国立競技場の事

安保の法案を先に片付けたかったのは間違いないと思うんだが、七月の早い段階で見直しが可能かを模索し始めていたのなら安倍チャンは、その筋が有る事は言うべきだったかもしれない。
世論の流れがあまりにも高杉晋作に流れたので泡を食って白紙撤回という線も拭い去れない。

最上級にアベッチを擁護してみれば・・・それぞれの所管の大臣や、モリ元がやっている事にギリギリまで口は挟まなかったと見るのは甘い？かな？

しかし、モリ元の言う話を読めば、彼は彼で結構正論を宣っている・・・やっぱし、文科省という、大金を扱った事の無い部署が仕切っていた事が一番の肝であったのかもしれない。

で、こんなに揉める以前・・・推定で2500億程度、と、出た時に、あのザハ・ハディド氏のプレゼンを採用して完成しなかった建築は多い・・・日本なら成功させるのか？と、宣った記事を読んだのだが、いやはや、やっぱし建たなかったか、と、鋭い洞察に驚きです。

で、新国立競技場と言う建物に関しての揉め事なんですけれども、オリムピックの会場という事だけが浮き出しちまって、これも巷の話をややこしくしていると、私何ぞは思う訳です。

新国立競技場、は、東京オリムピックが終わった後の稼働で得る上がりで維持して行かなくてはならない施設だと聞いている訳です。

その為には、他のスポーツは当然として、コンサートなどのイベントをこなせないと収益は望めないんだそうであります。
そう言う事を総合的に考えると・・・屋根が無くちゃ話にならないのは明白・・・東京オリムピックに取り敢えず間に合わせ、その後追い金を出して再整備しないと、という事だと、ンじゃぁ、格好が整うまで日本とはなんぼ掛かるのよ？と言う事になると思う訳です・・・と、言う事は、造れば、更なる地獄への道を落ちる事になる・・・一説には100億の違約金と言われる訳で、それは痛いけれども、後でどんだけ費用がかさむか分からない魑魅魍魎は此所で切り捨てようと言うのは、肝が太く無いと出来ないと、私はアベッチをまた見直したんですけれども・・・まっ、増税の時には死ぬ程罵詈雑言を吐くと思いますが、今は認めています。

英団体「日本はロンドンの失敗から学んだ」　ハディド氏デザインの五輪施設は「工費３倍」

いや、また御用新聞の産経ですか？と言われるとアレなんですが、しかし、他の新聞ではこう言うのは流さないんですもの・・・なんでですかね？
と、まぁ、発言している英市民団体「納税者連合」のアンディ・シルベスター氏、がどんな存在なのかは、正直微妙ですけど。

まっ、国立競技場は、東京オリムピックが無くても立て替え必要で、そこにオリムピックが乗っている訳でして・・・違いますか？

でも、賛否って、面白いですよね・・・今は政治がとても良く機能していると私は見ています。

民主党の時、海外好きの私には円高の80円は多大な恩恵を頂きましたが、しかし、外交は停滞、日本の侵略は好き放題やられ・・・アレの無策な政治を見た後だと、今の自民党は、政治をしているように見えます。

荷造り？

明日は移動日・・・30リットルのザック一つの荷物なんですが、朝にバタバタすると何かしら忘れたりするので夜のうちに始末してしまいます。

さっき、ナニか自分の知らない良い手が有るかもしれないと思いフロントの娘っ子にマニラへの移動を相談したら、一番確実なのはタクシーだと宣いやがりました・・・2700ペソですと。
で、ワラ　ナ　コ　クワルタ（私お金無い）と、言ったら、次は有名なホテルのシャトルバスを宣いやがりました・・・700ペソですとぉ～。

私しゃマニラからのバス代は140ペソしか払っていない訳でして、700ペソとは法外な・・・ざけんなっ!!!と、思いましたが、笑顔で、取り敢えずアリガト、と、言って、やっぱしローカルバスだな、と。

