私の大切な友人が、こう言った。
「子どもがたくさんいる人って、それだけで信用できると思っていたんだけどね。」
「・・・だけどね。」の後には、「子だくさん」だけど例外的に信用できない大阪の知事の話題が続く。
子どもが生まれて育つ。
毎日見ていたら感動したり、はっとしたり、悩んだり、また気がついたり・・・いろんなことがあって、その中で、自分自身についても考えたり発見したりする。
そして、ひとりひとりがホントに大切な存在だと心から思う
ひとりひとりの子どもたちの中に「育つ」力があることを信じ、それに寄り添い、共感し、励ますことが「教育」の原点であることを、橋下知事率いる「維新の会」の教育基本条例は「反面教師」で、鋭く私たちに問いかけているように思う。
下記のシンポジウムの案内、「拡散希望」ということなので転載します。
30日、夜・・・う~ん・・・
っていう都合のつきにくい日ではありますが、何とか無理して、人に迷惑かけてでも参加したいなぁと思っています。
【シンポジウム・教育基本条例案を「事実」をもとに考える】
橋下府知事率いる維新の会は、大阪府教育基本条例案を府議会に提出しました。
今回の条例案は専門家(教育研究者)が入ることなく、拙速に出てきました。
「教育」の失敗は、お金だけではすみません。
今まで「大阪の教育が大切にしてきたもの」が根こそぎ壊されてしまいます。
子どもの貧困がますます広がります。
派手なコトバが飛び交う「空中戦」でなく、「事実」をもとに、「地上戦」で考えたい。
「教師は自分の保身のために反対しているんだろ。民意は皆この条例に賛成している」
という条例提案者の声は、果たして本当なんだろうか。
保護者や卒業生、教育研究の専門家の方たちなど多岐にわたる方々と、事実=当事者の声や教育専門家の研究成果をもとに、大阪の教育の明日を問いたいと思います。
●シンポジスト
○藤田城光(保護者・大阪府立高等学校PTA協議会会長)
府立高校のPTA協議会会長として、深く学校に関わってこられている藤田さんにとって、この条例案はどう映るのだろう? 現行のいいことよくないことも含めて、親からみる「公立学校の役割」について語っていただきます。
○羽田好貢(公立高校卒業生・現 電設会社経営)
高校在学時代、停学6回!「卒業」を勝ち取れたのは、「本人以上にまわりの友人や先生たちが、あきらめず見捨てなかったから」。いま、会社社長として若い従業員たちを育てる立場の羽田さんが、「フツーの高校で学んだこと」を語ってくださいます。
○山下晃一(教育行政学。神戸大学大学院准教授)
今回の「条例」と同様の法律(NCLB法=落ちこぼれゼロ法)がすでにアメリカで施行されていた。そこで報告されている数々の「失敗」「弊害」は、さながら「近未来の大阪」の姿なのか。気鋭の研究者に、「映し鏡」としての外国の状況を語っていただきます。
○杉田義郎(精神科医。大阪大学保健センター教授)
国際競争に「勝てる」エリート育成を主張する条例案。しかし、いまでさえ、「エリート」と呼ばれる学生たちは追い詰められ、乗り越えられないのは弱いから、と自分を責めています。さらに競争を強いると……。学生たちの衝撃的な姿を語っていただきます。
ほか、大阪の「オカン」、教師をめざす学生さんらの発言など予定しています。
●司会 小野田正利(教育制度学。大阪大学大学院教授)
「保護者からのイチャモン」を研究してこられた小野田先生は、今回の条例を「社会全体に渦巻く不満や不安を背景に、学校への八つ当たり的批判を基にした、無茶な改革を進めているようにしか思われない」と喝破されます。
●日時 10月30日(日) 18:00~20:30
●場所 大阪大学中之島センター7Fセミナー室
(京阪・中之島(歩5)、淀屋橋(歩16)、環状線・阪神 福島、新福島(歩9~12))
大阪市北区中之島4-3-53 TEL 06-6444-2100
● 資料・会場代 500円
主催:大阪の教育の明日を考える会
