こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

安心して暮らせる大阪に

2011-10-05 07:43:11 | 大阪府政問題


10月4日、昨夜は難波府立体育館で「府民大集合」。秋の府知事・大阪市長選のダブル選挙に向け、日本共産党も参加する「明るい民主大阪府政をつくる会」「大阪市をよくする会」の共催。広い会場が、2階席までいっぱいの人、人・・・。

ラジオ派遣村村長こと清水ただし日本共産党府委員会副委員長が司会をする「候補者ぶっちゃけトーク」で、梅田章二府知事候補、わたし孝一市長候補が登壇。会場は何度も、爆笑の渦に包まれながら、ふたりの候補者の熱い決意が伝わります。

梅田さんは「旧WTCビルに議会の意見も無視して移転を強行、憲法を蹂躙して思想・信条までふみにじる、維新の会の教育基本条例、職員基本条例は絶対に許せない」と、満身の怒りをこめて告発。「3回目の立候補」の本気さに聴いているほうも熱くなります。

連帯のあいさつをされた福井県の住職、中嶋さんは「原発のない小浜」から。「1970年代、市長も、市議会の多数も原発推進派。住民の力で、小浜に原発を作らせなかった。そのとき大阪を初めとして、革新自治体の高揚が小浜の闘いを励ました」
どんな大きな石でも、それを押しのけるのは住民の力。
勇気がわく集会でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「一本の茎の上に」

2011-10-04 14:09:09 | 読書


「読みたいから」というより「読まなければならない」必要に迫られて活字をおいかけ、追いつけないでいることが多い。

そのせいか、ひとつの議会が終わるといつも、のどが渇いて水を飲むように、当面の必要性から離れたものを読みたいと思う。

そして手にした一冊。

「・・・五十歳を過ぎてから、隣の国のハングルを学び始め、いつのまにか十年の歳月が流れてしまった。」という筆者は「若いときならもっと手際よく学べたかもしれない・・・」という言う一方で、こんな素敵な言葉を残している。
「ただ、心の中ではひそかにこうも思う。若いときはまだ日本語の文脈がしっかりしていない。五十歳を過ぎれば日本語はほぼマスターしたと言っていいだろう。それからゆっくり《外国語への旅》に出かけても遅くはない。」

語学を学んで「ひとつの発見は、自分の頭のなかに、未知の休耕田があったということだった。耕し方次第で、沃野とまではいかないまでも、何かが実るたんぼがあったということである。」

私も筆者とほとんど同世代。

あまりぼんやりと日々を過ごすと、長く生きても「日本語の文脈もしっかりしない」まま終わるかもしれない。
けれども、あまりジタバタしてもかえって大切な出会いを見落とすかもしれない。
自分の中の「休耕田」を探したくなる。


著者;茨木のり子
装画・カット;高瀬省三
発行;筑摩書房


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国・大阪府にモノ申す・・・4本の意見書採択

2011-10-04 07:13:17 | 市政&議会報告
9月30日、第3回定例会最終日、4本の意見書が採択されました

日本共産党が案文を提出した3本を含め、議会の会派、議会外の団体等、全部で10本の「意見書採択の要請」について、議会運営委員会のメンバーが全員集まって、喧々諤々の議論の末、一致、本会議に提案し全会一致採択となったものです。

「大阪府に学校安全対策交付金の復活を求める意見書」
校門に安全・見守りの人を配置するために大阪府が配置してきた交付金が2010年度で廃止。泉大津の小学校では今年度当初から、朝の2時間だけに短縮。10月から、これまた今年度が最終年度の国の緊急雇用対策交付金の活用で、夕方3時間の配置ができるようになった。「子どもたちの笑顔を第一にという知事の公約にも通じる」として府に復活を求める。日本共産党が提案。

「妊婦健康診査への国の財政支援継続を求める意見書」
妊婦健診への公費助成は、ずっと「一回だけ」だったが、健診を受けずに出産の日を向かえ、母子ともに危険な状態になる不幸をなくせ、と国がリードして公費助成を拡充。泉大津でも14回になり、受診率も大きく向上している様子が決算委員会でも明らかになった。
国の財政支援は2010年度までだったのが、一年延期されている。しかし、来年度以降は未定。「健康な出産のために」と言った国の責任を、引き続き果たすことを求める。これも日本共産党の提案。

「拡大生産者責任及びデポジット制度法制化を求める意見書」
「拡大生産者責任」とは、「生産者が、生産過程でゴミとなりにくいような製品を作り、使用済み製品の回収・資源化まで責任をもつ」こと。処理・リサイクル費用が、製品価格に転嫁されるが、「ゴミ収集有料化」や「大量リサイクル」は「出口対策」で、ゴミ問題の根本的な解決にならない。「拡大生産者責任」は「入り口対策」。
デポジット制度も、容器代を当初は製品価格に含め、消費者がカン・ビンなどの容器を小売店に返すと、還元される「入り口対策」。
以前に、日本共産党が提案したときは「商品価格が高くなる」などの、理由で一致できなかった。そこは「売れる値段」にすることための企業努力の発揮が期待される・・・ということで採択に。意見書採択の要請は、ゴミの減量・リサイクルで頑張っている福岡県の市長・町長さん連名で。

「大阪府民の医療を守る」意見書
「財政構造改革プラン」を口実に、救急医療から撤退、補助金を削減する大阪府に対し、「第3次救急医療に責任を持つこと」などを求める。「泉州の地域医療を守る会」からの要請。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市政報告懇談会ご案内

