21) 始値 17,870.00 (16:30)
安値 17,520.00 (22:14) 前日終値 17,860.00 (20/04/02)


    ◎ COLUMN-「マスク2枚配布」の波紋、東京封鎖へ物流の備えは大丈夫か

2020/04/02 16:41

田巻一彦

[東京 2日 ロイター] -

★★  安倍晋三首相は1世帯につき布製マスク2枚を配布する方針を表明した。いつまでたってもマスク不足が解消しないことへの対応策のようだが、そもそも3月中に月間6億枚を生産する約束はどうなったのだろうか。相変わらず店頭で品薄は続き、マスクを手にできない世帯は少なくない。

どうやら政府は、生産さえ増やせば問題は解決すると考え、出荷されてから小売店に至る流通を把握していない節がある。ここを改善し、不足が顕著な地域に集中的に供給できる体制を整えられれば、各方面で波紋を呼んだマスク2枚を配布する必要性はなくなるかもしれない。

◆◆ 新型コロナウイルスの感染者は、これから東京都など大都市圏で急増することが予想される。緊急事態宣言の発令と首都圏などの「封鎖」(ロックダウン)はもはや避けて通れないと考えるが、ここで1つ重要なのは、政府が業界と一緒になって流通と物流を正確に把握することだ。
食料品や日用品の品薄が顕在化し、国民の不安感が増大しないよう、緊急事態宣言を出す前に流通管理の仕組みを早急に構築してほしい。


<ドラッグストアの貼り紙>

  政府によると、安倍首相が配布を表明したマスクは1枚200円。5000万世帯に各2枚配布すると、コストは200億円になる。それに梱包代、送料を加えるとかなりの予算措置になることは間違いない。

■■ しかし、安倍首相が以前約束したように、月産6億枚のマスクが3月中に滞りなく店頭に並んでいたら、すでに品薄ではなくなっているはずではないだろうか。200億円の経費は、店舗の休業補償などに回せたはずだ。

★★ 政府の説明で最も疑問に思うのは、週1億枚以上生産されているはずのマスクが、流通段階のどこにどれくらい存在するのか、1度も明らかにしていないことだ。全国の各地域にどのくらいのマスクが配布されたのかも不明だ。

   一方、ドラッグストアの店頭には「本日のマスクの入荷はゼロです」とのお知らせが、ほぼ毎日掲げられている。
この点について筆者が厚生労働省の担当者に確認したところ、工場出荷後のマスクの流通状況は把握できていないと説明。流通過程は複雑で「プレーヤーが多く、物流の現状を把握するのは難しい」としている。


<台湾の「マスクマップ」が威力発揮>

新型コロナ対策で世界的に評価されている台湾では、政府が「リアルタイムマスクマップ」という仕組みを作った。どこの小売店の在庫が潤沢なのか、不足しているのか、スマートフォン上などで色分けして表示される。

◆◆ 厚労省の担当者によると、日本も台湾のシステムを調査中だが、同様の仕組みをすぐに構築するのは難しいという。成長戦略で各業界にIT投資を何度も働きかけてきた日本政府が、マスクの流通在庫を容易に管理できていないというのは首をかしげてしまう。

安倍首相は、新型コロナウイルスとの戦いが「長期戦になる」と明言した。その戦いにマスクは必需品であり、流通在庫を正確に把握するシステムを早急に構築すべきだ。このための必要な予算は、現在作成中のコロナ対策にぜひ盛り込んでほしい。


<東京封鎖に不可欠な物流把握>

マスクのこの状況から類推して筆者が危惧するのは、首都圏がロックダウンされた場合の生活必需品の動きだ。
「生鮮品の生産は多く、不足するような状況ではない」、「日用品の在庫は潤沢にある」とたとえ政府が説明しても、スーパーの棚は空っぽという状況になれば、国民の不安心理は一気に高まりかねない。実際、トイレットペーパーは今も品薄が続いている。

この分野で進んでいる自動車業界を見れば明らかなように、サプライチェーンの管理は生産量と流通量をリアルタイムに把握することが欠かせない。さらに輸送手段であるトラックをタイムリーに配車することも重要になる。経産省、農水省、厚労省、国土交通省など、省庁横断的に取り組む必要がある。