この街は狂ってますね・・・アジアの観光地の標準をきっちりと踏襲しています。

コレが不思議なんですよねぇ・・・国が違って、芽が出たばかりの頃は国際標準価格なんて情報が無いもんですからとても安い訳です。
しかし、少し有名になるとあっという間に国際標準歓楽街価格に近づいちまうんですね。

で、狂っているという根拠は・・・自分らのインカムは大して変わっていなくて、資本を持たない労働力提供のみの民は50ペソ100ペソに汲々としているのに、旅行者の懐の1000ペソ2000ペソを端金と宣う訳です。

これ、アジアしか知らないんですけど、どこでも一緒です。
で、値上がり分はそれぞれの資本提供者の元で吸い上げられる訳でして、労働者側に落ちてくるのは雀の涙・・・此所に憤る訳ですが、まっ、本音は、値上がりに驚き、糞高くなった事に憤っているだけでありますが。

貴方はラーメンキングを知っているか？


なんで日本だと忍者が出るんだ？


ラーメンキングとはガイドブックの著者らしい


中国人の麺を独自に発展させたと言っていた


味噌・醤油・塩、そして出汁、だと


このシーンではブルースが流れていた

いや、気まぐれにテレビを付けたらNHKワールドをやっていた訳です。
アレです・・・ケーブルテレビでもこれは別料金らしく入っていないホテルも有るとかナイトか。

で、まぁ、殆ど英語で、絵画の人向けにやっているのかと思うと、突然、パックンなんかが出て来て日本語放送に英語の字幕、ナンて事になったりしたんで面白くてみてた訳です。

で、漫画なんですが、ラーメンキングと言うのを見た訳なんですが、一人の外人のオッサンが日本のラーメンに取り憑かれ来日し、偶然にもラーメンキングに出会いナニするという話であります。
その、ナニする過程で、出汁と旨味、などの蘊蓄を伝授され、更なるラーメンの道を極めるべく、アレするというストーリーなんだと思う訳です・・・いや、全編英語でして、まっ、そう言う訳です。

いや、面白いですぜぇ・・・ラーメンはSoulだ、と、宣いまして、エンディングテーマは「ラーメンブルース」でありました。

なるほどねぇ・・・これかぁ？近頃やたらと白人どもが出汁だの旨味だのって、日本人でも奥深すぎる言葉を軽々しく口にするのは・・・ナンチャって。

二段になった!!!

いや、そろばんは七級で止めたし、お習字も七級だった・・・そう言う事で私は何を習っても長続きせず、人様に威張って「はいコレです」と言えるものは何も無いのであります。

二段になった？　と、言うのは、暫く運動らしい事もせず、食ってはベッドにひっくり返っていたら、腹が二段に成っていたという事でありまして・・・まっ、そう言う事であります。

それにしても、少ししか食べていないと思っても、それで脂身が増えているという事は、基礎代謝が無いと言う事なんで有りましょうね。

で、本日など久しぶりに雨が降っていない訳です・・・関東の梅雨明けに同調した訳でもないのでしょうが、日差しが有ります。
と、言っても、あの熱帯の青空ではないのですけれども・・・まっ、飯を食いに行くのに傘をささずに行けるだけ気分は楽です。

で、晴れたからといっても何もする事は無い訳でして、前代未聞のつまらない街に来ちまったと心の底から後悔しております。

いや、雨が無ければ次の目的地のバギオの方に行って、今流行の世界遺産の「棚田」のお写真など撮りたいと思っていた訳ですが、残念ながら時間切れになっちまいました。

明日はマニラに戻って午後の飛行機でセブに飛んで、一泊して、翌日はバスでネグロス島に行く事になっている訳です。

セブから先はアレです・・・昔はお客さんの送迎で何度も往復した道なので槍が降っても台風が来てもなんとかして辿り着ける道であります。

ああ、懐かしいなぁ・・・お客さんをピックアップしにセブの空港に行く時、既に時間迫っていて、マクタンブリッジの上で着陸態勢に入った飛行機が見えた訳です。
しかし、橋の上は大渋滞、泣いても騒いでもドーにもならない訳でして、諦めて、入国と通関で手間取る事を祈って空港に行った訳です。
で、飛行機の到着というのはドアを開けた時、と、聞いた記憶が有るんですけれども、その時刻を1時間も過ぎて約束の場所に着いたら人はごった返している訳で・・・ありゃぁ、相当待たせたかな？と、思ったんですけれども、しかし、二度目の人なんで多少事情は知っている筈・・・で、探したんですけれども居ない訳です。