2011-10-03 22:59:40 | 市政&議会報告
10月6日(木)7時~9時
東助松長寿園(さつき通り商店街西へ入る)

9月13日から30日まで開かれた第3回定例会で、上下水道料金引き上げが多数で可決。
2010年度決算認定には、日本共産党は【一般会計及び特別会計】には反対、水道、病院事業会計には賛成しました。他会派の議員は全て賛成で、認定されました。

市立病院の経営状況が大きな議論になりました。

ふりかえって、あらためて「自治体の役割」の、そもそもについて考えています。

みなさんの率直なご意見もお聞かせください。
ご参加をお待ちしています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空から見た我まち泉大津

2011-10-03 15:36:27 | 市政&議会報告


「上空からの防災視察」ということで、大阪市消防局の防災救助用のヘリコプターに乗って、空から市内を一望しました。

泉大津市消防長より市議会議長宛に案内があり、議員の希望者の参加ということでしたが、日本共産党市会議員団は、せっかくの機会なのでと、全員参加。

八尾から泉大津のフェニックスまで5分と聞いて、びっくりでした。
約15分で、泉大津から和泉、岸和田、貝塚、・・・あっというまの約15分間。約300メートルの上空から、街の姿を見てきました。

今回の視察は3・11の東日本大震災の経験をふまえ、「東南海・南海地震による津波被害が危惧されていることから管内情勢の把握」を目的としたもの。

私は6月、9月議会の一般質問で、「防災問題」を続けて取り上げました。
6月は、「泉大津地域防災計画」を読み直して、特に問題だと感じたこと。
9月は、7月の岩手県陸前高田市への訪問から、緊急に取り組むべきだと考えたこと。

今の、「津波ハザードマップ」では、津波浸水地域は主に、南海本線より西側となっていますが、果たしてそれでいいのか。東北3件の沿岸部では「まさかここまではこないだろう」と思っていたところで被害にあい、また悲惨なのは指定避難所が、避難所もろとも流されたところもあったこと。

特に川を遡上、逆流する津波が街を根こそぎ飲み込んで行きました。
陸前高田市で、最も深いところでは、海岸から7キロメートルの山際まで浸水したという話を聞いてきました。

6月議会では、民間の施設も含め「津波避難ビルの指定」を求めました。「耐震基準を備えたビルの選定をしている」との答弁でした。
9月議会では、「川に挟まれ、高台のない泉大津。隣接する和泉市との連携・協議は?」と尋ねました。

空から見た泉大津は。まさに平ら。(わざわざヘリに乗らなくても、そのくらいわかるだろうって言われそう・・・でも、実感でした)




手前が大津川、右手に泉大津駅前のアルザ・タワーが見えます。
忠岡方面からの帰りです。

「やっぱり避難ビルの指定を急がないと・・・」と実感した空からの視察でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キンモクセイの香りたつ朝

2011-10-02 08:59:32 | 季節・花
藤田スミさんが初めて衆議員の議席に挑戦した時でした。

当時の大阪5区は堺から岬町まで。
20代の終わり、私は宣伝カーのアナウンサーでした。

ある南の街角で、スミさんの演説を聞きながら、キンモクセイの甘い香りに包まれ・・・。
深夜に帰宅、翌朝、住んでいた団地の窓を開けると、そこはキンモクセイの並木

こんなに近くにいるのに、こんなに香りたかく咲いているのに、
私はその小さな黄色い花が咲くのにも、散るのにも眼もくれずにその下を朝夕、駆けぬけていたことに気づきました

それから、まもなく私は母となり、子どもの小さな歩幅にあわせてゆっくりと歩き、しゃがんで子どもの目の高さで草を見て、花を見て、空の雲をみあげて

さわやかな季節はほんのひと時。
きょうも、ゆっくりと大きく息を吸って歩きます。

疲れたなぁと思ったら、深呼吸がいいですね




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

被災地の医療を守れ・・・市田質問(参院予算委員会)

2011-10-01 23:37:20 | 日本共産党
秋です。

空も、風も

議会が終わったあとの開放感(本当はそんな気楽なことを言ってる場合じゃないんですが。市民の皆さんの暮らし、解決されない諸問題、等々思うと・・・すいません)と、かなりの期間の寝不足の後遺症で、きょうはボーっと過ごしました。

とは言っても、毎月1日の消費税なくす会の定例宣伝の参加、議会中でお訪ねするのが遅くなっていた相談者のお宅への訪問・・・など、動き回っていましたが。

9月29日、参議院予算委員会の市田質問を、党中央委員会のHP、動画でみました。

う~ん、さすが・・・ボーっとした頭が少しだけ、回復しか気がします。

陸前高田で見た病院の惨状、入院中に被災した家族の話・・・思いおこします。

「被災した全ての医療機関に国が責任を持って応援する」・・この基本を、首相にきちっと答えさせ、質問の土俵をつくる。その土俵の上で、厚労大臣に、医療費減免の延長、全壊した医療機関復旧への国の支援、等々ひとつひとつ詰めていく。答弁を誘導していく感じです。

現地を見て、被災者の気持ち、そこで踏ん張る医療機関の人々の気持ちに寄り添うからこういう質問ができるんだと思います。それにひきかえ、大臣の答弁、「誘導」されて答弁したことを官僚の顔色みて覆す。まさに醜態。

きょう一番したかった、議会の質問で使った資料の整理は、何にも手がつかず、PCの周囲全体が書類の山です。
明日こそ、この山をなんとかしなければ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする