じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

36匹・・・うひゃぁ~!!!

2014-09-17 13:57:38 | 日記的雑談
カブト虫さんの引っ越しをした・・・いや、危うい所であったも知れず、あの子らには不憫な思いをさせていたと少し気持ちが痛かった。

オス1匹にメス2匹で飼っていたカブト虫さん達は8月の20日過ぎには逝っちまっていたと記憶するが、交尾をしていたのは何度も覗き見したので卵を産むのは間違い無いと信じていた。

で、確かに、白い卵が幾つか生まれているのは見ていたし、その後少し掘ってみたら小さな芋虫が蠢くのが確認出来たので産卵から孵化は上手く行った事を知っていた。
そして、親虫を飼っていた飼育箱では狭かろうと思い、腐葉土を20リットル入れた衣装箱に移していた。

さて、カンボジアから帰って来て飼育箱を見ると、スイカの種のような幼虫の糞が表面に見られたので、そろそろ腐葉土の入れ替え時であるなと思いアマゾンから30リットルの腐葉土を買い求め、本日入れ替えてみた次第です。

手持ちの10リットルと合わせて40リットル・・・水分を含ませた腐葉土は重さが30キロ近くになるので華奢なケースでは保たないのも困りもんであります。


来年の夏にカブト虫になる芋虫


芋虫の糞を集めてみたの図


幼虫カブト虫さんの冬の住まい

地球には70億人の人が住んでいるんだそうな。
で、日本には1億2729万8千人の人が住んで居るとwikiでは宣っている訳ですが、果たして、カブト虫の幼虫と言う芋虫に興味のある人は何人居るのでありましょうか?

多分それは、私がまた恋に落ちるかも知れない女性の数と同じ位か、それより少し多い位では無いかと思う訳です・・・ああ、面倒臭い上に意味不明な比喩でゴメンなさいね・・・いや、ホントに。

ところで、日本の人口と言うんで検索を掛けて愕然とした訳なんですが、人口が急速に減っているんですってね。
成る程なぁ~・・・焦って消費税を上げたい気持ちも分かりますけどね・・・まっ、その話しはまた今度。

さて、恐らく大多数の人には何の興味も無いカブト虫の引っ越しでありますが、これがまた厄介と言いますか、面倒臭いと言いますか・・・まっ、無職でなければやってられない話しで有ります。

で、アマゾンで買い求めたカブト虫用の腐葉土なんですけれども、10リットルで300円と格安な訳であります。
いや、ホーマックの奴は10リットル、夏が終わって特価になっても698円ですからね・・・魅力的であります。

しかし、本日、土の入れ替え作業などしている時に私の明晰な頭脳がピコーンと閃いちまいました。

私は300円の腐葉土を3袋買った訳ですが、運賃に800円掛かったんで1700円だった訳であります。
そこで損得勘定ランプが点滅した訳ですが・・・698円が3袋=2094円・・・394円の差かぁ~微妙だったな、と。

と、申しますのは、698円の高級品は、流石に吟味された物であったようで、粒子が細かいと言いますか、水にぶち込んでも普通の土のように融けない訳でして、完全に腐葉土・・・腐った葉っぱなんですね・・・分かりますか? 

で、御徳用の300円のは、確かに腐葉土なんですけれども、どっちかと言うとカブト虫専用と言うよりは、園芸用の腐葉土に近い物でして、木屑やら目立つ大きさの物が相当入っている訳であります・・・その点ではクワガタ向きか?

まっ、軽く振るいに掛けてみたりしたんですが、ちゃんとした道具も無く量が多くて途中で止めちまいました。

と、言う事で、今までとても柔らかくて美味しい腐葉土しか食べていない坊ちゃん育ちの我が家の芋虫達はオガクズ入の粗食に耐えられるのだろうか? と、言う疑問も生まれたりして・・・やっぱし、高い物には理由が有り、また逆に、安い物にも理由はあるのだなと言う事を、来年還暦と言う歳になってしった訳であります。

まっ、買っちまった物は仕方が無いし、緊急を要する事態なので喰うか喰わないかは後は芋虫の判断に任せ入れ替えを敢行した訳であります。

当初は同じ箱で入れ替える予定でありましたが、一旦箱をぶち撒けてみて驚きであります。
なんとぉ~・・・芋虫達は大小取り混ぜて36匹も居た訳であります。

いや、36匹と言うと40リットルの腐葉土でも手狭かも知れないと思うんでありますが、しかし、私も夏からこっちカブト虫係りとして全面的に面倒を見て来た手前、どの子も可愛い訳で、間引くなんてトンでも無い事であります。

と、言う事で、我が家にはこれ以上大きな衣装コンテナは無い訳でして、まっ、貧乏な親を持った事を怨んでくれろ、と、全部移し替えた訳であります。

で、掘ってみて驚いたんですけれども、一番大きな芋虫は既に6センチくらいは有るかなと言う大きさなんですが、一番チビ助だと未だ4センチ程と、相当な開きが有る訳です。

まっ、食い気の違いなのかとも思いますが、恐らく生まれた時が遅くて、最後の♀が亡くなった頃・・・8月の20日頃に生まれた卵なんじゃないかと思う訳であります。

さて、未だ九月の半ばでしょぉ~・・・もう一回腐葉土を入れ替えないとダメですかねぇ?