■■ 第2次世界大戦時、日本は補給というロジスティックスを軽視して前線に混乱と惨事を引き起こした。都市封鎖を決断する際に、その「轍」だけは踏まないでほしい。


●背景となるニュース
 
・ UPDATE 1-全世帯にマスク配布、全入国者に2週間待機要請も [nL4N2BP2XA]
 
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(編集:久保信博)

© Thomson Reuters
 

CNN ; 4月2日16:44分、  米大学生44人が新型コロナ感染、勧告無視しメキシコ旅行 

2020-04-02 22:50:48 | アメリカ;政治、経済、企業、人物、銃による犯罪・悲劇、文化・歴史、美術…



  ◎   米大学生44人が新型コロナ感染、勧告無視しメキシコ旅行 

2020.04.02 Thu posted at 16:44 JST


(CNN)

  米テキサス大学オースティン校は2日までに、春休みを利用しチャーター便でメキシコへ遊びに出かけた同校の学生ら約70人のうち44人の新型コロナウイルスへの感染が判明したと報告した。

 新型肺炎対策でトランプ米政権が促す10人以上の密集回避や不要不急の空の旅の自粛を無視した行動となっている。CNNの取材に応じた同校の広報担当者によると、感染がわかったのはいずれも学生で自主隔離の措置を受けている。


 ★★ 地元のCNN系列局KXANによると、テキサス州州議会の下院議長は「馬鹿なことはやめろ。現実を知れ。成長しろ」などと学生らを強く叱責した。同校の学長は適切な判断と自らの行動が他人に影響することへの考慮を求めた。

  旅行は2週間前に実施。ただ、メキシコは当時、米政府による新型肺炎絡みの渡航情報の対象国になってはいなかったという。米国がメキシコへの必要不可欠でない渡航の一時中止を呼びかけたのは3月19日だった。

◆◆ オースティンの公共保健衛生当局によると、旅行の参加者の一部は民間旅客機を使って帰国したことが判明し、他の乗客らへの感染拡大への懸念も招いている。チャーター便に搭乗していた他の数十人も経過観察が進んでいるという。

オースティン市の市長は3月24日、自宅待機の指示を出していた。


nhk news web ; NEW! 4月2日2213分、 米 失業保険申請 過去最悪の664万件超 前週の2倍超

2020-04-02 22:41:53 | アメリカ;政治、経済、企業、人物、銃による犯罪・悲劇、文化・歴史、美術…



   ◎    米 失業保険申請 過去最悪の664万件超 前週の2倍超

2020年4月2日 22時13分


◆◆  アメリカ労働省が先ほど発表した全米の1週間の失業保険の申請件数は、過去最悪だった前の週の、2倍を超える664万8000件となりました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、アメリカでは幅広い業種で雇用環境が急激に悪化しています。


bloomberg ; 4月2日16:18分、  きょうの国内市況(4月2日):株式、債券、為替市場

2020-04-02 22:16:04 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…



    ◎   きょうの国内市況(4月2日):株式、債券、為替市場

Bloomberg News

2020年4月2日 16:18 JST


●株売り優勢、日銀の政策期待は支え-債券は入札順調で買い

  新型コロナウイルスの感染が拡大するなかで景気悪化への懸念は根強い。午後は日銀の金融政策への期待から日本株が持ち直す場面があったものの前日比プラス圏を維持できなかった。債券市場は国債入札結果を好感して買いが優勢となった。


TOPIXの終値は前日比21.21ポイント(1.6%)安の1329.87
日経平均株価は246円69銭(1.4%)安の1万7818円72銭

  野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは「新型コロナによる経済への影響が本当に厳しくなっている3月下旬から米景気指標はまだ悪化するという警戒感がある」とし、「株式市場は景気指標や企業業績の現実の悪化を確認する二番底を探る展開となってきている」と述べた。


●長期金利がマイナス圏に低下、10年債入札結果順調で買い優勢

  債券市場では長期金利が再びマイナス圏に沈んだ。この日に実施された10年利付国債入札が事前の市場予想を上回る強い結果となったことを受けて、長期債や超長期を中心に買いが優勢となった。

新発10年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.015%と、3月16日以来の低水準。0.02%に上昇して開始した後、10年入札結果を受けて水準を切り下げた
長期国債先物6月物の終値は前日比2銭高の152円74銭。午前に一時152円40銭まで下げたが、入札結果発表後に上昇に転じた
SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

10年債入札はプラス金利での入札となり、国内勢の需要で結構強かった
日銀のドル供給オペで必要な担保としても使える上、日銀の頻繁なオペで買い安心感もあった

10年債入札

最低落札価格は100円75銭、市場予想100円71銭
投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.19倍と昨年5月以来の高水準、前回は3.20倍
 

●ドル・円は107円前半、米株先物上昇で買い先行-コロナ懸念で上値重い

  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=107円前半で推移。米株価指数先物の反発や実需の買いを背景に一時107円半ばまで上昇したが、新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感が根強く、午後には上げ幅を縮小した。

ドル・円は午後3時45分現在、前日比0.1%高の107円23銭。ニューヨーク市場終盤に106円92銭まで下落した後、一時は107円57銭まで上昇
ユーロ・ドルは0.2%安の1ユーロ=10947ドル
IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト

ドル・円は直近、米株の上下に連動する形で動いているので、アジア時間も米株先物が堅調な間は107円台を堅持し、戻り高値を見極める相場になる

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bloomberg ; 4月2日16:17分、 株売り優勢、日銀の政策期待は支え-債券は入札順調で買い

2020-04-02 22:08:59 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…



  ◎   株売り優勢、日銀の政策期待は支え-債券は入札順調で買い

今田素直

2020年4月2日 7:48 JST
更新日時
2020年4月2日 16:17 JST


外国為替市場でドル・円相場は107円台前半で推移
長国先物小幅高、長期金利マイナス0.015%に低下-10年入札順調で


 新型コロナウイルスの感染が拡大するなかで景気悪化への懸念は根強い。午後は日銀の金融政策への期待から日本株が持ち直す場面があったものの前日比プラス圏を維持できなかった。債券市場は国債入札結果を好感して買いが優勢となった。


TOPIXの終値は前日比21.21ポイント(1.6%)安の1329.87
日経平均株価は246円69銭(1.4%)安の1万7818円72銭
ドル・円相場は前日比0.1%高の1ドル=107円28銭、一時107円57銭まで上昇した後に戻す
長国先物小幅高、長期金利マイナス0.015%に低下―10年入札順調で買い


〈きょうのポイント〉

米ニューヨーク州の新型コロナの致死率が2.3%に悪化、中国は感染者数と死者数を意図的に過少報告と米情報当局

東京・大阪は10人以上の集会、家族以外と会食自粛を-専門家会議
3月の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数:新規受注指数が42.2と2009年以来の低水準
3月の米ADP民間雇用者数は2万7000人減、17年以来初の減少
1-3月の米自動車販売は予想より厳しい大幅減少、3月のトヨタ37%減


★★  野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは「新型コロナによる経済への影響が本当に厳しくなっている3月下旬から米景気指標はまだ悪化するという警戒感がある」とし、「株式市場は景気指標や企業業績の現実の悪化を確認する二番底を探る展開となってきている」と述べた。

  午後の取引が始まってから間もなくして、日経平均は一時上昇に転じた。市場では、株式需給を支える日銀の指数連動型上場投資信託(ETF)買いが再び大規模になっているとの思惑が出た。しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は、相場の下支えには日銀の買い入れ期待があると指摘する。日銀は前日に買い入れ金額を減らしていただけに揺り戻しの動きが起きる場面があったが、取引終了にかけては再び売り優勢になった。


日経平均とドル円、長期国債先物の値動き(2日)

  外国為替市場のドル・円相場は107円台前半。前日の海外時間に一時106円台まで下落した反動で、上昇基調を強める場面があったものの、上値は限定的だった。IG証券の石川順一シニアFXストラテジストは、ドル・円は直近、米株の上下に連動する形で動いているので、アジア時間も米株先物が堅調な間は107円台を堅持し、戻り高値を見極める相場になると話していた。

  日本の債券相場は続伸。長期国債先物6月物の終値は前日比2銭高の152円74銭。先物が夜間取引で下落したことや10年国債入札に向けた売りで一時は152円40銭まで売られたが、午後に発表された同入札結果が市場予想を上回ったことを受けて買いが優勢となり、上昇に転じた。長期金利は2ベーシスポイント(bp)高い0.02%で開始したが、午後は水準を切り下げ、マイナス0.015%に低下した。

 
 SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは、債券相場について、「10年債入札結果は結構強く先物買いの要因になった。プラス金利での入札となり国内勢の需要があった」と分析した。

(最新の情報を加えて更新します)

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