事務局 TEL:090-7344-9254 taikanokaisin@kd6.so-net.ne.jp
「子どもがたくさんいる人って、それだけで信用できると思っていたんだけどね。」
「・・・だけどね。」の後には、「子だくさん」だけど例外的に信用できない大阪の知事の話題が続く。
子どもが生まれて育つ。
毎日見ていたら感動したり、はっとしたり、悩んだり、また気がついたり・・・いろんなことがあって、その中で、自分自身についても考えたり発見したりする。
そして、ひとりひとりがホントに大切な存在だと心から思う

ひとりひとりの子どもたちの中に「育つ」力があることを信じ、それに寄り添い、共感し、励ますことが「教育」の原点であることを、橋下知事率いる「維新の会」の教育基本条例は「反面教師」で、鋭く私たちに問いかけているように思う。
下記のシンポジウムの案内、「拡散希望」ということなので転載します。
30日、夜・・・う~ん・・・

【シンポジウム・教育基本条例案を「事実」をもとに考える】
橋下府知事率いる維新の会は、大阪府教育基本条例案を府議会に提出しました。
今回の条例案は専門家(教育研究者)が入ることなく、拙速に出てきました。
「教育」の失敗は、お金だけではすみません。
今まで「大阪の教育が大切にしてきたもの」が根こそぎ壊されてしまいます。
子どもの貧困がますます広がります。
派手なコトバが飛び交う「空中戦」でなく、「事実」をもとに、「地上戦」で考えたい。
「教師は自分の保身のために反対しているんだろ。民意は皆この条例に賛成している」
という条例提案者の声は、果たして本当なんだろうか。
保護者や卒業生、教育研究の専門家の方たちなど多岐にわたる方々と、事実=当事者の声や教育専門家の研究成果をもとに、大阪の教育の明日を問いたいと思います。
●シンポジスト
○藤田城光(保護者・大阪府立高等学校PTA協議会会長)
府立高校のPTA協議会会長として、深く学校に関わってこられている藤田さんにとって、この条例案はどう映るのだろう? 現行のいいことよくないことも含めて、親からみる「公立学校の役割」について語っていただきます。
○羽田好貢(公立高校卒業生・現 電設会社経営)
高校在学時代、停学6回!「卒業」を勝ち取れたのは、「本人以上にまわりの友人や先生たちが、あきらめず見捨てなかったから」。いま、会社社長として若い従業員たちを育てる立場の羽田さんが、「フツーの高校で学んだこと」を語ってくださいます。
○山下晃一(教育行政学。神戸大学大学院准教授)
今回の「条例」と同様の法律(NCLB法=落ちこぼれゼロ法)がすでにアメリカで施行されていた。そこで報告されている数々の「失敗」「弊害」は、さながら「近未来の大阪」の姿なのか。気鋭の研究者に、「映し鏡」としての外国の状況を語っていただきます。
○杉田義郎(精神科医。大阪大学保健センター教授)
国際競争に「勝てる」エリート育成を主張する条例案。しかし、いまでさえ、「エリート」と呼ばれる学生たちは追い詰められ、乗り越えられないのは弱いから、と自分を責めています。さらに競争を強いると……。学生たちの衝撃的な姿を語っていただきます。
ほか、大阪の「オカン」、教師をめざす学生さんらの発言など予定しています。
●司会 小野田正利(教育制度学。大阪大学大学院教授)
「保護者からのイチャモン」を研究してこられた小野田先生は、今回の条例を「社会全体に渦巻く不満や不安を背景に、学校への八つ当たり的批判を基にした、無茶な改革を進めているようにしか思われない」と喝破されます。
●日時 10月30日(日) 18:00~20:30
●場所 大阪大学中之島センター7Fセミナー室
(京阪・中之島(歩5)、淀屋橋(歩16)、環状線・阪神 福島、新福島(歩9~12))
大阪市北区中之島4-3-53 TEL 06-6444-2100
● 資料・会場代 500円
主催:大阪の教育の明日を考える会
事務局 TEL:090-7344-9254 taikanokaisin@kd6.so-net.ne.jp