まっ、一丁前にアレコレ講釈を垂れましたが、私は人工飼育なんて面倒な事は初めてなんであります。

来年、これらが育ってボンボコと成虫が出たら山から腐葉土を採って来てカブト虫ハウスを庭に建ててもっと繁殖させて・・・カブト虫の唐揚げを販売してみたいナンテ事を思ったりして・・・嘘に決まってるベェ。



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野良写真 (枯)

2014-09-17 09:55:54 | 写真
デジタルカメラって言うのは恐ろしいもんだ・・・魔物だなっ!!!
どこが魔物かと言うと、機械のくせに意図も容易く人心を惑わす。
で、デジカメに人心を惑わされた人間は、無闇矢鱈とシャッターを切り、意味も無い無用な写真を撮り続ける。
否・・・それは写真のようでも写真では無く、魔物が撮らせた幻の世界だ。

幻の世界が写るデジカメ・・・そう、カメラに写った世界は現存しない。
デジカメの、悪魔の所業である補整と言うのが目一杯利いてそれは出来上がる。
さながら、シャプ中、ポン中が薬に酔っているかの如く現実とは乖離している。



無機質な金網に枯れ葉 無常であります


そうか 白髪になったか


これは説明写真でして感性とは無縁の物です


風と戯る 詫びと寂び


堕ちて 終わる


終わって 落ちた


渇いた 紅


艶やかな 紅


無言の枯れ葉


無意味な屁理屈を宣いつつ、そんな魔法のデジカメを手にしてさえも思ったような写真が撮れない事に落胆する日々・・・しかし、それで良いのだ。

写真なんてモノは・・・否、この手のモノは須らく、自己満足の世界で良いのだ。

良い写真と上手い写真は違う・・・しかし、大半のシロートの写真は、良く無い写真の上に下手である。

いや、それを言っちゃぁお終いでしょ、と、葛飾柴又の寅さんは言うが、しかし、撮った物以外写らない写真には始めから大前提があって、撮っても仕方の無いものはどう撮っても仕方が無いと言う事だ・・・ここが肝なのだが、この、撮って良い物を見極める目が感性と言う物で、これは磨いて育つかと言うとそんな生易しいモノでは無く、ほとんどが育った環境で決まっちまうものなのだ。

上がりかまちの先に障子の破れた6畳一間で育ったような私には感性などと言う、生存競争の邪魔になる代物は芽吹きさえしなかった。

しかし、良い時代に生まれ、義務教育は無償で施され、読み書き算盤を一通り仕込まれると、自分に無い物に憧れるのが人の性なのか、自分は写真にそれを求めた。

いや、絵画はデッサンで挫折し、音楽は盆踊りのリズムが身に染み込んでいてダメだった。

そんな時に写真と出会っちまった。
フィルムが入っていてシャッターを押せば、出来はどうであれ物は写るのだから感動的だった。
そして、勘違いが生まれた・・・ああ、俺は写真に向いているのだ、と。

時は移りカメラの中からフィルムが消え、代わりに魔物が住み着いた。
デジカメと言われる魔法のカメラが出回り、始めは抗っていた自分もデジカメの魔性にやられた。

しかし、フィネム時代の写真の方が技巧的には下手なのだが、写っている被写体に対する熱と言うか念と言うか、そんな物が写っていて、写真としては良い物であったように思う。

まぁ、単なる思い込みでしかないのかも知れないが、3空時間の散歩で36枚取りフィルム10本分以上を撮り、要らない物は消すと言う乱暴な事をしていては気持ちの入った写真など撮れるはずも無いのだが。

補足・・・上から三番目のお写真は「ムカゴ」を撮った訳であります。
これの蔓を辿れば自然薯があるのです・・・が、残念な事に発見場所は他所様の家の土手でありまして勝手に掘る事は出来ませぬ。
まっ、こんだけのムカゴがぶら下がっているのを百姓のオヤジが見逃すはずも無く、何れ掘られるんでありましょうが・・・いや、大物ですぜ、きっと。

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