さて、その後、待つ事約１時間・・・と、言う事は、約束の時刻からは二時間であります。
過去にどんなに遅くてもそこまで入国に手間取った人は居ないんで、ドーしちまったのかと本気で心配モードに入った所で、ポツンと一人ダイビング機材の入った大きなバッグをガラガラと引っ張って現れた訳です。
ナニしてたんですか？と、聞いたら、税関で引っかかってた、と。
何を持っていたんですか？と聞いたら、私やスタッフ得の土産の高い酒を数本、と。
いや、税関で荷物を見せろと言われる事自体がホントに稀なのにナンでまた、と、不思議だったんですけれども、奴らも鼻が利くんですかねぇ？
で、殆ど言葉がダメな人なんですけれども、ナンでも、通関にはべらぼうな税金がかかると言われ、支払うのか、没収される方を望むか？と、言う事になったらしい訳です。
で、土産を置いて来ちまったら大変なんで税金を払ったというんですけれども・・・両替前でペソを持っていなかったんで一万円置いて来た、と。

まっ、完全に謂われ無き嘘でして、そんなナンボ高い酒でも規制は量ですから、騙されたんですけれども。
慰めようも無いので黙っていましたけれどもね・・・頂いた酒は美味かったです。

いや、五年ぶりに行ったらすっかり様子が変わっていたナンて・・・たぶん、無いでしょう。
多少の変化はあっても基本的に変わりようが無いのがフィリピンであります・・・と、思いますが。。。


サンミゲールビール　ピルスン　美味いです


今日の昼飯　カツ丼と赤出し　ビール込み840円


とても年季の入った漫画本　脂ぎっていた

そんな事より、アレです・・・明日のマニラ行きのバスの方が気がかりであります。
来た時には二時間もかからずに来たのですが、それは、渋滞する道を外して一番端っこのターミナルからバスに乗って来たから、な訳ですが、マニラの空港に行くには渋滞で名高いエドサ通りを抜けて行くバスに乗らなくては行けないようなので、時間が読めません。
余裕を持って朝は早く出ようっと。

捨てられない写真

マニラの街で・・・


振り向かないでぇ～マニラのひと～


奥のピンクの建物は昔女子校・今共学


スペイン人のフィリップ（フィリピンの元）


マニラ大聖堂・・・たぶん


ステンドグラスが美しかったので


お祈りする人　記念写真取る人


顔がリンカーンで格好がお釈迦様

まっ、バテレンの宗教に造詣は深く無いし、かといって、この国では大切な宗教の場なので、どこの教会へ行っても手を合わせ一礼する事にしています・・・礼儀ですね。

で、不思議な事に、ブッデイストスタイルも認知されたのか、手を合わせて拝むと見ている人は満足げに、うむうむ、と頷いたりする訳です。

以前タイの寺院で日式で拝んだら珍しがられたので、般若心経を一節唸ってみせたらタイの坊主にならないかと勧誘された事が有りました。

と、言う事で、宗教というのは心・・・マインドでありまして、教義だの仕来りだの作法よりも、何かを敬う心なのでありますね。
そして、それがナンであれ、通じるのだと思う訳であります。

いや、ホントに載せたかった写真は一番はじめの一枚だけなんで有ります。
あの長い髪に程良い丈のスカート・・・そして、そこから垣間見える御御足・・・ああ、フィリピンよ、フィリピン、であります。

ふふふ、前から撮った写真も有るんだが、もったいないから出さないでおきます。

まっすぐに

あそこで　出会って

あそこで　逸れて

あの道　いきたかった

いっしょに　いきたかった